やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

やっぱり僕は『ごちうさ』に癒される

 『ごちうさ』というのは『ご注文はうさぎですか?』の略です。


 この辺の事情はちょくちょくブログやTwitterにも書いていますが……現在の我が家は両親ともに入院中でして、二人ともキレイサッパリ健康になって退院してくれるみたいな展開は無理そうで、今後ずっと大変な日々は続きそうだなという状況です。こんな大変な目に合っているんだから、これを元ネタにして漫画を描いてやるぜ!と思うくらいヘビーな生活が続いていますから……


 「ヘビーなアニメは観たくないなぁ……」「アニメを観ている時くらいは何も考えずに癒されたいなぁ……」と、今季の視聴ラインナップに『ご注文はうさぎですか?』を入れました。

 まぁ、これが癒される癒される。



 こんなことを書くと『ごちうさ』ファンに怒られそうですけど、私はこのアニメを特に面白いだとかみんなにもオススメだとか言う気はありません。「普通の日常系アニメだな……」くらいの温度です。作品のファンですらないのかも知れません。

 キャラ配置も既視感たっぷりで……

・ココア:いつも笑顔の天然ボケ。=唯
・チノ:↑の人に愛されまくりのツッコミ役。小さい。=梓
・リゼ:男っぽい喋り方にスタイル良くてカッコイイけど、可愛い服も着たい。=澪
・シャロ:↑の人に憧れている。一番普通のコっぽい。=純
・千夜:おっとりぽわぽわしているもう一人の天然ボケ。=ムギ



 あれ……何か、一人足りないような気もするんだけど……

 まぁ、それは置いといて。
 そんなワケで、観ていて「新鮮さ」とか「斬新さ」とかは特に感じないのですが。それが逆に「安心」とか「心地よさ」を生んでいて、一週間に一度『ごちうさ』が放送されるのが楽しみになっているのです。
 シリアスさもヘビーさも要らない、もっと言うと面白さとか何が起こるかワクワクドキドキとかですらなくても構わない、一週間頑張って生きていれば『ごちうさ』が放送されるんだというルーティンが私の持っている唯一の「楽しみな予定」になっているのです。



 いや、流石に自分で書いてて「それはどうかな……」と思ったんですけど(笑)。
 「面白い作品」って、アニメでも漫画でも映画でも小説でもゲームでもイイんですけど……「面白い作品」って「つらい」ところがあるじゃないですか。

 「面白さ」にも色んな種類がありますけど、その中の一つに「“つらさ”を乗り越えるカタルシス」というものがあって……「嫌な敵をやっつける」とか「滅びかけている世界を救う」とか「絶望的な状況でも希望を信じて進む」とか、それらはすごく面白いし爽快なんですけど。
 「カタルシス」にたどり着く前の「嫌な敵」とか「滅びかけている世界」とか「絶望的な状況」を描いている段階で、今の自分はつらくつらくて耐えられなくなってしまうのです。



 だから……
 こう言っちゃアレなんですけど……『ごちうさ』より面白いアニメはきっとたくさんあります。というか私だって今季『一週間フレンズ。』も『ハイキュー!!』も『キャプテン・アース』も観ていますからね。でも、『ごちうさ』のような「全くつらくないアニメ」が存在してくれていることで、私は癒しをもらえているんです。


 “悪意”が存在しないアニメを観たい時

 これは去年の夏アニメ『たまゆら もあぐれっしぶ』の頃の記事です。
 『けいおん!』だって「成長」だったり「別れ」だったりシリアスな要素はありました。『たまゆら』だって、お父さんのことだったり将来のことだったりシリアスな要素はありました。しかし、『ごちうさ』は(4話まで観た)今のところそういう要素は皆無なように観えます。でも、それが今の自分にはありがたい。

 「面白いかどうか」という価値観だけでは測れない、「今の自分にとって救いになってくれるかどうか」という価値観が娯楽にはあると思うのです。客観性なんかない、一般化もできない、自分にしか分からない自分だけの価値観が。


 そこを忘れては、「娯楽の価値」というものを見失ってしまうと思うのです。
 「面白いかどうか」でも「優れているかどうか」でもない、「自分にとってありがたいかどうか」。私が「俺が面白くないものは存在しなくてイイ」なんて意見に同意できないのは、そういう理由です。


ご注文はうさぎですか? 第1巻 (イベント優先販売申込券付き 初回限定版) [Blu-ray]ご注文はうさぎですか? 第1巻 (イベント優先販売申込券付き 初回限定版) [Blu-ray]

NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン 2014-06-20
売り上げランキング : 172

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

○ 余談
 『ごちうさ』は番組ラジオもやっていて、こちらは普通に面白いしオススメです(笑)。佐倉さんは誰と組んでも面白い番組にしてしまうラジオスキルを持っていますね。



 それはそうと、番組内で水瀬さんが佐倉さんのことを「お姉ちゃん」と呼ぶのに(これは作中でココアがチノに「お姉ちゃん」と呼んでと言っているからなのですが)、すごくキュンキュンしています。
 ということは、私が好きなのは「姉妹愛」とか「百合」とかではなく「お・ね・え・ちゃ・ん」という5音の並びなんじゃないかと思えてきました。確かに『未確認で進行形』で小紅が紅緒のことを「姉様」と呼ぶのにはそんなにときめきませんでしたし。この5音に一体どんな秘密がっ。

| アニメ雑記 | 17:52 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

『まどマギ』終了後の大フィーバー醒めやらぬ時期に、新房昭之監督が「"ゆるゆり"みたいに、仕事から疲れて帰ってきたあとに、何も考えずに笑って観られるアニメいいよね」みたいな発言をしていたのを思い出しました。

もちろん『まどマギ』が絶賛されたのは嬉しかったでしょうけど(私も大好きです)、アニメの魅力とか役割っていろいろあるよね、というか。

『蟲師』や『ピンポン』と、『ごちうさ』が同じ時期に放映されてるというのは、視聴者にとってありがたいことだなあ、と思っていたので、共感しました。

| TOP5レコーズ | 2014/05/10 03:10 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamanashirei.blog86.fc2.com/tb.php/1751-5fc993dd

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT