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アニメのインターネット配信を観るのなら、どのサイト?(2014年・秋)

※ インターネット配信サイト対応表の完全版は本家サイトの方に作ってあったのですが、本家サイトの閉鎖に伴い公開も終了しました

 夏アニメに続く第2弾の記事です。

 今では多くのアニメがインターネット配信で観られるのだけど、「ここのサイトなら全作品が観られる!」というワケではなく、「この作品はAとBとCのサイトで配信されているけど、こっちの作品はAとDで配信されていて、こっちの作品はBとCとEで配信されている――――」ってなカンジにそれぞれの作品によって配信されているサイトが違うものです。

 それはもちろん各サイトが頑張って配信する作品を確保しようとしたからこそなんですけど、ユーザーからすると「分かりづらい」ところはありますよね。なので、私は夏アニメの頃から「各作品がどのインターネット配信サイトで観られるのか」を表にまとめて公開することにしました。


 秋アニメ全作品のインターネット配信サイト対応表を作りました。

 どうもHTMLタグで表を挿入しても、このブログのテンプレだとレイアウトが崩れてしまうみたいなので……ブログには画像を貼り付けるだけにしました。


 対象とした動画配信サイトは、「ニコニコ動画」「バンダイチャンネル」「dアニメストア」「GyaO!」「楽天SHOWTIME」の5つのサイトです。
 ブログには横幅が収まらないのでカットしましたが、サイトの方では「備考」で各テレビ局の配信サイトのリンクを載せているものもあります。ただ、やってみてあんまり意味があるとは思えなかったんで、次回からはやめるかもです。


 それと……これも前回の記事でも書いたことなんですけど、これらのインターネット配信サイトは「慈善事業」で運営されているワケではありません。無料コンテンツを配信していたとしても、それが可能なのは有料会員や有料コンテンツがあるからです。
 ですが、前回の記事にすら「都会のヤツらは無料で観られるものが田舎ではお金を払わされる!こんなんじゃアニメ文化は衰退していく一方だ!」ってコメントがTwitterに付きました。

 企業努力によって多くの作品が「最新話無料」で観られるようになりましたし、そうでない作品もほとんどはバンダイチャンネルやdアニメストアなどの「月額会員は最新話無料or見放題」でカバー出来ます。それはあの表を見てもらえれば分かるでしょう。そうした色んな人達の努力を無視して、月額400円すら払いたくないからって「アニメ文化は衰退していく」とか上から目線で断罪していく人には「オマエが言うな!」と言っておきたいです。



 それでは、分類の説明から。

■ 最新話無料……有料会員になっていない人でも、期間限定で最新の回が観られるというものです。「期間」は作品によって違って、「1週間限定無料配信」の作品が多いですが、「2日間限定無料配信」や「2週間限定無料配信」などの作品もあります。

 ニコニコ動画やGyaO!はこの配信スタイルが多いです。
 ニコニコ生放送での配信も、無料で観られるものはこれに分類しました。


■ 有料会員は最新話無料……月額いくらの有料会員に登録してお金を払っている人のみ最新の回が観られるというものです。様々な「有料会員のサービス」の一つなので、有料会員のシステムがあるところでしかやっていない配信スタイルですね。

 バンダイチャンネルやdアニメストアにはこの方式も多いです。


■ 有料会員は見放題……↑の上位互換。
 月額いくらの有料会員に登録してお金を払っている人のみ、その時点で配信されている“その作品の全話”を見放題というサービスです。このサービスは元々「過去作品が見放題」というサービスから始まったんじゃないかと思うのですが、現在放送中のアニメでも見放題対象の作品が結構あるんですよね。

 バンダイチャンネルやdアニメストアが有名。
 楽天SHOWTIMEの「特選アニメパック(月額) 」も、これに加えました。


■ 有料……「1話あたりいくら」という形式で有料配信されているもの。
 買えば未来永劫観ることが可能なのではなく、購入から「何日間」という期限があります。感覚的にはレンタルビデオとかに近いですね。

 「最新話無料」の作品は、最新話以外は「有料」になることがほとんどですが……「最新話無料」や「見放題」ではない作品のみ「有料」に分類しました。


 「第1話無料配信」という作品もありますが、それは無視しています。
 「配信時期」や「視聴できる端末」「視聴できる画質」「月額会員の料金」などの差はあるんですけど、とりあえず表を作るにあたってはその辺は無視して、後述することにします。


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 秋開始アニメとしてカウントできたのは50作品。
 夏開始アニメは45作品だったので、やはり微増していますね。体感では、夏・冬よりも、春・秋の方が新番組が多いように思います。


◆ ニコニコ動画
 50作品中の37作品を配信で、カバー率74%です。
 タイムシフト予約不可で生放送のみ配信の『甘城ブリリアントパーク』はプレミアム会員でなければ追い出されてしまう可能性も高いので、実質的には「月額会員は最新話無料」だと思うのですが……それを引いても34作品が「最新話無料」の配信で、秋アニメ全体の68%が無料で観られるということになります。


 ニコニコ動画は恐らく日本で1位、2位を争う有名な動画サイトですね。
 ユーザーが動画をアップロード出来るだけでなく、視聴者が動画内にコメントを書き込めるのが特徴。アニメの公式配信も盛んで、「最新話無料」の作品数ならば今季もトップで、WEB最速配信の作品も多いです。「生放送のみ最新話無料」の作品も事前に(プレミアム会員なら後でも)タイムシフト予約をすれば、期間内の視聴が可能です。

 プレミアム会員は月額500円+消費税です。
 時間帯によっては、一般会員でアニメを観ようとすると画質は相当厳しいものがあると思います。プレミアム会員になれば「対象動画が高画質になる」「生放送から追い出されない」「終わった生放送も(期間内なら)タイムシフト視聴できる」などの特典がたくさんありますね。



◆ バンダイチャンネル
 50作品中の39作品を配信、カバー率78%でニコニコ動画を上回りました。
 内訳は、「最新話無料」が10作品、「有料会員は最新話無料」が9作品、「有料会員は見放題」が7作品、有料のみの配信が14作品。夏アニメの時とあまり比率は変わっていませんね。

 バンダイナムコ系列の配信サイトなので、バンダイビジュアル販売の作品や、サンライズ制作の作品などはこのサイトからの配信が強いですね。ただ、今季の『Gのレコンギスタ』が象徴するようにdアニメストアで配信されるものや、GyaOにコンテンツ提供されるものもありますが。


 誰でも無料で観られる「最新話無料」の作品もありますが……最大の特徴は月額1000円+消費税を払って観られる有料会員向けコンテンツ。有料会員だと、(11月20日現在)819作品が全話見放題で、先に述べたように放送中のアニメも9作品が「有料会員は最新話無料」、7作品が「有料会員は見放題」で観ることが可能です。

 現在自分はブログにレポート記事を書くためにバンダイチャンネルの有料会員になって「見放題」を観まくっているのですが、やはり豊富なラインナップで観ても観ても観尽くせないほど面白いアニメが見放題なのは嬉しいです。月額費が他のサイトより高めなのが若干のネックではありますが、上手く活用すれば快適なアニメ視聴ライフが送れそうです。


◆ dアニメストア
 50作品中の31作品を配信、カバー率62%です。
 「有料会員は最新話無料」が11作品、「有料会員は見放題」が20作品!夏アニメの時は前者が13作品、後者が12作品だったので……見放題対象作品がドカッと増えましたね!

 dアニメストアはNTTドコモと角川によるインターネット配信サイトで、名前からして「ドコモユーザーしか使えないの?」「スマホでしか観られないの?」と誤解している人もいるかもですが、docomo IDを取得すればドコモユーザー以外でも利用出来るし、PCからの視聴も可能です。

 作品ごとの個別の有料配信は行っておらず、基本的には月額400円+消費税の有料会員にアニメを「見放題」で提供するサイトです。ただし、現在放送中のアニメに関しては「最新話だけ観られる」って作品が11作品ってことですね。
 「第1話無料配信」されているものもありますが、基本的には無料で楽しめるサイトではなく、有料会員向けのサイトですね。ただ、有料会員になっていれば配信作品の全部が「見放題」というのは分かりやすくてイイと個人的には思います。月額費も安いですし。

 また、今季はラインナップも超豪華。
 5つのサイトでは「最新話無料」がない『Gのレコンギスタ』をバンダイチャンネルより1週間早く配信、ノイタミナの『PSYCHO-PASS 2』『四月は君の嘘』は「有料会員は見放題」、ニコニコ動画でもタイムシフト不可の生放送でしか配信していない『甘城ブリリアントパーク』も「有料会員は最新話無料」―――今季一番存在感があるのは、dアニメストアで間違いないでしょうね。

 自分が猛プッシュしている『SHIROBAKO』も「有料会員は見放題」ですよ!
 こちらの有料会員も、来年2月辺りになってみてレポート記事を書く予定です。


◆ GyaO!
 50作品中の40作品を配信、カバー率80%で今季のトップです。
 「最新話無料」が28作品、「有料」が12作品です。

 GyaO!には有料会員のシステムがありません。
 会員登録などをしなくても、誰でも気軽に楽しめる「最新話無料」配信のコンテンツが多いのが特徴です。無料期間が終わってしまった話や、最初から「有料」配信の作品などをGyaOストアで販売していることや、CMも入ったりすることで収益を上げているのかな。

 ニコニコ動画、バンダイチャンネル、dアニメストアに比べると……あまり話題になることがないサイトで、存在は地味かも知れません。ですが、「有料会員」のシステムがないので気軽に一見さんでも高画質で楽しめるサイトとも言えて、自分は結構利用させてもらっています。
 「最新話無料」の数はニコニコ動画よりも少なく、配信が遅めの作品も多いのですが……『まじっく快斗1412』のようにここでだけ「最新話無料」の作品もあります。


◆ 楽天SHOWTIME
 50作品中の37作品を配信、カバー率74%です。
 「最新話無料」が14作品、「有料会員は見放題」が1作品、「有料」が22作品です。夏アニメに比べるとカバー率は上がりましたが、「最新話無料」が減って「有料」が増えました。

 「この作品が最新話無料で観られるのは楽天SHOWTIMEだけ!」という作品が、今季は『棺姫のチャイカ』だけですし。月額500円+消費税の特選アニメパック対象作品も今季では『うぇいくあっぷがーるZOO!』だけ……と、どうしても話題性に欠けるというか、地味な存在。まぁ、特選アニメパックは放送中のアニメよりも過去作品のラインナップを充実するべきだとは思いますが。

 ただ、今回改めて同じ作品を「ニコニコ動画」「バンダイチャンネル」「GyaO」「楽天SHOWTIME」の4サイトで再生してみて同じシーンの画質を見比べてみたところ、やはり楽天SHOWTIMEが一番画質がイイように思えました。主観的なものですし、回線の問題や時間帯の問題もあるので、みんながそうだと言えるワケじゃないんですけどね。

 前季も書きましたが、サービス内容は素晴らしいのでラインナップの独自性さえあればなーというところです。




 ということで、5つのサイトを見てきました。
 5つのサイトそれぞれに特徴があって、「どれか一つあれば十分」ということではなくて観たい作品や利用したいサービスを考えて、それぞれのサイトを併用していってもらうのが一番だ―――というのは大前提なんですが。
 今季はやっぱり特に「dアニメストアすげえなぁ」という印象が強かったです。ネットでのアニメ視聴を語るには、もうdアニメストア抜きでは語れないな―――というくらいに。

 自分はまだdアニメストアを使ったことがないのですが、冬アニメが放送している2月くらいに有料会員になって「見放題」を利用する予定なので……冬アニメのネット配信対応表の記事を書く際には、使い勝手の比較が出来ればイイなと思っています。
 ということで、冬アニメもネット配信対応表は作る予定です。“その時点で発表されている情報”をまとめて、本家サイトの方を細かく更新していくつもりです。手間なのは手間ですし、ぶっちゃけあまり利用している人もいないみたいなんですけど……ああいう表を作ることで「アニメを楽しんでくれる人」が一人でも増えればイイなと思って、とりあえず次もやります。


 また、秋アニメのネット配信対応表を作る際にもWEB拍手で素早く情報を提供してくださった人がいて、随分と助けられました。ありがとうございます。おかげで途中で投げ出さずに走りきれました。お礼は何も出来ませんけど、感謝の言葉で替えさせていただきます。



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