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初心者のための“アニメ見放題”講座(dアニメストア編)

 12月にバンダイチャンネルの記事は書いたので、今回はdアニメストア編です。

 毎季何十本と作られている日本のアニメの多くは、インターネット配信でも(合法的に)観ることが出来ると、このブログでも幾度となく紹介してきました。
 しかし、最新のアニメは「最新話一週間無料」などで観ることも出来る作品が多いのに対して、過去に作られた膨大な量のアニメを観るのは同じようにはいきません。たまーに、ニコニコ動画やGyaO!などで「この作品を期間限定で全話一挙無料配信!」みたいなことが行われることもありますが、自分の観たい作品がそうやって配信されるとは限りません。


 自分の観たい過去のアニメをインターネット配信で観るには、基本的にはお金を払って観ることになります。そりゃそうです。アニメを作るのにはとてつもないお金がかかるのですから、いつでも無料で観られたら業界は終わってしまうのですよ。

 一つには、「各話個別課金」という形があります。例えば、「1話216円で2日間観られる」みたいな形式が一般的で、これは色んなサイトで行われていますね。昔の劇場版アニメなんかを観る際にはレンタルビデオ感覚で私もよく使いますが、テレビアニメを全話観ると結構な出費になります。

 そして、もう一つが今日紹介する「サイトの有料会員になると対象作品が全話見放題になる」という方法です。アニメだと12月に紹介したバンダイチャンネル、今回紹介するdアニメストアが大規模で有名ですが、小規模で行っているサイトはもっと他にもたくさんありますし。アニメ以外だと、Huluとかdビデオとかが有名ですかね。Netflixが日本でも始まるって話も最近ニュースになっていました。


 この記事は「アニメ」についての話題なので、「バンダイチャンネル」と「dアニメストア」が二大巨頭と言って過言ではないでしょう。なので、12月に書いた「バンダイチャンネル」の記事のテンプレに沿って書くことで、二つのサイトを対比していこうかなと思います。

 誰だ!「新しく構成を考えなくてイイから楽ですよね」とか言うのは!
 それくらい楽させろや!!


 長くなる記事だと予想されますし、読む人によって「何が知りたいのか」が違うと思うので、以下のパートに分けて書きます。知りたいところを読んでくだされば幸いです。

・そもそも「見放題」って何?
・他の方法と比べて、「見放題」の長所はどこ?
・どうやってお金を払うの?
・dアニメストアの「見放題」が観られる機械は?
・dアニメストアの「見放題」ではどんな作品が観られるの?



◇ そもそも「見放題」って何?
 月額課金をしている有料会員は、課金している月は対象作品をどれだけ観ても構わない―――というサービスです。誰でも「見放題」ということではなく、有料会員のみ「見放題」ということですね。

 さっき紹介したサイト達で言うと……バンダイチャンネルは月額1000円+消費税dアニメストアは月額400円+消費税Huluは月額933円+消費税dビデオは月額500円+消費税、Netflixはまだ発表されていません。
※ 2015年4月6日時点での価格です。


 「1ヶ月でそれだけかかるのなら、1年間会員を続けると結構な出費になっちゃうなー」と思われるかも知れませんが、使う時だけ会員になって使わない時は退会をしてしまえばイイんです。
 自分は今回dアニメストアの月額会員になってサービスを試してみましたが……dアニメストアは「初回31日間無料」というキャンペーンをやっているので、その無料キャンペーン分+1ヶ月間の会員=62日間だけ月額会員になって、この62日間で死ぬほどアニメを観ることにしました。具体的に言うと、1月29日の午前0時になってから会員になって、3月31日の22時に解約しました。かかったお金は432円だけです。


 もちろん会社としてはずっと「月額会員」でいて欲しいのでしょうし、私もまた時間が出来たら「月額会員」に戻ろうとは思っていますけど……この手のサービスは「とりあえず1ヶ月だけでも利用してみよう」「とりあえず3ヶ月だけでも利用してみよう」と期限を決めて利用し始める方が、心理的なハードルは下がると思うんです。

 特にdアニメストアが「初回31日間無料」というキャンペーンをやっているのは「試しに使ってみてよ」ということだと思います。
 私は無料期間内で退会するのが心苦しかったので2ヶ月利用しましたが、「とりあえず無料キャンペーンの1ヶ月だけ会員登録して、観たい作品を観まくろう」としたってイイと思います。その後も続けるかどうかは月末に考えればイイんです。



◇ 他の方法と比べて、「見放題」の長所はどこ?
 「見放題」の対象作品には「現在放送中のアニメ」もあります。
 2015年の春アニメの場合、dアニメストアの全配信作品はこのページから見られて、「いつでも見放題」と書かれているものは全話見放題です。

 dアニメストアは「一週間無料配信」の作品も他のサイトでは配信しないものを配信してくれたりもするのですが、それはとりあえず置いといて……
 「現在放送中のアニメ」であっても「いつでも見放題」なのはとても便利です。「みんなが話題にしているから観てみよう」とか「途中の話数から観たら面白かったから第1話から観てみよう」とかが出来ますからね。
 「ブルーレイ&DVD」で同じようなことをやりたい場合。発売が2ヵ月後、3ヵ月後……しかも、1ヶ月ごとに2話収録のを1巻ずつ出して完結は半年後とかが当たり前なので……もし、ブルーレイ&DVDの発売を待ったり、レンタルDVD屋さんに並ぶのを待ったりすると半年かけて待たなくてはいけなかったりするのです。

 「ブルーレイ&DVD」に比べてよっぽど早く楽しめる―――というのが一つ目のメリットです。




 また、店舗にも依りますがレンタルDVD屋さんはどうしたって「棚」のスペースが有限です。そうすると、どうしても置かれる商品は「最近の作品」や「売れ筋の作品」に偏ってしまうので……昔の作品とか、マイナーな作品とかは置かれなかったりするものです。
 インターネット配信だって在庫を置くのはタダではありませんが、バンダイチャンネルやdアニメストアはその在庫の数がウリのサービスです。バンダイチャンネルは「見放題」対象作品に限っても「826作品・16449話」(2015年4月8日のデータ)。dアニメストアは(最新話無料の作品も含んで)「1217作品・20810話」(2015年1月31日のデータ)と書かれています。

 また、これだけ膨大な量の作品を抱えておきながら利用する側からすると「棚の中から目当ての作品を探す」必要もなく、検索一発で引き当てることが出来ます。

 レンタルDVD屋さんに比べて「昔の作品」や「マイナーな作品」も置かれていて、検索が楽―――これが二つ目のメリットだと思います。



 では、インターネット配信の中でも「見放題」で観るメリットは何でしょう?
 dアニメストアでは行っていませんが、インターネットでアニメを配信しているサイトは基本的に「1話いくら」の形式で過去の作品を販売しています。「販売」というか、「○日間その話を好きなだけ観てイイよ」という権利を購入するのでレンタルに近い考え方だと思います。

 例えば『SHIROBAKO』の場合――――
 ニコニコ動画だと第1話無料ですが、第2話以降は「1話216円で2日間」、「全話パックは3478円で30日間」。
 バンダイチャンネルでも第1話無料ですが、第2話以降は「1話216円で2日間」、全話パックは出ていないみたいですね……
 GyaO!でも第1話無料ですが、第2話以降は「1話216円で2日間」、「全話パックは3477円で30日間」。
 楽天SHOWTIMEでも第1話無料ですが、第2話以降は「1話216円で2日間」、全話パックは出ていないみたいですね……


 1話だけ見逃したから利用したいという時には重宝しますが、全話ガッツリ観るには結構な出費になってしまいますね。
 しかし、この『SHIROBAKO』はdアニメストアの「見放題」で全話観られる作品なので、月額432円を払っている人ならば好きなだけ全話観られるのです。無料キャンペーンの31日間を利用している人もです。全話パックを購入するよりも安いですし、もちろんこの月額432円は『SHIROBAKO』のためだけに払っているお金ではなく、dアニメストアで観られる全ての「見放題」作品を観ることが出来る料金です。他の作品をどれだけ観ても料金は変わりません。



 「1ヶ月間はどれだけ観ても同じ料金」なサービスなので、自分が1ヶ月間でどれだけ観る時間を確保出来るのかで「どれくらいお得なサービスなのか」も変わってくると思います。
 私は以前にも書いたように「月額課金」はたくさん利用しないと損した気になる人間なので、この2月~3月は「とにかくdアニメストアのアニメを観まくってやるぜ!」と観まくりました。

 では、ここで私が2ヶ月間で観た全ての作品をリストアップしてみましょう。
 これは2015年2月~3月の時点で「見放題」対象作品であって、時間が経てば「見放題」から外れる作品もあることは御容赦下さい。

劇場版『花咲くいろは』
OVA版『とある科学の超電磁砲』全1話
『墓場鬼太郎』全11話
劇場版『シュタインズゲート』
『幸腹グラフィティ』第2~3話
『暗殺教室』第1~3話
『夜ノヤッターマン』第1~3話 ※第1話は無料配信
・劇場版『ΖガンダムI』 ※配信終了しました
・劇場版『ΖガンダムII』 ※配信終了しました
・劇場版『ΖガンダムIII』 ※配信終了しました
『らき☆すた』全24話
OVA版『らき☆すた』全1話
『キャプテン』全26話 ※第1話は無料配信
『輪るピングドラム』全24話
『とらドラ!』全25話 ※第1話は無料配信
『てさぐれ!部活もの』全12話 ※15分アニメ
『てさぐれ!部活もの あんこーる』全12話 ※15分アニメ
『gdgd妖精s』全12話 ※15分アニメ
劇場アニメ『時をかける少女』
『うさぎドロップ』全11話
・劇場アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』 ※配信終了しました
『直球表題ロボットアニメ』全12話 ※15分アニメ
『うーさーのその日暮らし』全13話 ※5分アニメ
『うーさーのその日暮らし 覚醒編』全12話 ※5分アニメ
『涼宮ハルヒの憂鬱』全28話
劇場アニメ『涼宮ハルヒの消失』
『きんいろモザイク』全12話
『宇宙戦艦ヤマト2199』全26話 ※第1話は無料配信 ※ 配信は4月30日まで
『凪のあすから』全26話

 これだけ観て、432円!!
 まぁ、62日間の内の31日間は「初回31日間無料」というキャンペーンなので、もしこれがなかったとしたら864円ですか。それでも安い。

 5分アニメは「4話で1話分」、15分アニメは「2話で1話分」、劇場版アニメは「1本で4話分」と換算していくと……全部で285話観ました。無料配信されていたものが4話分あるので、それを引くと281話……432円を281話で割ると、1話あたり1.5円!864円で計算しても1話あたり3.0円!

 もはや「お得だ」というのもおこがましいくらいの価格破壊っぷり。
 こんなにもコストパフォーマンスの高い娯楽商品があるだろうか、あるワケねえ(反語)。


 とまぁ、ここまで観ておきながら12月の時と同じオチなんですけど……
 「満足度」と「話数」はあんまり関係ないです(笑)。面白くないものを何話観ても「得だ」とは思いませんし、面白かったものを1作品・2作品だけでも観られれば十分に「元を取った」と思えるものです。今回の私は、何と言っても『てさ部』に出会えたのはdアニメストアのおかげですからすげー感謝しています。春アニメでも一番楽しみにしているくらいハマりましたからね。

 自分が面白いと思える作品に、その期間内で出会えるかどうか―――なので、「自分に合った作品を見つける技術」と「運」があるかどうかでお得度が変わるサービスかなぁと思います。



◇ どうやってお金を払うの?
 さて、そろそろ本丸の話題に切り込みます。
 dアニメストアというサービスが「お得な月額料金」と「超豊富なラインナップ」ということは多くの人が語っていて、確かに私もこんなに満足度の高いサービスはないくらいに思っているのですが……あまり語られることのない欠点もあります。これは12月にバンダイチャンネルの記事を書いたからこそ、比較して分かったことでもありますが。

 バンダイチャンネルが非常に多くの支払い方法があるのに比べると、dアニメストアは「ドコモの携帯電話を契約している人はそこから料金を一緒に引き落とす」のと「クレジットカードでの決済」にしか対応していないみたいです。


 これ……自分が利用してみるまで「何故なんだろう」と分からなかったのですが、恐らく「初回31日間無料」というキャンペーンとの兼ね合いだと思います。
 dアニメストアは、元々「初回7日間無料」というキャンペーンをやっていて、現在は「初回31日間無料」というキャンペーンを行っています(期間は分かりません)。この「初回」というのを判別するために、恐らく「ドコモの携帯電話」か「クレジットカード」の情報で判断しているんじゃないかなと思います。あくまで私の推測ですけど。


 dアニメストアを利用する場合、「docomo ID」というものを取得する必要があります。
 「ドコモの携帯電話」を契約している人ならそちらから取得できるのだと思いますが、契約していない人はPCからの登録の際に「クレジットカード」の情報を登録する必要があります。その上で、dアニメストアの会員になるのですね。

 dアニメストアを退会した後も「docomo ID」は残るので、例えば私がまた来月dアニメストアの会員になった際は「初回」ではないので「31日間無料」というキャンペーンは適用されません。
 じゃー、「docomo ID」をもう1コ取得すればまた「初回31日間無料」キャンペーンが使えるんじゃ……というところで「クレジットカードの情報を登録している」ことが活きて、一つのクレジットカードで複数の「docomo ID」は取得できないってことになるんじゃないのかと思います。やってみていないので分かりませんが。

 じゃないと、新規会員登録と退会を繰り返して「ずっと初回31日間無料!」と利用し続ける人が出かねませんから。それを防ぐために支払い方法が限られているんじゃないかと思います。


 個人的には「無料期間があるよ!」よりも「色んな支払い方法が使えるよ!」という方が人に薦めやすいとは思うんですけどね。クレジットカードを持っていない人もいらっしゃるでしょうし。



 dアニメストアの会員になるのは、TOPページ右上の「今すぐ会員登録」ボタンを押していって後は指示に従ってください。詳しくは後述しますが、会員になる前に必ず「ご自身の環境で動画が再生できるかどうか」を確認してから会員になってください。

 バンダイチャンネルと同様ですが、この月額会員は「3月」とか「4月」といった月単位での登録になります。(無料キャンペーンのことは一先ずないものとして考えると……)「3月1日に会員になって、3月31日に退会した」場合は1か月分の月額課金なのですが、「3月15日に有料会員になって、4月14日に退会した」場合は2か月分の月額課金がかかります。同じ31日間であっても。

 なので、「有料会員になるタイミング」と「退会するタイミング」をよく考えてご利用ください。


 退会する時は、TOPページ画面下部にある「解約」というボタンを押していきます。「退会しないで!」「来月はこんな作品を配信しますよ!」「今退会するのは勿体ないですよ!」としつこく言われますが、退会する時は心を鬼にして退会しましょう(笑)。
 バンダイチャンネルと違ってdアニメストアには「無料会員」がないので、退会した時点でマイページにはログイン出来なくなりますし、そこまでに蓄積された視聴履歴などのデータは全て見られなくなります。ここは両サイトの方針の違うところですからね。


 退会を忘れると翌月も課金することになるので、「今月でもう見放題は終わりでイイや」と思ったらちゃんと月末までに退会することをお忘れずに。




◇ dアニメストアの「見放題」が観られる機械は?
 私の持っている機器だと―――バンダイチャンネルの時は「PC」「キンドルファイアHD」「Wii U」で視聴が出来たのですが、今回dアニメストアは「PC」しか視聴できる機器がありませんでした。対応機種は以下の通り。dstickChromecastにも対応しているそうですが、私は持っていません。


 えらく個人的な話で申し訳ないのですが、私のPCはデスクトップ型で置いてある場所の関係で動画などを観ようとすると照明の光が反射して観づらいという問題がありまして……なので、バンダイチャンネルを使った際は(あんなに使いづらかったのに)Wii Uで視聴し続けていたのですが。

 今回……「PC」でしか使えないdアニメストアをどうにかしてテレビに映す方法はないかと考えたところ。このPCは先ほども書いた通りデスクトップ型で、本体とモニターをHDMIケーブルで繋いでいます。このHDMIケーブルをテレビに差し替えたら、PCでしか観られない動画も普通にテレビで楽しめることに気付いたのです。
 これは快適!むしろ、バンダイチャンネルの時にもこれに気付いていれば……!



 さてさて。現在dアニメストアでは、人気アニメ100選の第1話無料配信というキャンペーンを行っています。これは会員になっていない人でも楽しめる動画です。
 会員になる前に、自分が会員になった後に「利用する機器」で「利用する時間帯」でどのくらい快適に観られるのかを確認しておくことをオススメしておきます。会員になった後に自分の環境じゃ再生できなかったーとかなったら勿体ないですから。


danime1.jpg
<画像はdアニメストア『SHIROBAKO』(第1話無料)より引用>

 動画の再生前に「画質」を選べます。PC版は途中で画質を変えることは出来ませんが、一旦再生をやめて、他の画質で再生を開始するとレジューム機能で同じところから観られることはあります。レジューム機能は機能するときと機能しないときがあるので、あんまりオススメは出来ませんが。

 ここでは「普通」「きれい」「すごくきれい」の三段階ですが、ごくごく限られた作品は「HD」という画質を選択できるみたいです。私が観た作品にはなかったです。逆に、「普通」「きれい」の二段階しか選択できなかった作品もあります。
 
 恐らくですけど……dアニメストアの「すごくきれい」が、バンダイチャンネルの「480P」と同じくらいの画質かなぁと思います。体感的には、「レンタル屋さんでDVDを借りてきて再生した」のと同じくらい……というのが私の感想なのですが、テレビのサイズの問題もあるかも。
 これも我が家のネット環境の問題もありそうですが、混雑する時間帯は画質を落とさないとマトモに再生出来ませんでした。夜9時台と11時台は「すごくきれい」だと厳しくて、夜10時台は「すごくきれい」どころか「きれい」でも厳しかったです。

 この辺を確認するためにも、是非会員になる前に、ご自分の環境でどのくらい快適に観られるのかを無料配信されている動画で確認しておくことをオススメしておきます。



danime2.jpg
<画像はdアニメストア『SHIROBAKO』(第1話無料)より引用>

 「再生/一時停止」「シークバー」「全画面表示」などなど、機能は多くないけど必要なものは揃っています。左下のは「10秒戻す」かと思っていたんですが「5秒戻す」みたいですね。
 カーソルを動かすと画面が縮小されて下部にコントロールバーが表示されますが、コントロールバー以外のところにカーソルを合わせて放置するとコントロールバーが消えて画面も大きくなります。



danime4.png
<画像はdアニメストア「マイページ」より引用>

 「マイページ」はこんなカンジ。
 自分の観た作品の「次の1話」が5作品まで表示される(もっと見るを押すともっと表示されます)のが便利。その下に「マイリスト」「履歴」「全話見終わった作品」が並びます。ここも機能は最低限というカンジですが、ゴチャゴチャしていないので使いやすいとも言えますね。


danime3.jpg
<画像はdアニメストア『SHIROBAKO』のページより引用>

 作品ごとのページはこんなカンジ。
 最近レイアウトが変わりました。私の場合、第1話の再生の時だけ使って、それ以後はずっと「マイページ」の「次の1話」から再生していました。



danime5.jpg
 一つ、どうしても自分が気になったところ。
 PCからの再生は「Silverlight」というソフトを使うみたいです。私のPCには以前からこのソフトが入っていたみたいで、この画面が表示されても「右クリックでプラグインを実行」で再生できました。


 そのままだったら良かったんですけど、右上の「プラグインをブロックしました」のところを押して「このプラグインを常に実行する」という設定にしたら……


danime6.jpg
 そうすると、1日1回くらいのペースでこの表示が出るようになってしまいました。この現象はdアニメストアの「よくある質問」のところにも挙がっているくらいよくあることらしいのですが、私の場合「Silverlight」の再インストールをしても次の日にはまたなってしまって、その都度PCを再起動すればその時は観られるという状況でした。

 つまり……私は1日に4回くらいdアニメストアで動画を観ていたのですが、その内の1回はこの表示が出て、その度にPCを再起動する必要があったのです。これが毎日続くと割と結構な時間ロスで、非常に満足度の高かったdアニメストアというサービスにおいて唯一自分が「ウザイなぁ……」と思ったところです。


 何が原因で起こるのかがよく分からないんですけどね……PCのハードディスクの整理とかしてみましたけど、結局最後まで「1日1回」くらいのペースでこれが起こってしまっていました。



◇ dアニメストアの「見放題」ではどんな作品が観られるの?
 dアニメストアで配信されている作品のほとんどは、「全話見放題」です。
 全作品のリストはこちら。もうちょっと見やすい「テキストだけの表示」のページとかないのか、と思わなくもない。現在放送中のアニメで「1週間限定配信」などのものは「全話見放題」ではないのですが、そういう作品には「配信期間あり」の表記が付いていますね。


 さて。バンダイチャンネルの時にも書きましたが、バンダイチャンネルもdアニメストアも「見放題」対象作品はかなり出入りが激しいです。
 例えば11月の時点で「バンダイチャンネルでは見放題だけど、dアニメストアでは見放題ではなかった」のでバンダイチャンネルで全話観た『ラブライブ!』『アイドルマスター』は現在はdアニメストアでも「見放題」になっていますし、『イデオン』に関しては1月にdアニメストアでも「見放題」配信が始まり3月に終わっていました。

 逆に、「バンダイチャンネルでは見放題ではなかったけど、dアニメストアでは見放題だった」ので今回dアニメストアで全話観た『とらドラ!』『輪るピングドラム』はバンダイチャンネルでも「見放題」になっていますし(『とらドラ!』の見放題は4月30日まで)。
 『てさぐれ!部活もの』『てさぐれ!部活もの あんこーる』も4月中にバンダイチャンネルで「見放題」対象になるそうです。

 なので、「この作品もこの作品もこの作品も見放題で観られるんだー。今は忙しいけど半年後には会員になって観ようかな」なんて思っても、半年後にはラインナップが変わっている可能性は高いのです。なので、必ず会員になる直前に「現在も見放題対象か」を調べて、お知らせ欄で「近々配信終了」する作品をチェックした上で会員になってください。


 ってなカンジで、バンダイチャンネルとdアニメストアは「配信される作品の傾向」はありますけど、必ずしもそれがクロスしないというワケでもないです。ゲーム業界だったら任天堂の『マリオ』がソニーのPS4で出ないことは誰だって知っているのですが、アニメ見放題業界だったらバンダイビジュアルの『ラブライブ!』がdアニメストアで配信されたりするワケですからね。

 ただし、傾向はあります。
 dアニメストアは手広くラインナップを揃えることを目指していて、フジテレビのノイタミナ枠の作品日テレの作品など、テレビ局が製作に入っている作品もラインナップに揃えていたりします。
 まだ、バンダイ系列のキラーコンテンツである『ガンダム』シリーズや『ラブライブ!』などの作品も、きっと結構な資金力を活かして揃えているのですが……どうも「バンダイチャンネルで見放題対象じゃなくなった作品はdアニメストアでは配信できない」という契約らしく、バンダイチャンネルは細かくこれらの作品を見放題から外してdアニメストアを困らせているみたいです(笑)。



 さぁ、そろそろ書きますか。
 私は先ほど“「自分に合った作品を見つける技術」と「運」があるかどうかでお得度が変わるサービス”と書きました。アニメに詳しい人ほど、dアニメストアのラインナップを見たら「コレも観たい!コレも観たかったんだ!ヤバイ、コレもだ!」と宝の山を見つけたような気分になると思いますが……アニメに詳しくない人は、きっと「こんなにたくさんあってもどれを観てイイのか分からない」って気分になりますよね。

 目当ての作品が一つあっても、その一作品のためだけに会員になるのは面倒くさい。でも、知らない作品を観て面白くなかったら損した気分になる――――そういう不安で、興味はあるけど手は出せないって人も多いんじゃないかと思います。


 なので、dアニメストアで「見放題」対象になっている作品の中から、私が好きな作品を9作品選びました!私が今回「見放題」で観た作品だけじゃなく、今まで観た全ての作品の中でも好きな作品の中から「見放題」対象のものを選びました。
 みなさんが「観たい作品」の、「次の1本」に試しに観てもらえればなと思います。10作品じゃなくて9作品なのは、バンダイチャンネルの時に「9作品」を選んでしまったので、dアニメストアの作品を選ぶのをそれより多くも少なくも出来なくなってしまったという理由です(笑)。

 バンダイチャンネルの時に選んだ9作品の内、いくつかはdアニメストアでも「見放題」で観られますが……それは今回選んでいません。この記事の9作品だけじゃ物足りないという人は、バンダイチャンネルの時の記事も読んでくださればありがたいです。


 今回こういう用途で「好きな作品」を選んだので、「私の好きなアニメを上から順に9つ並べた」のではなく「色んなタイプの作品を9つ揃えました」。方向性がそれぞれ違う9本のアニメ。なので、9つの中からどれか気になったものを選んで観てもらえたらと思います。


 作品は全て2015年4月6日時点で「見放題」対象作品ですが、今現在配信終了が発表されている作品は外しました。
 具体的に言うと『宇宙戦艦ヤマト2199』です。すげー面白かったんですけど、バンダイチャンネルからの嫌がらせで4月いっぱいで配信終了なんでね(笑)。

 競合相手と思われるバンダイチャンネルでも「見放題」対象になっている作品はリンクを貼っています。作品のイメージが一発で伝わるようにブルーレイ等の商品リンクを貼り付けていますが、あくまで「画像でどんな作品かのイメージが伝わればイイ」と貼っているので「ブルーレイ買えよ!」ってことじゃないですからね。この記事の主題は「見放題なら安価に色んな作品が楽しめますよ」と伝えることですから!



○ 『SHIROBAKO』(全24話)
 <公式サイト
 <dアニメストアで見放題対象
SHIROBAKO 第1巻 (初回生産限定版) [Blu-ray]
SHIROBAKO 第1巻 (初回生産限定版) [Blu-ray]

 2014~2015年に放送されたP.A.WORKS制作のアニメ業界群像劇アニメです。
 つい最近まで放送されていた作品ですが、こんな作品も全話「見放題」で観られちゃうのです!高校のアニメーション同好会で自主制作のアニメを作っていた5人が、高校卒業後「制作進行」「アニメーター」「声優」「CG制作」「脚本家」とそれぞれ違うアニメ制作の道を進む姿を描いていくストーリーです。

 お話としては「制作進行」の宮森あおいの視点で実際にアニメが出来上がるまでを見ていくのですが、アニメ制作には本当にたくさんのセクションがあって、たくさんのキャラクターが活き活きと描かれます。この作品の魅力を一言で言うならば、「たくさんのキャラクターを使って、笑える回、泣ける回、ハラハラさせられる回と様々なおもてなしを用意してくれているエンターテイメント作品」だったと私は思います。
 アニメ業界に詳しくなくても全く問題なく楽しめると思いますし、逆にこの1本を観れば「アニメってこうやって出来ているんだ」と楽しみながら知ることが出来ます。アニメに詳しくないと元ネタが分からないのでは……って人は、ウチの記事を読むがイイ!オススメです!


(関連記事:『SHIROBAKO』第1~2話に登場する元ネタ解説
(関連記事:『SHIROBAKO』第4~6話に登場する元ネタ解説
(関連記事:『SHIROBAKO』第7~10話に登場する元ネタ解説
(関連記事:『SHIROBAKO』第11~14話に登場する元ネタ解説
(関連記事:アニメにつながる彼女達の人生!『SHIROBAKO』漫画版&小説版
(関連記事:『SHIROBAKO』第15~19話に登場する元ネタ解説
(関連記事:『SHIROBAKO』第20話~最終話に登場する元ネタ解説



○ 『凪のあすから』(全26話)
 <公式サイト
 <dアニメストアで見放題対象
凪のあすから 第1巻 (初回限定版) [Blu-ray]
凪のあすから 第1巻 (初回限定版) [Blu-ray]

 2013年~2014年に放送された、こちらもP.A.WORKS制作のファンタジー世界を舞台にした恋愛アニメです。現実世界の日本に似た文明レベルですが技術の進化が多少異なり(携帯電話も出てこない)、「海の中で暮らす人々の村」が存在するという独特の世界観の作品です。
 海中などの美しい風景を描きつつ、ストーリーは登場人物達のすれちがってしまう恋愛模様を描く作品……ということで、同じP.A.WORKS制作&シリーズ構成:岡田麿里さんの『true tears』を彷彿とさせるのですが、『true tears』では描けなかった「友情」も2クールかけてじっくり描いているとも言えて、「恋愛」と「友情」と青春の1ページを切り取ったアニメになっています。

 自分は実はリアルタイム時は第2話で脱落してしまっていたんですね。主人公もヒロインも好感が持てず、「海で暮らす人々」と「陸で暮らす人々」がギスギスしていて観ていてつらかったので。でも、今回dアニメストアで全話視聴して、第3話から面白くなっていたのだと気付きました。
 最初は「主人公もヒロインも好感が持てない」のは、彼ら・彼女らのそこからの成長を描くため。最初は「海で暮らす人々」と「陸で暮らす人々」がギスギスしているのは、そこから両者が手を取って歩もうとする姿を描くため―――全26話を通して観ることで、26話かけて描きたいものがちゃんと分かるようになっている傑作でした。オススメです!



○ 『四畳半神話大系』(全11話)
 <公式サイト
 <dアニメストアで見放題対象
四畳半神話大系 Blu-ray BOX
四畳半神話大系 Blu-ray BOX

 2010年にノイタミナ枠で放送されたマッドハウス制作の青春アニメです。
 四畳半の下宿に住む大学生の男を主人公に、「あの時にこうしておけば良かった……」「もっと違った人生があったんじゃないだろうか……」と誰しもが考えてしまう青春の悩みを見事に描いた作品となっています。自分は後から原作小説を読んだのだけど、原作の魅力を損なわないようにしつつ「全11話のテレビアニメ」に適応した形で大胆に再構築した構成力に脱帽しました。
 湯浅政明監督の独特な絵作りに、回を重ねるごとに世界や人物の新たな側面が見えてくるストーリーと、ゲラゲラ笑える部分と今の自分に少しだけ前向きになれる部分と……この作品にしかない魅力を持ちながら、普遍的な「娯楽性」もしっかり備えた快作。オススメです!


○ 『てさぐれ!部活もの』(全12話)
○ 『てさぐれ!部活もの あんこーる』(全12話)

 <公式サイト
 <dアニメストアで見放題対象あんこーる ※15分アニメなので2話が1セットです>
 <バンダイチャンネルは初代が4月17日から、あんこーるが4月24日から「見放題」対象になります>
てさぐれ!部活もの おためしばん [Blu-ray]
てさぐれ!部活もの おためしばん [Blu-ray]

 これ、1作品扱いでもイイですよね……!
 2013年に第1期が、2014年に第2期が放送されたヤオヨロズ制作のフルCGバラエティアニメです。

 『gdgd妖精s』や『直球表題ロボットアニメ』の流れを汲む作品で、フルCGの制作スピードを活かした全編プレスコ&アドリブ方式で「声優さんの演技やアドリブを受けてから絵を作るし、キャラが出来ていく」という特殊なスタイルの作品です。例えば、新入生の田中心春は第1話の段階では「純朴なツッコミキャラ」だったはずなのに、中の人に引っ張られて今ではすっかり「ネタを潰すほどのド天然」「グヘグヘ言っているイケメン好き」なキャラになってしまっているという。

 監督・脚本の石ダテコー太郎さんは、元々はお笑い芸人で後にバラエティ番組の放送作家を経て今に至るそうなので、面白さとしてはバラエティ番組のノリに近いんですね。アドリブパートの収録は、60分録って、使われるのが2分とかザラらしいですし(笑)。


 ストーリーとしては「何を始めてイイのか分からないまま高校に入ってしまった田中心春」のために、てさぐり部の4人で「心春のための新しい部活を考える」というものです。確か、最初は、そんな、だった……「よくある日常系アニメのテンプレ」のパロディでありながら、アドリブパートの応酬でどんな日常系アニメよりも“キャラクターの実在感”がある作品です。

 「アニメってこんなこともやってイイんだ!」と思える作品です。
 現在テレビで第3期と言える『てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう』が放送中で、この作品もdアニメストアバンダイチャンネルともに「見放題」対象です。ストーリーなんてほとんどないようなものですが、一応「初代→あんこーる→すぴんおふ」と繋がっているところはあるので、全部オススメ!



○ 『とらドラ!』(全25話)
 <公式サイト
 <dアニメストアで見放題対象
 <バンダイチャンネルでも見放題対象 ※4月30日まで>
とらドラ! Blu-ray BOX
とらドラ! Blu-ray BOX

 2008年~2009年に放送されたJ.C.STAFF制作のラブコメアニメです。
 目つきの悪さからヤンキーに間違われがちな高須竜児は、誰彼構わず噛み付く手乗りタイガーこと逢坂大河に襲撃され、ひょんなことからお互いがお互いの親友を好きなことを知ってしまいます。利害が一致した二人は、それぞれの片想いを成就するために協力することになり―――ここに「竜と虎」の最強コンビが誕生する。

 というストーリーです。
 原作はライトノベルに少女漫画のテイストを持ち込んだと言われていますが、私が思うにこの作品の最大の魅力は「2年C組」という一つのクラスを描いているところだと思います。好きな人も、嫌いなヤツも、一緒くたに押し込められる教室という空間の中の距離感を絶妙に描いているところが私は好きでした。

 青春って楽しいことばかりじゃなかったよね。塞ぎこむことも、面倒くさくなっちゃうことも、目を背けたくなるようなことも、たくさんあった―――そういうものを全部教室に押し込んでいたのが高校生活だったし、そういうものをしっかり描いたのがこの作品だったと思います。オススメ!



○ 『STEINS;GATE』(全24話)
 <公式サイト
 <dアニメストアで見放題対象
STEINS;GATE Blu-ray BOX
STEINS;GATE Blu-ray BOX

 2011年に放送されたWHITE FOX制作のSFサスペンスアニメです。
 厨二病から抜け出せない大学生:岡部倫太郎は、秋葉原に「未来ガジェット研究所」という小さな発明サークルを作って変な発明品を作っていたところ―――どうも「過去にメールを送ることの出来る機械」を作ってしまったらしく、知らず知らずの内に世界の運命を変えてしまうのだった……!

 ネタバレなしで魅力を説明するのが非常に難しい作品なのだけど……緻密に計算された脚本と、息詰まる展開の緊張感と、ぶっ飛んでいるけど憎めないキャラクター達などなど、ものすごく難しいストーリーを描いているはずなのに誰でも理解できるようにハードルが低くなっているとことが魅力かなぁと思います。

 dアニメストアだと、この続きの劇場版も「見放題」に入っているのだけど……こちらは別にそこまでオススメでもないかな。原作にないオリジナルエピソードらしく、テレビ版で見事に完結した話の蛇足になっちゃっているところはあると思います……

 テレビ版は文句なしでオススメ!


○ 『きんいろモザイク』(全12話)
 <公式サイト ※現在は2期仕様になっています>
 <dアニメストアで見放題対象
きんいろモザイク Vol.1 [Blu-ray]
きんいろモザイク Vol.1 [Blu-ray]

 2013年に放送されたStudio五組制作の日常系アニメです。
 「女のコが4~5人集まってイチャイチャする日常系アニメ」はここしばらくの流行ではありますが、たくさんある日常系アニメはそれぞれ違った特徴を持っています。

 この『きんいろモザイク』の特徴は、「自分にとっては何気ない自分の個性が誰かにとって大切なものになっている」というところだと思います。外国大好きな純日本人の大宮忍と、日本大好きなイギリス人のアリスの二人がこの作品の主人公で。忍は金髪少女が大好きだから「アリス好き好き」と言うし、アリスは日本人らしい女性に憧れるから「しの好き好き」言うのだけど、それは単純な「百合」というよりも「自分では自分の良さに気付けない」し「それに気付いてくれる人もいる」ってことなんだと思います。綾と陽子の話もそうなんですが。

 『ごちうさ』は作品が「可愛い」で溢れている世界ですけど、
 『きんモザ』は作品が「好き」で溢れている世界で、忍とアリスがイチャイチャするだけでなく、登場人物のみんながお互いを大好きで「そのままの君でイイじゃないか」と優しく描かれているのが魅力だと思います。


 2期となる『ハロー!!きんいろモザイク』が現在テレビ放送中で、dアニメストアでも4月24日から配信が開始されるのですが、残念ながら「全話見放題」ではなくて「有料会員は1週間無料」という形みたいですね。

 とりあえず1期はオススメです!


○ 『氷菓』(全22話)
 <公式サイト
 <dアニメストアで見放題対象
「氷菓」BD-BOX [Blu-ray]
「氷菓」BD-BOX [Blu-ray]

 2012年に放送された京都アニメーション制作の青春ミステリーアニメです。
 推理モノですが殺人事件などを扱うワケではなく、日常生活の中にある謎を解決する「日常の謎」というジャンルの作品です。魅力的なキャラクターによる学園生活を描くライトノベルと推理小説のカタルシスを融合した原作小説を、日常描写に定評のある京都アニメーションがアニメ化したのだから、最強の組み合わせと言えましょう!

 正直、序盤は絵的に地味な話が続くので「これは京アニがアニメ化する意味があるのか……?」と思ったのですが、中盤辺りからは京アニの高い技術力を活かした映像表現が炸裂していき、京アニだからこそ実現できたミステリーアニメとなっていました。
 また、歴代京アニ作品に出演していたメインどころのキャストがところどころの脇役で出てきたり、京アニ作品と言えばで語られることの多い「自主映画」や「文化祭」が題材になっていたり、結果的にゼロ年代後半を席巻した京都アニメーションの集大成のようになっている作品だったと思います。オススメです!



○ 『とある科学の超電磁砲』(全24話)
 <公式サイト
 <dアニメストアで見放題対象
とある科学の超電磁砲 Blu-ray BOX〈初回限定生産〉
とある科学の超電磁砲 Blu-ray BOX〈初回限定生産〉

 今回の大トリはこちら。
 2009年~2010年に放送されたJ.C.STAFF制作の超能力バトルアニメです。

 超能力が科学で解明された世界で、超能力の開発のために学生達を集めた東京都西部の「学園都市」を舞台に、そこで暮らす女子中学生4人を主人公にした作品です。
 この作品は元々『とある魔術の禁書目録』という小説(後述しますがアニメ化もされています)のスピンオフ作品なんですが、『禁書目録』の方は男子高校生の主人公をメインにシリアスでヘビーな展開が描かれるのに対して……『超電磁砲』は女子中学生4人をメインに日常描写から描いているため、それ故に等身大の悩みが真っ直ぐに描かれるんですね。

 この「学園都市」は学生の超能力を「レベル0←→レベル5」に分類していて、主人公の一人:御坂美琴は超エリートの「レベル5」なのに対して、佐天涙子は最底辺の「レベル0」なのです。でも、「レベル5」には「レベル5」の苦悩があるし、「レベル0」には「レベル0」の苦悩があって、その二人だって別の世界に住んでいるワケじゃないんだ―――と描いている作品なんです。
 また、こちらは『禁書目録』もそうなんですけど、超能力バトルと言っても単純な使い方ではなく、一工夫・二工夫してある超能力バトルになっていますし。長井龍雪監督のアクション描写も見ものです。オススメ!



 さて……先ほども書いたように、スピンオフ『超電磁砲』だけでなく本編『禁書目録』もアニメ化されていて、こちらも1期2期がdアニメストアの「見放題」で観られます。また、『超電磁砲』にも続編となるOVA2期もあって、こちらもdアニメストアの「見放題」で観られます。

 ただ、私は『超電磁砲』1期以外はさほど好きではなかったりします……

 注意と言えばもう一つあって、『禁書目録』は上条当麻視点、『超電磁砲』は御坂美琴視点の物語と単純化して言えるのですが……同じ話を、『禁書目録』1期では上条当麻視点で描いて、『超電磁砲』2期では御坂美琴視点で描いているところがあるので。
 「スピンオフの前に本編を先に観ようっと」と『禁書目録』を先に観ると、『超電磁砲』2期は「結末を知っている話をただただ観続ける」ことになってあまり楽しくないという。私が『超電磁砲』2期をあまり好きではないのは、単純にこういう理由です。

 『超電磁砲』1期を観て「面白かったから、他のシリーズ全部観たい!」って人にオススメする順番としては……私としては、『超電磁砲』1期→『超電磁砲』OVA→『超電磁砲』2期→『禁書目録』1期→『禁書目録』2期って順番かなぁ。
 人によって意見が分かれるところだと思いますし、更に実はdアニメストアの「見放題」に入っていない劇場版『禁書目録』も存在するんですが……薦める側からしても何をどういう順番で観ていけばイイのかさっぱりです。


 とにかく!『超電磁砲』1期はオススメです!!



○ まとめ
<見放題のメリット>
・計画的に利用できれば、安価でアニメ全話を楽しめる
・自宅から一歩も出ずに楽しめるし、置き場所なども要らない

<dアニメストアのメリット>
・月額400円+消費税という驚異的な安さ
・テレビ局製作のアニメなどもカバーする幅広いラインナップ



 今回、「ちゃんと退会できることを確認してからじゃないとレポート記事は書けないな」と思って退会したのですが、またいつか月額会員になって利用したいなと思うくらい満足度の高いサービスでした。
 バンダイチャンネルとの比較はなかなかに難しいのですが、私はそれぞれラインナップに違いがあることで「どちらにも魅力がある」と思いますし、次に月額会員になるときはバンダイチャンネルdアニメストアのラインナップを見比べて「今回はこっち」「次はあっち」と選んで月額会員になろうと考えています。


 とにかく「見放題」のサービスは、「今までアニメを楽しめなかった人」でもアニメを楽しめるようになるサービスだと思いますし、「今までもアニメを楽しんでいた人」にもアニメの楽しみ方を新たに提案してくれるサービスだと思います。今すぐ使おうだなんて思わなくても、例えば「○○って昔の作品が観てみたいなぁ」と思った際に一つの選択肢として思い出してもらえれば幸いです。

| アニメ雑記 | 22:44 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

バンダイチャンネルに引き続きのレポート記事作成、お疲れ様でした。この記事を作成するために見放題サービスで過去のアニメを見て感想をツイートするやまなしさんの姿がとてもアニメを楽しんでいる感じがしていいなあと思っていました。今月から自分もdアニメストアの会員になり、記事を参考にしながらアニメを楽しんでいます。アニメの楽しみ方を広げる、素晴らしい記事を書いてくださりありがとうございました。

| yatarou | 2015/04/14 22:31 | URL |















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