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アニメ『アルスラーン戦記』各話感想メモまとめ(1話~13話)

 春アニメももう大詰め!感想まとめも5本目ですよ!
 『アルスラーン戦記』は13話までを1クール目としました。ブルーレイ&DVDの情報を見る限り全25話じゃないかなと思います。

<ルール>
・1話から13話までの感想ツイートを貼り付け
・“13話まで観終っている”現在の自分のコメントを補足
・なので、基本的に13話までのネタバレを含みます
・「まとめ」という記事タイトルですけど、まとめるのは「私の感想」だけです。「みんなの感想」をまとめるのが目的の記事ではありません
・私はまだ原作を読んでいないので、コメント欄などに原作のネタバレを書き込むのはやめてください
・思うがままに書いた感想なので、ところどころに間違いがあったりするでしょうが優しく許して下さいな


 今回の記事も長くなることが予測されるので格納しました。
 続きは「続きを読む」を押してもらえれば表示されます。ではでは。



第一章 エクバターナの栄華


 世界観の見せ方は『Gのレコンギスタ』の時に書いた話だっけ……?
 現代ではない舞台の作品は、最初にその作品世界を視聴者に理解させなければどんな大事件が起こっても視聴者はそれを「事件だ」とは思ってくれない―――みたいな話です。この第1話のエピソードは原作小説にはなくて漫画版から追加されたエピソードらしいのですが、この辺の丁寧さは確かに「最近の作品」っぽい丁寧さかなと思います。

 「このレベルで作画が維持できるのか」とここでは書いていますが、これ以後のアルスラーンは山奥とか崖とかそういうところを逃げ回るシーンが続くのであんまり心配することではありませんでした(笑)。



第二章 十四歳、初陣

 このブログで何度か書いてきた話題ですけど……

 名作だからこそ薄れてしまう味
 名作の魅力を現代に届けるためには

 後の作品に多大な影響を与える名作ほど、たくさんの作品に真似をされて「ベタ」「王道」と呼ばれるようになるので、時代を遡って名作を観てみても「すごくありきたりだ!」と思えてしまう―――というメカニズム。

 今回初めて『アルスラーン戦記』を観ている私は、真っ先に「『ファイアーエムブレム』っぽい!」と思ったんですけど、当然順番的には逆なんですよね。『アルスラーン戦記』第1巻の刊行は1986年で、『ファイアーエムブレム』1作目の発売は1990年です。なので、理屈では「逆だ」とは分かっているのですが……『アルスラーン戦記』を観ていると、どうしても「ベタ」に思えてしまうという。


第三章 黒衣の騎士

 アルスラーン敗走で、ナルサス&エラムの登場。
 『アルスラーン戦記』というアニメは、「全てを失ったアルスラーンが国を取り戻す戦いを駆ける」物語だと思うので、ここからが本番と言えますね。ここまでは負け続きなので「絵、すげええ」「でも、観ててつらいいいい」という感想でした。






第四章 厭世(えんせい)の軍師

 ナルサスやエラムがメインの回だけど、ナルサスやエラムは彼ら自身を描くだけじゃなくて彼らを通して「人の上に立つアルスラーンの器」を描くことが出来るんですよね。メインキャラの数が増えてそれが出来るようになって、俄然面白くなってきました。
 あと、軽口を叩き合えるダリューンとナルサスの関係性も、それぞれの違った側面を見せてくれて好きです。



第五章 王都炎上 ~前編~


 これまでアニメ化されてこなかった『アルスラーン戦記』がこのタイミングでアニメ化されるのは、CG技術の発達によって「大軍vs大軍」を描けるようになったからという、技術の面の理由もあるそうです。
 この回の攻城戦の描写も、アップのカットは手描き、ロングのカットや投石器などはCGといったカンジに上手く使い分けていて、お気に入りの回です。投石器はロマン。


第六章 王都炎上 ~後編~

 王と王妃の話は、どうしてこの時点でこう思っていたんだっけ……
 その後、王は捕まっていて、王妃は相手の王をメロメロにしている様子が描かれていますが……この時点では「王の安否は分からない」と言われていたので勘違いして、王妃の方は上手く脱出したのだと勘違いしていました。銀仮面が何故に王を生かしているのかは、この後に使われそう。






第七章 美女たちと野獣たち

 王都を陥落させたルシタニアの事情が見えてくる回です。敵が得体の知れない「敵」として描かれていた頃には恐怖感しか感じなかったのですが、この回以降のように「人」として描かれていくと攻略できるんじゃないかと思えてくるものです。
 逆に言うと、この回以降は敵が「小者」に見えてしまって、「絶対不可能な王都奪還に挑むアルスラーン達」というカンジにも思えなくなってしまうのが難しいところ。



第八章 裏切りの英雄

 カーラーン戦。
 13話まで観たところ、アルスラーンは王の実子ではなくて、銀仮面は先々代の王の子なので正統な王の血を受け継ぐ唯一の人で……ってのがカーラーンが裏切った理由だったのかな。この辺の事情は、実は随分前にコメント欄で原作ネタバレ喰らったので「どこまでが本編で描かれたことなのか、どこからがネタバレで書かれたことなのか」よく分からなくなっちゃいました。

 感想ツイートのテンションも、あるポイントを境に目に見えて落ちているのはそういう理由だったりします。


第九章 仮面の下

 この後リプライをもらったのですが、第1話でも彼女は「異教徒は皆殺しにするべきだ!」と言っているんですね。ただ、その頃はギャグのように描かれていて、アルスラーンも「支離滅裂だなぁ」と心の中でツッコミを入れているくらいだったので、すっかり忘れていました。

 カーラーンが死んだことによって、これから先の「追っ手」は銀仮面になります。
 「9話学」で考えるのなら、ここでダリューンとナルサスが銀仮面に対峙したのは、それを見せるためだったのだろうと思います。






第十章 カシャーン城塞の主

 アルスラーンの物語にとっては、実は重要な回―――「奴隷を解放したからといって奴隷が幸せになれるワケではない」と突きつける回です。こういう話をちゃんと描いてくれるのは好印象です。
 アルスラーンの正義が必ずしも正しいワケではなく、人それぞれ違う正義を持っていて、そんな中でもアルスラーンは自分の正義をちゃんと貫けるのかってところがポイントなんだと思います。言ってしまえば、アルスラーンの仲間だってみんな考え方はバラバラですもんね。そうしてバラバラなみんなをまとめあげるのがアルスラーンの器なんだろうと。


第十一章 ペシャワールへの道

 ということで、この感想に行き着くのか……
 「正義は人の数だけ違う」「そんなバラバラな正義をまとめあげるのが王」と描くのならば、メインキャラの中に一人・二人くらいは「アルスラーンのことが大嫌いなヤツ」がいて、そんなキャラが終盤アルスラーンの考えを理解する―――みたいな展開の方がそこがきっちりと出ると思うのですが。11話の時点で早くも全員アルスラーンにメロメロになっちゃっているのが物足りないところです。

 まぁ、そうでもないと圧倒的不利なアルスラーン軍は瞬殺されてしまいそうですし、それだけアルスラーンに人を惹きつける魅力があるということなんだと思いますが……ギーブくらいはもうちょっと粘ってくれても良かったのにと正直思いました。


第十二章 騎士の忠義

 ペシャワール到着前に、それぞれのキャラの気持ちを描き直す回ってところか。ダリューンがメインの回とも言えるのだけど、ダリューンを使ってアルスラーンを描くことで、そりゃこの王子様だったらダリューンもメロメロになるわーと納得させてくれる回ですね。

 山賊の娘はどうなんでしょうね。
 メインキャラ全員がアルスラーンにメロメロ状態が続いていて、正直退屈になってきたところはあるので、こういうキャラをどう使うのかに2クール目は期待しています。


第十三章 王子二人

 銀仮面さん、結構ドジっこよね……
 散々書いてきた「メインキャラ全員がアルスラーンにメロメロなのが物足りない」という私の感想から考えるのなら、ここで真相が発覚してアルスラーンが孤立していく展開が来るのかな。これまでのアルスラーンの立ち振る舞いを見てきたエラムやギーブなら「血なんか関係なくアルスラーンのために戦う」と言ってくれそうですが。


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 ということで、1クール目が終わった時点での感想です。
 前半6話までは大絶賛していたのですが、原作ネタバレを喰らったこともあって後半はかなりテンションが落ちてしまいました。「まぁ、こうなるんですよね。私、知っていました!」としか思わないですからね……ただの確認作業というか。面白かったか面白くなかったかという土俵にすら上がれません。

 なので、2クール目もどうかなぁ……というところです。
 夏アニメの他のラインナップ次第では脱落してしまうかも知れません。


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| アニメ雑記 | 21:44 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

田中芳樹作品は熱烈なファンを生み、今でも熱く語る人がいるくらいですから(と他人事のように言うw)、ネタバレの危険は大きいですよね。
アニメの出来には多いに満足してるんですが、そこらへん往年の名作にはリスクがあります。
…うしおもネタバレが溢れるんだろうなぁ。

| 児斗玉文章 | 2015/07/01 18:37 | URL |

>児斗玉文章さん

 ただ、今回の件は「ネタバレが嫌だとほざきやがって」と全然関係ない記事のコメント欄に『アルスラーン戦記』の話題を唐突に書かれたので、ファンがうっかりというよりは、私への嫌がらせなんですよきっと……

 『うしお』もブログではあまり話題に出さないようにして、うっかりネタバレされないように気をつけるつもりですが。そういう悪意のネタバレは防ぎようがないので、そこだけが心配です。

| やまなしレイ(管理人) | 2015/07/02 02:08 | URL | ≫ EDIT















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