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電子書籍を「やっぱり紙の本で読みたい!」需要はどのくらいあるのか

 これは2000記事目になる前に書いておきたかった話。

 このブログもそろそろ2000記事目が近いので、1000記事目1500記事目の時に作った「傑作選」を今回も作ろうと2013年1月の1501記事目から今月中に書く予定の1999記事目までを必死に読み返し中です。ちなみにこの記事は1985記事目です。

 んで、この2年8ヶ月の間に自分がよく話題にしてきたトレンドに「電子書籍」の話題があります。
 2013年2月にキンドルファイアHDを初めて起動し、そこからキンドル本を読んだり、キンドル以外の電子書籍も読んだり、自炊したり、自分でも電子書籍を発売したり―――2年8ヶ月の間に自分も色んな経験をしましたし、その経験をブログに書いてきました。電子書籍の世の中の受け入れられ方も、この間に随分と変わったことと思います。


 最近はあまり言われなくなりましたが、初めて電子書籍を発売した頃には「電子書籍は買いたくない」「紙の本で出して」「紙の本で出たら買うので頑張って出してください!」みたいなことを散々言われました。

 そんなことを言われても……というのが正直な気分でした。

 ゲームに関しては「『ベヨネッタ2』をPS3で出せとか馬鹿かよ!どこが開発費を出していると思ってんだ!本当に遊びたいならWii Uごと買えばイイじゃないか!」と言っている人が、「電子書籍は買いたくない」「紙の本で出して」「紙の本で出たら買うので頑張って出してください!」みたいなことを言ってきましたからね、当時は。



 そういう愚痴をTwitterに散々呟いたからか最近はもう言われなくなったのですが、それは「そういう人ももう電子書籍への抵抗がなくなった」のか「口に出すと怒られるから黙っているだけ」なのか―――というのを考えなかった日はありません。「電子書籍は嫌だから紙の本で出る日を待っている」人が今でもいるのかどうか……



 そんな中、ちょっと前にTwitterに表示される広告で気になるものがありました。

 製本直送.com

 予め言っておきますけど、私はここのサイトを使ったワケではないのでどのくらいここのサービスが信頼できるのかみたいなのは保証しません。「あぁ……今はこういうサービスがあるのか」と思ったという話がしたいのです。


 電子書籍用に作ったPDFファイルを印刷して製本してくれる―――というサービスで、これ自体は珍しいものではありませんし、パブーにも同様のものがあったのですが。
 こちらのサイトで私が気になったのは「1冊からでも安い」ということと、オンデマンド販売」が可能(になる予定?)ということです。

<以下、引用>
 これまで出版は初期費用が高く、ハードルが高かったですが、『どこでも出版ボタン』を使えば、ご自身のホームページやブログで、製本の販売が初期費用0円で、開始できます。
 ご注文が入ると、製本直送.comに注文が入り、オンデマンドで印刷し、お客様に発送します。
 作家やマンガ家様の作業は一切なし!在庫も持たないので、ノーリスクで出版事業が開始できます。

</ここまで>

 分かりやすく説明しますと……
 「電子書籍の販売」というのは、作った電子書籍用のファイルをAmazonなりパブーなりにアップロードして、そのファイル自体をAmazonなりパブーなりが販売してくれていたのだけど。
 「このオンデマンド販売」というのは、作った電子書籍用のファイルをこのサイトにアップロードして、注文があったらそのファイルを紙の本に印刷して製本して注文した人の家まで届けてくれるというもの。注文があった分だけ印刷してくれるから赤字にならないし、在庫も抱えなくて済むということです。


 この手のサービスは、ひょっとしたらここだけじゃなくて他のサイトでも行われているのかも知れませんし、今後増えていくだろうと私は思っています。
 アメリカのAmazonには、恐らく同様のサービスであるCreateSpaceがあります。私は英語読めないんで「多分」ですけど、恐らく同様に電子書籍を紙に製本して販売してくれるサービスなんじゃないかと思います。キンドルで出版したらAmazonから「CreateSpaceなら印刷版の本を簡単に出版できますよ!是非利用してください!日本じゃやってないけどね!!」という日本語のメールが届きましたんで(笑)。

 電子書籍が普及して、私のように「とりあえず電子書籍を出してみよう」と出版する作家(の卵)が増えていけば、「電子書籍でしか読めない本」が増えていきますから―――次のフェイズは「電子書籍でしか読めない本」を紙の本に印刷するサービスの始まりだと思うんですね。
 「電子書籍は買いたくない」「紙の本で出して」「紙の本で出たら買うので頑張って出してください!」と言っていた人達の需要に応えるサービスが重要になってくると思います。日本ではまだ「電子書籍でしか読めない本」が少ないからAmazonさんは手を出していませんが、逆に考えると国内企業が頑張れる余地が今の内ならばあるのかもですね。




 さて……ここからが私の本当に書きたいことです。
 「電子書籍は買いたくない」「紙の本で出して」「紙の本で出たら買うので頑張って出してください!」と言っていた人達って、こういう“紙の本で印刷してくれるサービス”を実装したら本当に買ってくれますかね?

 お客様(になりうる人)を疑っているワケじゃないのですが……

 例えば「価格」です。
 製本直送.comの料金シミュレータを使わせてもらって、パブー版『春夏秋冬オクテット』を印刷したら幾らになるのかを計算してみましょうか。
 サイズは青年コミックスサイズの「B6」、表紙はとりあえず「カラー&ラミネート加工(マット)」、本文は「モノクロ」、用紙はコミックス向きの「モンテシオン」、綴じ方は「無線綴じ」、本文ページ数「289」、印刷面積率はよく分からないけど白黒の漫画だから「50%は超えない」かな多分、遊び紙は80円もかかるので「なし」にしておきます、お急ぎも「なし」、注文部数「1」――――


 これで計算してみたところ。

一冊あたりの製本金額: 911 円(税込)
送料: 411 円
トータル費用: 1,322 円(税込)


 1322円!
 これに当然「私の取り分」も足さなければなりませんし、業者への手数料も考えると……


定価:1600円(送料込)

 ってところですかねぇ。



 買います?

 いや、私はぶっちゃけ欲しいですよ。自分の描いた本ですから記念になりますもの。
 でも、コンテンツを売る立場として考えると、パブーで300円、キンドルでは3冊に分けて600円で販売しているものを、紙の本は1600円ですと言って買ってくれる人がどれだけいるだろうって思うのです。


 まぁ、『春夏秋冬オクテット』はページ数がアホみたいにあるんで、今後出す予定の電子書籍用の漫画を仮に計算してみると……恐らく全130ページくらいで250円で販売する予定なのですが……


一冊あたりの製本金額: 566 円(税込)
送料: 154 円
トータル費用: 720 円(税込)


 これに「私の取り分」と「手数料」を足すと、900円くらいかなぁ。
 電子書籍では250円で販売するものを、紙の本だと900円―――となった時、どのくらいの人が「じゃあ買う!」と言ってくれるのでしょうか。



 「電子書籍は買いたくない」「紙の本で出して」「紙の本で出たら買うので頑張って出してください!」と言っていた人達が嘘をついているとは言いませんが、彼ら・彼女らが想定しているのは「フラッと立ち寄った本屋さんに平積みにされてたら買うよ」レベルの話じゃないかと思うんです。
 インターネットで取り寄せるとか、そういうことにそもそもの抵抗があるんじゃないかと思うのです。本屋さんで注文するのもギリギリ無理なレベルじゃないかと。

 また、電子書籍を気軽に買っているような人でも、利用しているサイトは増やしたくないと思っている人は多いでしょう。キンドルなら普段からAmazonで気軽にお買い物しているから電子書籍も買えるけど、初めて名前を聞いた製本直送.comという得体の知れないサイトに個人情報をイチイチ入力してYahoo経由でお金を支払ってとかは面倒だ!って人もいるんじゃないかと思います。
 製本直送.comさん、すみません。私がそう思っているワケじゃないんですよ!「そういう人がいるんじゃないか」ってだけの話ですからね!



 また、電子書籍を作る側の立場で考えると、「せっかく印刷コストの心配をしなくて済む電子書籍なのに、紙の本で印刷された場合の印刷費を考えなくちゃならなくなる」という問題も生まれます。
 例えば、先々月に私が出した『マンガは描ける!』は本文中にカラー写真が出てきますし、白黒の絵にも「消失点に繋がる線」を赤とか青とか緑とかカラフルに描き込んだりしています。キンドルペーパーホワイトなどで読むことも想定しているので「白黒だと意味が分からない」ことはないように気を付けたつもりですが、白黒のキンドルペーパーホワイトで読んだ人も後でPCから読めばカラーで確認できるのが電子書籍のメリットでもあります。

 そういうことが紙の本では出来ないんですよね。
 カラーで全ページを印刷すればそれだけのコストになるし、白黒で全ページを印刷すればその人はカラーでは確認できなくなってしまう……


・印刷代がかからない
・送料がかからない
・カラーも同じコストで配信できる


 「電子書籍」が持つこれらのメリットが、「紙の本にも印刷する」のなら失われてしまうんですね。印刷代も送料もかかるからむしろ普通の本よりも高額になってしまうし、白黒印刷に縛られた本しか作れなくなってしまう。



 これまでの2年8ヶ月の間に、私は「電子書籍の恩恵」をたくさん受けました。
 その電子書籍も恐らく「次のフェイズ」に向かう時でしょうから、製本直送.comさんを使うかは置いといて「電子書籍の印刷・製本」がどんなものなのか経験しておいた方がいいかなーと考えています。

 「電子書籍は買いたくない」「紙の本で出して」「紙の本で出たら買うので頑張って出してください!」と今でも考えている人がどのくらいいるのか、現実的に幾らまでなら出してくれるのか、率直な御意見を聞かせてくださるとありがたいです。


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| 漫画作成 | 17:52 | comments:17 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

紙の本に良さがあるのは分かってますし、実際のところ紙の本ばかり買っているわたしですが、それは両方で出ているからこそ。
読みたい本が電子でしか出てなかったら電子で買いますし、紙で出るまで待ったりはしませんね。

| 児斗玉文章 | 2015/09/02 20:22 | URL |

やまなしさんの本ですと現状、電子書籍一択になりますね

 Kindleを所有してない私でも、電子書籍で購入可能な漫画は電子書籍で買っています。
 以前のPC用リーダーが使い物にならなかった頃ならいざ知らず、今となっては「PC上でしか読めない」ネックを差し引いてすら圧倒的に電子書籍の方が便利ですので。
 Amazon以外のサービスでも、大抵は読みやすいリーダーが提供されていますし(むしろAmazonのリーダーは、ごちゃっと並んでしまって目当ての本が見つかりにくく使いにくい部類……)。

 例外として活字の本はさすがにPC上ではくたびれること、持ち歩けないリスクが大きいことの2点から紙を選びますが。
 あとは「お店で買える本はお店で買う」主義なので、店舗に並んでいる本ならば紙の本が優先となります。

 ただしより切実な条件として、「価格が違うんだったら安い方が良い」って側面もありますね。いや、誤差レベルならあえて紙の本を選ぶことも多いのですけど。

| kanata | 2015/09/02 22:35 | URL | ≫ EDIT

小学館は過去の作品を本にするサービスをやっていますよね。
単行本になっていない作品もごく一部あるのでそれは欲しいかと思っていますが、仮に電子書籍があるならそれで済ませてしまうでしょう。
というかさすが小学館だけあってあくまで単行本分だけで単行本未収録分とかをカバーする気が一切なくて泣けてきます…。

僕は現状本棚に腐るほど本があるので今は二軍の中でどれを電子書籍にするかを検討している段階です。
個人的には本で欲しいという気持ちが強いのですが、部屋のスペースや年齢を考えるとある程度割り切らなければいけないですね。なので仮にこういうサービスがあったとしても利用はしないと思います。

| ああああ | 2015/09/03 10:50 | URL |

僕は昔は紙をぺらぺらめくるのが好きなんじゃあ!と電子書籍に否定的な態度をとってましたけど、最近は紙の本だとスペース圧迫してくる事に気付き困ってきました。
それに僕の行ってる床屋さんに置いてある漫画が紙からタブレットに変わってましたね。理由は場所も取らんし安く済ませるだからだとか

利益についての話はプロじゃないんでよくわからないですが僕が思ってる以上にキツそうなのは伝わってきました。

| ガボン | 2015/09/03 14:11 | URL |

紙派です。好きな作家が電子書籍でしか出さなかった場合、紙媒体で製本してくれるならお願いしますね。主に文庫本を買うので普段は500円前後を買っているとして、製本してくれるならハードカバーの値段(2000円)くらいなら迷わず出します。
読後は本棚に並べるのも好きですし、読む前には本棚の隅に平積みしておくのも好きですから、紙が良いです。
漫画は読めればどうでもいいですね。小説のみです。

自炊が問題になってたりしますけど、今さらな感じがありますよね。スキャナーやOCRが世に出たときに議論すべき問題だったのに、って。
それよりも、今は図書館が問題です。売り物の本を無料で貸し出すなんて営業妨害だ、とか、図書館に置くだけで宣伝効果がある、とか、そんな話ではなく、一部の人のために税金が使われて購入されること。
図書館の役割って、書店で買える本を税金で購入させて読ませることではなく、個人購入が困難な本や、貴重な資料を保管するという意味で存在価値があると思うんですよね。

| こまち | 2015/09/03 14:25 | URL |

>「電子書籍は買いたくない」「紙の本で出して」「紙の本で出たら買うので頑張って出してください!」と今でも考えている人がどのくらいいるのか

自分の周りにもこういう人はたくさんいます。理由を色々聞いていますが、大方「電子と紙媒体の価格差があまりなく損した気分になるから」というのが理由のようです。
その人達がこのサービスを使ってまで紙媒体にこだわるかを考えてみましたが「電子書籍に比べるとかなり割高だから損した気分になるなぁ」と言うのではないかと思います。

なんとなく問題の根っこの部分は電子、紙じゃなく価格にあるような気がしました。(もちろん価格は関係なく紙媒体にこだわってる方もいらっしゃるとは思います)

自分も購入する書籍のほとんどは紙媒体です。一応キンドルも購入しているのですが、あまり活用出来ていないのでこれを機に「マンガは描ける!絵が描けない人でも」を購入させて頂きました(笑)。

| あお | 2015/09/03 14:59 | URL |

>児斗玉文章さん

 ということは、無理して紙の本を用意するほどでもないってことですかね。仮に同時発売にしたとしても、このサービスだと印刷・製本・発送に1週間単位はかかりそうですものねぇ。


>kanataさん
 ほほう!興味深い話です。
 PC用のリーダーが提供されるようになって、電子書籍の捉え方も変わったんですね。大画面が活きるタイプの本(雑誌なんか)もありますし。
 自分は普段電子書籍をそれほど大きくないタブレットで読んでいるため「活字が一番読みやすいな」と思っていたので、この話は自分の想像外の話でした。


>むしろAmazonのリーダーは、ごちゃっと並んでしまって目当ての本が見つかりにくく使いにくい部類……
 ですねぇ(笑)。
 キンドルファイア使っている身としても、キンドル関連のUIは他の会社に作ってもらった方がイイのではといつも思っています(笑)。


>ああああさん
>小学館は過去の作品を本にするサービスをやっていますよね。
 へぇ!知りませんでした!
 絶版本なんかは重宝しそうですが、仰るとおり「電子書籍でも出ている」ならそっちでもいいかって思ってしまうかも。

 僕もまさに本棚が完全に埋まっていて、紙の本を縦に積んでいるくらいなので、電子書籍導入化するまでは新しい本をなるべく買わないようにしていました。
 電子書籍を導入してからは電子を買いまくっているし、自炊を始めてからは紙の本も「後で自炊すればいいや」と買うようになっちゃいましたが(笑)


>ガボンさん
>床屋さんに置いてある漫画が紙からタブレットに変わってましたね。理由は場所も取らんし安く済ませるだからだとか
 なるほど!
 雑誌のバックナンバーも取っておけるし、複数の端末で同期も出来るのかな、ひょっとしたら雑誌は無料版とかも利用しているのかも。そういう活用方法があることを考えていませんでした。


>こまちさん
 ハードカバーというところに価値があるんですかね。
 例えばゲームなんかだと「ケースやブックレットのセットはそのままだけどディスクだけが入っていなくてソフトはダウンロード版」というセットがありますし、ハードカバーという“ケース”にコレクション感があるという考え方はすごくよく分かります。

 でも、小説だけなんですね(笑)。
 確かに漫画だとハードカバーの本は珍しいかぁ。自分も手塚さんの本くらいしか読んだことがないかな。


>図書館が問題
 これはまた別の議論が必要なくらい「色んな要素」のある話だと思うんですが……
 図書館は「本を買うようなお金のない家庭の子どもでも本に触れる機会を与える」場所だと僕は思っているので、“一部の人のために税金が使われて購入されること”という視点だと「教育や福祉というのはそういうものです」としか言えないのですが。

 新しい人気の本を何冊入荷して、それを読む人が何人待ち――――みたいな図書館は僕もどうかなと思っています。どんな本も入荷するのは1冊か2冊で十分でしょうよと。


>あおさん
 おぉ!おぉ!おぉ!
 貴重な情報ありがとうございます!

>「電子と紙媒体の価格差があまりなく損した気分になるから」
 これ、今でこそ電子書籍を使いまくっている自分もよく分かりますねぇ。
 自分が電子書籍を買いまくるようになったのは角川の大型セール以降で、それ以降は「前の巻まで電子で買ったから続きも電子で買おう」という理由だったりしますし。
 また、セールがある度についつい買い漁っちゃって、こないだ百合漫画のセールで百合漫画を買い漁っちゃって、今は歴史解説書のセールがあるのでどれを買うか悩んでいる状況で(笑)。


 紙の本に比べて電子書籍がムチャクチャ安い(時がある)のを知らない人は、電子書籍にまだまだ抵抗があるのかなぁと。
 逆に言うと、「新刊出しました!電子だと250円!紙だと900円です!」と並べることで電子書籍のお得感が出て買われるとかもあるのかも(笑)。


>これを機に「マンガは描ける!絵が描けない人でも」を購入させて頂きました(笑)。
 ありがとうございます!
 楽しんでいただけたら幸いです!これで今日からあおさんもマンガ描きです!

| やまなしレイ(管理人) | 2015/09/03 22:18 | URL | ≫ EDIT

はじめてお邪魔します。
私は紙派ですね。
理由は、目がつかれること。そして耐久性です。
私は気に入った作品を何度も何度も読む(やる)方なんですが、電子書籍だと紙と比較して危うく思えてしまうんですよね。何かの拍子に消えてしまったら何も残らない、ハードディスクはもちろん消耗品ですし、フラッシュメモリは蒸発しますし、光ディスクも何十年ももつわけじゃありません。オンラインストレージに保存? サービスが終わったら? 少なくとも紙より(今の安物の紙は結構劣化しますが)耐久性があるとは思えないんですよ。コピーととってもコピー先も同じですしね。
心配性とか思われるかもしれませんが、いまだにファミコン(実機)やってるものですから……

| ざくろ | 2015/09/12 17:46 | URL |

>ざくろさん

 真剣に聞きたいのですが……
 もし好きな作家の新刊などの「絶対欲しい本」が「電子書籍」でしか出なくて、でも特別にこの記事で紹介したようなサイトので印刷・製本してくれるサービスを公式にやっていて――――記事に書いたような価格差があったとしても紙の本で買ってくれます?それとも「高いならじゃあ読まなくていいや」ってなります?

 そこを本音で教えてくれる人がほとんどいなくて……


>理由は、目がつかれること。
 これはまぁ分からんでもないです。
 ペーパーホワイトは目が疲れないって話ですが、タブレット端末では何時間もぶっ通しで読書しているとその日は目が痛くなってしまいます。

 紙の本でも「何時間もぶっ通しで読書」は目に良くなさそうですけど(笑)。


>電子書籍だと紙と比較して危うく思えてしまうんですよね。
 僕は全く逆に思っているんですね。
 紙の本は極端な話、火事になったら燃えるし、水害があったらもう読めなくなってしまいます。

 電子書籍は端末がぶっ壊れたとしても、新しい端末にIDを入力すれば今まで買った本はまた全部無料で再ダウンロードできます。
 もちろんキンドルだったらAmazonがサービス停止をするとか、僕のアカウントが永久追放されるとかされると再ダウンロードも出来なくなるとは思いますし、電子書籍がイヤな人達はその主張をよくされるんですけど。それは地震や火事や水害などとどっちが可能性高いだろうって思います。

| やまなしレイ(管理人) | 2015/09/13 00:58 | URL | ≫ EDIT

>もし好きな作家の新刊などの「絶対欲しい本」が「電子書籍」でしか出なくて~
こう言っておいて程度によりますねw 「絶対欲しい本」ならやるかも知れません。ダメオタクアピール的な見得もありますし。今、紙の本でも3冊買った作品とかありますから、それくらい好きな作品ならやりますね。

耐久性については、そちらの意見も理解できます。
ファミコンのゲームもwiiで遊べますしね。
紙の場合、残骸が残りますが、データの場合、元々手で触れられない、消えたら何も残らないってイメージも大きいのかもしれません。

| ざくろ | 2015/09/13 16:59 | URL |

>ざくろさん

 返信ありがとうございます。今後の参考にさせてもらいます。


 ゲームはまさに、僕の場合DSのソフトで「現物を持っているのに起動したくてもうんともすんとも言わなくなっちゃった」ものがあって、それこそファミコンの頃とかは友達の家に端子が錆びちゃって起動できないものがありましたし……
 僕は「現物を持っている」ことをあまり信用していないんですね。「いつでも起動できる」とは思えないんです。

 そういう意味では、本はまだ信用できるんですけどね。久しぶりに読もうと思ったら開かないみたいなことはほとんどないし。

| やまなしレイ(管理人) | 2015/09/13 20:54 | URL | ≫ EDIT

私は紙の本が好き派です。
オクテットは本当に欲しかったので電子書籍でもかまわない、と購入しましたがそれ以外は買ったことがありません。
オクテットならば2000円でも出せますね、所謂同人誌の相場から考えれば、あのページ数で2000円は高くはありません。
もちろん、「2000円」とだけ聞くと一瞬ウッと思ってしまいますがw
また、部数1冊で見積もったようですが需要さえあれば数十部で出すことも可能でしょうし、こうなると単価はぐっと下がるはずです。

需要があるかどうかを知るためのこの記事なのでしょう、「私はそれでも買います」とはっきり言っておきます。
でも、やまなしさんに無理のないようご選択くださいね

| ああああ | 2015/09/17 13:05 | URL | ≫ EDIT

>ああああさん

 御意見ありがとうございます。
 実際に自分用のを印刷注文して品質を見てから決めようと思いますが、欲しい人が一人でもいらっしゃるのなら前向きに検討しようと思います。

>需要さえあれば数十部で出すことも可能でしょうし、こうなると単価はぐっと下がるはずです。
 とりあえず紹介したサイトは1部でも100部でも1冊辺りの単価は変わらないみたいです。というか、「1部から」の価格がものすごく安いからオンデマンド印刷なんて出来るワケなんですが。

 この記事を書いて他のサイトについて教えてくれた人もいたので、時間が出来たらしっかり調べて判断しようと思います。


 不安要素としては、電子書籍は誤字などが出ても後から訂正できるのですが、紙の本はそれが出来ないことで―――例えば、価格差に加えて「紙の本は電子書籍から3ヶ月遅れで発売します」って場合はどうでしょうか?

 いや、自分としても「紙の本も電子書籍も同時発売です!」とババーンとやりたい気持ちはあるんですけど……

| やまなしレイ(管理人) | 2015/09/18 20:27 | URL | ≫ EDIT

記事に書かれておられるように、電子書籍の環境はだいぶ変わってきた感じを受けますね。
個人的には、大手のサービスがそれなりに今後も安定して継続しそうだと見えてきたのが大きいのかなーと思っています。
私自身が電子書籍を買い始めたときは、買った物がはたしてずっと読める状態で続くのか?というのが一番の心配毎でした。

当方は、完全に電子書籍派です。
電子書籍はやはり場所を取らないのがとにかく大きな利点で、私の場合は今では紙の書籍を一切買わなくなってしまったぐらいです。
現状で自分の電子本棚には1000冊を超える本が並んでいますが、これだけでも紙の本だったら置き場所に困っていただろうなぁと時々思います。
何処かにしまい込んじゃってすぐに読めないような状態だと、本を持っている意味も薄らぐし、と。

最大の悩みは、まだ現在の状況では電子書籍を出してくれない作者さんがいることで、そういった作者さんの本は「読むのを諦める」という選択になっていることですね。
電子書籍がまず標準であって、記事で紹介されているような電子書籍から紙の本にするサービスが希望者に追加料金で提供される、という形が一般的になればなぁ、と思います。

もう1つは現在の紙の本のように「どの本屋で購入しても同じ」という状況に電子書籍もなってほしいですが。。。
それは今後100年掛かってもたぶん無理そうですね。。

| エイ | 2015/09/19 15:45 | URL | ≫ EDIT

>エイさん

 1000冊は凄いですね!
 自分は数えていないけど、200~300冊くらいかなぁ。

 僕も長年(リアルの方の)本棚のスペースには悩まされていて、昔はスペース確保のためにブックオフに売りに行ったりヤフオクに出したりしていたのですが、「そういうことしていると作者や出版社は儲からないんだ」と言われてから古い本を処分できなくなり、新しい本も買えない時期が結構ありました。


 そこから電子書籍導入で、ホント見違えるようにたくさん本を買うようになりましたからねー。
 んで、僕の不満点も似たようなところがあって。芳文社が「全2巻の漫画」を1巻だけキンドルで出して、2巻は紙の本が出てから2年以上経過してもまだキンドルで出してくれないのが不満ですw

 1巻を電子書籍で出したなら最終巻まで責任とって出してくれよと言いたい!電子書籍にというか、芳文社に不満です!w

| やまなしレイ(管理人) | 2015/09/21 02:45 | URL | ≫ EDIT

はじめてコメントさせていただきます。

Kindle paperwhiteの愛好家です。

電子版600円が製本版1600円
買いたいとは思えません。
もともと1600円、と言われたら素直に払えますが、1000円高い方を買ってる、と言われると損した、負けた気分になってしまいます(特典などがつくなら考えますが)。

個人的には
電子版600円が電子DRMフリー版1000円
これなら買いたいです。
自宅にプリンターありますし、自分で読むためのプリントアウトなら合法的な私的利用ですし(当方、裁縫セットがあれば和綴じ製本できるという妙な特技を持ってますしw)、プリント可なら「企業がサービス停止したら読めなくなるじゃん!」という声にも対応可能ですし。

著作権関係で利便性まで損なわれている現状だから「紙の本がいい!」と思うことが多いです。

| まいかる | 2015/10/14 18:05 | URL | ≫ EDIT

>まいかるさん

 初めましてー。
 とても参考になるコメントありがとうございます。

 パブーで買える電子書籍はDRMフリーですね。同じ商品を発売してもキンドルに比べて全然売れないので「パブーで出しても意味ないんじゃないかなぁ」と思ってしまっていましたが、そういう需要もあるのならその辺を強調していった方がいいのかな……

 あ……でも、キンドルも発売者が設定すればDRMフリーに出来るんだったような。次回作では試してみるのもイイかもですね。

| やまなしレイ(管理人) | 2015/10/15 20:59 | URL | ≫ EDIT















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