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アニメ『赤髪の白雪姫』各話感想メモまとめ(1話~12話)

 来ましたよー、感想まとめの週です。
 今季自分が視聴しているアニメは6本ですが、『シンデレラガールズ』を除く5本が今週が最終回か一区切りの回という事態になってしまいました。1日1記事書かなきゃいけないという……『俺物語』が先週最終回だったらここまで大変にならなかったのに……


 さて、『赤髪の白雪姫』。
 自分は知らずに視聴していたのですが、このアニメは「分割2クール」だったんですね。2クール目は1月から始まるそうです。なので、この記事では「12話」は「最終回」という表記でなく「12話」と表記します。


<ルール>
・1話から12話までの感想ツイートを貼り付け
・“12話まで観終っている”現在の自分のコメントを補足
・なので、基本的に12話までのネタバレを含みます
・「まとめ」という記事タイトルですけど、まとめるのは「私の感想」だけです。「みんなの感想」をまとめるのが目的の記事ではありません
・私はまだ原作を読んでいないので、コメント欄などに原作のネタバレを書き込むのはやめてください
・思うがままに書いた感想なので、ところどころに間違いがあったりするでしょうが優しく許して下さいな


 今回の記事も長くなることが予測されるので格納しました。
 続きは「続きを読む」を押してもらえれば表示されます。ではでは。




【第1話 出会い…色づく運命】

 さて、原作を知らないでアニメが初見の私にとって、この作品のとっかかりは『花咲くいろは』の監督が監督をしている作品という入口でした。自分がP.A.Worksのファンになるきっかけとなった2011年のアニメです。
 『赤髪の白雪姫』のアニメはBONESが制作していますが、コンテ・演出陣にはP.A.Works作品でよく見かける安斎剛文さんや篠原俊哉さんの名前があって、そういう入口で観続けた自分としては嬉しかったです。

 この作品も、言ってしまえば「女性が、男性に頼るだけじゃなくて自分の力でしっかり立って生きていく話」なので、『花咲くいろは』のようなP.A.Works作品っぽいと言えばP.A.Works作品っぽい。


【第2話 辿るは胸の鳴るほうへ】

 この回は「この作品を象徴する回」とも言えて、最終的には白雪はゼンに助けられるので「ヒロインは王子様に助けてもらいましたとさ」で説明できてしまうのかも知れませんが、その前に白雪は泥臭く自分の力で脱出しようとするんですね。「王子様に助けられるだけではないヒロイン像」をしっかりと見せられた回だと思います。

 少女漫画っぽくはないんですけど、薬剤師ならではの知識で相手にいっぱい食わせたり、建物の構造を活かした追いかけっこだったりが好きでした。もっとこういう話も見たかった気もしますが、少女漫画っぽくはないですからね……(笑)。


【第3話 約束、輝くその時に】

 ハルカ侯との対決回。そして、オビの登場。
 こう見ると、第1話→第2話→第3話と、「白雪のゼンに助けられ度合い」が下がっているんですね。自分の力で何とかしようとしていく……それを背負い込みすぎる展開もこの後に描かれて、傍から見ると「もっと周りを頼ればいいのに」と思ったこともあるんですけど、それが白雪だし、そういうヒロイン像を描いているのがこの作品なんですよね。



【第4話 芽吹きの協奏曲響く、小さな手】

 宮廷薬剤師見習いの試験開始、終了、採用、そしてゼンが如何に過酷なものを背負わされているのかを知る―――と、ものすごく詰め込まれた第4話でした。

 アニメとしての構成を考えると、ここまではゼンは憧れの対象でキラキラしてて非の打ち所がない上に王子様だと描いていたところ、ここからは白雪にも彼が背負っているものが見えてくる……という流れになっているのかなと思います。
 この作品、もしゼンに背負っているものがなければ「白雪さん、王子様に見初められて良かったねー」で終わってしまう話だったことでしょう。でも、ゼンには王子様だからこその苦悩があって、白雪に出会ったことでどれだけゼンが救われたのかがしっかり描かれていたので、二人とも応援したくなれたのだと思います。


【第5話 この道は予感の結晶】

 ラクスド編。この回も好きな回でした。

 4話で宮廷薬剤師見習いになって、6話でお兄様が登場すると考えると……この5話は「つなぎの回」とも言えるのですが、ここで白雪をちゃんと宮廷薬剤師見習いとして活躍させて、オビとミツヒデの関係など白雪の絡まない関係性も描いておいたことが、後ほどのエピソードに説得力を増していたのかもなーと思います。

 あと、自分で自分の感想を読み返すと、「薬剤師」という設定を活かした話が好きなんだなぁと自分の好みが分かります。つまり「誰にでも出来ること」ではなく、白雪がちゃんと「白雪にしか出来ないこと」をやっている話が好きなんですね。


【第6話 意味の背中】


 はてさて。この辺の話は2クール目に持ち越されるんじゃないかと思うのですが。
 12話に「まだこの距離……」という白雪のセリフがあるように、この作品は「どんなに好き合っていても、どうしようもない身分の違いがある恋」の話なんですよね。好き合っているならイイじゃんとは思うのだけど、このままくっ付けばゼンのやっていることはラジのやろうとしたことと差がないように傍目からは見える―――

 ということで、白雪がゼンと対等の立場に昇りつめなければならない……って葛藤がストーリーの推進力になっているんですね。タイトルは「白雪姫」だけど、やろうとしていることは「シンデレラストーリー」というか(笑)。

 これが男女逆の「一般人の主人公」と「お姫様」だったら割とある話だと思うんですね。魔王を倒して国を救った勇者は、お姫様と結婚して、この国の王になりました。めでたし、めでたし―――みたいな。
 しかし、「一般人のヒロイン」と「王子様」の関係だと、それこそ『シンデレラ』のように「王子様に見初められる」という形になりがち。でも、この作品は「そういう展開だとラジ王子とやってること一緒だよね」と否定しているんですよね。じゃあ、最終的にどう決着を付けるのか、1クールだけだとまだ分からないので、2クール目はそういう話になっていくのかなぁと想像しています。


【第7話 聞かせて、笑顔の旋律】

 この時点ではまだ私は「分割2クール」なことを知らなかったのでこう書いていますが、2クールやるのなら2クール目にまた出てきそうですよね、ラジ王子。
 よく考えるとメイン5人はみんな優秀な人間なんで、ラジ王子みたいな抜けたキャラがこの作品では逆に癒される存在になっていたし、レギュラーとは言わなくても定期的に出てきて欲しいキャラでした。



【第8話 記憶は過去のらせんを描いて…】

 ここで過去編!
 8~9話でゼンとミツヒデの過去話をやるのだけど、結果的に言えば過去編をやるのはここがベストなタイミングだったと思います。ゼンの背負っているものを視聴者も何となく察していたのでそれを強化する効果があったし、ここからの「ゼンにとって白雪が如何に特別だったか」という展開に説得力を持たせる過去編だったと思います。

 もし、これがなかったら、それこそラジ王子と同じように「ゼン殿下も結局白雪を女として可愛がってただけかよ」って思っちゃっていたかも知れません。



【第9話 繋がり届く想い】

 ゼンとオビの話。
 オビってキャラ配置的には、白雪とゼンとオビの三角関係になってもおかしくないキャラなんですよね……ゼンよりも白雪の傍にいるし、話し相手によくなっているし、白雪の突拍子もない発言にハッとするシーンも多いし、12話では髪飾りまで送っているし。でも、今のところは「主のため」と言うだけで、自分の本音は見せないようにしているので。

 これを2クール目に使ってきたら面白そうなんですけど。
 この作品には既に「どうしようもない身分の違い」という障壁があるのだから、ここに「泥沼な三角関係」とかはわざわざ加えなくてもと思わなくもない。




【第10話 心蒼く、もっと深く】

 ゼン殿下、最後にやってきて白雪にキスしただけだからね……(笑)。
 つまり、白雪はゼンに頼らずに事件を解決させるんです。兵士とかオビに助けられたところはあるけど、それは「ゼンの命令で」ではなく「白雪に感化されて」という理由だったのでしょうし。白雪の物語は、白雪自身の力で成し遂げる物語だから、むしろ王子様が出てこない方が構造的には分かりやすいんですね。「白雪は王子様に頼らずに自分で成功しました」と。

 でも、実際には王子様とくっつくし、そもそもが「ゼンのいる場所に」という動機で頑張ってきたワケだし、構造的にはちょっと複雑な作品なんですよね。何も考えずにボーっと見ていると、単に「素敵な王子様に一般人のヒロインが見初められる話」に見えちゃうという。



【第11話 出会う…初めての色】

 この作品、分割2クールなアニメですけど、1クール目だけ見ると「ヒロインと王子様がくっ付いて終わり」だからものすごくキレイにまとまったように見えるんですよね。ですけど、ここで終わっちゃうとそれこそ「素敵な王子様に一般人のヒロインが見初められる話」にしか見えないので……

 ここから先が「この作品ならではの部分」なんだと思いますし、2クール目でそれをやるのだと思うのですが……原作はまだ連載中の漫画なので、アニメは2クール目のラストまででどう決着を付けるのかなぁとは思います。



【第12話 始まりのさようなら】

 ぼんぼり祭りは同じ監督の作品『花咲くいろは』の最終回で描かれたお祭りで、偶然なのか似たような画面だったのでつい興奮してしまいました……(笑)。
 11話で白雪とゼンがくっ付いてしまったので、12話は別に特にやることはなく「その後日談」みたいなカンジでした。一応2クール目に向けた伏線のようなものもありましたし、オビが髪飾りを送るところとか「オマエ……」と正直思ったのですが。1クール目のまとめと、2クール目への繋ぎのような回だったと思います。

 絵コンテが篠原さんなのは個人的には嬉しかったですが、監督自らコンテを切ったのが12話ではなく11話というのは、やはり山場としては11話の方にあったのかなと思います。


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 さて……「2クール目はどうしようかなぁ」と正直迷っています。
 1クール目は確かに面白かったしキャラクターへの愛着も湧いているのですが、分割2クール作品は時期が空いている間にテンションが落ちて2クール目があまりノれないことが最近は続いているので、冬アニメのラインナップ次第で視聴するかどうかを決めようかなと思っています。かなり激戦の季になりそうなんですよね……うーむ。


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