やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

アニメ『のんのんびより りぴーと』各話感想メモまとめ(1話~最終話)

 夏アニメの感想まとめ2本目です!
 終わってしまいました、終わってしまいましたよー、『のんのんびより』2期。個人的には1期よりも好きだったとかいう次元ではなく、「アニメの2期モノとして最高クラスに好きな作品」になりました。1週間を生きる楽しみになっていたし、終わってしまうのが本当に寂しかったです。

 3期の実現も是非期待したいなぁ……


<ルール>
・1話から最終話までの感想ツイートを貼り付け
・“最終話まで観終っている”現在の自分のコメントを補足
・なので、基本的に最終話までのネタバレを含みます
・「まとめ」という記事タイトルですけど、まとめるのは「私の感想」だけです。「みんなの感想」をまとめるのが目的の記事ではありません
・私は原作コミックスを6巻まで読んでいるので、原作6巻までのネタバレが多少含まれてしまいます。閲覧にご注意ください
・思うがままに書いた感想なので、ところどころに間違いがあったりするでしょうが優しく許して下さいな


 今回の記事も長くなることが予測されるので格納しました。
 続きは「続きを読む」を押してもらえれば表示されます。ではでは。



 第1話の感想の前に、少し書いておきたいことがあります。
 私は、「アニメの2期モノ」って1期ほど楽しめないことがほとんどなんです。1期が大好きならば大好きなほど、2期にイマイチのれないところがあるのです。『けいおん!』とか『超電磁砲』とかも、「1期はサイコー!」「2期は……まぁ、そこまで悪くはないか」くらいのテンションになってしまいました。

 それは何故かというのを、長年上手く説明できなかったのですが……
 根本にあるのは「1期で成長してしまったキャラクター」を、「もう1回2期で成長させる」ことの難しさなのかなと今回思いました。

 『超電磁砲』なんかは分かりやすいですけど、1期で描かれた主人公の成長を、2期ではほぼリセットされていて「1期の最終回であんなこと言っていた主人公がどうしてこんな行動とるの?」と納得できませんでした。まぁ、原作がそういう展開だからしょうがないと言えばそうなんですが。
 『けいおん!』は逆に、1期は成長を軸にストーリーが構成されていましたが2期はその成分はあまりなく「成長しきった主人公達の物語」になっていました。それも別に悪くはないんですけど、1期が好きだった自分は「2期は1期とは別のアニメだな」と思って観ていました。


 だから、『のんのんびより』の2期も始まる前は不安だったんです。
 『のんのんびより』の1期は、この村にやってきた蛍が1年間この場所で過ごし、「ここが好きだ」と言えるようになるまでの話でしたから。もう成長しきっちゃった上での2期は、1期ほど楽しめないだろうなーとどこかで思っていました。それが……というのが、自分が『のんのんびより』の2期を「アニメの2期モノとして最高クラスに好きな作品」とまで言えるくらい好きになった理由なのです。



第01話 一年生になった


 さて、『のんのんびより』の場合はもう一つ不安要素があったんですね。
 『のんのんびより』の原作は恐らく「主人公達が年齢を重ねずに季節が何巡もするサザエさん時空の作品」です。蛍とこのみちゃんが初めて会うのは「秋」なのですが、その後に描かれる「春」のエピソードでも二人は一緒に出てきますし、その割にはどのキャラも学年が進級した様子は描かれていません。

 しかし、『のんのんびより』のアニメ1期は「蛍がこの村にやってきた1年間」を描いていました。時間の経過を大切に描いてきたのに、進級もせずにまた1年間を描くのはどうするんだろうと思っていたのです。
 んで、『のんのんびより』アニメ2期の第1話は、「アニメ1期の第1話」よりも前の話から始まり、この後も1期のエピソードのスキマを埋めていくように描かれています。つまり、アニメ1期もアニメ2期も「同じ1年間」だけど、「切り取ったエピソードが違う」と構成しているんですね。

 そのため、さっき言った「蛍とこのみちゃんが一緒にいる春のエピソード」を、アニメでは1期と矛盾しないように「秋のエピソード」に変えて構成していたりするんですね。おかげでこのみちゃんの出番は後半だけになっちゃうのですが(笑)、1期で描いたものをなかったことにしない誠意ある構成だなーと思いました。


第02話 星を見に行った


 ということで、このエピソードも原作とは季節を変えています。
 原作は服装から察するに「夏のエピソード」なのですが、アニメでは「春のエピソード」になっていました。

nonnnon1.jpg
<画像は原作漫画版『のんのんびより』6巻より引用>

nonnnon2.jpg
<画像はテレビアニメ版『のんのんびより りぴーと』2話より引用>

 比較してみると面白いのですが、アニメ版の服は原作版のテイストを残したまま夏服→春服にアレンジしたものとなっています。


 それで、「どうしてわざわざこのエピソードを春に変えたのか」というと……
 引っ越してきたばかりの蛍が、小鞠のことを好きになるエピソードとしてアニメでは配置されたんですね。恐らくアニメの時間軸では1期2話の「駄菓子屋に行く」よりも前に置かれている話なのかなと思います。
 星を見に行くこのエピソードは原作から元々好きな話だったんですけど、そう配置されたことでますます好きなエピソードになりました。こまちゃんはやっぱりお姉ちゃんだし、そりゃ蛍だって惚れるさ!


第03話 連休中にやる気を出した

 れんげと姉ねえのこのエピソードは、原作の方がテンポ良くて好きだったかな……自分は「アニメの後に原作を読んだ方が楽しめる」のでアニメ化されていない部分は原作を読まないようにしているのだけど、原作を6巻まで読んだ頃はまだアニメ2期の製作が発表される前だったのでしょうがない。



第04話 てるてるぼうずを作った

 ひらたいらさん回。
 基本的に『のんのんびより』のアニメは、れんげ回→蛍回→越谷姉妹回というローテーションでまわっているのだけど、2期はれんげ回の破壊力がすごくて1話も4話も10話も素晴らしかったです。『のんのんびより』1期が「蛍がこの場所を好きだと言えるまでの1年間」を描いたのに対して、『のんのんびより』2期は「れんげが成長していく姿と、それを周囲が見守っていた1年間」を描いていたと言えるかなぁと思います。



第05話 お好み焼きを食べた

 ホント今更だけど、「お好み焼きを食べた」というサブタイトルの話で30分やるの凄いですよね(笑)。
 プール掃除と、みんなで山で遊んでいたら雨が降ってきて駄菓子屋に雨宿りに行く回です。これが大体「プール開き」あたりの時期の話なのですが、1期でひかげとは夏に、このみちゃんとは秋に蛍が「初めまして」と会っているので、それまでは登場させられない(蛍には会わせられない)んですね。この制約で話を作るのは大変そうですよねー。



第06話 ホタルと仲よくなった

 夏海と蛍の気まずい会話回か。
 蛍ってあの体型だから大人っぽく見えるのだけど、中身は小学生ですもんねぇ。好きなアニメの話に熱くなっちゃったり、不安で泣いちゃったりもしますよね。こまちゃんぬいぐるみ(こまぐるみ)を作りまくっているのも、一部界隈では「クレイジーサイコレズ」なんて失礼な言い回しをされていますけど、蛍の実年齢を考えると好きなものに夢中になって愛でている様は微笑ましいと思うんです。

 でも、あれがもう数年経って「性癖を伴う恋愛感情」に芽生えていくとどうなるのか気になりますし、『のんのんびより』の原作完結の際には「そして5年後……」みたいな未来の蛍の姿を見せて欲しいです!




第07話 思いきって飛び込んだ

 この回も大好きな回です。順番的にはれんげ回っぽいのだけど、7話が蛍回で、8話がれんげ回なのかな-と思います。なので、7話と5話はセットで「蛍目線でこの場所にも楽しいことがたくさんあるんだと見せる回」と言えますね。

 あれ……今見返すと、れんげがひかげに携帯電話を借りて写真を撮るところ、小鞠が無反応なのはおかしいですよね(笑)。11話では、あんなに携帯電話に過剰反応していたのに。重箱の隅をつつくような話ですが。



第08話 給食当番をした

 れんげの赤ん坊時代のエピソードだけど、単にそれで終わらせるのではなく、小鞠のぬいぐるみを使って「時間の経過」と「それでも変わらないもの」をしっかり描いた良回でした。
 1期もそういうところがなかったワケじゃないんですけど、2期は特に「成長すること」「大人になっていくこと」をにおわせる描写にグッとくることが多かったです。れんげが一番それがメインで描かれていましたけど、蛍の話も、この回の小鞠の話も、グッと来てしまいました。


 「2期モノは1期ほど楽しめない」と思っていた私なんですけど……
 どうして『のんのんびより』の2期は楽しめたのかというと、普通のアニメの2期は「1期の後」の話になりますが、このアニメの2期は「1期と同じ時期」の話です。そのため、1期と同じように「成長していく彼女ら」を描くことに問題がないんですね。それどころか1期では描けなかったスキマを描いている形なので、一人一人の成長に説得力が増す形にもなっていました。

 こういう手法がなかったワケではないですし、それこそ同じ吉田玲子さん脚本の『けいおん!』劇場版はこれに近い構成だったのですが、あちらが「結末の分かっている話を引き伸ばされている」印象だったのに対して、『のんのんびより』は原作のエピソードの再構成も上手くて飽きさせなかったのが大きかったのかなーと思います。


第09話 みんなでお月見をした

 この回の釣りのエピソードは原作だと「春」のエピソードなんですね。でも、このみちゃんとか駄菓子屋とかも出てくるエピソードのため「秋」に変えられて、全員集合のお月見エピソードと足されて夏海メイン回に構成されていました。

 しかし、考えてみると夏海は何気に一番しっかりしているので、夏海には成長エピソードとかは別にないんですよね。1期を通しても、家出する回くらいですよね。



第10話 すごく練習した



 最高に大好きな回です。『のんのんびより』の中でも、というより今まで自分が観てきたアニメの中でもトップ10に入るくらい好きな回です(あとの9コは考えたことがないので別に決まっていませんが)。

 この感想まとめを書くにあたってもう1回終盤だけ観返したのですが、また泣いてもうた。
 感想にも書いているんですけど、「自転車に乗れるようになったれんげ」ではなく画面は「それを見守っている駄菓子屋」を映しているんですよ。視聴者は駄菓子屋の目線から「れんげ、がんばれー」と応援しつつ、大人になっていくれんげの姿にどこか寂しい気持ちもあって……

 それでも最後、背伸びしているれんげに駄菓子屋が力を貸してあげて、れんげから「ありがとな」の言葉で微笑む姿もあって……人間の感情って単純に単語で表現できるものじゃないんだってことをセリフではなく画面の演出で表現しているのが素晴らしかったです。



第11話 甘えんぼうになった

 蛍と母親のイチャイチャ具合はブハーッってなったのだけど、むしろどうして蛍はみんなの前だとあんなにしっかりしているのだろう……周りにしっかりしている人が誰もいないからか(解決)。

 それを考えると、れんげが異次元の発想を持ったキャラなのも、姉二人があんなだからなのだろうか……いや、赤ん坊の頃から割とこのまんまだった気もする。



第12話 一年がたった





 まず一つ訂正。
 自分は知らなかったんですけど、原作6巻のデパート行く話は1期の特装版(限定版7巻に付いてくるDVD)で既にアニメ化されていたそうです。レビューを読んでみると、そのエピソードでは6巻のラストから7巻までの繋ぎがアニメ化されていて、その続きである旅行本編が7巻の1話目から始まるので……

・デパート編→特装版で既にアニメ化されている
・旅行編→デパート編を観ていないと意味不明なので2期ではアニメ化されなかった(また特装版でアニメ化される?)

 こんなところだったそうです。んで、結果的にアニメ2期は地味な話が多くなったのですが……個人的にはそれが好きでした。あくまでこの狭いエリアの中での日常で、子ども達が成長していく姿が好きだったんです。
 サザエさん時空の原作をアニメ化する際に、「1期の続き」ではなく「1期のスキマエピソード」として構成したのは最初はどうなるかと思ったのですが、ものの見事に大成功だったと思います。この構成と、原作の再構築とかがキレイにハマって、私は1期以上に大好きなアニメになりました。

のんのんびより りぴーと 第1巻【 イベントチケット優先販売申込券付 】 [Blu-ray]のんのんびより りぴーと 第1巻【 イベントチケット優先販売申込券付 】 [Blu-ray]

KADOKAWA メディアファクトリー 2015-09-18
売り上げランキング : 95

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 最高のアニメ化でした。
 原作コミックスは7巻以降も既に買っていて、でもアニメ化されるまでは読まないようにしていたので……アニメが終わって寂しい気持ちも大きいけれど、次は原作を読もうと思います。3期もあることを期待しています。


[まとめ買い] のんのんびより[まとめ買い] のんのんびより
あっと


売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| アニメ雑記 | 22:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamanashirei.blog86.fc2.com/tb.php/1990-d3a1cf31

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT