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『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』各話感想メモまとめ(1話~13話)

 14話が放送される前に書き終わらねばなりません!冬アニメ感想まとめです!
 これまでは視聴しているアニメ作品は全て「ツイートをまとめる」ということをやっていたのですが、ツイセーブに自分のTwitterの呟きは全部記録するようにしたので、感想を読みたければ作品名で検索すれば読んでもらえるようになったんですね。

 なので、「ツイートをまとめる記事」の役割はもうほぼ必要なくなったとも言えるのですが、プッシュしている作品は「今現在の自分のコメントを捕捉として載せる」目的で今後も毎季2~3作品くらいのペースでやろうかなと思っています。

<ルール>
・1話から13話までの感想ツイートを貼り付け
・“13話まで観終っている”現在の自分のコメントを補足
・なので、基本的に13話までのネタバレを含みます
・「まとめ」という記事タイトルですけど、まとめるのは「私の感想」だけです。「みんなの感想」をまとめるのが目的の記事ではありません
・思うがままに書いた感想なので、ところどころに間違いがあったりするでしょうが優しく許して下さいな

 今回の記事も長くなることが予測されるので格納しました。
 続きは「続きを読む」を押してもらえれば表示されます。ではでは。




第1話 鉄と血と


 今だから書きますけど、戦闘が始まる前のAパートあたりは「あれ……?ひょっとしたらハズレか……?」と思っていました。キャラがすごくたくさんいるのでまだ把握しきれず、断片的に見えてきたキャラや設定はそれこそ『アルドノア』に近いと思ってしまったり、クーデリアのキャラに痛々しさも感じたりしていて、イマイチノれませんでした。

 戦闘が始まってからは一転、人もメカも動き回るモビルワーカー同士の対決、モビルスーツのチートっぷり、大ピンチのところに満を持して登場するガンダム――――と燃えまくる展開が続き、その中で「キャラクター」も見えてきてグイグイ引きこまれました。



第2話 バルバトス



 今読むと、なかなか味わい深い第2話の感想です。
 私、この頃は「三日月は自分の頭で考えずにオルガの命令を忠実に遂行するマシーン」みたいなキャラだと思っていました。この超強いキャラをオルガが制御できなくなった時、どうなっちゃうんだろう……的なベタな展開をしていくと思っていたんですが、三日月って結構「普通の子」でしたよね。ちゃんと自分で考えるし、悔しがったり、戸惑ったり、人の優しさもちゃんと分かる。その上で、オルガを信用しているからオルガの言うことを聞いているキャラなんですよね。

 「敵」の描き方に関しては、まだまだ保留。
 マクギリスやタービンズ一味のような「美男美女」は強敵としてしっかり描かれていると思いますが、グシオンのパイロットとかCGSのオッサン達は「悪そうな顔して悪いヤツら」な上に主人公達の引き立て役にしかなっていないなーと思うとこがあります。それが「分かりやすい」とも言えるのだけど、強くて悪くて憎らしい敵キャラも登場して欲しいなぁと思っています。グシオンのパイロットは期待していたんですが、結局三日月にボコボコにやられるだけでしたから……


第3話 散華



 アニメは「3話で一区切り」という話がよく言われていますが、この3話まで観て思ったことが、1クール(13話まで)観た現在思っていることに見事に繋がっているなぁと思います。

 一つは、三日月がやっていることは「人殺し」だということ。
 13話でグシオンのパイロットに言われた「人殺しを楽しんでいるな!」という台詞は、この第3話の時に感じた「作業のように人を殺していく三日月」の危うさに通じるものがありました。三日月にとっての「人殺し」が何なのかが、一区切りとなる3話でも13話でも描かれたということは、この作品全体で描こうとしているものなのかなぁと思います。

 もう一つは、三日月とクーデリアとアトラの三角関係。
 歴代ガンダム作品に恋愛要素がなかったワケではありませんし、三角関係になったことも何度もあると思うのですが、『鉄血のオルフェンズ』は青春モノを数多く手がけた岡田さんのシリーズ構成らしく、重要なメインテーマの一つとして描かれているなぁと感じます。13話のラストがアレだったワケですしね。



第4話 命の値段




 この回、特に好きな回です。
 三日月がクーデリアを連れ出すことで、三日月の人間らしさも見えるし、彼らの生活感も分かるし、宿敵との出会いも描ける―――チョコレートの人の狡猾さは、後に出てくる「妾の子が成り上がっていった」みたいな設定と繋がっているのかも知れないですねぇ。この手のキャラは追い詰められて豹変するみたいな展開が定番ですが、彼には最後までこういう「憎たらしいまでのイケメン」であって欲しいかなぁと思っています。



第5話 赤い空の向こう



 ギスギスはさておき、ロリ姉妹やトドがいなくなって「味方サイドのキャラが減った」ことで、今後物足りなくなるのではと予想しているのが面白いですね。実際には、ここからタービンズが出てきて女性キャラがドカッと増えますし、ロリ成分はアルミリアが補充してくれるので、非常に磐石な展開だったと今なら分かります。


第6話 彼等について




 三日月、文字を覚えるの回。
 この後にも三日月が文字の練習をしているシーンが何回か出てきますね。象徴的な話になりますが、この作品にとっての「文字を覚える」ということは、「人殺し以外にも仕事はある」ということだと思うんです。三日月は文字の読み書きも出来なかったから、生きてゆくために「殺し合いの現場」で仕事するしかなかったのだけど、文字の読み書きが出来ればそれも変わるかも知れない―――

 しかし、13話で「人殺しを楽しんでいる」と言われたように、三日月は(選択肢がそれしかないからではなく)望んで「殺し合いの現場」に出ているのでは?というのが、2クール目の肝になるのかなぁと思います。

 「人殺し」か←→「文字の読み書き」か
 という二項対立で考えると、三日月がキスをしたクーデリアは言うまでもなく「文字の読み書き」側の人ですからね。「人殺し」に引っ張られそうな三日月に、真っ当な未来を提示してくれる象徴がクーデリアなんだろうと。



第7話 いさなとり




 タービンズ登場!女性キャラが増えたことも大きいし、オルガにとっては「頼れる兄貴」が出来て、三日月にとっては「初めて自分を苦戦させる相手」になって、アトラにとっては「ハーレムEDがあった!」と気付かせてくれて(笑)。それぞれのキャラを前進させる存在になっていました。

 ヤマギとシノの話は、この後もかなり露骨に描かれていましたね。
 女の話をしたシノに対して不機嫌になっていたことから、例えば「オルガと三日月」のような信頼しあっている仲間みたいなものではなく、恋愛感情なのは間違いないと思います。
 もちろん恋愛はどの性別で行っても自由なのですが、作品を構成しているものから考えると「どうしてヤマギとシノなのか」は気になりますね。シノは言ってしまえばメンバーの中でも「あっけらかんとした女好き」です。昭弘だったら全然可能性ありそうなのですが、シノだと可能性なさそうですよね。

 名瀬がハーレム艦を作っているとか、アトラが「ハーレムEDがある!」とそこから気付いたとかと、ヤマギの描写は繋がっているのかなぁと思います。自分が選ばれないことが分かっている恋愛感情の行き所というかね。岡田さんはこういうの大得意ですからねぇ!『凪あす』、面白かったなぁ……


第8話 寄り添うかたち



 この頃、ブログに記事を書くために第1話から観返していたため、「ノブリスの真意」を今更確認するように書いているのでした。
 しかし、13話まで観て残っている一番の謎は「クーデリア父」なんですよねぇ。ノブリスはやりたいことが分かったし、フミタンも恐らくそこに通じてて葛藤しているっぽい。しかし、お父さんは第1話でコーラル相手にペコペコしていた以降、全く出番がありません。実はフミタンの正体はお父さんだったんです!と光学迷彩を解除した途端に中からオッサン出てきたらどうしようとか心配しています。



 フミタンのことはさておき、全体的にこの作品は「分かりやすい」作品だよなぁと思って書きました。


第9話 盃




 オルガと名瀬が兄弟の盃をかわして、メリビットさん初登場で、ユージンとシノが風俗に行ってきたっぽい第9話。第1~2話の頃は「貧困のために売春に身を落とす少女達」みたいなカットだったのに、ここでは主人公サイドが“買う側”に回ったっぽいのが印象的な回でした。いや、まぁ……明確にそう言っているワケではないんですが。自由恋愛の末にって可能性もゼロではないですけどね!ね!

 しかし、この回のオルガとかメリビットさんとかフミタンとか、2クール目以降にひっくり返ってしまいそうな描写が多かった回ですね。クーデリアの決断もそうか。こういう回は全話通してみて初めて意味が分かる回かも知れません。



第10話 明日からの手紙



 ほとんど出番がなかったはずなのに、アトラの回想シーンと最後のシーンで誰よりも存在感を見せた三日月でした。
 昭弘の回想シーンと、ここからのブルワーズ編って、成り上がってしまった鉄華団を見慣れてしまった視聴者に対して「本来の貧困ってこういうことなんだよ」と改めて世界観を見せつける話だったと思います。それがやるせないし、だからこそクーデリアは「為すこと」を為さねばならないワケで。

 アトラの「ハーレムエンドでいいじゃん」という発想は、私も色んなアニメを見て「ここまで相手のことを好きで恋敵のことも(友情として)好きなら3人で結婚すればイイんじゃないの?」と思ってきたので、すげえ納得しました。作品としても、名瀬のハーレム艦(とアトラは思っている)を先に見せているから説得力がありましたし。

 ただ、そうここで描いちゃったということは「ハーレムエンドでいいじゃん」って結末じゃないんでしょうね……



第11話 ヒューマン・デブリ




 世に女性声優はたくさんいますが、「自分が可愛いと思う声」で言えば加隈亜衣さんは1~2位を争うくらいに可愛い声だと思っています。おのれマクギリス、絶対に許さん!!

 マクギリス達が「チョビヒゲ」と言っていた人物がブルワーズを手引きしていたという話でしたが、ブルワーズ編が終わってもその姿を見せませんでしたよね。今後また「ギャラルホルンの刺客」として登場するということかな……なんだか、アインよりも「序盤の因縁を引きずって追ってくるライバルポジション」に収まっているような気もします(笑)。



第12話 暗礁




 そんなことを言っていたら、その翌週にクーデリアと三日月がキスしていました。

 ちょっと意地が悪い話をしますけど、「殺し合い」を描く作品はどこかで必ず「死人」を出さなければなりません。誰も死ななければ「殺し合い」になりませんし、命の重みも描くことが出来ません。「殺し合いって酷いんだよ」と視聴者に思わせるためには、何だかんだみんな生きてましたーじゃダメなんですよね。
 『鉄血のオルフェンズ』もガンガン人が死にまくっているようで、実はレギュラーキャラはまだ死んでいません。第1話で「まだそれほど視聴者が感情移入していないキャラ」が死んで、翌週「おっぱいに埋もれたいって言っていたのに……」と仲間に嘆かれたくらい。他に死んだのは、恐らく敵キャラだけだと思います。

 かといって、愛着のある味方キャラを殺すのはとてもリスキーです。例えばアトラとかクーデリア辺りが死んでしまうと、ショックで「もうこのアニメ観たくない……」という人も出てくると思うんですね。それがストーリー上どんなに大切な描写であったとしても、キャラを殺すのはファンを失望させかねないんですね。やるとしても、とっておきのタイミングにやることになるでしょう。

 そう考えると、殺されるのが「昭弘の弟」というのは上手い落としどころだなぁ……と思うのです。ショックなのはショックです。助かって欲しかったし、昭弘の気持ちを考えるとやるせないです。悲惨な展開だったと思います。でも、正直「昌弘」に対してはまだ愛着も何もあったもんじゃないので、これで「もうこのアニメ観たくない……」というほどのものではないんですね。


 ただ、「自分の選択で流れる血がある」ことを知っているクーデリアの物語と、「人殺しに慣れて楽しんでいるかも知れない」三日月の物語を考えると……どこかで誰かメインキャラが死なないと「先」を描けないとも思うので。2クール目は、1クール目以上に壮絶な話になっていくのかなぁと思います。


【第13話 葬送】




 一区切りとなる1クール目ラストの回が、「死んでいった者達の葬式をする」回というのはこの作品らしい回ですね。葬式は「死んでいった人達」のためでなく「生き残った人達」のために行われるなんて言いますが、クーデリアの物語としても三日月の物語としても「死んでいった人達」をどう受け止めるのかが重要な要素になっていると思いますしね。


 『鉄血のオルフェンズ』はブルーレイ&DVDの発売予定のページを見る限り「全25話」みたいなのですが、2クールで完結するんですかね?
 『ガンダムOO』のように2クールごとに分割して、「セカンドシーズン」は数年後を描くみたいなこともありそうだって思います。登場人物に“子ども”が多いので、数年後の彼ら・彼女らを描くのも面白そうだなって。5年後のアルミリアとか見てみたいです!14歳なんて、一番ちょうどよい時期ですし!

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