やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

2015年4月~2016年3月に観たアニメの中でお気に入りTOP5

 またこの季節になりましたね。
 昨年までは「○月のまとめ」のついでに書いていたのですが、そちらを「○月の活動報告」とリニューアルしたので、今年からは独立した記事に書くことにします。

 毎年の年度末に書いている「今年度観たアニメの中でお気に入りTOP5」を、今年も書きます。「面白かった」順でも「素晴らしかった」順でもなく、「好きな作品」順だということと。あくまで“この1年間で自分が「最終回まで観たアニメ」”が対象なので、アニメ業界全般を総括するつもりだとかそういうことではありません。

(関連記事:「好きな作品」と「面白い作品」と「素晴らしい作品」は別


 過去6年間のTOP5はこんなカンジ。ということは今年で7年目なんですね……

【2009年度】
1位:『とある科学の超電磁砲<レールガン>』 175点(ジェネオン/J.C.STAFF)
2位:『けいおん!』 160点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『かなめも』 75点(スターチャイルド/feel.)
4位:『青い花』 65点(メディアファクトリー/J.C.STAFF)
5位:『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 60点(アニプレックス/A-1 Pictures)


【2010年度】
1位:『魔法少女まどか☆マギカ』 145点(アニプレックス/シャフト)
2位:『けいおん!!』 90点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『四畳半神話大系』 85点(東宝/マッドハウス)
4位:『放浪息子』 70点(アニプレックス/AIC Classic)
5位:『屍鬼』 55点(アニプレックス/童夢)


【2011年度】
1位:『ちはやふる』 150点(バップ/マッドハウス)
2位:『花咲くいろは』 75点(ポニーキャニオン/P.A.WORKS)
3位:『あの夏で待ってる』 70点(ジェネオン/J.C.STAFF)
4位:『シュタインズ・ゲート』 60点(メディアファクトリー/WHITE FOX)
5位:『テルマエ・ロマエ』 55点(東宝/DLE)


【2012年度】
1位:『TARI TARI』 95点(ポニーキャニオン/P.A.WORKS)
2位:『たまこまーけっと』 92点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『琴浦さん』 80点(フライングドッグ/AIC Classic)
4位:『氷菓』 75点(角川書店/京都アニメーション)
5位:『まおゆう魔王勇者』 50点(ポニーキャニオン/アームス)


【2013年度】
1位:『銀の匙 Silver Spoon』155点(アニプレックス/A-1 Pictures)
2位:『境界の彼方』120点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『ガンダムビルドファイターズ』85点(バンダイビジュアル/サンライズ)
4位:『未確認で進行形』80点(東宝/動画工房)
5位:『進撃の巨人』65点(ポニーキャニオン/WIT STUDIO)


【2014年度】
1位:『SHIROBAKO』195点(ワーナー・ブラザース/P.A.WORKS)
2位:『結城友奈は勇者である』130点(ポニーキャニオン/Studio 五組)
3位:『四月は君の嘘』125点(アニプレックス/A-1 Pictures)
4位:『アルドノア・ゼロ』91点(アニプレックス/A-1 Pictures + TROYCA)
5位:『ハナヤマタ』73点(エイベックス・ピクチャーズ/マッドハウス)

 自分でも「どうしてこの作品がこの点数なんですかね……」と思うところもあるのだけど、それも含めて「当時の自分のテンション」なのだと今は思っています。



 さて、今年。
 今年“最終話まで観た作品”を数えてみたところ、16作品となりました。この16作品の中からTOP5を決める―――という限定したランキングなのですね。ちなみに昨年の“最終話まで観た作品”は12作品だったので、随分と増えました。
 「分割2クールなどでまだ完結していない作品」はカウントしていません。具体名を挙げると『うしおととら』『コンクリート・レボルティオ』『鉄血のオルフェンズ』の3作品です。これらの作品は「まだ話の途中までしか観ていない」ということでランキングには入れませんでした。


 なお、各作品評には多少のネタバレが含まれることを御了承下さい。




 5位『のんのんびより りぴーと』。74点。
 まさかの。
 私はあまり「2期モノ」「3期モノ」が好きではないんですが、今年はそういうめぐり合わせなのか「2期モノ」「3期モノ」を結構観ていました。“最終話まで観た”16作品の内の5作品が「2期モノ」「3期モノ」でしたからね。

 んで、その中でもこの『のんのんびより りぴーと』は私にとってとても革命的で。私が今まであまり「2期モノ」「3期モノ」を好きでなかった「1期を成長物語として描いてしまうと、どうしても2期・3期は成長要素がなくなってつまらなくなってしまう」問題を上手く解決した作品となっていました。
 「2期」を1期よりも前から始まる「1期では描かなかったスキマの話」と構成することで、各キャラクターをまた成長前から描き始めることが出来たし、成長していくカタルシスが生まれたし、1期以上にのんびりとした日々を描くことが出来たし……私は1期以上に2期が大好きでした。

 原作はこんな風にはなっていないんですね。
 原作はサザエさん時空というか、季節が何巡してもキャラクターは年齢を取らないし、成長の描写もそんなにありません。それを2期として構成する際に大胆にアレンジして、原作とは違う季節に起こった出来事にしたり、エピソードの順番を変えたりといった工夫で、また新たな一年間に組み立てられていたのが良かったです。

(関連記事:アニメ『のんのんびより りぴーと』各話感想メモまとめ(1話~最終話)


 
 4位『灰と幻想のグリムガル』。83点。
 アニメが終わったばかりなのでまだ原作は読んでいないんですけど、原作は結構な巻数が出ているのにアニメで描いたのは2巻までみたいなんですね。“原作のエピソードをなるべく詰め込んで1巻でも多く消化しよう”なんてしていたら、恐らく私はこんなに好きにはなっていなかったと思います。

 「ゴブリン1匹倒すのに2週かかった」というのも良かったですが、それ以上に私が好きだったのは「初めてゴブリンを倒した後」の彼らの日常を描くのにBパートまるまる使っていたことです。尺の決まっている漫画とかアニメとかではすっとばされがちな部分ですけど、でも間違いなく「彼らが変わった瞬間」でしたし、それを丁寧に描いているのがとても好きでした。
 その後もストーリーには何度も山場がありましたが、「山場」以上に「山場の後の彼らがどんな日常を送っているのか」を描いているのがとても良かったです。日常が描かれていたからこそバトルの緊張感にもなっていましたしね。ちなみに私はユメ派です。



 3位『アイドルマスター シンデレラガールズ』。91点。
 点数は刻む刻む。
 『シンデレラガールズ』は「大好きな回」と「そうでもない回」の落差が自分の中では結構大きくて、果たして自分はこのアニメを好きだったのだろうかと自分自身ですらよく分からないのですが……やっぱり「大好きな回」でもらった感動は全てを凌駕するよなぁと上位に選びました。

 私は2クール目の方が好きです。
 1クール目で確固たるアイドルとしての彼女らを見せた分だけ、それが揺るがされた2クール目で彼女らのアイデンティティが見せられたと思っています。卯月の話ももちろん良かったけど、自分はみりあちゃんと城ヶ崎姉妹の17話がとても好きでした。今思い出しても震えが来るくらい、あの回は感動しまくりました。

(関連記事:『アイドルマスターシンデレラガールズ』各話感想メモまとめ(14話~最終話)



 2位『がっこうぐらし!』92点。
 ネタバレなしで感想書くにはどうしたらイイのでしょう!(笑)

 いや、でも「楽しませてもらった」という意味では一年間で一番のアニメでした。何度も何度もブログの記事にしましたし、その度に「みんなどう思った?」「どうだった?」と感想を言い合っていましたし、ネタバレ喰らうのに脅えながらネタバレしないように脅えながら……『魔法少女まどか☆マギカ』以来の「みんなで一斉に観て意見を言い合うのが楽しいソーシャルアニメ」というお祭り的な楽しみ方を私はしていました。

 それでいて、そういうソーシャル要素が薄れた終盤はまっすぐに感動させられました。私はやっぱり最終話のあの一連の台詞が大好きでね……それまでの全ての描写があの台詞に繋がっているのがグッときました。
 原作は(恐らくアニメでやったところまで)買っているのですが、なかなか読むのが怖くて読めずに半年経ってしまったので……そろそろ読み始めるかなぁと、この文を書きながら思いました。

(関連記事:アニメ『がっこうぐらし!』各話感想メモまとめ(1話~最終話)




 1位『響け!ユーフォニアム』。153点。
 えーっと……恐らくみなさんにとっては「どうでもいいわ!」ということを今から書くんですけど、この「アニメのTOP5」を書き始めたのは2009年度からでした。2007年~2008年くらいの私はアニメを観てもあまり楽しめなくて、心が病み気味で、「もうアニメを観るのを辞めようかな」と思っていました。
 そういう状況だった2009年4月に『けいおん!』が始まって、「そうだ。アニメの楽しみ方ってこれでイイんだ」と救われて、そこから再びアニメを観るのが楽しくなって「アニメのTOP5」なんてものも書くようになったのですが……

 実は京都アニメーションの作品を1位にしたことは一度もなかったんですね。
 京アニの『けいおん!』によってアニメ好きに戻ってきたのに、その『けいおん!』も『たまこ』も『境界の彼方』も2位でした。

 「そんなのオマエの匙加減じゃねえか」と言われればそれまでなんですけど……自分が年間1位に選んだ歴代作品を並べて見ると「どれくらいクオリティが高いか」とか「どれくらいキャラが好きか」ではなくて「どれくらい自分の魂が揺さぶられたのか」で1位の作品は選ばれているように思えます。
 んで、じゃあ私の魂はどういう時に揺さぶられるのかと言えば……泥だらけになっても、這いつくばっても、それでもめげずに立ち上がって前に進もうとする作品を年間1位に選んでいるように思えるので、それが私の好みだし私の魂の好みなんだと思うのです。

 京アニ作品はムチャクチャクオリティ高いし、キャラも可愛いし、減点法で考えたら悪いところなんて何もないのだけど、そういう泥臭さを感じることがなかったので、これまでの自分は1位に選んでこなかったのかなーと思うのです。


 ということで、初めて私が年間1位に選んだ京アニ作品が『響け!ユーフォニアム』でした。クオリティはムチャクチャ高いし、キャラも可愛い、シナリオも練りこまれていて、演出も抜群―――でも、自分がこの作品を好きなのは「何事にも冷めていた久美子」が「上手くなりたい」と涙を流せるくらいに、泥にまみれて這いつくばってでも一生懸命になれるようになった姿を描いたからです。
 それは原作を容赦なく改編した結果とも言えるし、原作は原作で味わい深いのだけど、私が魂を揺さぶられるくらいに好きなのは「王道の熱血青春モノ」として作られていたアニメ版でした。様々なキャラの生き様が、しっかりとちゃんとその物語に活きていたのも良かったです。“新たな京アニ作品の境地”になったと私は思っています。


(関連記事:アニメ『響け!ユーフォニアム』各話感想メモまとめ(1話~最終話)
(関連記事:『響け!ユーフォニアム』アニメが描いていたものを原作小説から読み解く





1位:『響け!ユーフォニアム』153点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
2位:『がっこうぐらし!』92点(NBCユニバーサル/Lerche)
3位:『アイドルマスター シンデレラガールズ』91点(アニプレックス/A-1 Pictures)
4位:『灰と幻想のグリムガル』83点(東宝/A-1 Pictures)
5位:『のんのんびより りぴーと』74点(メディアファクトリー/SILVER LINK.)

 以上、「今年度観たアニメの中でお気に入りTOP5」でしたー。


響け!ユーフォニアム 1 [Blu-ray]響け!ユーフォニアム 1 [Blu-ray]

ポニーキャニオン 2015-06-17
売り上げランキング : 4558

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

がっこうぐらし!第1巻 (初回限定版) [Blu-ray]がっこうぐらし!第1巻 (初回限定版) [Blu-ray]

NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン 2015-09-26
売り上げランキング : 28455

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

アイドルマスター シンデレラガールズ 1【完全生産限定版】(『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS SUMMER FESTIV@L 2015』チケット購入申込(抽選)シリアルナンバー封入) [Blu-ray]アイドルマスター シンデレラガールズ 1【完全生産限定版】(『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS SUMMER FESTIV@L 2015』チケット購入申込(抽選)シリアルナンバー封入) [Blu-ray]

アニプレックス 2015
売り上げランキング : 1754

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

灰と幻想のグリムガル Vol.1(初回生産限定版) [Blu-ray]灰と幻想のグリムガル Vol.1(初回生産限定版) [Blu-ray]

東宝 2016-03-16
売り上げランキング : 114

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

のんのんびより りぴーと 第1巻 [Blu-ray]のんのんびより りぴーと 第1巻 [Blu-ray]

KADOKAWA メディアファクトリー 2015-09-18
売り上げランキング : 19062

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| アニメ雑記 | 18:04 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

グリムガル良かったですよね
DVD買いましたよ
作品の優れた部分はやまなしさんが全て語ってくれたので、フェチ部分を語ると
かなりシリアスなシーンでも女性キャラの主に脚部をアップにする監督のこだわりに感服しました
この監督はいつもそうなので、これからも良い脚を描いてもらいたくて二期の製作にも期待してDVDを買ってます
映像特典はお風呂回で、購入者特典だけあってかなり攻めた描写になっていますが、やはりメインは脚です
自分はメリイさん派で、基本的に声優さんにあまり興味は持たないのですが、メリイさん役の安済知佳さんには、かなり前から注目していました
ユーフォニアムの高坂さんでもありますね
あと上の方のプリキュア愛に感銘を受けたので、今度レンタルで鑑賞させていただきます
ありがとうございます

| ああああ | 2016/03/30 23:09 | URL |

>ああああさん

>これからも良い脚を描いてもらいたくて二期の製作にも期待してDVDを買ってます

 なんという素敵なコメントだ……(笑)。
 後半OPなんかもすごいフェチ全開でしたもんね。私の好きなユメは尻の描き方がエロかったですし、男性キャラも筋肉を見せる角度がすごかったです。人体の描き方にものすごい凝っているんだなぁと圧倒されていました。


>メリイさん役の安済知佳さんには、かなり前から注目していました
 そう言えば、自分のTOP5に安済さんメインキャラの作品が2本入っていますね。自分は『ユーフォ』で初めて知ったのですが、中の人とのギャップに驚きました(笑)。

| やまなしレイ(管理人) | 2016/03/31 00:24 | URL | ≫ EDIT

私の無思慮なコメント、大変申し訳ありませんでたm(_ _)m
このコメントのせいで私の好きな物まで貶める結果になるのは本意ではありませんし、プリキュアスタッフに対しても申し訳が立ちません。
ですので、今回のコメントは削除して頂けないでしょうか?

重ねまして大変申し訳ありませんでした。

| ちくわぶドロボー | 2016/03/31 05:34 | URL |

>ちくわぶドロボーさん

 了解しました。
 僕のコメントの返信部分も削除しました。

| やまなしレイ(管理人) | 2016/03/31 19:58 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamanashirei.blog86.fc2.com/tb.php/2078-82ea8473

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT