やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

「漫画」と「アニメーション」のスピード感の違い

 ちょっと前の話題ですが、ようやく自分の中で整理がついて文章化できると思ったので。

 アニメや映画やドラマを楽しむ素養が欠けている不倒城さん)

 詳しい話は上のリンクから記事を読んでもらいたいのですが……
 要約すると、「漫画」や「ゲーム」が大好きなしんざきさんが、「アニメ」や「映画」や「ドラマ」は楽しめない。それは何故かと言えば、「自分のペースで話を進められない」ことに理由があるのではないか?といった話でした。メディアの形によって楽しめるかどうかの素養が違うのは確かで、逆に「漫画を読まない人に向けて実写映画化などのメディアミックスが行われる」ことがあったりしますものね。


 ただ、私……この記事を読んで、何かもやもやするものがあったんです。
 私は「漫画」も「ゲーム」も「アニメ」も「映画」も好きです。「ドラマ」は最近は観ていませんが、10代の頃はガッツリ観ていました。しんざきさんは挙げていませんが「小説」も読みますし、メディアによる好き嫌いはそんなにありません。
 だから、本来は「自分とは違う意見」として「へーそんな人もいるんだー」で終わるような話なのですが、自分の中にずっとある何か得体の知れない謎の現象を解明するかも知れない妙な気分になるのです。でも、それが何かは分からなくて1ヶ月以上もやもやしていました。



 そんなある日、Twitterのタイムラインを眺めていたら「あ」と思うことがありました。ようやく一本の線に繋がったぞというヒントを手に入れたのです。

 正直その人のツイートへの批判っぽくなってしまうのでリンクは貼りませんし、ひょっとしたらその人もこの記事を読んでいるかも知れないので「私がイラッとした」と書くとショックを受けるかも知れないのですが……まぁ、ツイートを読んでイラッとしてしまったのだからしゃあない。
 その人のツイートは、とある春アニメの感想だったのですが……「このアニメはダメだ。原作の漫画に比べてテンポが悪い」とバッサリぶった斬っているものでした。






 はああああああああああああああああああ!?
 「漫画」に比べて?「アニメ」のテンポが悪い?

 そんなの当たり前なことじゃねえか!
 そんなのは白熊を見て「白いねー」と言うようなものじゃねえのか!!


 で、1ヶ月前のしんざきさんの記事を思い出したんですね。
 あー……そうか。「自分のペースで話を進められない」というのは、このことか。

 「漫画」というのは、ページをめくるスピードだけでなく、コマからコマに視線を動かすスピード、台詞を読むスピード、読まなくていいコマを読み飛ばすスピード――――全て自分の思ったようにペースを握れます。つまり、言ってしまえば「漫画」とは“読者が最も楽しめるスピード”に各々がペースをコントールして楽しむことが出来る娯楽なんですね。

 一方の「アニメ」……というか、「映画」も「ドラマ」も「芝居」もそうなのですが。「漫画」と「アニメ」の比較が一番分かりやすいと思うので、ここでは「アニメ」を主語にしますが。
 「アニメ」は作り手がスピードをコントロールします。「ここのシーンに何秒使うのか」「ここの台詞はどのくらいの時間をかけて言われるのか」「この台詞とこの台詞の“間”は何秒で、その間の絵はどうするのか」を決めるのは演出家の仕事です。もちろん「決められた尺と使える枚数で1話を作らなければならない」という制限はあると思いますが、その制限の中で“演出家が思うベストなスピード”に演出家がペースをコントロールして提供する娯楽なのが「アニメ」だと思うんですね。


 そりゃ、「自分専用の、自分が最も楽しめるスピードで読める漫画」と比較すれば、「演出家が万人に向けたスピードで提供するアニメ」のテンポが悪いなんて当然のことだと思うんです。漫画を読むのが速い人からすれば「アニメはテンポが遅い」ということもあるでしょうし、逆に漫画を読むのが遅い人からすれば「アニメはテンポが速すぎてついていけない」ということもあるでしょう。

 しんざきさんの記事のコメント欄を読むと、しんざきさんと同じように「アニメが楽しめない人」の意見で、「アニメは(テンポが遅くて)退屈になってしまうから苦手」という人もいれば、「アニメは(テンポが速くて)どんどん進んでしまって話が理解できなくて苦手」という人もいるというのが象徴的だと思うんですね。
 アニメは「テンポが遅いからダメ」でも「テンポが速いからダメ」でもなくて、アニメは「自分でペースをコントロールできないからダメ」な人がいるんです。それはもう作品の問題ではなく、漫画とアニメの違いだと思うのです。


アニア AS-10 ホッキョクグマアニア AS-10 ホッキョクグマ

タカラトミー 2013-06-20
売り上げランキング : 977

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 「ゲーム」に関しては、「漫画」「アニメ」「映画」などと同じ土俵で語るのは難しいと思うので今日は触れません。それこそ以前にしんざきさん自身が仰っていたように「ゲーム」は「遊び」の一つであって、私は「玩具」の一つだと思っています。『かくれんぼ』とか『ジェンガ』とかをアニメや映画と比較して語るのは、流石に片手間では出来ないと思うので今日はしません。



 「小説」と「アニメ」の違いというのは以前に書いています。

 「小説」と「アニメーション」の違い

 そうそう。今思い出したけれど、この記事の冒頭で「「アニメ」に限らず、実写の「ドラマ」とか「映画」とかでも「原作小説」まで読んだものはないんじゃないかと思います。」と書いていますが、これ嘘です。
 高校時代に「海外の名作小説」と「その映画化された作品」を両方観てレポートを書くという授業を受けたことがありました。なんだその授業はと思うのだけど、今自分がブログでやっていることと同じようなことですよね。あの頃の骨肉が今の自分に繋がっているのだと考えると感慨深いです。



 しかし、「漫画」と「アニメ」の違いって、当たり前すぎるせいか、あまり言語化されていないような気がしたのです。それこそ「漫画に比べてアニメはテンポが悪くてダメだ」と言う人がいるくらいですからね。

 以前にも何度も書いていることなので繰り返しになってしまいますが、私は「好きな漫画がアニメ化されて観たとしてもまず楽しめない」のです。食わず嫌いとかじゃなくて、恐らく20~30作品中1作品も楽しめなかったくらいの低打率です。オープン戦あれだけ打ちまくってもシーズン開幕した途端に1安打も出来ずに0割0分0厘のまま2軍に落ちていった山川穂高と同じです。今年こそはと期待していたのになぁ……

 それは何故かという話で、「原作に比べてアニメはシーンが足されたり削られたりするから」とか「既に知っている話ではワクワクできないから」といった理由を今までの自分は書いてきました。それらも理由の一つとして嘘ではないのだけど、今まで語ってこなかった理由として「スピードをコントロールする権利を誰が握っているのか」というものもあるのかと思いました。

 最初に漫画を読んでしまうと、自分専用の“自分が最も楽しめるスピード”でコントロールして読んでしまって「超面白えええええ!」となってしまうので。その後にアニメを観ると、“演出家が決めたスピード”に「俺が原作を読んでいた頃のスピードの方が面白かったのに!」とイライラしてしまうのですが。
 先にアニメを観ておくと、“演出家が決めたスピード”で「超面白えええええ!」となれるので。その後に漫画を読んだ時も、漫画の同じシーンも“演出家が決めたスピード”で読んでいるんですね。

 スピードに関してあまり考えたことがない人は「そうか?」と思うかも知れませんが、例えば「キャラクターの声や演技」で言えば。「漫画→アニメ」の順だと「俺の思ってたのと違う!」となってしまいがちですが、「アニメ→漫画」の順だと「漫画を読んでいる時も声優さんの声が聴こえる!」となったりするじゃないですか。それに似たような話だと思います。



 なので、私は「好きな漫画がアニメ化されても観ない」ことにしています。最初から楽しめないことが分かっているのにわざわざ観て「やっぱり楽しめなかった」と文句を言うのは、アニメを作った人にもアニメを楽しんでいる人にも失礼ですし、もっというと「原作ファンはごちゃごちゃうるせえ」とアニメから入ったファンの印象を悪くしてしまうかも知れないし、自分にとっても時間の無駄な上に敵が増えるだけですからね。

 でも、世の中には「好きな漫画がアニメ化されても両方楽しめる人」はたくさんいますよね。文句を言いながらとかじゃなくて、純粋に「あの漫画がアニメとして完全に再現されてる!ありがとう!」と楽しめる人はいます。そういう人は恐らく「その人がベストだと思う漫画を読むスピード」と「演出家が提供したアニメのスピード」が近いんじゃないのかなと思います。



 逆に、冒頭で紹介した記事を書いたしんざきさんや、しんざきさんに共感しているコメント欄の方々――――「漫画は楽しめるけどアニメは楽しめない」という人は、(原作を読んでいるかどうかに関係なく)この差が大きいんじゃないかと思います。漫画を読むのが速い人は、アニメのスピードは「退屈だ」「引き伸ばしに感じる」と思うし。漫画を読むのが遅い人は、アニメのスピードは「話を理解する前にどんどん進んでしまってついていけない」と思ってしまうし。

 更に逆に、世の中には「漫画は上手く読めないけど、映画化してもらえれば観られる」という人もいます。そういう人は恐らく「漫画を自分のスピードで読む」ことが上手くなくて、アニメや映画やドラマなど作り手がスピードをコントロールしてくれるメディアの方が「演出家が思うベストなスピードを提供してもらえる」から楽に楽しめるんじゃないのかなと思います。




 しかし、この「誰がスピードをコントロールする権利を握っているかが漫画とアニメでは違う」という話、上手く言語化されていないと思いますし、それ故になかなか伝わらない話だとも思うんですね。例えば今日の記事のタイトルをどうしようかと考えた際、一行で簡潔にそれを伝えられる言葉が思いつきませんでした。
 恐らくこの記事を読んでもなおピンと来ない人はたくさんいるでしょうし、「漫画は楽しめるけどアニメは楽しめないという人」も「漫画は上手く読めないけど、映画化してもらえれば観られるという人」も、なかなか他人に分かってもらえないという経験を多くしてきたんじゃないかなぁと思います。


 自分は比較的どのメディアでも楽しめるので、その点ではとても恵まれているんだなーと思いますし……そうでない人にとって、例えば今まで自分がほとんどチェックしてこなかった「オリジナルアニメのコミカライズ版」とか「人気漫画の実写映画版」なんかも大切な展開なんだなあと思ったりしました。
 「漫画は楽しめるけどアニメは楽しめないという人」に向けて、好きなアニメのコミカライズ版をチェックしてオススメしていったらコミカライズ版だけでも興味持ってもらえるかしら。

(関連記事:「小説から入る人」「漫画から入る人」「アニメから入る人」「実写映画から入る人」

凪のあすから (1) (電撃コミックスNEXT)凪のあすから (1) (電撃コミックスNEXT)
前田理想 Project-118

アスキー・メディアワークス 2013-09-27
売り上げランキング : 54573

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

凪のあすから (2) (電撃コミックスNEXT)凪のあすから (2) (電撃コミックスNEXT)
前田理想 Project-118

KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2014-02-27
売り上げランキング : 91002

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

凪のあすから (3) (電撃コミックスNEXT)凪のあすから (3) (電撃コミックスNEXT)
前田 理想 Project-118

KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2014-07-25
売り上げランキング : 50414

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

凪のあすから (4) (電撃コミックスNEXT)凪のあすから (4) (電撃コミックスNEXT)
前田理想 Project-118

KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2015-02-26
売り上げランキング : 50942

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

凪のあすから (5) (電撃コミックスNEXT)凪のあすから (5) (電撃コミックスNEXT)
前田理想 Project-118

KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2015-09-25
売り上げランキング : 48141

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

凪のあすから (6) (電撃コミックスNEXT)凪のあすから (6) (電撃コミックスNEXT)
前田理想 Project-118

KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2016-04-26
売り上げランキング : 8330

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| 漫画読み雑記 | 17:55 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

あえて触れていないのか考えつかなかったのかわかりませんが、受け手になるときに受動出来るテンポの幅があると思うんです。
原作からテンポが早くなっても遅くなっても楽しめている人もいると思うし、そういう人は早いテンポでも受け付けられる、遅いテンポでも受け付けられる、そういう受容幅が考えられると思います。
自分の中のテンポを操作できるというべきでしょうか。作品ではなくこちらが合わせるという感じで、逆にその幅が狭い人はアニメやドラマなどが苦手なんだと思います。

| ああああ | 2016/04/14 18:30 | URL |

ドラゴンボールはジャンプの1話を3分で読んでしまうためアニメの30分が長くて見てられなかった太田拓也です。シーズン制はおろかナイター中継による中止すら認められなかった現場の苦労も察して余りあるのですが。

ところでライトノベル原作アニメは進行スピードがピンキリでして1巻に対して2話から6話と結構幅があります。ファン・現場共に「丁寧に描きたい派」と「できるだけ先まで見たい派」の対立があるのでしょうね。

あと私は「ダイの大冒険」の再アニメ化案として原作全エピソードを50話にまとめた構成案を考えた事があります。(「キャプテン翼」が同じ全37巻をアニメで31話にまとめた事があるので無茶ではないだろう)

| 太田拓也 | 2016/04/14 19:38 | URL | ≫ EDIT

>ああああさん

>あえて触れていないのか考えつかなかったのかわかりませんが、
 「僕はそうは思わない」という選択肢はないのか(笑)
 Windows10か!


 仰られることは分かりますけど、「漫画を読むスピード・スキルは人によって違う」という話だけでも恐らく大多数の人にはイメージするのが難しいのに、それにさらに「アニメを受け入れられるテンポの幅が人によって違う」という話まで加わると更に難しくなってしまうでしょう。

 ぶっちゃけた話……この記事ですら「長すぎて読めない」という人がいるのだから、もし書くんだとしたらまた別の記事にして書くのがイイと思います。



>太田拓也さん
 この記事はそういう話ではないんですけどね……
 まぁ、イメージの難しい話だと思うので、伝わらない人も多いだろうと覚悟はしていましたが。

| やまなしレイ(管理人) | 2016/04/15 22:24 | URL | ≫ EDIT

まさに自分のテンポで見れないからあまり見れないタイプですね。どちらかというと速いので大体倍速で見る邪道人間です。

それを考えるとうしおととらはシーンをかなり割り切ってテンポアップしてくれているのでかなり見やすいです。
それでも倍速再生。ひょっとして僕は協調性に欠けているんでしょうか…。

| ああああ | 2016/04/16 00:46 | URL |

>ああああさん

>ひょっとして僕は協調性に欠けているんでしょうか…。

 協調性は関係ないと思いますよ(笑)。
 みんなで一緒に観ているのに勝手に倍速再生するとかなら、確かに周りから「みんなの意見も訊けよ」と言われるかもですが。「唐揚げに勝手にレモンかけるなよ」くらいの話だと思います。


 ちょっと個人的に気になることなので訊きたいんですけど、こういうのってアニメとか映画とかドラマだけなんですかね?
 例えばバラエティ番組とかニュースとかスポーツ中継でも、倍速再生したり、もしくは遅すぎて観ていられなくなったりするんでしょうか?

 ジャンルによる違いがあるのか、それとも「映像メディア」全般がそうなのかすごく気になります。

| やまなしレイ(管理人) | 2016/04/17 00:55 | URL | ≫ EDIT

>ちょっと個人的に気になることなので訊きたいんですけど、こういうのってアニメとか映画とかドラマだけなんですかね?
 例えばバラエティ番組とかニュースとかスポーツ中継でも、倍速再生したり、もしくは遅すぎて観ていられなくなったりするんでしょうか?


確かにバラエティも倍速再生ですが映画、アニメほどは気にしませんね。

自分なりに考えたのですがバラエティは例えば食事しながら見る等、ながら見が多いので取りこぼしをあまり気にしないのかもしれません。

一方映画やアニメはそれだけのために腰を据えて見ることが多いため、過ぎる時間が気になってしまうのだと考えます。

…ん?でも好きで見ているのだから時間なんて気にしないはずですよね?
決して嫌々見ているわけではないのですが…自分でも不思議です。

| ああああ | 2016/04/17 01:44 | URL |

僕も見たことない漫画原作のアニメは見れるのに、好きな漫画のアニメ化をあまり楽しめないことが多いです。なのでもう最近はすぐアニメ化されそうな漫画はアニメ放送を楽しみに待って原作を読まないこともあります。最近は人気がある漫画はだいたいアニメ化されますしね

| トト | 2016/04/17 02:53 | URL |

私だ・・・自意識過剰でなければ間違いなく私だ・・・
何か申し訳ないです。
リンクを貼らないというお気遣いに甘え、この場では匿名にさせてもらいますが。
おっしゃる通りテンポを作り手に完全に握られており、そのテンポが大抵の場合自分が漫画を読むテンポより遅いので、私はアニメは苦手です。
自覚的です。でも楽しめるアニメを探して色々手を出しているのです・・・

今回のやまなしさんの記事には概ね同意で、これは反論が目的ではないのですが、
漫画の方にもコマ割りや視線誘導による作り手が握るテンポがあり、実際の漫画のテンポは「作り手にテンポ×読み手のテンポ」と言えると思います。
作品によっては、漫画等の作り手のテンポとアニメでの作り手のテンポに違いがあり、そこが目について漫画原作を知っているとアニメに耐えられないという場合もあるかな、と。
今回私の話題にしたアニメはその両方だったんですが。

どちらにせよ「アニメはテンポを完全に握られてるから苦手」も「原作とテンポの重きの置き方が違う」も私の勝手な感想で、アニメ作品自体の客観的評価はほぼ入っていないのだから、私もやまなしさんのように「見ない」とまでしなくとも「感想を書かない」ぐらいは考えてもよかったかもしれませんね。
影響力の極端に低いアカウントなのでそのへんの線引きが甘いのです・・・

ちなみに私はアニメのコミカライズは興味無くはないですが、せっかくなら原作で見たいなあという立場です。

お互い楽しめるアニメに出会えるといいですね

| 白熊を見て白いねーと言った人 | 2016/04/18 18:12 | URL | ≫ EDIT

>ああああさん

 ありがとうございます。
 「バラエティ」と「アニメ、映画」は違うというのも、「アニメ、映画」の方が腰を据えているからこそ早回ししたくなるというのも、面白い話ですねぇ。もっと時間かけて考えたい話です。

 適切な例えか分からないんですけど、ゲームでも「ストーリーに夢中になってしまったRPG」ほどダンジョンで道に迷ったりザコ敵との戦いにエンカウントしたりにイライラしてしまうもので……真剣だからこそ、テンポを速めたくなることはどんな分野にもありそうな話だなと思いました。


>トトさん
 おぉ!同志!
 僕も今現在、「買ったはイイけどアニメ化されそうだからまだ読んでいない漫画」が4~5作品あります。世間で話題になっていて、実際に持っているのに、読めなくて「ぐぬぬ」となっている妙な状態です(笑)。


>白熊を見て白いねーと言った人さん
 あらら……
 本当に御本人なのかは分かりませんけど、僕としては「おかげで今までどうにも言語化できなかったことが言語化できた」のですから感謝しているところもあるのです。

 そういう意味では「客観的評価に徹する」のも「感想を書かない」のももったいなくて、こういう風に個人の意見がぶつかってこそ新たなものが生まれるのだと考えた方がイイんだと思います。

| やまなしレイ(管理人) | 2016/04/18 21:58 | URL | ≫ EDIT

>先にアニメを観ておくと、“演出家が決めたスピード”で「超面白えええええ!」となれるので。
>その後に漫画を読んだ時も、漫画の同じシーンも“演出家が決めたスピード”で読んでいるんですね。

その能力がうらやましいです。
僕はアニメを見たあとに原作を読むと、
「えっ……原作ってこんなにつまらないの……?」ってなってしまうので……

| しずおかゼロ | 2016/04/20 08:53 | URL |

>しずおかゼロさん

 この話も、腰をすえて語りたい話ですねぇ……

 「こんなにつまらないの…?」と思うということは、スピードやテンポだけじゃなくてストーリー展開とかにも原因があるのかなぁと思います。
 原作→アニメにするにあたって、アニメ独自のストーリーにするためにシーンを足したり変えたり削ったりという改変をすることがよくあるのですが、当然後に作られるほうがブラッシュアップされてて面白くなることも多いんですよね。

 僕はそういう作品の方が、「この原作をあのアニメにしたのかー」と原典に触れた気分になるのでアニメ→原作順に観るのが好きで、ブラッシュアップされていない原作も面白く読めるのですが……「こんなにつまらないの…?」と思ってしまう人もいるのかなぁと思うのです。

| やまなしレイ(管理人) | 2016/04/20 23:45 | URL | ≫ EDIT

はじめまして

こんにちは。
検索して他の記事から読んだのですが、
こちらの記事のタイトルにもひかれて、読んでみて内容にはっとしました。
テンポの違い、という点で、自分に向いているメディア、向いていないメディア、
というのは確かにあるなぁ、と思ったからです。
自分は比較的「本(活字、漫画両方)のテンポのつかみ方」に慣れているのではないかと。
今まで「ドラマがパッパッと場面展開が変わってついていけない事がある」のは顔(絵)認識より文字認識の方が得意なせいかなぁ、
(アニメは比べてそういうことがないのは、
キャラクターのビジュアルが多彩な特徴があるから、まだ認識出来ている)
と思っていましたが、それだけではないと思ったのです。
ドラマ等は書かれている通り「演出家のテンポ」でどんどん進んでしまいますが、
自分が本を読む時は基本的な速さは速読気味ではありますが、
あれ分からないと思った時は戻ったり、好きなシーンは繰り返し読んだりして、
傾向としてはじっくりしているなと思います。
なのでドラマは「置いて行かれる感」があるのかなぁと気づかされました。
興味深かったので、長文失礼しました。

| ayu | 2016/04/25 00:49 | URL | ≫ EDIT

>ayuさん

 はじめましてー。
 僕の方もコメントを読ませてもらってはっとしたところがありました。


>あれ分からないと思った時は戻ったり、好きなシーンは繰り返し読んだりして、傾向としてはじっくりしているなと思います。

 僕も割とそうで、特に小説は「ぼーっとしたまま何ページか読み進めていて慌てて数ページ前から読み直して同じ箇所を何回も読んでいる」ことがあって。

 んで、実は僕はアニメや映画もそうすることが多いのです。リアルタイムに観る場合も録画したのを数秒遅れでおっかけ再生して、「今のセリフ聞き逃した」とか「ぼーっとして観ていなかった!」というときは即座に巻き戻して観たりします。

 映画館だとこれが出来ないのが非常に不便です(笑)。


 同じように「漫画を読んでいる」「アニメを観ている」でも楽しみ方って人によって微妙に違うのかもと、ひょっとしたらまた違う記事に書いて考えてみるかも知れません。

| やまなしレイ(管理人) | 2016/04/26 21:38 | URL | ≫ EDIT

単純に映像にするセンスが無いんだな、つまらなく感じさせる時点で

| ななし | 2017/02/05 19:20 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamanashirei.blog86.fc2.com/tb.php/2084-dacb1971

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT