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アニメ『クロムクロ』各話感想メモまとめ(1話~13話)

 春アニメの感想まとめは、この作品で最後です。
 春~夏のイチ推し作品がこの『クロムクロ』ですよ!全26話らしいので13話で区切りにしてまとめました―――が、話としてはすっげえ中途半端なところで1クールが終わってしまいましたね。

 何事もなければ、2クール目も引き続きまとめる予定ではあります。


<ルール>
・1話から13話までの感想ツイートを貼り付け
・“13話まで観終っている”現在の自分のコメントを補足
・なので、基本的に13話までのネタバレを含みます
・「まとめ」という記事タイトルですけど、まとめるのは「私の感想」だけです。「みんなの感想」をまとめるのが目的の記事ではありません
・思うがままに書いた感想なので、ところどころに間違いがあったりするでしょうが優しく許して下さいな


 今回の記事も長くなることが予測されるので格納しました。
 続きは「続きを読む」を押してもらえれば表示されます。ではでは。




第一話「の降る空」


 「こっちも」というのは、『甲鉄城のカバネリ』が「侍がゾンビと戦うアニメ」だったという感想に引き続いての感想だったからです。

 この時点ではまだクロムクロは動いていないのですが、第1話の時点で「おぉ!面白いぞ!」というオーラが全開でした。ロボットアニメって、私達視聴者にとっては「ロボットがないのが日常」で、でもアニメは「ロボットがあってそこで戦う」ジャンルなので―――如何にして私達の意識を「ロボットがないのが日常」→「ロボットがあってそこで戦う」に持ってくるかがカギだと思うんですね。
 この『クロムクロ』の第1話は、学校から研究所に向かって、その研究所ではロボットが歩いてて……という自然な流れで、私たちを「ロボットのある日常」に誘導していたと思います。また、それがP.A.WORKSらしい「日常描写」の細やかさで描かれていたのが良かったなぁと。



第二話「黒きは目覚めた」


 この回の「小春の上をクロムクロが走っていくカット」はTVCMでも使われた印象的なカットでした。私はあそこがホント大好きで……由希奈たちは「ロボットのある日常」に向かっていったんだけど、小春たちの視点では「ロボットのある日常」がやってきた!ってカンジだと思うんですね。それがあの数十秒でものの見事に描かれていました。

 P.A.WORKSのアニメと言えば美しい背景が特徴だと思いますが、そこを舞台に大暴れするのも痛快でした。「田んぼの上は走っちゃダメだろ!」とは思いましたけど(笑)。



第三話「城跡には還らず」


 小春と剣之介のイチャイチャ回。
 この「無邪気な子ども」と「武骨なサムライ」の組み合わせが溜まりませんでした。

 あと和尚!最近はあまり出番がなくなってしまったけど、現代社会で目覚めて戸惑っているサムライも、和尚の話は聞く―――という謎の説得力がすごい好きです。Netflix資本で世界中に同時期配信されている作品ですけど、海外の人はサムライとか和尚とかをどう見ているのかすごく気になります。



第四話「異国のに己が境遇を知る」



 お風呂とかパンツとかフンドシとかの回。
 こういう話を描かせたら、そりゃP.A.は上手いですわ。“FOOD理論”で考えても、P.A.作品は「食卓を囲んで一緒にご飯を食べる」シーンが多くて、食事によってキャラとキャラの関係性が変わっていくことを描くんですね。カレーって偉大だなぁ。

 記事冒頭で書いた通りこの作品は2クールのアニメでしたが、2クールというたっぷりとした尺があるからこそこういう回を描けるのでしょうし、原作なしのオリジナルアニメなのにも関わらず2クールを確保できるってことが本当に一番すごいことなのかも。



第五話「び舎に来た男」



 「主役クラス3人という超豪華クラスメイト達」というのは声優さん達のことで……

・赤城くん:石川界人さん(『翠星のガルガンティア』レド役、『コンクリート・レボルティオ』爾朗役など)
・茅原くん:小林裕介さん(『アルスラーン戦記』アルスラーン役、『Re:ゼロから始める異世界生活』ナツキ・スバル役など)
・カルロス:武内駿輔さん(『シンデレラガールズ』プロデューサー役など)

 と……「たまにしか出ないキャラ」にはもったいない豪華なメンツだったんですね。この頃はまだこの3人にどのくらいの出番があるのか分からなかったのでこう書いたのですが、1クール終わったところだと「単なる日常要員だったけど、作品が日常描写も多い作品だったのでコイツらの出番も多かった」という予想外の結果でした(笑)。



第六話「神通の川原にう」



 クラスメイトの二人はなんかよく分からんが生きていました。

 『クロムクロ』の登場キャラ・メカには「色」を題材にしたものが多く……

・青:青馬剣之介時貞
・白:白羽由希奈
・赤:赤城涼斗

・黒:クロムクロ
・黄:イエロークラブ

 とこんな感じなんだけど……「季節」を題材にしたものも多くて、

【冬】
・白羽由希奈→ ゆきな→ 「雪」?
・ソフィー・ノエル→ ノエル→ 「クリスマス」?

【夏】
・荻布美夏→ 「夏」?
・赤城涼斗→ 「涼しい」?
・白羽洋海→ 「海」? ※「岳人」との対比?

【秋】
・白羽小春→ 「小春」? ※単純に「春」かもしれないけど

 剣之介のフルネームも「青馬剣之介時貞」と「時」が入っているなど、時間経過というか季節感みたいなものを感じる名前が多いかなあと思います。白羽家だけなら「そういう名付けなのかな」と思うのですが、美夏もそうですし、作品としてそういう法則を入れているのかなぁと。


第七話「東雲にゆ」


 赤城くんは役立ったような……大して役立たなかったような……

 『エヴァ』が「父親と息子」の会話のない突き放した関係だったの対して、『クロムクロ』は「母親と娘」なので喋るし文句も言うしひっぱたくしとコミュニケーションとっているからこそのすれちがいなのが面白いというか。『エヴァ』のミサトさんも、『クロムクロ』の剣之介も、性別が違うからこそ介入できない部分があって……
 『クロムクロ』が『エヴァ』をどのくらい意識しているのかは分からないのですが、「ロボットアニメ」と「主人公が普通に学校に通う日常描写」を足すと、仮に意識していなかったとしても描かれる話やキャラ配置も似てくるのかなぁと思いました。



第八話「黒の城」



 高校2年生って「進路」を考える時期だし、「何者にもなれないクラスメイト」と「望んでいなかったのに人類の命運を賭けて戦うことになってしまった由希奈」との対比はなかなか面白く。考えてみれば、この物語が「三者面談から始まっている」のもこれは彼ら・彼女らがどう生きるのかという話だと最初に見せていたのかも。

 茅原くんが「生配信をして視聴者数を稼ぐ」のも、美夏が「大人気コスプレイヤー」なのも、「何者にもなれていない」ようで「彼ら・彼女ら自身のアイデンティティを確立している」ようにも見えて。実は由希奈やソフィーよりも前進しているようにも思えなくもないです。
 2クール目は彼ら・彼女らをどう使ってくるのか、それとも全く使わずに「最後までただの日常要員」なのか……気になります。



第九話「岩屋にが嗤う」



 「だからこそ由希奈が戦わなくてはならなかった」のだけど、現状だとクロムクロ以外は相手の指揮官クラスには敵わず、赤城くん達だけじゃなくてソフィーやトムさんだって活躍のチャンスがそんなにないんですよね。
 「由希奈って必要ですか?」というキツイ言葉が、今後はソフィーにも跳ね返ってくるんだろうし……この辺は2クール目に繋がってきそうな話ですね。「剣之介と由希奈以外のキャラって必要ですか?」というか。



第十話「不遜な



 1クール目のラストで、エフィドルグのムエッタが雪姫そっくりだったという“引き”で終わったのだけど……ど、どゆこと!?と戸惑うままに1クール目が終わってしまいました。

 単純に考えられるのは、雪姫がエフィドルグ出身で、だからクロムクロを動かせて剣之介にその力を与えた――――とかですかねぇ。ひょっとしたら剣之介が再会する前と後で別人だった可能性も考えられますが。
 あとは、「姫は死んだ」と剣之介は思っていたけど、エフィドルグに回収されて、そこで子作りした子孫がムエッタ―――とか。そもそもエフィドルグのスーパー科学だと寿命が2000年くらいに伸びるから雪姫=ムエッタだったという可能性もありますね。

 しかし、いずれにせよそうなると「雪姫と由希奈はどう血が繋がっているのか?」という疑問が。つまり、第1話でどうして由希奈だけがキューブを目覚めさせられたのか?という謎がまだ明らかになっていないんですね。
 「雪姫の子孫が由希奈」という可能性を剣之介が考えていないことを考えると雪姫に子どもはまだいなかったのだろうし、子孫として血が繋がっているのなら剣之介の知らないところで子作りしていなければなりませんし。うーん……謎が深まるばかり。早く続きが観たいです。


第十一話「に臥したる真」



 あれ……そういえば、フスナーニは由希奈の顔を見ても何の反応もありませんでしたね。ムエッタの顔を知らないということもないと思うんですけど、エフィドルグ界隈にはよくある顔なんでしょうか。

 剣之介の記憶は「埋め込まれた嘘の記憶」で、本当はサムライでも何でもなかったんじゃないか―――という話。セオリーでいうと、今まで出てきた情報が「嘘の記憶」だとすると叙述トリックになってしまうため、「嘘の記憶」じゃないかという疑い自体が間違っているというのが普通だと思うんですね。
 ただ、そうすると「剣之介がフスナーニらしき人物を見かけたことがある」という伏線は一体。

 ひょっとしたら、この地域にはエフィドルグの血を引く者が昔からたくさん移住していて、「この地域の人」と「エフィドルグの人」はよく似ているとかかな……だから、雪姫や由希奈がムエッタは遠い遠い親戚で似ているとか、フスナーニと似ている町人もいたとか。
 そう考えると、「昔からこの地域に住んでいる家系のキャラ」はエフィドルグの血を薄く引いているからクロムクロなどの「グロングル」を動かせるけど、ソフィとかトムとかポーラとかジローとか、外国からやってきているキャラには動かせない―――ということになって、「世界中から優秀な人材が集まる研究施設」という設定にも意味が出てくるかなと思います。

 話を飛躍させると、これで赤城くんにも「グロングル」を動かせる伏線になる……?


 この辺の話は14話が放送されたら明らかになっちゃいそうだったので、今のうちに妄想を垂れ流しておきました。



第十二話「黒部のに地獄を見る」



 P.A.WORKSの伝統についてはこちらをどうぞ。
 しかし、ここのコメントで書かれていて初めて気づきましたが、『クロムクロ』では7話のプール回でクラスメイトの女のコが画面の端っこでやっていたんですね(録画を確認しました)。ただ、これまでの作品では必ず「メインキャラ」がやっていたので、『クロムクロ』の7話のように「モブキャラ」がこっそりやっているというのは違和感あるんですね。誰かが遊び心で差し込んだ結果、2回出てきちゃったってところですかねー。

 それはそうと、こういう日常回もやっぱり面白いですねー。普通のロボットアニメなら日常回はハズレの回になりがちなのに、このアニメはむしろ日常回の合間にたまに戦っているくらいですし。
 でも、由希奈がこんなに本格的に訓練を受けていたら、小春のご飯は「美味しくない和尚のご飯」にならないかと心配になってきます。



第十三話「囃子に呼ばれて」



 ということで、急展開で1クール目が終わってしまったんですが。
 この急展開で重要なのは、今までは「日常シーンとしての学園生活」と「バトルシーンに直結する研究所の描写」は分離していて、出てくるキャラも分かれていたのですが……「日常もバトルになってしまった」んですね。せっかくの文化祭も裏目に出ちゃいましたし、何より「日常の象徴」だったクラスメイト達もあの場に居合わせたワケで、彼ら・彼女らの物語にも影響を与えそうです。

 剣之介や由希奈の物語も気になりますが、その他のソフィーや赤城くん達もとてもいいキャラなので、2クール目にこういったキャラ達をどう使ってくるのかに注目しています。


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