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Nintendo Switchがマルチタッチになるという“噂”で期待すること

 ちょっと前に出てきた、あくまでも“不確定情報”ですが……
 Nintendo Switchへの妄想が膨らむ話だったのでちょっと語ろうと思います。


「Nintendo Switch」の画面サイズや解像度、マルチタッチ採用などが報じられるt011.orgさん)


 原文はこちら
 任天堂のゲーム機はニンテンドーDSで初めてタッチパネルを採用して以来、3DSでもWii Uでも感圧式(抵抗膜方式)のシングルタッチだったのですが。Switchでは、現在のスマートフォンやタブレット端末と同様の静電容量方式のマルチタッチになるのではないか―――という情報で。更に「Switch本体をドックに入れている時はタッチパネル使えないじゃん」問題は、ジョイコンがポインターのような役割を担ってくれるという説です。


 私はSwitchが発表された直後に「まだよく分かんないな!」と7つの謎という記事を書いたくらいですが……
 シングルタッチからマルチタッチに切り替えるにはDSの名もWiiの名も捨てる今のタイミングしかないだろうし、ジョイコンがタッチパネルの替わりになるというのは面白そうだし、初公開映像でそれらを見せなかった理由も「見せたらスマホやWiiと似たような商品だと思われてしまうから」と考えられますし。この説は信憑性があるような気がします!



 何より……
 任天堂の「タッチパネルを活かしたゲーム」がシングルタッチからマルチタッチに変わったら、それだけで面白そうだなと思う期待感があるのです。なので、今日はこの説が的中した未来を夢想して、「Nintendo Switchがマルチタッチになったらどうなるのか」を語っていこうかなと思います。


 その話をする前に……
 「感圧式?」「静電容量方式?」というのがよく分からない人に超簡単に説明しますと、タッチパネルと一言で言っても方式が幾つかありまして……DSや3DSやWii Uのタッチパネルは一般に「感圧式」と呼ばれる抵抗膜方式で、パネルに圧力をかけることで検知するため、指でもタッチペンでもつまようじでも圧力さえかければ同じように検知してくれるという特徴がありました。

 それと比較すると、現在のスマホやタブレット端末に採用されている「静電容量方式」は電流変化を感知して位置を検出するので、人間の指には反応するけれど爪やDSに付いてくるようなタッチペンでは電気を通さないので反応しません。100円ショップなんかでも「スマホ用のタッチペン」は売っていますが、先の丸い特殊なペン先になっていますもんね。こういうの↓

aibow ペン先交換式 スタイラスペン abw-p18 3本+交換ペン先3個セット (ブルー+ブラック+ホワイト)
aibow ペン先交換式 スタイラスペン abw-p18 3本+交換ペン先3個セット (ブルー+ブラック+ホワイト)

 その代わり、複数のタッチを検出できるので、例えば「親指と人差し指を画面に当ててくぱあと広げる」みたいな動きも検知してくれるため、指の動きだけで様々な操作が出来ると現在のスマートフォンやタブレット端末では主流になっているのです。Switchもコレを採用するんじゃないのかというのが今日の話題ですね。



 恐らくここまでの話を読んで、「スマホやタブレット端末で既に採用されているものを今更採用したところで目新しくもなんともないし、Switch売れないんじゃないの?」と思った人もいるかと思います。私もこれだけではSwitchは売れないと思います。
 ただ、発想を逆転すればスマホやタブレット端末用のゲームをほとんど出していない任天堂からすれば、これから初めて「マルチタッチ操作を活かしたゲーム」を作っていけるとも言えるのです。任天堂のあのシリーズやあのシリーズが「マルチタッチ操作」でどう生まれ変わるのか、妄想するだけで私はワクワクします。



1.両手を使ったタッチ操作
multitouch1.jpg
<画像は『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』より引用>

 私、先月にiPad Proを買ってようやく『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』や『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』を始めたのですが、「静電容量方式」のマルチタッチで遊ぶこれらのリズムゲームは「左手と右手を同時に押す」とか「物理的に左手と右手を別々に動かさないとならない」シーンが当たり前のように出てくるんですね。


 DSのタッチパネルで遊ぶリズムゲームと言えば、『押忍!闘え!応援団』などがありましたが(2016年の今初めて気づいたんですが、このタイトルって『押忍』と「タッチパネルを押す」がかかっているんですね)、タッチペンを片手に持って遊ぶシングルタッチのゲームでした。
 もちろんだからといって簡単だったワケじゃないのですが、ピアノやオルガンを「右手だけで弾く」のと「右手と左手を同時に動かして弾く」のとでは難易度がちがうように、DSや3DSの時代に片手で遊んでいたゲームを「両手を使わないとならない」ようにデザインし直したらまたちがう感覚が生まれるんじゃないかと思うのです。


 アドベンチャーゲームのタッチパネルを使った仕掛けとかも、任天堂なら「10本のマルチタッチ全部使わせてようやく解ける仕掛け」とか作りそうですし。これも面白そう。


ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ



2.2人でタッチパネルを使って遊ぶゲーム

 Nintendo Switchの初公開映像では、1つのSwitch本体で左右のジョイコンをそれぞれ持って2人で遊ぶシーンが度々登場してきました。任天堂は「この商品がどう遊ばれるのか」のイメージを大事にするので、Nintendo Switchの目玉は「1つの画面を複数人で共有する」このイメージになるんじゃないのかなと思います。

 これ、意外に盲点だったんですけど……
 あれだけ大ヒットしたDSには、例えば『脳トレ』はその場にいる人に「アナタもやってみてよ」と渡してお試しで脳年齢を測れるモードがあったり、『どうぶつの森』は複数台のDSを持ち寄って相手の村に遊びに行ったりすることが出来たのですが……1台のDSを複数人で操作するってことはほとんどなかったと思うんですね。ボタンも画面も、タッチパネルがシングルタッチなのも、DSというゲーム機はあくまで1人で遊ぶことを想定していたと思います。


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<画像は『ハマベノフタリ』より引用>

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<画像は『かわうそバトル』より引用>

 iPad Proで色々とゲームを漁っていると、「静電容量方式」のマルチタッチで遊ぶことを活かして「1つの画面を2人で遊ぶゲーム」が結構あるんだなーと気付きます。『ハマベノフタリ』は2人のキャラをそれぞれ分担して操作するオートラン系のゲームで、『かわうそバトル』は上下のプレイヤーに分かれて様々なゲームで対戦できるミニゲーム集。

 こういうゲームはシングルタッチのゲーム機じゃ作れませんでしたよね。
 まぁ、これなら「ボタン使って操作すればイイんじゃ……」って思いますけど(笑)。



 ウチの7歳の甥っ子の話を聞くと、母親が遊んでいる『ツムツム』を横から手伝って遊んだりしているそうで、「静電容量方式」のマルチタッチなら複数人が同時にタッチしてもそれぞれ検出してくれるから、横で観ている人が操作に介入できるという面白さがあるんだなーと思います。
 これが、どこにでも持ち運びできて、コントローラを外したりスタンドで立てかけたりと形状を自由に変えられて、コントローラも2人分になれるSwitchというゲーム機に合わさると色んなことが出来るだろうと思います。「ゲームを複数人で遊ぶこと」のハードルがグンと下がるんじゃないかと思うのです。

ハマベノフタリ かわうそバトル LINE:ディズニー ツムツム



3.スマホアプリからの移植が容易に
 ここまで敢えて「スマホやタブレット端末でよくある使い方をSwitchに持ってきたら面白いんじゃないか」という話を書いてきたので、「そういうゲームはスマホやタブレット端末で出せばイイんじゃ?」と思った人もいたかと思います。マルチタッチ化した『押忍!闘え!応援団』がどんなに面白そうであっても、Switchをマルチタッチ対応にしなくても、任天堂がスマホ用に出せばイイだけとも考えられます。

 しかし、発想を逆にして考えれば……現在スマホやタブレット端末用に出ているマルチタッチを活かしたゲームも、特に操作方法などをイジることなくそのまま移植できるとも考えられます。

 私個人の好みで言えば「ゲーム機」と「スマホやタブレット端末」は別物だと棲み分けて欲しいのですが、任天堂がスマートデバイス向けアプリを展開すると発表した時から「同じソフトをゲーム機用にも出して欲しい」と言っている人がいました。
 ですが、例えば現在スマホやタブレット端末用に出ている『Miitomo』を3DSに移植しようとすると、マシンスペックの差だけでなく、一画面と二画面の差だとか、マルチタッチとシングルタッチの差など様々なちがいがあるので。3DS版『Miitomo』を作ろうとしたら、もう1本まるまるちがうアプリを作るくらいの労力が必要です。

IMG_0161.png
<画像は『Miitomo』より引用>

 それと比べるとSwitchは一画面ですし、今回出てきた“噂”のようにマルチタッチに対応しているのなら、出力も入力もスマホやタブレット端末とほぼ同じです(Switchには更にボタンやスティックが付いてくるけど)。3DSよりかは移植は簡単そうだなーと思います。
 『Miitomo』がそうなるかは分かりませんが、今後任天堂が出すスマホやタブレット端末用アプリは「スマートデバイス版とSwitch版の両方が同時リリース」ということもありえるんじゃないかなと。


 あとはもちろん、サードメーカーがスマホやタブレット端末用に出しているアプリもSwitchに移植しやすくなるかなと思います。現状でも3DSやWii Uには「アプリから移植されたダウンロードソフト」がたくさん出ていますけど、この流れをSwitchは引き継げるかなと。
 個人的には、ゲーム機用に移植するのならボタン操作にも対応してほしいですけどね―――と言ったらここまでの流れが台無しになってしまいますが(笑)。

Miitomo



4.「タッチパネル」と「モーションコントロール」のスイッチ
 冒頭で紹介した記事には、タッチパネルの代用としてジョイコンを使うんじゃないのかという説がありました。7つの謎で、『JUST DANCE』最新作がSwitch用にも出ることに触れて「何らかの形で「体感操作」は入っていそうな気はします。」と書いていましたが、この辺が繋がってきそうな気がしますね。

 ジョイコンにジャイロセンサーが搭載されていて、それを使って『JUST DANCE』で踊ったり、タッチパネルの代用として使ったりできる――――と考えると、スマートな解のように思えます。


 問題は、「ジャイロ操作でタッチパネルと同じくらいに精密な動きが出来るのか」ということですが。
 私は逆に『絵心教室』とか『世界樹の迷宮』とか『どうぶつの森』のマイデザインとか、空中に絵や地図を描き込むみたいで楽しそうだなと思いました。
 『nintendogs』で犬をワシャワシャするのも、タッチペンでなでるより両手に装着したジャイロセンサーでワシャワシャした方が臨場感あると思いますし。これはもう女のコをなでなでするゲームとかに超期待じゃないですか!

 あと、度々出てくる『押忍!闘え!応援団』ですけど、Switch本体画面で遊ぶときはタッチパネルをパシパシタッチするゲームなのに、テレビ画面で遊ぶときは両手に装着したジャイロセンサーを縦横無尽に動かして全身で応援するゲームになるとか考えると胸熱じゃないですか!!


 逆に『JUST DANCE』とか『Wii Sports』(出るかな……)みたいなモーション操作ありきのゲームを手元画面で遊ぶときはタッチパネルで遊べるようになるとか(笑)。
 遊ぶ側が「携帯機」と「据置機」を切り替えられるのがSwitchの特徴でしたが、「タッチパネル」と「モーションコントロール」の操作も切り替えられたら面白そうだなと。


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 『応援団』作ってたiNiSって今何をやってるんだろう……と思って公式サイトを開いたら、UBIソフトから『Just Dance』のフランチャイズの『Just Sing』というアプリを作っていました。こ、これは『応援団』最新作が踊るゲームになるというフラグか!?(?)

Just Sing™ Companion App





 Nintendo Switchは現状発表されている内容だけだと「特に目新しさもないような……」というのが正直なところなのですが、まだ発表していない隠し玉となる機能があって、それを1月13日のプレゼンテーションで発表する模様です。その上で翌日から体験会をやるくらいですから、それがたかだか「タッチパネルがマルチタッチになります!」ではないと思うんですけど(笑)。

 私はSwitchがNX(仮)と呼ばれていた頃から「タッチパネルに何らかの仕掛けがあるのでは?」と予想していたので、その隠し玉機能とマルチタッチは何らかの関係性があるのかなぁ……と踏んでいます。「タッチパネルかどうか」なんて基本的な情報を敢えて伏せているのにも理由がありそうですし。

 「触覚フィードバック」辺りかなぁと、とりあえずは予想しておきます。
 2015年3月の時点で、当時の任天堂の社長だった岩田さんはNX(仮)について“任天堂はスマートデバイスが出る前にタッチスクリーンをゲームに使い、スマートデバイスが加速度センサーを内蔵する前にリモコンに加速度センサーを入れて、これはこんなふうに使えますよとやってきた会社なんです。同じようにまた、この技術はこんなふうに使えますよということをお示しできたら、任天堂らしくて最高ですね。”話されていました(※ 今この記事を読むには無料会員登録が必要です)。


 「タッチパネル」に「触覚」を組み合わせる技術は2015年の時点でもトレンドと言えたと思うのですが、じゃあそれらを活かしたコンテンツがあったというとそうでもなくて。
 そこから1年半が経過して、「触覚フィードバック」はiPhone7などが大々的に採用していることが話題になりましたが、過去にも「任天堂が3DSを開発している間に3D映画が話題になる」とか「任天堂がWii Uゲームパッドを開発している間にiPadがヒットする」といったことがありましたし、出てきた技術で新しいものを作ろうと目指したら似たようなところに着いたということはよくあることかなと思いますし。

 そもそも物理ボタンのないiPhone7と物理ボタンのあるゲーム機なSwitchでは「触覚フィードバック」の使い方はちがってくるでしょうし、元々64でコントローラを振動させ始めたのは任天堂ですし、その後も例えばWiiリモコンで画面上のボタンにポインターを合わせると「振動して実際にそこにボタンがあるかのような感触がする」みたいな使い方を以前からしているので、任天堂がこうした“触覚”をゲームに活用させてくるというのはありそうかなと予想しておきます。

 逆に言うと、こういう“触ってみたくなるおもちゃ感”がWii Uには欠けていたとも思うんですよねぇ……Switchは体験会をわざわざ開くくらいだから、こういう“触ってみたくなるおもちゃ感”が隠し玉となる機能であるのかなぁと。

| ゲーム雑記 | 17:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

個人的には感圧式の長所である精密なポインティングとそこから導き出されるお絵かきのし易さが好きなんで感圧式であってほしいんですが、もし静電式マルチタッチでも楽しいゲームを作ってくれそうですよね。
それを生かしたゲームがでなければどんな機能もないのと同じですし。

| 児斗玉文章 | 2016/11/15 18:55 | URL |

>児斗玉文章さん

 あー……そうか。
 その場合、アップルペンシルみたいな専用ペンを別売周辺機器で出すとか……? 実際3DSやWii Uも、お絵描きは全くしないという人もいると思いますし、「お絵描きをする人のために」ペンを別売周辺機器にするという可能性はありそうな。

| やまなしレイ(管理人) | 2016/11/17 01:02 | URL | ≫ EDIT















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