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『ゼルダの伝説』はどうして「JRPG」とはされないのか

 何だか面白そうな話題だったので、自分も語ってみたくなりました。

 JRPGはどうなるべきなのか?RPGを愛する海外デベロッパーに聞く、JRPGの現在地と未来AUTOMATONさん)
 「JRPG」という括りを適切だと思ったことが正直一度もない不倒城さん)
 JRPGとは少年ジャンプである最終防衛ライン3さん)

 「JRPGとはどうなるべきかなのか?」という記事が書かれたことで、「そもそもJRPGって何だ?」という議論が始まりました。
 最初の記事では「この記事ではJRPGを「日本のRPG」を指す言葉であると解釈したい」と仮の定義を作ってそこで話を始めたのだけど、不倒城さんでは「そんな雑な定義で一くくりにしないで欲しい」とツッコミが入り、それに更に最終防衛ライン3さんは「JRPGという言葉は海外の言葉なので“海外で発売されている日本のRPG”のことだろう」というツッコミが入り―――


 んで、こういう議論が起こるたびに私がいつも思うのは、「どうして『ゼルダ』シリーズはJRPGとして考えられていないんだろう?」ということです。
 『ゼルダの伝説』シリーズを開発しているのは基本的には任天堂で、任天堂というのは日本の会社です。生みの親とも言える宮本茂さんも、それを引き継いだ青沼英二さんも、最新作のディレクターである藤林秀麿さんも日本人ですよね。海外の人だって宮本さんや青沼さんをご存知でしょうから、「『ゼルダの伝説』シリーズは日本のゲームだ」と分かっていると思うんです。


 海外での売上も高く、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』はGC版+Wii版合わせて全世界で約885万本の売上だったというアナウンスがありました。国内の売上は60~70万本あたりだったはずなので、海外で800万本以上を売り上げている計算になります。
 これは全世界で約972万本を売り上げた『ファイナルファンタジーVII』にも引けを取らない数字ですし、『FFVII』は国内で300万本以上を売り上げているので、『FF』以上に『ゼルダ』の方が海外比率は高いと言えます。「海外では『ゼルダ』の知名度が低い」ということは絶対にありえません。



 「日本の会社が作ったゲーム」「海外での知名度は抜群」と、『ゼルダの伝説』も「JRPG」の定義を十分に満たしているように私は思うのです。
 しかし、最初のAUTOMATONさんでインタビューされた誰一人として『ゼルダの伝説』シリーズの名前を挙げていないし、不倒城さんは「ゼルダ」の名前も挙げていますが、最終防衛ライン3さんは『ブレス オブ ザ ワイルド』を「日本独自の文化を元ネタにしている」と言いつつ「ゼルダはJRPGなのか」の部分には敢えて触れていないかのような書きっぷりです。売上としては引けを取らないのに、「JRPG」という言葉で語られるゲームは大体『FF』シリーズであって『ゼルダ』シリーズではないのです。



 「いやいや、『ゼルダ』は戦闘がコマンド制じゃなくてアクションだからRPGじゃないでしょ?」と言います?
 それだと海外製RPGの代表作である『スカイリム』とかもRPGではなくなってしまうじゃないですか。『スカイリム』を海外製RPGの代表に据えるのなら、日本製RPGの代表に『ゼルダの伝説』を据えても何もおかしくないと思うんですよ。


 「『ゼルダ』には“経験値”や“レベル”の概念がないからRPGではないでしょう?」と思われるかも知れませんが、『ファイナルファンタジーII』や『ロマンシング サ・ガ』のように成長を“経験値”や“レベル”ではない他のものに置き換えたRPGはたくさんあるでしょう。

 語られざるもう一つのRPG史――ゼルダの伝説をアクションRPG黎明期が生むまで【ゲーム語りの基礎教養:第三回】

 これは多根清史さんによるRPG黎明期の歴史語りです。
 『ドラクエ』が生まれるまでの第一回第二回も面白いですが、今日は『ゼルダ』の話なので「『ゼルダ』が生まれるまでのアクションRPGの歴史」である第三回を読んでください。

 よく「『ゼルダ』の元ネタは『ハイドライド』だ」と言われるのですが、個人的には『ドルアーガの塔』の方が強く影響を与えているんじゃないかと思っています。
 というのも、過去のインタビューを読むと宮本茂さんは当時の「ナムコ」をものすごく意識していて、尊敬していて、対抗意識を持っていたように思えるんですね。有名なのは『パックランド』と『スーパーマリオブラザーズ』の話で、その話は飯野賢治さんの『スーパーヒットゲーム学』に収録されています。

スーパーヒットゲーム学
スーパーヒットゲーム学


<以下、引用>
飯野「なるほどね。でも、『スーパーマリオ』の登場は、すごく突然な感じがしたんだけど。ゲームの進化の中で突然あの世界は(笑)」

宮本「『パックランド』がありました。
 それまでにジャンプゲームというのをつくってましたでしょ
(※ 『ドンキーコング』や『マリオブラザーズ』のこと。その後、たくさんの会社から後追いでジャンプゲームが発売された)。僕はナムコシンパで、(他社とちがって後追いで)ジャンプゲームをやってこないナムコにすごい敬意を払っていたんです。僕らがつくっているジャンプゲームをいじってこない。」

<中略>

宮本「そんな時にナムコから『パックランド』が出てきた。ゲームセンターで、僕、東京に行ったときに『パックランド』が置いてあって、ナムコがジャンプゲームに手を出してくるのかと、それなら俺がやってやろうじゃないかと。それが
(『スーパーマリオブラザーズ』の)きっかけ。」

飯野「そういえば、僕もナムコが好きでしたね。」

宮本「まあ、尊敬するゲームというとナムコの『パックマン』やからね。<中略>
 だから、詳しい人は『パックランド』の真似をしましたみたいに言う人もいるけれども、『パックランド』とは全然違うゲームなんですよ。でも、ナムコがあれをやってきたから、僕のマリオは動き出したというのはありますね。」

</ここまで>
※ 改行や注釈など、一部引用者が手を加えました


 『ドルアーガの塔』と『ゼルダの伝説』は「成長」を「アイテムの取得」で置き換えているという共通点があります。『ゼルダの伝説』で最大LIFEを上げるためには「ハートの器」を手に入れて、攻撃力を上げるためには「強力な剣」を手に入れる必要があります。
 “ザコ敵との戦闘”で成長するワケではないのは確かに『ドラクエ』とも『FF』とも『ロマサガ』ともちがうのですが、『ゼルダの伝説』にも「成長」がありますし、その方法が違うだけで「RPGではない」と言うのはRPGを「『ドラクエ』的なゲーム」として決めつけすぎでしょう。



 「そもそも任天堂自身が『ゼルダ』をRPGと呼んでいないよね?」
 は、ハイ……その通りです(笑)。
 任天堂は『ゼルダ』シリーズを基本的には「アクションアドベンチャー」というジャンルで紹介しているのですね。“経験値”や“レベル”のある『リンクの冒険』ですら。だから、私は『ゼルダ』シリーズを「アクションRPG」と紹介している人を見ると、「いやいや、公式にはアクションアドベンチャーなんですよ」とツッコミたくなるくらいで、さっきまでと言っていることが正反対だと自分でも思うのですが(笑)。

 ただ、この「JRPG」問題はちょっと違います。
 「JRPG」というのは他称です。『ファイナルファンタジー』や『ペルソナ』が「俺が!俺達がJRPGだ!」と名乗っているのではなく、主に西洋の人達が「西洋のRPG」ではない「日本のRPG」を区分するために勝手に読んでいる言葉です。そして、そこには「蔑称」のニュアンスも含まれていることは間違いないでしょう。

 「戦闘はコマンド制で」「ターン制で」「移動と戦闘はエンカウントで切り替わって」「ストーリーが一本道で」「それを語るムービーが頻繁に流れ」「メインキャラクターはアニメ的な美男美女な若者で」といった要素を「JRPG的なもの」だと定義づけて、それで「JRPGは時代遅れだ」と――――冒頭で紹介した記事でもインタビューでそう答えている人がいましたし、恐らく日本でも「JRPG」で語られる大体のイメージはこんなカンジじゃないかと思います。


 しかし、それは順序が逆じゃないのかって思うんですね。
 「JRPGは時代遅れだ」ではなくて、「時代遅れなゲームをJRPGと呼んでいる」だけじゃないかと。


 まさに。

 例えば『ゼルダの伝説』シリーズは、上の「JRPGの定義」の多くを克服しているシリーズです。戦闘はアクションだし、ターン制でもないし、敵との戦闘はシームレスに始まるし、ストーリーはかつては一本道だったけど『ブレス オブ ザ ワイルド』で自由な順番で攻略できるようになったし、ムービーは確かに流れるしキャラクターもリンクやゼルダをはじめとした「美男美女な若者」なのでその点では「JRPG的」だと思うのですが。

 「JRPGは時代遅れだ!」「どうすればJRPGはかつてのような輝きを取り戻すのか!」という議論の時に、『ゼルダの伝説』シリーズはガン無視されるんですね。だって、現在進行形で全世界で大ヒットしちゃっているし……


 もっとヒドイ例は『ファイナルファンタジーXV』ですよ!
 「JRPG」の代表格のように言われていた『FF』シリーズですが、最新作では時代に合わせて戦闘をアクションにしたり、オープンワールドにしたりした結果、冒頭紹介したインタビュー記事で「『FINAL FANTASY XV』はRPGというカテゴリーから離れてしまいましたが、それでも素晴らしいゲームだと思いましたよ。」って言われているんですよ!

 「JRPG」の代表格のように言われていたシリーズが時代に合わせた最新作を作って、それが全世界的に大ヒットすると、それはもう時代遅れではないから「JRPGではない」と言われてしまうという!


 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ワイルド』も『ファイナルファンタジーXV』も日本発のゲームで全世界的に大ヒットしているのに、それでもまだ「どうしてJRPGは時代遅れになってしまったのか」「今後JRPGはどうなってしまうのか」ですって!




 じゃーじゃーじゃーじゃー、百万歩譲って「JRPGの定義から逸脱せずにそれでも海外で大ヒットする日本発のRPGはないのか」という話にしますか。
 つまり、『ゼルダ』のように「戦闘がアクション」ではなくてコマンド選択方式で、ターン制で、シームレスじゃなくてエンカウントで移動と戦闘が切り替わって、ストーリーが一本道で、キャラクターがアニメ的な美男美女な若者ばかりのゲームで、それで全世界的に大ヒットする日本発のRPGが出てこなければ「JRPGのシステムは時代遅れになってしまった」と言えなくもないと考えられなくもない気がしなくもない。


 というか、ここまで敢えて名前を出さないようにしていたんですけど……
 まさに『ポケモン』がそうじゃないですか。
 日本発のRPGで、全世界的に大ヒットしている、名実ともに「日本代表のRPG」と言えば間違いなく『ポケモン』ですよ。2バージョン合計だからややこしいんですけど、『赤・緑』は全世界3000万本以上(海外では緑じゃなくて青)、3DSの『X・Y』でも全世界1600万本以上を売り上げています。仮に「1人が両バージョン買っているからユーザー数的には半分だ」としても、『ゼルダ』や『FF』にまったく見劣りしない売上ですよね。

 『ポケモン』は戦闘がコマンド選択方式ですし、ターン制ですし、ランダムエンカウントもありますし、ストーリーに沿うだけなら一本道ですし、キャラクターはアニメ的どころかアニメも放送されているし、そして何より公式に「RPG」を名乗っているし―――「JRPG」の定義にピッタリ合っていると思うのですが、「どうしてJRPGは時代遅れになってしまったのか」「今後JRPGはどうなってしまうのか」という議論の時に何故か『ポケモン』は無視されるのです。

 10年くらい前、それこそ『オブリビオン』辺りと比較されて「JRPGはダメだ」という話題が盛り上がっていた頃に「え?でも、『ポケモン』は全世界的に大ヒットしていますよね」と言ったら、「『ポケモン』は「RPG」ではなくて「ポケモン」というジャンルなんだ」と言われたことがありました。



 いやいやいやいやいや!
 一番売れている日本発のRPGを「アレは売れているから例外だ」として、「どうしてJRPGは時代遅れになったのか」みたいな話をすることに意味あります?

 『ポケモン』と『ゼルダ』と『FF15』を除外して「最近出た日本のRPGから代表チームを作ろう」とか言っても、大谷翔平と田中将大とダルビッシュ有を除外した「野球日本代表」みたいなもので、それでWBC優勝できなかったからって「日本の野球はどうして弱くなったのか」なんて語ることに意味ありますか?


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 まぁ、そもそもの「RPGの定義」が人によって曖昧で一つにまとめることが難しいので、それにJをくっ付けた「JRPGの定義」だって一つにまとめるのは不可能だとは思うんですね。

 「ロールプレイングゲーム」のrole-playingは「役割を演じること」という定義だから、スーファミ時代にはもう『FF5』『FF6』辺りに「ストーリーを追うだけのゲームはロールプレイングゲームではない」という批判がありました。プレイヤーが「役者になるのか」「観客になるのか」のちがい。
 そこから発展して21世紀初頭あたりには、「主人公=自分」になって好きなように遊べる「洋RPG」こそが「本来のRPG」であって、日本のRPGはムービーを眺めるだけの「JRPG」だからダメなんだ―――といった今回の話につながっていくという。

 しかし、それは単に「RPG」というジャンルの解釈違いであって。
 「主人公=自分」になって好きなように遊べるゲームは日本ではRPGと呼ばれていないだけの話じゃないのかと思うんですね。例えば、『どうぶつの森』とか。例えば、『モンスターハンター』とか。例えば、『ルーンファクトリー』とか。

 日本では「RPG」というジャンルは『ドラクエ』『FF』的なものという認識が強いので、『ドラクエ』『FF』的でないゲームは「RPG」というジャンルに名乗りを挙げない傾向があります。少なくとも近年は。『ゼルダ』は「アクションアドベンチャー」ですし、『どうぶつの森』は「コミュニケーション」ですし、『モンスターハンター』は「ハンティングアクション」ですし、『ルーンファクトリー』は「ファンタジー生活」ですし。

 でも、例えば海外の会社が作った『ルーンファクトリー』っぽいゲームである『Stardew Valley』「open-ended country-life RPG」とRPGを名乗っているんですね。似たようなゲームなのに、こちらは「RPG」を名乗っているのです。




 つまり「RPG」というジャンルを名乗るものが日本と海外では別だというのが、そもそもの「JRPG」議論の噛み合わなさの発端にあるんじゃないのかと思うんです。「日本のマンションはアメリカではアパートと呼ばれていて、アメリカのマンションは日本で大豪邸と呼ばれるものなので、アメリカ人に「マンションを買った」と言うと驚かれる」みたいな話で―――

 海外の人の「どうして日本のRPGは「主人公=自分」になって好きなように遊べないんだ?」という疑問は、「日本ではそういうゲームはRPGとは呼ばれないんだ」と言えば早いんじゃないかと思えてきました。


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| ゲーム雑記 | 17:49 | comments:17 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ゼルダのジャンル問題は面白いですよね。64時代のゼルダのパッケージには「アクションRPG」と記載されてました。スクウェアと袂を分かって、64には殆どRPGが出なかったので、64にもRPGはありますよーって任天堂もアピールしたかったのかもしれません。

最近アクションRPGの「ウィッチャー3」をプレイしたんですが、プレイ感覚は「ブレスオブザワイルド」に似てました。両作ともオープンワールドの世界を自由に旅して、戦闘が完全にアクションで剣を振るって戦います。プレイ感覚としては同じジャンルなのに、ジャンルが違うとされているのはなんか不思議です。

ポケモンがRPGと見做さない人がいるのは納得いかないですね。ポケモンは他のRPGより「子供向けの世界観に見える」からそういった意見が出てくるんだと思いますが。

| ホロウダイン | 2017/05/10 08:49 | URL | ≫ EDIT

ゼルダもそうですが、ソウルシリーズなんかもこの手の話題だとJRPGとして扱われませんよね。
やまなしさんが言うようにそれが時代遅れと考えられてるシステムではないからなのでしょうけど。(ゼノブレイドやペルソナ5のようにJRPGと呼ばれながら絶賛されているものもありますが)
ポケモンのジャンルはポケモンというのもJRPGは時代遅れなジャンルとの結論ありきだからこそそういう話が出てきたんですかね?
やまなしさんが書かれてるようにあれはJRPG以外の何者でもないと思いますが…
まあスト2みたいにポケモンの模倣品が沢山出てきて一つのジャンルを築いたとも言えなくもないのかも知れませんけど…

| ああああ | 2017/05/10 09:21 | URL |

AUTOMATION記事中のCharles Webb氏の発言が興味深いですね。
FF7が楽しかったという文脈で

>でも、ボスに対抗できる手段はレベル上げ以外には全然ないけど、倒さないと先には進めない。20レベル以上あげて倒すというのが基本の敵を倒してマテリアを得るために、計画を練りまくるんだ。こういう風にプレイした時はめちゃくちゃ面白かったな。個人的にはであるが、JRPGはそういうものがあってほしい。

最後の一文が本質的かな。
JRPGファンが、自分の好きだった作品を基準に「JRPGはそういうものがあってほしい」て思ってて、そこから外れるものは「これはJRPGの内に入らない」とする。要は「俺が遊びたい要素がない。こんなのJRPGじゃないっ!」てな感じですかね。

「なんで洋ゲーみたいなゲームがつくれないんだっ!」
ていう勢力と
「なんで昔のFFみたいなゲームがつくれないんだっ!」
ていう勢力と
その両方の要望に同時に応えられるゲームなんてあるはずないのに「二兎追う」を無自覚にやってて
「で、JRPGはどうすりゃいいんだっ!」
となるんじゃないかな。

「洋ゲーみたいに面白く」と「これまでみたいに面白く」と、その両方の要望に応えるという無理難題にそれなりの回答を示した希有な例が「FF15」と「ゼルダの伝説BotW」の2作品だったように思います。

反対に「両方の要望に応えるつもりはありません」で貫くどころか、他とも違う独自性を獲得したのが、ポケモン、ペルソナ、パズドラ、かなぁ。

| まいかる | 2017/05/10 10:13 | URL | ≫ EDIT

もともとJRPGっていうのは、海外のユーザが日本のゲームをクサすために作ったレッテルのような名称ですからね

| ああああ | 2017/05/10 11:24 | URL |

すごく分かる……

あれ、でもゼルダって過去はRPGと名乗っていなかったっけ? と記憶を漁るが思い出せず……
ポケモンと妖怪と出したらもうアレだし、アメリカから見たJRPGが主人公=自分のゲームなら、日本では今でもくさるほど出てますしね。ソシャゲなんてほぼ主人公は自分なんじゃないでしょうか。

| ああああ | 2017/05/10 17:06 | URL |

結局記事タイトルになってるゼルダの話はいずこへ...。
ゼルダはそもそも日本でも海外でもRPGとしては認知されていないので「日本と海外でRPGとされるものが違う」にもあてはまらないですし、
『ただ、この「JRPG」問題はちょっと違います。「JRPG」というのは他称です。』
と言われても、「いや、そもそも基本的にRPGと他称されてなかったし...」となってしまいます。
そして、ゼルダがBotWのような進化をせず時代遅れのレッテルを貼られたとしても、JRPGというジャンルに放り込まれたりはしないでしょう。

これは記事タイトルにまんまと釣られてしまいましたね...。

| ななし | 2017/05/10 19:48 | URL | ≫ EDIT

この記事を読んで色々と腑に落ちました。
私はゼルダって昔は普通にARPGとして扱われてたし聖剣伝説や朧村正と同じカテゴリとして認識してました。
聖剣伝説も朧村正も当然ながらARPGです。
他方、テイルズシリーズやスターオーシャンシリーズなんてその他の要素はコテコテのJRPGだと思うのですが、一貫して戦闘はアクションですよね。
そういう認識なので記事中でも出てるオブリビオンやスカイリムと比較されて日本の(主に)コマンドRPGを腐すという論が昔からピンとこなかったんです。
洋ゲーらしい世界観やキャラとか自由度の面で全然違うというのはわかります。
ただ、リアル調のグラ自体や戦闘等それ以外の部分はJRPGでも色々あるよなあって思ってしまい。
実質、自由度の差以外は和ゲーRPG同士でも十分に比較出来るのになんでコマンドRPGだけ今更槍玉にするんだろうってなってたんです。
そのコマンドRPGにしてもポケモンはむしろ他作品よりも海外で大ヒットしてるから余計混乱するわけでw
このモヤモヤした疑念が一気に晴れました、ありがとうございます。

でも、JRPGという言葉の中には和製コマンドRPGがメインで入ってて、でもポケモンは入ってなくて…ってよくよく考えると詐欺に合った気分ですw
例えば、スタンダードに日本のアニメや漫画的な世界観やキャラのRPG全般って定義では駄目なんでしょうかね。
変に戦闘システムや自由度で括るよりこちらの方が文化や好みの違いって事でわかりやすいし語りやすいと思うのですが。

| あら | 2017/05/10 20:09 | URL | ≫ EDIT

ポケモンは除外と主張する(うち、ゲームとしてのポケモンに比較的詳しい)人って、
「ポケモンはRPGではなく対戦ツールである」と捉えてそうな気がします

| ああああ | 2017/05/10 20:38 | URL |

AUTOMATIONの記事、面白いですね。こんなに日本のRPGが好きな海外の方がいるんだとびっくりしました。「たとえば『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー』が『FF13』より輝いたことなんていいサンプルだろう」って言いきってしまうJim Shepard氏がとにかくかっこいいですね。

記事を読んでみて、海外の方のゲームの話の中で任天堂制作のゲームの話題がほとんど出てこない(XenobladeXが1回出たのみ)ことに気づきました。

もしかしたら、『ゼルダの伝説』や『ポケモン』が「JRPG」とはされていないのではなく、インタビューした海外の人たちがたまたま任天堂制作のゲームを(素晴らしいのは理解しているけど)あまりプレイしない人たちだったんじゃないかなあという気がします。

自分の感覚でもFF好きの人はあまり任天堂のゲームをしない印象があります。というか過去の自分がそうでした。スーファミ時代、マリオワールドをプレイしたきりでFF5にハマって以降、ひたすらスクウェアを中心にRPGをやりまくっていました。

その頃なんで任天堂のマリオやゼルダ等のゲームをやらなかったのか、よく分からないです。でもよく考えてみると任天堂のゲームが正統派な感じ⇔サードパーティーのゲームは何でもありでヤンチャな感じに思っていたような気がします。

プロ野球チームで例えると
 任天堂→巨人 スクウェア(合併前)→日本ハム

みたいな感じで巨人が歴史があって強いのは理解できるけど、自分はあえて違うリーグの日本ハムを応援したいみたいな感じでした。

海外の方にも王道から少しはずれた作品のほうが好きみたいな感覚があるような気がします。

それかもしくは『ゼルダの伝説』というタイトルが海外では一つのジャンルみたいな感じで特別な存在なのではないかという気もします。海外でのブレスオブザワイルドの人気を見ても本当にすさまじいのが分かります(むしろ海外で日本以上に評価されている気がします)。特別なゲームすぎてJRPGと一緒にできないというか・・・。むしろゼルダは日本制作ではあるけど海外のユーザーをターゲットにしても作られている、実際に海外の人も沢山楽しんでいる=Jを超えたワールドワイドRPGのような気がします。
つまり野球で例えるとゼルダは(絶対あり得ないことですが)日本のプロ野球とメジャーリーグで同時に登板する田中将大選手みたいな感じなんじゃないですかね。

長い文章ですいません。考えながら書いたらまとまらなくなりました・・・

| yatarou | 2017/05/10 22:54 | URL |

>ホロウダインさん

>64時代のゼルダのパッケージには「アクションRPG」と記載されてました。

 マジか!と思って画像検索してみたら、マジでした。
 『時オカ』『ムジュラ』は「アクションRPG」で、『風のタクト』は「アクションアドベンチャー」でした。んで、バーチャルコンソールなどでは『時オカ』も「アクションアドベンチャー」になっているという。

 以前の「オープンワールド」の定義と同様に、「RPG」もやはり「そう名乗る方が売れるから」的な理由でRPGを自称するかどうかが決まるってカンジなんですかね。


>ポケモンは他のRPGより「子供向けの世界観に見える」からそういった意見が出てくるんだと思いますが。

 いやー、それはどうなのー、と最初は思ったのですが。
 言われてみれば日本では『ドラクエ』があるから「RPGは子どもから大人まで楽しめるジャンル」として定着して、子ども向けの世界観のRPGもたくさん出ましたが。

 『ドラクエ』が成功しなかった国でのRPGのイメージは、『ウィザードリィ』から『FF7』から『スカイリム』から「大人っぽいイメージ」があるのかもですね。

 あ、でも、『キングダムハーツ』とかも海外では人気かw


>ああああさん(2017/05/10 09:21)
 あぁ、すっかり忘れていましたけど……10年くらい前にJRPGの議論が盛り上がったのは『デモンズソウル』1作目の頃かもです。

 『FF12』や『ブルードラゴン』が2006年。
 『オブリビオン』が2006年~2007年。
 『デモンズソウル』が2009年。

 日本の大作RPGが商業的に上手くいかなくて、海外のオープンワールドRPGに圧倒されて「日本のRPGは終わった」みたいに言われていた時期に、海外でも高い評価を受けた『デモンズソウル』が出てきたのだけど「あれはJRPGじゃない」と言われたという―――『FF15』に近いケースだったかもですね。


>まいかるさん
>「なんで洋ゲーみたいなゲームがつくれないんだっ!」
>ていう勢力と
>「なんで昔のFFみたいなゲームがつくれないんだっ!」
>ていう勢力と

 なるほど。
 僕もこの記事を書いていて、「JRPGの何が問題とされているのか」に二つの軸があるなと混乱していたのですが、こう整理してもらえるとすごく分かりやすいですね。

 そう考えるとやはり「JRPG=日本のRPG」ではなくて、「JRPG=昔のFFみたいなゲーム」というニュアンスで考えた方が「どうしてJRPGはダメになってしまったんだ」という主張が分かる気がしますね。
 だって、『FF15』はもう昔のFFみたいなゲームじゃないし、『ポケモン』は『FF7』とほぼ同期なので「別の系譜」にあると思われているでしょうし、『ゼルダ』に関しては『FF7』の10年前からあるシリーズですし。


 そう考えると『FF7』のリメイクが「JRPG」になるのかはすごく気になりますね(笑)。昔のFFみたいなゲームなようで、システムは昔のFFみたいなゲームじゃなくなるワケですし。


>ああああさん(2017/05/10 11:24)
 やはり「日本のRPG」という雑な分類では納得できないですねー。「ターン制RPG」とか「コマンドバトルRPG」とか「古典的RPG」とか、色々言いようはあったでしょうに。


>ああああさん(2017/05/10 17:06)
>あれ、でもゼルダって過去はRPGと名乗っていなかったっけ?

 ほかの人のコメントにありましたが、『時オカ』『ムジュラ』は当時「アクションRPG」と名乗っていたみたいですね。

 『神々のトライフォース』はパケ裏に「リアルタイムアクションアドベンチャー」と書いてありますし、『風のタクト』も「アクションアドベンチャー」とパッケージに書いてあります。 
 64時代だけが特別で、その2作もバーチャルコンソールなどでは「アクションアドベンチャー」に戻っていますけど。


>ソシャゲなんてほぼ主人公は自分なんじゃないでしょうか。

 この話も面白そうなんで掘り下げたいのですけど、以前『パズドラ』をRPGだと書いたら炎上したことがありましたからね……(笑)



>ななしさん
 まぁ、分からなかったのなら分からなかったでイイですよ。



>あらさん
 コメントの返信をしながら自分も改めて考えていたんですけど、JRPGという言葉が海外の主に開発者の中から出てきたというのは、逆に考えると『オブリビオン』などが出てくるまでは「日本のRPG」に対してあちらが劣等感を持っていたのかなーと思うんですね。

 僕らが思うよりももっと高く『FF7』や『クロノトリガー』を評価していて、『ブルードラゴン』みたいなソフトをXbox360で作らせちゃったりして。
 でも、Xbox360・PS3の世代では「洋RPG」の方が輝いて、「日本のRPG」は携帯機メインになったり『FF13』がパッとしなかったりで海外の人からするとインパクトを何も残せなくて……「あんなにすごかった日本のRPGはどうしちゃったんだよ」という意味での「JRPG」だったのかなと思えてきました。


 これなら『ゼルダ』や『ポケモン』が例外なのも分かります。この2作品はその時期にも無茶苦茶売れていたんで(笑)。

 いや、でもこれだと『デモンズ』が「JRPGではない」というのが納得いかないか……PS3時代に海外で高い評価を受けたゲームなワケですし。



>ああああさん(2017/05/10 20:38)
 あぁ、他の人への返信にも書いたことですけど、『パズドラ』をRPG扱いしたら炎上したことがあって、「他の人と遊ぶゲームはRPGではない」という認識があるのかしら。

 言われてみれば、『FF11』『FF14』などのMMORPGは海外でもプレイしている人は多いはずなんですが「JRPG」とは呼ばれませんね。
 『デモンズ』が除外されるのもそういう理由か……?『ゼルダ』も元々「みんなで情報交換して遊んで欲しい」と宮本さんは考えていたので、RPGと考えられない……?


 いや、そもそもTRPGが「みんなと遊ぶゲーム」じゃねえか!(笑)
 やっぱり「みんなと遊べるからRPGではない」というのは僕は納得いかないですねー。


>yatarouさん
>インタビューした海外の人たちがたまたま任天堂制作のゲームを(素晴らしいのは理解しているけど)あまりプレイしない人たちだったんじゃないかなあ

 う……僕は任天堂のゲームも『FF』も両方プレイしていたので、「そうかなー」と思うのですが。
 言われてみれば、「JRPG」の代表格のように言われる『FF』が海外で売れたのは『7』からで『FF7』は言わずもがなPSのソフトです。『クロノトリガー』は最初はスーファミでしたが、PS移植版も出ました。

 「JRPG」が好きな人達って、PS~PS2のスクウェアRPGを主に好きな人達なので……ひょっとしたら任天堂ハード(64やゲームボーイ)を持っていなかったという可能性はありますね。『ポケモン』はもちろん『ゼルダ』もやっていない。


>プロ野球チームで例えると
>任天堂→巨人 スクウェア(合併前)→日本ハム

 僕はどっちかというと、松野さんを引き抜いたり堀井さんと『クロノトリガー』作ったり、スクウェアの方が巨人的なイメージでした。巨大戦力で大きなプロジェクトを動かしていくイメージ。

 任天堂は、最近はそうでもないですけど、昔は巨大戦力というよりか「どの作品にもそれらしさが通っている」という職人らしさがあったので黄金期の西武みたいなイメージです。「走攻守揃っている選手」じゃないと使ってもらえないし、少しのスキも許さないシビアさだとか。

 まぁ、僕が西武ファンだからそう思うのかもですが(笑)。


>『ゼルダの伝説』というタイトルが海外では一つのジャンルみたいな感じで特別な存在なのではないか

 記事で紹介した多根さんの歴史語りにもあったんですが、『ゼルダ』って後追いのソフトがほとんど定着しなかったソフトなんですよね。「他が真似できなかった」というか。

 『ドラクエ』の後にRPGがわんさか出てきたとか、『ストII』の後に格ゲーがわんさか出てきたとかとかだと、そのジャンルが定着していくのですが……『ゼルダ』は後追いの作品が出なかったので、「ゼルダというシリーズ=ジャンル」になってしまったのかも知れませんね。

| やまなしレイ(管理人) | 2017/05/10 23:56 | URL | ≫ EDIT

いつも読ませていただいてます

最近のゲーム事情には疎く、記事読んで思いついただけの話なんですが…

undertaleというゲームを見た時に微かに悔しさを感じたんですよね
その悔しさの正体が自分でもわからなかったのですが

戦闘がアクションではなくてコマンド選択方式で、ターン制で、シームレスじゃなくてエンカウントで移動と戦闘が切り替わって、ストーリーが一本道(ルート分岐みたいなものはあるけど)で、キャラクターは美男美女な若者じゃないけどコミカルなゲームで、世に言われるジャンルとしてのJRPGが
海外から出てヒットしたという事実なんだと、この記事を読んで気づきました
これが日本発なら「JRPG捨てたもんじゃねえな!」って言えたのに!と

100万本で全世界的なヒットと言えるのかはわからないですけど

| aki | 2017/05/11 00:05 | URL |

飯野さんの本を紹介してくれてありがとう
宮本茂さんがシンパという言葉使ってるの初めてみました
世代的にどストライクな内容なので読むのが楽しみです

| 名無し | 2017/05/11 01:38 | URL |

すんごい単純な話、途中でもかいてありますが「JRPG」って蔑称なんですよ。だから、「日本のRPG」ではなく「日本のダメなRPG」って意味で使われる。ただそれだけの話しじゃないですかね。

| ああああ | 2017/05/11 21:22 | URL |

ゼルダはJRPGだろ?
オープンワールドな洋ゲーはストーリーで泣けない糞ゲーとか思ってたけど。ブレスオブワイルドのおかげでオープンワールド自体が悪ってわけじゃないのが分かった。

| ああああ | 2017/05/12 20:26 | URL |

>akiさん

 あぁ……!
 僕は『undertale』まだやっていないんですけど、確かに愛され方というか盛り上がり方を見ていたら(少なくとも日本のファンは)JRPG的な盛り上がりをしていて。

 逆に考えると、そういう作品が全世界的に受ける土壌はあったのに……というのは思いますね。


>名無しさん
 宮本さん以外の人の話もすごく面白いのでオススメですが、Amazonで買おうとすると恐ろしく高騰しているんですよね……どこかで安く入手できればイイのですが。


>ああああさん(2017/05/11 21:22)
 ただ、最初のインタビュー記事は「日本のRPG」と定義づけていましたし、仮にそれが「古臭くてダメだ」という定義で話すのならそこから脱却しようとした『FF15』の話題をもうちょっと取り上げるべきじゃないのかなぁと。


>ああああさん(2017/05/12 20:26)
 今回の記事を書いた後に「こういう意見もあるのか」と一番驚いたのは、「JRPG」をポジティブに捉えている人も結構いるということでした。

 「ムービーを効果的に使う」という点では、今回の『ブレスオブザワイルド』は確かに見事だなーと思いますね。

| やまなしレイ(管理人) | 2017/05/13 23:15 | URL | ≫ EDIT

「RPGの定義」はいろいろありますが、一つ忘れていますよ。
それは「アクションゲームができなくても頭に自信があればくりあできること」です。

| ああああ | 2017/05/22 10:07 | URL | ≫ EDIT

>ああああさん(2017/05/22 10:07)

 記事本文をお読みください。

| やまなしレイ(管理人) | 2017/05/22 21:50 | URL | ≫ EDIT















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