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超初心者のための「麻雀」の楽しみ方講座

 先週の土曜日からニコニコ生放送で、『SIMPLE1500シリーズ Vol.88 THE ギャル麻雀 LoveSongs アイドルはハイレート』ゲームアーカイイブス公式サイト)の挑戦を始めました。正式タイトルが長いので、以後この記事では『THEギャル麻雀』と表記させてもらいます。

 「麻雀のルール分からない……」という人もいらっしゃると思うので、初心者の人にも楽しめるように分かりやすく解説しながらプレイしようかなと考えていたのですが……「麻雀の解説」をしながら、「ゲームでCPUに勝つ」必要があるのに、「生配信の時間内に収める」必要もあって、想像以上にムリゲーでした。


 ということで、生配信内での解説は諦めて、久々に「超初心者のための○○講座」としてブログに解説記事を書こうと思います。「麻雀のルール分からない……」という人は、この記事を読んでから生配信を観てもらえれば分かるんじゃないかと思います。
 あくまで「『THEギャル麻雀』の配信が分かるための解説」なので、「この記事を読めば麻雀が打てるようになる」とか「この記事を読めば麻雀が勝てるようになる」みたいなことは言いません。麻雀には専門用語が多いのですが、そうした用語はなるべく使わずに解説することを目指そうと思います。



◇ 基本中の基本
ma-jan1.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 麻雀というゲームは、与えられた14枚の牌を「決められた形」に誰が一番早く整えることが出来るかという競技です。最初は未完成なものを、一人ずつ順番に「山」から1枚引いて、1枚捨てて、を繰り返して「決められた形」を目指すのです。


ma-jan2.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 これでクリア。私が先にクリアしたので、相手はもうこの回はクリアできません。
 上の画像と見比べれば、最初に与えられた牌を活かしつつここまで整えたことが分かると思います。


ma-jan2-2.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 「決められた形」というのは、基本的には……

・2枚の組み合わせ(アタマと言います)
・3枚の組み合わせ
・3枚の組み合わせ
・3枚の組み合わせ
・3枚の組み合わせ


 これで合計14枚。
 「2枚の組み合わせ」は必ず「同じ牌を2つ」ですが、「3枚の組み合わせ」は「同じ牌を3つ」か「1・2・3や2・3・4のように数字が並んだもの」のどちらでも構いません。


 上の私のクリア画像を例に使うと……
・2枚の組み合わせ(3ピン・3ピン)
・3枚の組み合わせ(八萬・八萬・八萬)
・3枚の組み合わせ(8ソー・8ソー・8ソー)
・3枚の組み合わせ(5ピン・6ピン・7ピン)
・3枚の組み合わせ(3ソー・4ソー・5ソー)


 「ピン」とか「ソー」とか「萬」は後で説明します。
 「同じ牌を3つ」集めているものもあれば、「数字が並んだもの」を集めているものもあるのが分かってもらえたかと思います。どちらにするのかは最初から決めておくのではなく、引いた牌によって臨機応変に考えていくのが通常のやり方ですね。


 ここまでなら恐らく「何だ、思ったよりシンプルなルールなんだな」と言えるのですが、麻雀というゲームのハードルを高くしていることに、麻雀は「役」というものがなければクリア出来ないというルールがあるのです。単に「2枚の組み合わせ・3枚の組み合わせ・3枚の組み合わせ・3枚の組み合わせ・3枚の組み合わせ」という決められた形で揃えるだけではダメなのです。

 ちなみに、上の私の画像は『タンヤオ』という「役」です。
 「決められた形で整える」+「それを数字の2~8だけで構成する」という役で、これで1飜です。1飜というのは「攻撃力最弱の攻撃」だと思ってください。「役」についてはまた後でまとめて紹介します。



◇ 画面表示
ma-jan2-3.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 ちなみに、コンピューターゲームの麻雀は、実際に牌を並べる麻雀に比べて「ゴチャゴチャしてて何が何だか分からない」と超初心者の人は思ってしまうかも知れません。
 トランプなどのカードゲームに例えれば分かりやすいと思うのですが、『THEギャル麻雀』の場合、一番手前が「自分の手札」、その上が「自分の捨てた札」、一番奥が「相手の手札」、その下が「相手の捨てた札」です。麻雀は「捨てた札」も重要な情報なので、目立つ位置に表示されるんですね。

 後はあまり気にしなくてもイイと思います。
 右側の数字が点数で、これが高い方が勝っているので、ゲームにおける「ヒットポイント(HP)」とか「ライフゲージ」のようなものだと思ってください。これが0になるとその場でゲーム終了ですし、そうでなければ全部の局が終わった際に残り点数が多い方が勝ちになります。



◇ 牌の種類
 麻雀の超初心者の人が、最初に何につまずくかを考えると……
 まず「牌」の種類が分からないと思うんですね。「8ソー」と言ってもどれのことだよ!と。

 なので、ここで全種類の牌を整理して紹介します。
 あと、そうそう……麻雀は中国発祥なので読み方も基本的に中国語になります。「四萬」だったら「スーワン」が正しい読み方ですね。ただ、麻雀初心者の人には、ただでさえ麻雀のルールが覚えられないのに中国語が混じったら更に意味が分かんなくなっちゃうと思うんですね。だから、この記事や生配信では「よんまん」と思いっきり日本語で解説しようと思います。

 「東・南・西・北」も「トン・ナン・シャー・ペー」ではなく「ひがし・みなみ・にし・きた」と読んでいくことにします!麻雀好きには怒られそうですが、知るかっ!


【萬子(ワンズ)】
1man.jpg 一萬
2man.jpg 二萬
3man.jpg 三萬
4man.jpg 四萬
5man.jpg 五萬
6man.jpg 六萬
7man.jpg 七萬
8man.jpg 八萬
9man.jpg 九萬

 ここで「あぁ、中山美穂と一緒に歌っていた……」と思うか、「スラムダンクのEDを歌っていた……」と思うか、「誰のこと……?」と思うかで世代がバレますね!私は12歳の美少女女子小学生なので何のことだかさっぱり分かりません!

 萬子は漢字が読める人なら識別が難しいことはないと思います。


【筒子(ピンズ)】
1pin.jpg 1ピン
2pin.jpg 2ピン
3pin.jpg 3ピン
4pin.jpg 4ピン
5pin.jpg 5ピン
6pin.jpg 6ピン
7pin.jpg 7ピン
8pin.jpg 8ピン
9pin.jpg 9ピン

 ピンズも比較的分かりやすいです。
 1~5くらいまでなら「サイコロの目」と同じような表記ですからね。厄介なのは6以降で、パッと見でごっちゃになってしまうこともあるかと思います。「奇数か偶数か」を見極めるのがコツかな。



【索子(ソーズ)】
1so.jpg 1ソー
2so.jpg 2ソー
3so.jpg 3ソー
4so.jpg 4ソー
5so.jpg 5ソー
6so.jpg 6ソー
7so.jpg 7ソー
8so.jpg 8ソー
9so.jpg 9ソー

 パッと見で何が何やらなのがソーズです。
 まず「1ソー」、こんな大層な柄なんだから特別な牌なのかと思いきや、別にただの「1ソー」です。次に「8ソー」、Mが上下に並んだような形で確かに8本の棒になってはいるんですが、日本人の感覚ではM=4って感覚はありませんよね。「4ソー」は別に普通に4本並んでいるだけですし。

 見分けるコツとしては、「奇数の牌には赤が入っている」「偶数の牌は緑のみ」なのですが……「3ソー」は奇数なのに緑のみだからややこしい(笑)。
 ちなみに、緑のみで描かれた「2ソー」「3ソー」「4ソー」「6ソー」「8ソー」と、後で紹介する「發」の6種類だけで「決められた形」に整えてクリアすると『緑一色(リューイーソー)』という役になります。この役は、役満という「最強の攻撃」の一つで、それだけ難しい役なんですね。


【字牌】
higashi.jpg
minami.jpg
nishi.jpg 西
kita.jpg
haku.jpg ハク
hatsu.jpg ハツ
tyu.jpg チュン

 この7つが字牌。
 字牌には数字がありませんから、「同じ牌を2つ」揃えてアタマにするか、「同じ牌を3つ」揃えるかしか使えませんね。なので、序盤は大抵「1枚しかない字牌から捨てていく」ものなのですが―――字牌には後述する『役牌』になるものもあって、これを3つ揃えるとそれだけで1飜です。

 ちなみに「ハク」の牌を、「何にでもなれるオールマイティ」とか「なくした牌の代わりにマジックで書き込んで好きな牌に出来る予備」といったウソをつく人がいるんですけど(笑)。実際にはただの字牌の一つです。


 以上34種類の牌が4個ずつ入っている全136個の牌で行うのが麻雀です。
 ただし、136個の牌が全部「場」に出るワケではありません。二人打ちの『THEギャル麻雀』の場合、数えてみたら「自分の手牌が13」「相手の手牌が13」「自分の捨てた牌が18」「相手の捨てた牌が18」ということで全部で62個の牌しか場に出てませんでした。
 四人打ち麻雀の場合は136個の内122個を使うのが基本なので、四人打ちの感覚でプレイしていると「中があと2枚残っているはずなのに出てこないなぁ」みたいになっちゃうんですね。これ、ゲーム攻略を考える際に重要なポイントかも知れません。



◇ 「ポン」と「チー」
 早く「決められた形」に整えたいのに、なかなか揃わない―――
 相手が捨てた牌が「それがあればこっちは揃うのに!」と欲しくなることがあるでしょう。相手の捨てた牌をもらえば「3枚の組み合わせ」が成立する場合、「ポン」や「チー」を宣言してもらうことが出来ます。これを「鳴く」と言います。

 「ポン」は「同じ牌を3つ」揃えるときに使う言葉。
 「チー」は「数字が並んだもの」」を揃えるときに使う言葉です。


ma-jan3.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 例えばこのケース。
 私は相手の捨てた「九萬」をもらって「七萬・八萬・九萬」の組み合わせを作りたかったので「チー」を宣言しました。

ma-jan3-3.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 こんなカンジになりました。
 四人打ち麻雀の場合、「ポン」は誰からでも出来ますが、「チー」は前の順番の人からしか出来ません―――が、二人打ち麻雀の『THEギャル麻雀』には関係がありませんね。


 さて、重要な話。
 「ポン」や「チー」は「決められた形」に早く整えるためには有効なのですが、世の中そんなにうまい話ばかりではありません。「ポン」や「チー」をして“鳴いた状態”になると、多くの「役」が使えなくなったり、攻撃力が半減してしまう「役」があったりするのです。

 ゲームで例えるなら、「素早さ」や「命中率」が上がる代わりに、その戦闘中ずっと「多くの武器が装備できなくなったり、一部の魔法の威力が半減してしまったり」みたいなカンジです。「命中率が上がったけど武器を装備できなくなったら意味ねえええ!」とならないように、鳴いた状態でも使える「役」を揃えられるかを判断しなければなりません。

 逆に考えれば、「鳴いた状態でも使える役」を持っていなければ闇雲に「ポン」や「チー」はしない方がイイでしょう。

 ちなみにですが、「自分がクリアになる最後の牌」を相手が捨てた場合は「ロン」を宣言してクリアすることが出来るのですが、こちらには「ポン」や「チー」のようなリスクはありません。最後の1枚は自分で引いても相手が捨ててもイイんですね。



◇ 「役」の種類
 冒頭で“麻雀は「役」というものがなければクリア出来ない”と書いたように、麻雀にとって「役」はものすごく重要な要素です。しかし、「麻雀の役一覧」を眺めるとものすごくたくさんの種類がありますし、先の項で書いたように「役によってはポンやチーをすると使えなくなる」みたいなことも覚えなくちゃなりません。

 初心者の人達は、恐らくここで打ちのめされると思うんですね。


 しかしですね。
 例えば『ドラクエ』や『FF』のようなゲームでも、全部の魔法の効果をイチイチ丸暗記してからゲームを始めるかと言ったらそうでもないと思うのです。最初に暗記しておくのはホイミとかルーラのような「よく使う魔法」だけで、ボミオスとかニフラムのような「マイナーな魔法」は余裕ができたときに「こんなものもあるんだ」と知っていくじゃないですか。


 麻雀の役も、最初から全部を覚えるんじゃなくて、「よく使うもの」だけ覚えておけばイイと思うんですね。かく言う私も、全部の役を覚えているワケじゃありません。役満なんかどーせ出ないだろうと最初から覚えていないです。


 ということで、この記事では初日の私の生配信で出てきた「役」を解説しようと思います。ここで出てきた「役」はRPGでも序盤に出てくるような基本的な「役」で、頻繁に出てくるので覚えておいた方が良いですね。
 あと、「役」というのは基本的には「重ねがけ」が出来ます。「攻撃力最弱」の1飜の「役」であっても、それを4つ重ねれば4飜になります。大きな攻撃力の役満を覚えて狙うよりも、最弱の1飜の「役」を幾つも覚えてそれを組み合わせることが大事だと思います。


【リーチ(立直)】
ma-jan4.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 あと1枚で「決められた形」に整うという状況で、リーチを宣言することで「1飜」が付くという「役」です。「何も役がないなー」という時でもコレで役をつけて「リーチのみ」でクリアすることも出来ますし、他の「役」と組み合わせることも出来る万能な「役」です。

 ただし、「条件」や「リスク」もあって……

・「ポン」や「チー」をした状態だと使えない
・リーチを宣言するのに、1000点支払わないとならない(自分がクリアすれば戻ってくる)
・リーチを宣言すると、もう手を変えることが出来なくなる
・そもそもの話、相手に「アイツ、クリアまであとちょっとだぞ」とバレて警戒される


 ゲームで例えるなら、HPを削って、防御力を0にしてまで、攻撃力を倍にする(or何も武器を持っていなくても敵に攻撃できるようになる)ってカンジですかね。


 また、リーチ宣言の直後に「その1枚」が出た場合、「リーチ」に「一発」が付くオマケがあってこれも「1飜」です。また、詳しくは後述しますがリーチを宣言してからクリアした場合、「裏ドラ」が付く可能性もあります。リーチをすると、たくさんオマケが付いてくる可能性があるんですね。


【メンゼンツモ(門前清自摸和)】
ma-jan5.jpg

 先ほど、「ポン」や「チー」のところで“「自分がクリアになる最後の牌」を相手が捨てた場合は「ロン」を宣言してクリアすることが出来る”と書きましたが、「自分がクリアになる最後の牌」を自分で引いた場合には「ツモ」を宣言してクリアすることが出来ます。

 クリアには、「ツモ」と「ロン」の2通りがあるということですね。

 そして、その「ツモ」でクリアした際、「ポン」も「チー」もしていない“鳴いていない状態(※1)”だったら1飜が付く「役」になります。

(※1:これをメンゼンと言います)

 ゲームに例えるなら、「○○を使わずに戦って、最後のトドメは××で刺すと実績解除」みたいなオマケが付くカンジですね。この役単独で狙うというよりかは、リーチなどの他の役と組み合わさって「結果的に付く」カンジの役かな。



◇ 役牌
ma-jan6.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 「役のついている字牌」を3枚揃える役です。1飜。
 「役のついている字牌」というのは、まず「ハク」「發」「中」の3つは無条件に誰にでも役牌になります。

 次に「東」「南」「西」「北」の方角4種類ですが、「その局の方角」と「自分の方角」は役牌になります……とだけ言っても意味が分からないでしょうから、『THEギャル麻雀』に限定した話で説明します。
 SRPGで言う「ターン」とか「フェーズ」のような区切りを、麻雀では「局」という言葉で区切っています。『THEギャル麻雀』の場合は二人打ちなので、「東一局」→「東二局」→「南一局」→「南二局」→終了という流れになっています。「局」が切り替わるタイミングというのは「親がクリア出来なかった時」なのですが、そこはちょっと難しいと思うので端折ります。

 「東一局」「東二局」の時、「東」の字牌は役牌になりますし。
 「南一局」「南二局」の時、「南」の字牌は役牌になります。

 これが「その局の方角」。


 「自分の方角」はというと……「先に牌を捨てる方が東」「後から牌を捨てる方が南」に座っていると考え、その方角の字牌が役牌になります。「先に牌を捨てる方」を「親」と呼んで得点が倍近くになる……という話もした方がイイかも知れませんが、ややこしくなるので分からなかったら別にイイです。

 つまり二人打ち麻雀の場合は「東」と「南」が順番に役牌になるのであって、「西」や「北」は役牌にならないんですね。ちなみに、例えば「東一局」で「先に牌を捨てる方」なら「その局の方角」も「自分の方角」も東ですから、東を3枚集めれば2飜になります。


 そうだ、大事なことを書き忘れていました。
 「役牌」は「ポン」や「チー」をしても使える役です。なので、四人打ち麻雀の場合、とにかく早くクリアしたい時なんかには「東をポンして、東のみでクリアしちゃう」みたいに重宝します。「攻撃力最弱だけど、一番簡単に出せる技」ってとこですかね。

 ただ、二人打ち麻雀である『THEギャル麻雀』の場合、どうにも役牌を3枚集めるのはそんなに簡単じゃないみたい。さっき四人打ち麻雀は“136個の内122個を使う”と書きました。役牌は1枚だけ持っていても仕方がないので捨てられやすい牌ですから、「ポン」で集まりやすいんですね。
 しかし、二人打ち麻雀である『THEギャル麻雀』は“136個の内62個”でゲームをするので、あと1枚「東」が出れば「ポン」して「東のみ」でクリアできると考えても、永遠に出ない可能性も高いのです。半分以上は使われない牌ですからね。


 四人打ち麻雀と比べて、『THEギャル麻雀』では「役牌に頼ってはならない」という意識でプレイした方がイイのかもと思います。



◇ タンヤオ(断ヤオ九)
ma-jan2.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 冒頭にも出てきた役です。
 数字の2~8だけで構成された役で、1飜です。

 使ってはいけない牌は、役牌も含めた字牌と、1と9です。
 つまり、さっき説明した「役牌」とは共存できない役ということですね。「字牌や1と9の牌」を中心に揃えるか、「2~8の牌」だけで揃えるのかは、RPGにおける炎魔法と氷魔法くらい相反するものです。最初に与えられた牌を見て、どっちの道を進むか考えるのが良いでしょう。


 麻雀ゲームにしても、友達同士で麻雀するにしても、細かいルールがちがっていて……それがこの「喰いタンあり/なし」というちがいです。喰いというのは「鳴く」のと同じような意味で、タンは『タンヤオ』のことです。つまり、「ポン」や「チー」をしても『タンヤオ』が成立するかルールが異なるんですね。

 私は友達同士でプレイする時はずっと「なし」でやってきたのですが、この『THEギャル麻雀』は「あり」のルールみたいです。先ほど書いたように「役牌のみ」でクリアするのが難しい以上は、この『タンヤオ』という役をどう使いこなすかがゲームのカギになるんじゃないかと思います。



◇ 平和(ピンフ)
ma-jan7.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 私が一番好きな役で、麻雀の基本の「役」と言われるのだけど、麻雀初心者にとって一番「よく分からん」と言われそうな役です。すげえ端的に言っちゃうと「ピンフという型」があって、それに沿ったクリアをすると『ピンフ』という役になるというカンジです。

 その型とは……

・「ポン」も「チー」もしていない
・アタマ(2枚の組み合わせ)が役牌ではない
・「3枚の組み合わせ」が全て「数字が並んだもの」
・最後の1枚を待つ形が“両面待ち”になること


 “両面待ち”というのは、例えば「2・3」とか「5・6」といったカンジに二つの数字が並んだ状態で「あと1か4がくればクリアだ」「あと4か7がくればクリアだ」と両方の数字で待てる状態のことです。

 上の画像で説明すると……
・「ポン」も「チー」もしていない
→ ○
・アタマ(2枚の組み合わせ)が役牌ではない
→ ○ 3ソー・3ソー
・「3枚の組み合わせ」が全て「数字が並んだもの」
→ ○ 「一萬・二萬・三萬」「四萬・五萬・六萬」「5ソー・6ソー・7ソー」「7ピン・8ピン・9ピン」
・最後の1枚を待つ形が“両面待ち”になること
→ ○ 「五萬・六萬」を持っていて、「あと四萬か七萬がくればクリア」という待ちだった


 これだけ条件を整えてたった1飜です(笑)。
 非常にクリアしやすい手で、最初からこの役だけを狙うというよりかは、「リーチでクリアする」「タンヤオでクリアする」と狙っていくと自然に「ピンフも付いた」ということになりやすいですね。

 たかが1飜でも馬鹿に出来たものでなくて、「リーチ」「タンヤオ」「ピンフ」「ツモ」が重なれば4飜ですからね。ちょっとしたコンボ攻撃になります。



◇ トイトイ(対々)
ma-jan8.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 この画像は、『トイトイ』『三アンコ』『タンヤオ』という3つの役が重なっています。『タンヤオ』はさっき説明したので、まずは『トイトイ』について説明して、次に『三アンコ』を説明しようと思います。

 『トイトイ』は「3枚の組み合わせ」が全て「同じ牌を3つ」になるように揃える役です。先ほど説明した『ピンフ』が「3枚の組み合わせ」が全て「数字が並んだもの」でしたから、ちょうど正反対ですね。
 『トイトイ』の特徴は、「ポン」をしても構わないというところです。それでいて2飜、「ポン」をしても2飜。役牌や、直後に説明する「三アンコ」とも組み合わせやすい、『ピンフ』とはまたちがう「クリアしやすい役」と言えます。

 ただ、役牌の説明にも書いたように『THEギャル麻雀』は使う牌が四人打ちの半分以下なので、四人打ちに比べて「ポン」がしづらいような気がします。『トイトイ』に過度な期待はしない方が良いのかも。


 続いて、『三アンコ(三暗刻)』
 「3枚の組み合わせ」の内、「同じ牌を3つ」というのを3つ「ポン」も「ロン」もせずに自力で全部集めた際に付く役です。

 上の画像で言うと、「8ソー」3つは「ポン」しましたが、「3ソー」3つ、「4ピン」3つ、「6ピン」3つは自力で集めました。この自力で集めた「同じ牌を3つ」を「アンコ(暗刻)」と言うので、それが3つで『三アンコ(三暗刻)』なのです。2飜。『トイトイ』を目指す形で付きやすい役ですね。
 ちなみに、こんな風に「ポン」も「ロン」もせずに自力で「アンコ(暗刻)」を4つ揃えると『四アンコ(四暗刻)』という役に繰り上がって、こちらは役満という「最強の攻撃力」の技の一つです。役満の中では『四アンコ(四暗刻)』は比較的出やすいんじゃないかと思いますね。私もリアルで1回やったことがあります、牌をよくかき混ぜていなかったからなのですが(笑)。




 あと、1日目の生配信で出た役を簡単に説明すると……

・イーペイコウ(一盃口):1飜(鳴くと成立せず)
 同じ種類の数字の牌を「123」「123」のように同じ数字の並びで揃える
・一気通貫:2飜(鳴くと1飜に下がる)
 同じ種類の数字の牌で「123」「456」「789」と揃える
・ハイテイ(海底):1飜
 最後の1枚の牌でクリアすると付く役

 こんなところでしたね。
 出ていなかったけど、メジャーな役で言えば……

・チートイツ(七対子):2飜
 全て2枚ずつ集める役
・ホンイツ(混一色):3飜(鳴くと2飜に下がる)
 数字の牌は「萬子」「ソーズ」「ピンズ」のどれか1種類しか使わない役
・三色同順:2飜(鳴くと1飜に下がる)
 「萬子」「ソーズ」「ピンズ」の全てで、同じ数字の並びを揃える
・チャンタ(混全帯ヤオ九):2飜(鳴くと1飜に下がる)
 「2枚の組み合わせ」「3枚の組み合わせ」4つ全て、「1」か「9」か「字牌」を入れる役


 こんなところですかねぇ。
 正直なところ、自分で打つのでなければこんなにたくさん覚えなくてもイイと思います。配信で誰かが打っているのを見るのなら、「ポン」も「チー」もしていなければ『リーチ』が使えるだけでも十分じゃないかなぁ。



◇ 「ドラ」
 正直、これは超初心者は知らなくてもイイことだと思うんですけど……
 「ドラ」というのは、「今回のボーナス牌はこれですよー、これを含んでクリアすれば得点アップですよー」という牌です。

ma-jan9-0.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 「ドラ表示牌」は中央に表示されています。
 この画像だと「6ピン」ですね。

 注意すべきは、この「6ピン」は「ドラ表示牌」であって、「ドラ」ではありません。「ドラ」は「ドラ表示牌」の次の牌なので、この場合は「7ピン」がドラになります。

 数字の場合は「1→2→3→4→5→6→7→8→9→1…」といったカンジにループしますが、字牌の場合は「東→南→西→北→東→…」、「ハク→發→中→ハク→…」といったカンジにループします。


 クリアした際に、ドラが1枚含まれていればそれだけで1飜。
 2枚なら2飜、3枚なら3飜……旨すぎる!

 『リーチ』をしてクリアした場合、「ドラ表示牌」の下の牌も「ドラ表示牌」になります。これは「裏ドラ」といってクリアするまで何かは分かりませんが、ドラと同じ効果が付くので……言ってしまえば、『リーチ』をしてクリアするとドラが増えるんですね。
 更に、「カン」という「同じ牌を4つ揃える」人が出るとそれでもドラが増えます。更に『リーチ』してクリアすればそれにも「裏ドラ」が付きます。


ma-jan9.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 このケース、『リーチ』のみでクリアしようとしたのですが……
 「カン」もしていたので、「ドラ」と「裏ドラ」が4つにもなりました。「7ピン」「一萬」「南」「9ピン」がドラということになりますね。

ma-jan9-2.jpg
<画像はプレイステーション用ソフト『THEギャル麻雀』より引用>

 「9ピン」を4つ持っていたので(右端に置いてあるヤツね)、『リーチ』『ドラ4』という大きな手になりました。



 このように「ドラ」というのはバカに出来ないんですが、要注意なのは「ドラ」はあくまで「ボーナス」であって「役」ではないので、「ドラのみ」ではクリア出来ないということです。攻撃力を何倍にもするバイキルトとか魔法剣をかけたところで、攻撃力自体が0だと何倍にしても0なんですね。なので、私は「超初心者は知らなくてもイイこと」と思うんですけど、一応解説しておきました。



◇ 決着
 『THEギャル麻雀』は二人打ちなので、「東一局」→「東二局」→「南一局」→「南二局」と局が移り、4局全部が終わった際に得点の高い方が勝ちです。
 また、その前にどちらかの得点が0以下になってしまったら、それでもその時点で終了です。もちろん得点が0以下じゃない方の勝ちです。



 以上!
 今日書いたことが分かっていれば、もう「麻雀超初心者」ではないと思います。
 しかし、かなり端折ったとは言え、結構な情報量になってしまったので「覚えきれない!」という人も多いんじゃないかとも思います。

 よく分からなかった人は、生配信のログなんかを見て振り返ってくれれば分かるんじゃないかな……どうかな……
 生配信をする私の心がけとしては、「今回は○○という役を狙います」「ついでに××という役が付いたらラッキーです」みたいに宣言してから始めるのがイイのかなぁと思いました。そうすると視聴者としても、「ということは△△の牌が来たらイイってことかな」と分かると思いますし。


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COMMENT

>ちなみに「ハク」の牌を、「何にでもなれるオールマイティ」とか「なくした牌の代わりにマジックで書き込んで好きな牌に出来る予備」といったウソをつく人がいるんですけど(笑)。実際にはただの字牌の一つです。

今までずっと騙されてた・・・!!

| 結城八卦 | 2017/06/28 21:22 | URL |

>結城八卦さん

 マジか……
 この記事を書いて良かったと思える出来事です。

| やまなしレイ(管理人) | 2017/06/29 23:17 | URL | ≫ EDIT















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