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やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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2019年の春開始オリジナルアニメのストーリー展開を、第1話すら観る前から予想しておく

 まずはこの記事をお読みください。

 エヴァンゲリヲンを見たことがないので知ってることを書きつつ未視聴考察もするそれるログより)

 『エヴァンゲリオン』を観たことがないそれるすしさんが、断片的な知識だけで『エヴァンゲリオン』がどんなアニメなのかを考察するという記事です。当然のことながら全然当たっていないんですけど、ところどころ核心部分にかすっていたり、「どうしてそんな勘違いが起こった?」という悪魔合体が起こっていたり、奇跡の記事だと思います。『エヴァンゲリオン』観たことある人は必読です。

 皮肉じゃなくて私、本当に「みんなが知っているものを自分だけが知らない」というのが最高のエンターテイメントになると思っていて……ゲーム実況で挑戦する作品に、「なるべくメジャーだけど私は遊んだことのないもの」を選んでいるのはそういう理由だったりするんですね。要は、『刑事コロンボ』とか『古畑』みたいな「視聴者だけは犯人を知っている=登場人物は犯人を知らない」的なアレです。


 なので、「ミリしら」とかもやってみたいとずっと思っていたり、それこそそれるすしさんみたいな記事も書きたいと思っていたりするのですが……「みんなが知っているものを自分だけが知らない」という作品で、かつ「断片的な知識はある」というものがなかなか思い当たらないんですね。
 それるすしさんの記事を読んでも分かるように、「断片的に知っている」からこそ面白くなるワケで(「ミリしら」も本当に1ミリも知らないとあんまり面白くならないと思う)。

 「やまなしさん、私の大好きな○○で『ミリしら』やってみてくださいよー」みたいな作品があればリクエストくれないかなぁ……なんて思っているんですけど、それとは別にちょっと新しい企画を考えてみました。



 これから始まるオリジナルアニメを、1話も観ない内に考察しておくのはどうだろうか?

 今の段階では(スタッフを除けば)どんな話になるのか世界中の誰も知りません。
 しかし、放送が終わるであろう3ヶ月後や6ヶ月後には、みんな「どんな話になったのか」が分かるのです。

 つまり、3ヶ月後か6ヶ月後にこの記事を読み直せば「みんなが知っているものを自分だけが知らない作品を考察している記事」になるんですね!誰にでも出来るし、公式サイトなどからの情報はあるワケですから第1話前の断片的な知識も手に入れることが出来ます。



【ルール】
・第1話を観る前に書く
・公式サイトや公式インタビューなどの情報を元に最終話までの展開を予想する
・あくまで「ロジカルに予想することを楽しむ」「それが外れたら外れたで面白い」ものなので、「当たってないじゃないか!」とか怒り出す人は読まなくてイイです
・逆に「最終話まで予想がピタリと当たっているじゃないか!これはネタバレだ!」と怒られても困るので、そういう人は最終話を観てからこの記事を読むことを推奨します

・私以外にも、こういう予想記事を書く人が出てきたら嬉しいですけど、全然違う予想をしたからと言って「オマエの予想は間違っている!」みたいに他の人の予想をディスるのはやめましょう






◇ 『キャロル&チューズデイ』
公式サイト
キャラクター紹介
あらすじ
イベントレポート記事


<情報>
 フジテレビ系列の『+Ultra』枠での放送で、2クールの予定です。
 BONES20周年+フライングドッグ10周年記念作品で、『カウボーイビバップ』や『坂道のアポロン』の渡辺信一郎監督が「ライフワークとして、いつか音楽もののアニメはやらなければならない」と原作&総監督を務めていて、キャラクター原案は窪之内英策さんが抜擢されました。

 人類が火星に移り住んで50年、AIによって文化が作られるような時代に、主人公達は「人間の力で」作曲してミュージシャンになろうとしている―――という設定だそうです。


---ここから予想---

◇ キャロル
 主人公の一人で、黒人の血が入っているのでしょう主要人物の中で一人だけ肌の色がちがうキャラです。ストリート系のファッションに身を包み、働きながらミュージシャンを目指しているとのこと。主要人物のリストに家族がいない&出身地が地球なことから、家族と既に死別しているか離別している苦労人だと思われます。

 恐らくこの作品は「貧しい境遇に生まれたキャロル」と「裕福な家庭に育ったチューズデイ」の2人が出会って始まるガールミーツガールの物語でしょう。
 W主人公制を活かすのなら、「キャロルとチューズデイがずっとイチャイチャする」パターンか、「キャロルとチューズデイが後半バラバラの道を進むことになって、でも最後なんだかんだ元鞘に収まってどうのこうの」パターンのどちらかだと思うのだけど……「AIで作った音楽」か「人の手で作った音楽」かというテーマがある以上、後半2人がバラバラの道に進むパターンだと予想します。

 スタート地点からのギャップを考えると、キャロルが「AI」サイドに進んで大成功→VIPになる、チューズデイが「人」サイドを貫いて上手くいかずに貧しい生活(でも、キャロルと一緒だった頃に学んだ生活力で乗り切る)に分かれた方が面白そう。物語としては、大金持ちになってどんどん調子に乗っていく中盤~終盤あたりのキャロルが見せ場です。


◇ チューズデイ
 もう一人の主人公で、金髪・碧眼・白人のお嬢様。
 母親は大統領選に立候補するのではと噂される政治家で、兄もその後継者と言われるイケメン青年なのに、チューズデイはミュージシャンになりたいと家を出てキャロルと出会うという。

 「世間知らずのお嬢様が、ストリートで働く同い年の少女との出会いで変わる」という流れを見ると、恐らくキャロル以上にチューズデイの方が「人と人が出会うことで生まれる音楽」に執着して、没落していくと思われます。
 そして、数年後となる後半……母か兄が火星大統領になるかならないかというタイミングで、貧民街で暮らすチューズデイの存在がスキャンダルになるのだけど、最終的にチューズデイの奏でる音楽が火星の人々を救って「あぁ!チューズデイ、音楽はこんなに素晴らしいんだね。政治家にはならなかったけどキミは自慢の妹だよ」とお兄ちゃんが謝罪する最終回で視聴者が号泣するにちがいないめでたしめでたし。

 ってなカンジに、最後は「火星全土」みたいな政治の話になっていくと思われますし、「ディストピア」っぽい要素も入ってくるのかも。AIによって支配されていたのは文化だけじゃなくて政治もだったんだー!みたいな。それを最後に和解したキャロルとチューズデイの石破ラブラブ天驚拳で全部ふっとばして、人は「人が作った音楽」によって導かれるんだみたいなエンディングで〆

 最初はお嬢様だったキャラが貧民街に染まってどんどん汚れていくってのはエロイですよね!


◇ ガス
 CV.大塚明夫さんのオッサンキャラ。
 昔は音楽業界の名プロデューサーだったのに、AI全盛の時代において不要な存在になって失職、アル中になっていたところをキャロルとチューズデイに出会って「夢よ再び」と立ち上がると思われます。2クールのうちの前半1クールは多分、この人が主役クラスに活躍します。

 でも、中盤で死ぬ。
 地球時代の恨みを買って刺されるとか、なんかそんなカンジの「過去は変えられねえんだ」みたいな名言を残して、最後キャロルとチューズデイに看取られたまま死んでしまい→ それでキャロルとチューズデイはバラバラの道を進むと思われます。頼れるオッサンは、若者が壁にぶち当たる展開を描くためには邪魔ですからね!(酷)

 最終回ロディかタオあたりが、オッサンの墓標に大好きなウォッカをかけるシーンに私は3回泣きそう。もう泣きそう。まだ死んでいないどころか第1話も始まっていないのに、最終回のそのシーンを想像してもう泣きそう。


◇ アンジェラ
 厳しいステージママに育てられ、既に歌手デビューが決まっているライバル。
 「既に歌手デビューが決まっている」ことから、「AI」サイドのいけ好かないヤツだと序盤は描かれる……のだが、彼女は彼女なりに背負っているものがあることに気付いたキャロル達とは、互いに認め合う存在になると思われます。

 キャロルとチューズデイが仲違いをしてバラバラの道に進んだ後も、アンジェラは貧民街のチューズデイのところを訪れて仲良くするため「アン×キャロだと思っていたがアン×チュだったのか!」と百合界隈がザワザワする。多分「偉大な母を持ったチューズデイ」と「厳しいステージママに育てられた自分」を重ね合わせたためだろうとか、なんかそんなカンジに盛り上がる。
 最終的にはキャロルとチューズデイが仲直りしてしまうが、アンジェラはアンジェラで自分のブランドショップ経営に大成功して、最終話で忙しそうな姿が描かれたところで終わる。


◇ タオ
 「AI」サイドのプロデューサーとして、前半はアンジェラをプロデュース、後半はキャロルをプロデュースする。前半は得体の知れないヤツという描かれ方だったが、後半は実は壮絶な過去があったんだ―――と15分くらい使って描かれて、多分ガスあたりとの因縁が明かされる。
 ガスの息子がタオ、というのはベタすぎるので……ガスにプロデュースされていたミュージシャンの息子あたりだと予想します。そのためガスのことを激しく嫌悪しているのだが、ガスの死後に心境が変わって、最終的に「アイツ(ガス)の言う通り、AIだけじゃなく人の力も必要だったということか……」とキャロルとチューズデイの演奏を聴きながらガスのことを思い返すシーンは涙なくして観られません。


◇ スペンサー
 チューズデイのお兄ちゃん。
 CV.が櫻井孝宏さんなので、火星の実権を握ろうと色々と画策しそう。そして失敗しそう。「ものすごくよく考えていそうなキャラなのに、何も考えていなかった」ことが判明して、視聴者全員ずっこけることになりそう。





◇ 『さらざんまい』
公式サイト
キャラクター紹介
あらすじ
イベントレポート


<情報>
 フジテレビ系列の「ノイタミナ」枠で放送で、1クールだと思われます。
 『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』『ユリ熊嵐』の幾原邦彦監督の最新作です。

 浅草を舞台に、3人の男子中学生がカッパに変身させられて「元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい」と言われるところから始まるそうです。PVなんかを見ても「つながり」というのがテーマの作品みたいですが……

---ここから予想---

◇ 矢逆 一稀
 3人いる男子中学生の主人公の1人。
 PVで「あの子とつながれなくなるのは絶対にイヤだ!」というセリフがあるので、好きな女の子がいるっぽい。多分、ご当地アイドル:吾妻サラのことで、恋愛感情というよりは「ファン」というか「追っかけ」みたいなカンジかなと思われます。

 「つながり」がテーマの作品なのだけど、「つながるPV」の方で「どうして僕は誰ともつながれないんだろう」と言っていることを考えると―――サラとはつながれない、仲間なんていない、人間不信にハマっていくタイプの主人公になりそう。
 PVで象徴的に描かれている段ボールは「通販で頼んだもの」=「欲望」のアイコンで、人よりも「欲望」が大きい一稀がカッパに選ばれたとかそんなカンジ。多分、作品全体に「何でもワンクリックで手に入ってしまう世の中への痛烈な批判」みたいなのが込められていて、「ほしいものほど手に入らないのが現実なんだ」みたいなとかで葛藤するの。

 終盤は一稀の能力によって人々が欲望にまみれて暴走するように世界を書き換えてしまうのだけど、悠と燕太によって「人は人とつながることで欲望を制御できるんだ!」と言われて、なんか収まってめでたしめでたし。

 最後、「結局あの激動の日々は何だったのだろう……」と、高校生になった一稀が振り返るモノローグで最終話が終わるのです。



◇ 久慈 悠
 3人いる男子中学生の主人公の1人で、転校生。
 「つながるPV」の方で、「この町では消えたものは忘れられる」「俺はつながりなんて信じない」と言っているので、「つながり」を否定している重い過去を抱えたキャラクターだと思われます。

 一緒に暮らしていない兄がヤバイ仕事をしていることから、かつては浅草に一家で暮らしていたのだけど、人に騙されて店が潰されたとかでこの町を離れることになった―――けど、いなくなった兄がこの町に戻ってきたから、兄を追って悠も戻ってきたとかでしょう。ひょっとしたら「店が潰された」あたりに、「段ボール=欲望」のメタファーが絡んでくるのかも。Amazonのせいで客が来なくなった、みたいな(笑)。

 「俺はつながりなんて信じない」と言っている主人公が最後までそれで終わるワケがないので、多分サラ辺りとの出会いで色んな価値観が変わって、最終的に一稀を助ける展開になるんじゃないかと思います。「誰ともつながれない」と言っていた一稀に、「俺達はつながっていたじゃないか!」と叫ぶ、みたいな。

 一方、兄貴とは再会できずに、兄貴は悠の知らないところで殺されて死にます。
 一稀が起こした行動がめぐりめぐって、バタフライエフェクト的なカンジでなんかの巻き添えでついでのように殺されるのだけど……悠はそれを知らないというのが、視聴者としては切なくてつらくなるパターンかなと。



◇ 陣内 燕太
 3人いる男子中学生の主人公の1人。
 一稀とはかつて一緒にサッカーをやっていて、「俺達にはちょっとやそっとでは切れないつながりがあるんだよ」とか言っちゃっているので――――3人の主人公は「誰ともつながれない1人目」「つながりを信じない2人目」「つながりを妄信している3人目」とスタンスがバラバラなんですね。

 サッカーというのは「パスでつながる競技」なので、つながりのメタファーとして「サッカーを辞めた一稀」と「サッカーを続けている燕太」の対比になっていると思われます。ということは、燕太も多分途中でサッカーを辞める展開になりそう。そして最終話のエピローグでやっぱりサッカー再開してそう。
 「つながりが信じられなくなったときもあったけど、やっぱり俺はつながりを信じている!」とかなんか言いそう。でも、一稀とは別のコンビを見つけてソイツと仲良くしてそう。多分3人の中で一番のリア充になるけど、一番存在感がなくて視聴者があまり覚えていないみたいになりそう。



◇ 吾妻 サラ
 主要登場人物唯一の女性キャラ。
 浅草のご当地アイドルらしいのだけど、恐らく誰かの幼馴染とか同級生とかそんなカンジの子じゃないかと思われます。多分、一稀の幼馴染(でも今は疎遠になってただの一ファンになっている)で、悠とはたまたま出会って仲良くなる、みたいなカンジ。それが一稀の「誰ともつながれない」を加速させて、まさかあんな悲劇が起ころうとは!

 アイドルの姿と普段の姿は結構ちがっていて、普段の姿の方が「地味可愛い」と視聴者達からは言われる。こういうキャラは「二面性」があってこそだと思うので、中盤以降には普段の姿の方で出番がかなりあって、ストーリーを大きく動かすと思われます。闇の組織とも通じていて、悠の兄とも知り合いだとかそんなカンジのこともありそう。悠の兄のことが実は好きで、たまたま出会った悠に兄の面影を見たりしそう。超しそう。

 「サラ」という名前から「カッパと何か関係があるのでは?」と考察されるも、大して関係ないというオチと見た!




◇ ケッピ
 3人をカッパに変えてしまった張本人。
 その目的は謎のままストーリーが進むのだが、最後まで見ても「何が目的だったんだ…?」とイマイチ分からないまま終わってしまう人もいるとかいないとか。多分、個人の欲望を解放することで人類を新たな領域へと導くのがどーのこーのなんだけど、最終的に主人公達には「欲望が全てではない!」と否定されて終わる。つまり、コイツが真のラスボス。

 多分メタファー的には「Amazonの手先」的な立ち位置で、Amazonに実家を潰されたであろう悠は終盤そのことに気付いて「あの野郎ぜってえ許さねえ!」的に怒って、ゾンビ達と共闘関係に入るんじゃないかと思われます。



◇ 新星 玲央&阿久津 真武
 交番のおまわりさん。
 ケッピは最初「ゾンビの尻子玉を持ってこい」と3人の主人公に命令するのだけど、そのゾンビがこの2人だと思われます。顔色が悪いし。

 基本的にはこの作品は「欲望を解放したいカッパ」vs.「欲望を吸収したいゾンビ」の対決で進むのだけど、単純な善悪ではなく、「欲望を解放されたことで救われた人」「欲望を吸収されたことで救われた人」の両方を描いて、主人公達3人それぞれに考えさせていく展開なのでしょう。そして、3人の意見が分かれて、バラバラになり、なんやかんやあって最終的に3人が力を合わせる。さっきの作品と同じこと書いている気がする(笑)。

 このおまわりさん2人はどっちかというと「狂言回し」のポジションで、ストーリーには大きく関与せず、最終話まで生き延びるものと思われます。ゾンビだけど。というか、本当にゾンビが人気だなぁ最近!





◇ 『Fairy gone フェアリーゴーン』
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あらすじ


<情報>
 P.A.WORKSによるオリジナルアニメ。
 シリーズ構成&脚本に『灰と幻想のグリムガル』の十文字青先生を抜擢し、あらすじを読んだだけで漢字の多さでギャーーーと逃げ出したくなるダークファンタジーだそうです。これはアニメを観てからじゃないと用語がワケ分からなさそうですわ。

 妖精が動物に憑依することで「不思議な力」を宿し、その動物の臓器を摘出して人間に移植することで、妖精を分身として出現させることが出来る「妖精兵」を生み出すことが出来るそうです。
 しかし、戦争が終わると「妖精兵」は用済みになってしまったため、一部の人は政府に入るものの、テロリストやマフィアになるものも少なくありませんでした。主人公は「政府」側の機関に所属して、妖精兵を取り締まるという話みたいです。


---ここから予想---

◇ マーリヤ・ノエル
 ↑の説明、むっちゃ分かりづらいと思うんですけど……
 まぁ、要はスタンド使いですよね。この世界ではスタンド使いになるためには「弓と矢」ではなく「臓器移植手術」が必要だという。

 そんな中、この主人公ちゃんは「臓器移植手術」ではなく「直接憑依された」ために妖精の力が使える稀有な存在なのだとか。能力は「超高熱で相手を灰にする」という死体遺棄にめっちゃ便利なヤツ。PVを見たところ、事情も分からず妖精を使っていたところ「機関(ドロテア)」に誘われて一員になるみたいですね。

 物語の序盤は「機関(ドロテア)」の一員として犯罪者を取り締まっているのだけど、9年前の戦争で生き別れた幼馴染のヴェロニカが暗殺者になっていたことから、戦争を引き起こした「政府」や「妖精兵」そのものに対して疑問を持つようになる。『天狼』では弟と兄だったけど、こっちは女の子2人で百合っぽいのかと思いきや、そういうサービス精神がP.A.にあると思ったら大間違いだ!

 多分「妖精兵」を人為的に生み出すためには人体実験的ななんかそういうやべーやつをやってた過去が明らかになって、マーリヤはそれ以前から妖精の力を使えた一族の数少ない生き残り的なヤツ。
 物語の終盤そのことを知ったマーリヤは「機関(ドロテア)」を離れるも、ヴェロニカの暗殺を止めようと奔走。「アイツらマジで許せねえけどだからといって復讐は良くない!」みたいなことを言って止めるも、復讐のターゲットだったレイ・ドーンやマルコ・ベルウッドは瓦礫か何かで潰されて結局は死ぬ。手を下さずにアイツ死んで良かったね、悪いことはやっぱり出来ねえよなーめでたしめでたし。

 最後、再開したヴェロニカと2人で旅に出る最終話。
 「私達はもっと世界を知らなくちゃいけない」とかなんとか言って終わるのだけど、そのラストだと『天狼』と被ってない?


◇ ヴェロニカ・ソーン
 物語の裏主人公。
 人との出会いに恵まれてなんだかんだリア充やってるマーリヤちゃんとちがって、こちらは戦争中に故郷は焼かれるわ、暗殺者になるわ、手を組んでいる男のCV.が子安武人だったわで大変なことになる。能力は、ナイフで切りつけた後に体内にスタンドを侵入させて殺す能力―――って、あんまり強くなくない?

 CV.子安武人のダミアン・カルメは「黒の妖精書」を集めていて、妖精省&機関(ドロテア)から狙われる身になる。ヴェロニカは故郷の村を焼いたレイ・ドーンを殺すことだけを考えて生きていたが、そのために「黒の妖精書」が必要だったため[なんでかは知らん]ダミアンと協力関係になる。そこで機関の一員としてやってきたマーリヤと戦う羽目になる。

 多分「故郷の森が焼かれた」理由が、「妖精兵」を生み出す方法とつながっていて―――ヴェロニカもマーリヤ同様に「移植手術」をせずに妖精を使える一族なんだろうと思います。
 「政府&妖精省&機関(ドロテア)」側の正義を覆すも、マーリヤに「それでも私達は自分の中の正義を捨てちゃいけない」とかなんかそんなカンジのことを言われて、最後の復讐を思いとどまる。でも、ヴェロニカ今まで散々人を殺しておいて、一番の親玉だけ殺さないのおかしくない?と視聴者から総ツッコミを受ける。

 まぁ、そんなカンジで「政府側のマーリヤ」「暗殺者のヴェロニカ」がそれぞれ、別の道から「戦争と妖精兵の真実」にたどりついて、最終的に志を一つにするみたいな話なんだろうと思います。もっと絵柄が媚びたものだったら百合アニメとして楽しめたのになー(今言うこと?)


◇ フリー・アンダーバー
 マーリヤちゃんの「機関(ドロテア)」の上司。
 9年前の戦争で活躍するも、兄貴分だったジェット・グレイブが自分をかばって死んだことで心に深い傷を残すことになる。親友だったウルフランがテロリストになっていたことにも心を痛めるが、特に何もできない。基本的にこの人は状況に流されるだけで、自分で考えて行動は起こさない。でも、なんか「過去を背負った格好イイ大人」っぽいことを言って、マーリヤちゃんを導いたっぽい雰囲気になる。おのれ、マーリヤちゃん騙されるな!キミは百合の道を進むんだ!

 物語の後半、マーリヤちゃんが「機関(ドロテア)」から離れて追われる身になるも、フリーは最後の最後でマーリヤちゃんを逃がす。んで、なんか「若者はこれからの時代を背負うんだ」みたいなことを言って含蓄があるっぽい雰囲気を漂わせるが、単に何も考えていないだけだったりする。

 その後、フリーはフリーで「政府」に対して色々と行動を起こして、諸悪の根源たるレイ・ドーンとマルコ・ベルウッドを失脚させることになり、最終話でマーリヤちゃん達を助けて「フリーさん!ありがとう!」みたいに言われるのだけど、そこでも多分何も考えずに雰囲気に流されているだけっぽい。


 最後、「機関(ドロテア)」という形は変わるも、人々の平和を守ることは変わらない役職に就いていて、旅に出るマーリヤちゃん達のことを「生きてりゃまた会えるさ」みたいなことを雰囲気だけで言う。


◇ ウルフラン・ロウ
 テロリストなのかマフィアなのかよく分からない人。
 元々はフリーとともに戦った凄腕の兵士だったのだけど、戦争で妻子を失ったことでテロリストになる。恐らくこの「死んだ子供」は娘なため、ヴェロニカやマーリヤちゃんを娘とダブらせて助けてしまうキャラでしょう。物語の序盤は、一人で「政府」と戦うヴェロニカを助け、後半は「機関(ドロテア)」を抜けたマーリヤちゃんを助けてくれる。フリーとちがってコイツはむっちゃ格好イイ。CV.が細谷佳正さんだし。

 ただし、物語の終盤「助からない病」であることが発覚して、戦うたびに吐血して、最終的に死ぬ。
 病であることはマーリヤちゃんは気づいたが、ヴェロニカには隠している。妖精省との最終決戦に向かう2人を見送ったあと、なんかすげえ巨大な妖精みたいなヤツと戦い、ボロボロになったところ、最後の最後でフリーと再会。フリーが「最後の最後でアイツらを守ってくれたんだな」とか分かったようなことを言ってウルフランは死ぬんだけど、視聴者的には「オマエ何もわかってねえだろ!」とツッコミを入れたくてたまらない。


◇ ネイン・アウラー
 「機関(ドロテア)」で一番偉い人。
 戦争の英雄:七騎士の一人で、めっちゃ強い。

 物語の前半は「しっかりした上司」だけど、中盤にマーリヤちゃんが「機関(ドロテア)」を抜けようとすると敵になる。むちゃくちゃ強いので本来なら勝ち目がないのだけど、ネインさんの「敵を凍結させる」能力とマーリヤちゃんの「超高熱」能力の相性が良くて奇跡的に適温になって逃げ切れる。
 見せ場はそこまでで、終盤は視聴者が観ていないところでなんか色々と暗躍してレイ・ドーン達を失脚させることになる。頼れる上司は、何をしているか分からないものなのだ。ネイン達「機関(ドロテア)」のメンバーはエピローグでは台詞なく、元気に働いている絵が映るだけで終わる。めでたしめでたし。


◇ レイ・ドーン
 諸悪の根源。
 妖精を操れる一族であるマーリヤちゃんとヴェロニカの故郷を燃やして、「妖精兵」を生み出すシステムで国を牛耳ろうとした。だが、自身の能力は「金属を錆びさせる」能力って地味……!

 「コイツにはコイツの正義がある」とかじゃなくて、100%純粋な悪役として描かれるので「ヴェロニカ、殺してしまえ!」と視聴者は思うのだけど、最後マーリヤちゃんが「そんなクソ野郎を殺しても何にもならない!」みたいなことを上品な言葉で言ってヴェロニカが思いとどまるので良かったね。その後に瓦礫が落っこちてきて死ぬけど。





◇ 『RobiHachi(ロビハチ)』
公式サイト
キャラクター紹介
あらすじ


<情報>
 『銀魂』などの監督で知られる高松信司さんによるオリジナルアニメ。

 地球人が宇宙人に出会い、「惑星から惑星へと旅する」科学技術を手に入れた時代が舞台のSFアニメです。借金取りに追われたフリーのルポライター:ロビーが、借金取りのバイトをしているハッチとともに宇宙を旅していくロードムービーみたいです。


---ここから予想---

◇ ロビー・ヤージ
 このアニメ、スタートが「NEO TOKYO」で目指す先が銀河の彼方にある「イセカンダル」ということで……恐らく「江戸」から「伊勢神宮」を目指した『東海道中膝栗毛』をモチーフにした話だと思われます。

 ロビー・ヤージのモチーフは「弥次さん喜多さん」の弥次郎兵衛の方。
 裕福な家庭に生まれて、教養があるという設定も、それっぽいですし。何より名前がそのまんまだ(笑)。

 ということで、「江戸」から「伊勢」までの間をモチーフにした様々な惑星に立ち寄り、そこで色んなハプニングを巻き起こすという話になると思います。『東海道中膝栗毛』は「伊勢」の後「京都」「大阪」まで行って、帰りは別ルートで帰ってくるんだったと思うのですが……アニメでは「イセカンダル」の後、「大阪」まで行って終わりかな。
 シリアスな話にも持っていけそうな設定ではありますが、モチーフがモチーフなだけあって、最後までパロディ満載のコメディとして走るんじゃないかと思います。

 最終話、地球に戻ってきたロビーは変わらずに借金取りに追われて逃げ回るラストだと予想します。



◇ ハッチ・キタ
 W主人公の若い方。
 名前はまんま喜多八なのだけど、設定はあまり踏襲されていませんね。

 好奇心旺盛な若者なので、冷静なようでなんだかんだトラブルを生むのはハチの方だったりします。ロビーとちがって「何か面白いこと」を探している年頃なので、最終話までに将来の夢的なものを探すのだけど、ロビー同様に地球に戻ってきても以前と変わらない生活をしていそう。ヒットした場合のことを考えて、続編が作り放題だ!

 ちなみに『東海道中膝栗毛』の2人は元々はBL設定なんですってね。
 まぁ、コメディなんで「何でもあり」と色んな要素を詰め込んでいるのだと思いますが。



◇ ヤン
 借金を抱えて逃げたロビーを追う高利貸し。
 ロビーのことを追って宇宙の旅にまで出るのは、実はヤンがロビーの両親と知り合いで実家に引き戻すため―――みたいな事情がある(ロビーはそれを知らない)。

 この作品は「やりたいことを探すロビー&ハッチ」と「現実を突きつけるヤン」という構図とも言えて、終盤ロビーの両親がどうのこうのみたいな話にもなるのだが、最終的にはガハハで終わる。多分マトモにストーリーを予想しても意味のないタイプのアニメじゃないかなと思います、コメディだし。






 以上、春開始のオリジナルアニメは4本でした。

 今日の記事、自分で読み返しても「何が書いてあるんだこれは……」とワケが分かりません。
 まだ第1話も放送されていないのに、「最終話を思い出して3回くらい泣いた」とか書いてあるし……


 でもまぁ、この記事は実際にアニメを最終話まで観た後に「答え合わせ」として観返すと面白いんじゃないかと思いますし、ワケの分からない記事になっちゃったけど気にせずにアップします。小学生が「10年後のぼくへ」という手紙を出すようなものですよ!

 ただ、問題が一つあって……私自身は、この4本のオリジナルアニメを全部観る予定ではないんですね。『キャロル&チューズデイ』と『さらざんまい』は一応1話は観る予定ですが、最終話まで追いかけられるか分かりませんし。『Fairy gone フェアリーゴーン』は裏番組と被っているし。『RobiHachi(ロビハチ)』は最初から観る予定ではないし。

 だから「答え合わせ」が出来るかは分からないのです!



 また、この企画は「オリジナルアニメはどうしても注目度が低くなってしまうから盛り上げる方法を考えたい」という裏の狙いがあったのですが……私自身、もう「最終話まで観て3回泣いた気分になってしまった」ため、もうお腹いっぱいになってしまいました(笑)。

 まーた1話から観なきゃいけないのかよーと、1回も観たことがないのに思ってしまったり。この企画、やっぱり失敗だったんじゃないのか!?



 ということで……夏アニメの時にもやるかどうかは、この記事の評判次第で考えます。


| アニメ雑記 | 18:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

フェアリーゴーンとロビハチは

自分が視聴しようかなあと思います。あえてやまなしさんが視聴しない作品をやまなしさんの予想の答え合わせをしながら観るのも面白そうなので。

1話を観てあまりにも自分に合わない作品だったら断念しますが、できたらツイッターやこのコメント欄に感想を書いてみようかなぁとも思います。

| ヤタロウ | 2019/03/30 07:48 | URL |

>ヤタロウさん

 ありがたい!
 けど、ムリだけはしないでくださいね。アニメは「楽しむために観る」ものなので、義務になってはいけませんから。「つまらなくて途中で脱落した」としても、それはそれで立派に感想になると思いますんで。


 とは言え、フェアリーゴーンは予想記事を書く前と書く後じゃ随分と印象が変わって「面白そう!」と思えてきました。能力バトルだってことも、百合っぽい要素もありそうなことも、3行紹介記事の段階では分かりませんでしたし。

 自分もとりあえず数話は観てみようかなぁ(裏の『進撃の巨人』が始まるのは4/28と遅いので)。

| やまなしレイ(管理人) | 2019/04/02 01:22 | URL | ≫ EDIT

フェアリーゴーンとロビハチ1話観ました。

早速1話観たのですが、1番最初なのでほぼHPに書いてある事前情報の通りの展開でしたね〜。むしろ2話以降どう話の舵を切っていくかに注目していきたいですね。




*以下、ロビハチ1話のネタバレあり。




ただ一つ、予想外だったのがロビハチ1話のラストが2機の戦闘機が合体して昭和のスーパーロボットになって終わったことですね。しかも串田アキラさんの挿入歌付きの変形シーンで。何を言ってるのかわからないと思いますが、自分もわかりません(笑)
今後ロボットがどれだけ活躍するかによってはスパロボ参戦も夢ではないような気がしますが、とりあえず次も見ようと思います。

| ヤタロウ | 2019/04/10 14:06 | URL |

>ヤタロウさん

 『ロビハチ』そんななの……(笑)

 自分は『キャロル&チューズデイ』の1話を観たんですけど、この記事を書いたことによって登場人物を予め把握しておけたので、たくさんいるキャラクターもすんなり受け入れられて面白かったです。


 オリジナルアニメの1話を楽しむ予習としては、うまく機能したのかも知れない。

| やまなしレイ(管理人) | 2019/04/12 00:59 | URL | ≫ EDIT















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