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やまなしなひび-Diary SIDE-

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大人ぶった時間の終わり/『BanG Dream!3rd Season』アニメ第10話

 あぁ……あぁ……
 これが観たくてずっとこの作品を応援してきたんだと思える回でした……


 「まだ観ていないんだけど」という人は、YouTubeAbemaTVでも1週間限定無料配信で観られますよ!

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『BanG Dream!3rd Season』公式サイト
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<画像はアニメ版『BanG Dream!3rd Season』第10話より引用>

 前回のラストでマスキングとチュチュが衝突して、バラバラになってしまったRAS。
 しかし、この話って「チュチュ一人が悪者」と描いているワケじゃなくて、六花もマスキングもレイヤもみんなそれぞれ足りないものがあったよねと描いていると思うのです。あの衝突によって、それぞれが抱えていた問題が浮き彫りになったというか。


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<画像はアニメ版『BanG Dream!3rd Season』第10話より引用>

 商店街でたまたま出会った香澄に話を聞いてもらう六花。
 この公園のベンチは、春にポピパが壁にぶつかったときに香澄が六花に話を聞いてもらった場所(正確には隣のベンチだけど)。六花は気付いていないけど、六花のおかげであの時ポピパは「腹くくるか」と主催ライブに向かって走り出すことが出来たんです。

 今回の香澄の「諦めない!」って、2期3話で「キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~」を聴いた後の六花の「私、諦めません!」にかかっていると思うんですね。あの時は「バンドメンバー探しを諦めない」という意味だったけど、それが香澄達の背中を押したのだし、今ここで六花にその言葉をかけるのは「あの時の気持ちを忘れないで」という意味だと思うんです。


 そして、香澄の「バンドはみんなでバンドだから―――」というバンド観が六花に伝わります。このセリフ……やっぱ香澄が言うのものすごく説得力あるんですよね。この公園は、かつて香澄が歌えなくなった時に、みんなが交替で歌ってくれた思い出の公園。あの経験をした香澄だから、ポピパはみんながいたからポピパなんだという言葉が出てくるんです。

 しかし、それは六花に突きつけることになります。
 彼女は今まで何をやっていたのかと。チュチュが集めたメンバーで、チュチュに言われるがままにギターを弾いてきただけじゃないかと。「みんなでバンド」と言えるだけのことをしてきたのか。


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<画像はアニメ版『BanG Dream!3rd Season』第10話より引用>

 なので、六花はマスキングに会いに行きます。
 RASを守るために、RASを壊さないために―――

 ここで六花がマスキングを説得する言葉が「練習帰りにラーメンを食べに行くのが楽しみになってた」なのが、すごくイイんですよ。だって、六花にとって「憧れのバンド」はいつだってポピパだから。RASがどんなにレベルの高い演奏をしていても、どんなに人気のバンドでも、彼女にとって「憧れのバンド」は「みんな仲良しのポピパ」なんですよ。


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<画像はアニメ版『BanG Dream!3rd Season』第10話より引用>

 一方のレイヤは、おたえに話を聞いてもらいます。
 ここでおたえが言うのは、「バンド観」でなくて「ボーカル観」なんです。

「ボーカルは……星。
真っ暗になって、自分がどこにいるか分からなくなりそうな時も、見上げたら必ずそこにいて目印になってくれる―――」


 香澄は「ボーカル」の立場から、「バンドはみんなでバンド」と六花に伝え。
 おたえは「ギター」の立場から、「ボーカルは星」とレイヤに伝える。

 これって、香澄がおたえ達をどう思っているのかと、おたえが香澄をどう思っているのかという話だと思うんですね。そうか、おたえにとって香澄はずっと星だったんだ―――と。何度も何度も何度も壁にぶつかってきたけど、そのたびにおたえは香澄という星を見上げてきたんです。


 この言葉が、レイヤに突きつけられます。
 自分は今までそうしてきたのか。ちゃんとみんなの光になっていたのか。チュチュに言われるがままに歌ってきただけじゃないのか。


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<画像はアニメ版『BanG Dream!3rd Season』第10話より引用>

 だから、レイヤはチュチュに向き合います。
 いや、これは目を逸らし続けてきた己との邂逅です。

 反射されて映る顔に向かってレイヤは言う―――

「大人ぶった関係も、言われたことだけやってるボーカリストも終わり。
これからはRASのために、必要だったらケンカだってしようと思う。」



 成熟されたRASの演奏と関係。
 それは、青春を知らずに“大人ぶった関係”に酔っていただけに過ぎない。


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<画像はアニメ版『BanG Dream!3rd Season』第10話より引用>

 そうだ、これは青春アニメだった。
 ダサかったり、カッコ悪かったり、情けなかったりしても、心と心をぶつけあうのが『バンドリ』だった―――

 そして、ようやくRASも走り出す。
 本当の「みんなでバンド」になるために―――



◇ で、百合なの?
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<画像はアニメ版『BanG Dream!3rd Season』第10話より引用>

 なんだこの、ベタベタなお嬢様学校観は……

 ちなみにこの2人が話している「シブースト」と「ダックワーズ」はフランスのケーキと焼き菓子の名前だそうです。



 ゲーム版で追加されたモルフォニカもお嬢様学校が舞台なんですが、そちらは「月ノ森女子学園」という別のお嬢様学校なんですね。どうせなら同じ学校にした方が絡みも描けて面白くなるんじゃないかと思っていたんですが、これは別の学校で良かった!(笑)


  

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