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やまなしなひび−Diary SIDE−
hinnyu is the best!
『東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』紹介
ニンテンドーDS用/脳活性化ソフト
任天堂
2005.5.19発売
公式サイト

 全世界で700万本以上売り上げ、続編『もっと脳トレ』とともに日本で300万本突破したという化け物ソフト。老若男女へと普及したDSの“老”の部分に特に貢献し、それまでゲームをやらなかったオジサン・オバサン層を中心に、『脳トレ』のためにニンテンドーDSが品切れになるという社会現象まで起こりました。


 ・・・という、「何を今更」な情報はこの辺にして。
 僕も、松島さんのCMを観ながら母親が「やってみたいなー」と呟くのを聞いて、母のためにDS購入とともにこのソフトを買いました。現在、始めてから1ヶ月以上が経っていますが・・・なるほど、これはハマる人が多いのも分かるなという出来でした。てゆうか、僕もハマってます。まだ毎日皆勤でハンコ押してます。母も皆勤でハンコ押してます。

 まさか、ここまで面白いとは・・・


 ※ この記事は本家サイト06年9月9日に書かれたものをコピペした記事となっています。
 ○ 「ゲームらしくないゲーム」らしいゲーム
 『脳トレ』『えいご漬け』『お料理ナビ』などの“Touch! Generations”を形容する際、よく言われるのが「ゲームらしくないゲーム」という言葉。これまでゲームに馴染んでいなかった人にとってはハードルが低い一方で、旧来のゲーマーからは「あんなのゲームじゃないやい」という批判が出てくるものでした。

 ただ実際に『脳トレ』をやってみて・・・(他の作品は分からないんですけど)凄くゲームらしく構築してあるなぁという印象を受けました。やってることは計算だったり音読だったりなんですが、的確にゲーマー心をくすぐるように作られているんですよ。


 このソフトで出来るのは、大きく分けて二つ。『脳年齢チェック』と『毎日トレーニング』。
 『脳年齢チェック』は6つのテストから3つがランダムに選ばれ、3つのテストの結果によって脳年齢が測定されるというもの。1日何回でもチェックできますが、記録が残るのはその日の1回目だけ。その記録は折れ線グラフで残り、自分がどれだけ成長しているのか(退化しているのか)のデータが残ります。また、それらのテスト結果はベスト3がランキングで残り、他の人と競い合うことが出来ます(データは4人分作れる)

 もう一つの『毎日トレーニング』は、9種類(+難易度設定できるメニューが幾つか)のトレーニングを行うことが出来、これも記録が1日1回だけ残り、折れ線グラフで示されます。こちらもベスト3がランキングに残ります。
 最初は3種類しかトレーニングメニューがありませんが、毎日トレーニングを続けてハンコを押していくことによって、徐々にトレーニングや機能が増える仕組みになっています。ハンコを毎日欠かさず押していけば、成績に関係なく、必ず全部の機能が使えるようになるというのも嬉しい配慮です。



 この辺り―――凄くゲームちっくですよね。
 ハンコを集めることによって機能が増えるのは、「コンプリートを目指す」最近のゲームみたいですし。記録がランキング形式に出て、どの記録をどのプレイヤーが出したか分かるというのはハイスコアを競い合った昔のゲームみたいです。新しい機能を見たいから、1位の記録を塗り替えたいから毎日電源を付ける―――ゲーマーにとっては当たり前の作業を、これまで全くゲームをやってこなかった母親が夢中になってやっているのを見ると。このゲーム、ヒットするだけの地力は十二分に持っていたんだなと思います。



 ○ トレーナーがいるからトレーニングも捗る
 いつだかの任天堂経営方針説明で、岩田社長は「日本ではこのゲームの発売前から、本などで脳を鍛えるブームがあった。だが、欧米ではそういうブームがない状態でのスタートとなる」と仰っていて。そうかー、脳を鍛えるブームは日本独自のものなのか、『脳トレ』も外国じゃ苦戦するかもなーと思っていたんですが、蓋を開けたら世界中を巻き込むヒットで(笑)。日本人と欧米人、言うほど感覚がズレてるワケじゃないのかもと思いました。

 そもそもの話ですが。この『脳トレ』、夏に出た『お料理ナビ』、秋に出る『常識力トレーニング』、任天堂ソフト以外では『大人の塗り絵DS』などに対して「わざわざゲームでやらなくても。本でいいじゃん」という声を聞くんですけど、本では継続しない人にとってのゲームなんですよ。「『脳トレ』なんか、計算とか音読とか、PCで簡単に作れるゲームだからDSブームなんかすぐに終わる」とか言ってる人がいるんですけど、本質的な部分は何も見てないんだなーと思っちゃいます。

 このゲームの凄いトコは、“『脳トレ』のある生活”をプロデュースしているということ。
 電源を入れると川島教授が喋りかけてくれて、夏だったら「暑い日が続きますね」とか、夜遅いと「夜更かしはほどほどにしましょうね」とか、毎日つけていると「毎日頑張ってますね!」と誉めてくれたり、何日かサボるとそのことについて言及してきたり(僕は今のところ皆勤なので観たことないんですが・・・)。家庭教師がいると、否応なく勉強しなきゃいけなくなる心理のように、川島教授に見張られているから毎日『脳トレ』しなきゃという気分にさせられるのです。
 それに加え、上述のハンコシステムとランキングシステムによって(ゲーマーじゃない人も)ゲーマー心をくすぐられ、毎日電源をつけたくなる。日によっては、川島教授が「絵を描いて下さい」とトレーニングには関係なしにお絵描きのお題を出してきたりして、これも一つの楽しみになったりします(後述しますが、お絵描きは家族と一緒に『脳トレ』やっていると物凄く盛り上がります)。


 だから、表層だけ見て、脳に良さそうなパズルを組み合わせただけのゲームを出してブームに追従しようとしてるのを見ると・・・「あぁ、(素人でも分かるようなことを)何にも分かっていないんだなー」と思ってしまいます。




 とは言え・・・じゃあ文句なしにこのゲームは最高か?と問われると、細かい不満点はあります。
 まずは「筆跡」と「音声認識」。筆跡は僕は一度も引っかかったことがないですけど、悪筆な母親や友人は「全然読み込んでくれない」とよくぼやいていました。無印『脳トレ』はさほど困ることもないですが、『もっと脳トレ』は漢字読み込みもあるので相当キツイらしいです。
 個人的には、音声認識に大苦戦してます。脳年齢チェックには音声読み取るテストが出るので、ダイレクトに脳年齢にかかってくるし・・・「きいろ」がなかなか読み込んでくれなくて、涙することも多々。この辺は相性らしく、母親なんかは音声の方が認識されやすいと言っていて、音声系のランキングは母親が独占している状況だったりします。しょぼーん。

 それと・・・細かい部分ではあるんですが。ハンコを押していくと、難易度選択できるトレーニングが出てくるんですが・・・「普通」でも「難しい」でも関係なく記録が残るというのは、どうにかして欲しかったです。「普通」では40秒で出来るのに、「難しい」で4分かかるのとかを、「脳が疲れているみたいですね」で片付けられるのはムッとしました。ゲーマーとしては、「難しい」問題にチャレンジすればするほどご褒美が欲しいと思うじゃん!


 あと。せっかく無線で16人対戦が出来るというのに、無印『脳トレ』は計算対決しか出来ないというのも不満。『もっと脳トレ』の方には、お絵描き対決を始めとして4種類の対戦があるので、3台以上のDSがあって頻繁に対戦する機会があるならば『もっと』の方がオススメなのかも・・・1つのソフトで対戦できるので、無印と『もっと』をどちらも一つずつ誰かが持っているというのが理想ではあるんですけどね。



 ○ 総括
 とは言え―――「ここだけがイマイチなんだよなぁ」と思うのは、ゲームにハマる一歩前の現象だと『レベルE』で言われていましたし。2000円台という値段を考えれば、許容範囲の不満点だったりします。むしろ2000円台の定価で、ココまで色んなことが出来ることに感心します。

 また、公式サイトのこのページから分かる通り。このゲームの真価は家族と一緒に遊んでこそ発揮されるとも言えます。
 4人分のデータは、サインと現在の脳年齢が選択画面から出てきますし。ランキングも、どれが誰の記録か分かるようになっています。2〜3日に1度出てくるお絵描きクイズは全員分のデータが保存され、全員の絵が揃うと展覧会が始まる仕組みにもなっていて、コレがシンプルだけど非常に楽しい。家族の絵なんか、それほど見る機会があるワケじゃないですからね。


 ということで、親子だったり、夫婦だったり、同居中の恋人や友人だったり。パートナーが『脳トレ』に興味を持ってて、一緒にやりたいねーなんて言っている状態だったら、まず「買い」の商品です。1人でやるよりも、2〜4人でやった方が間違いなく楽しいです。
 逆に言うと・・・一人暮らしだったり自分しか興味を持っていない状況だったりしたら、このソフトの面白さはなかなか見えてこないかもなーと思います。一定日数で機能は全部出ちゃいますし、高記録を出したところで何かが起こるソフトじゃありませんし。そういう意味では、“脳育成ソフト”というよりは“コミュニケーションソフト”なのかも知れんですね。



 なので、今後にもし正統続編が発売されるなら・・・Wi-Fi対応にして、離れたところに住む友人や家族とデータ(ランキングやお絵描きクイズの)を共有できるようにして欲しいですね。そのためにWi-Fi環境を整えたくなるくらい、このゲームは「人に喋りたくなる」「人と共有したくなる」ゲームですから。


東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング 特典 ニンテンド 東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング 特典 ニンテンド
Nintendo DS (2006/12/19)
任天堂

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