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やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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『スーパードンキーコング』紹介

スーパーファミコン用/2Dアクション
任天堂/開発:レア社
1994.11.26発売
公式サイト


Wiiバーチャルコンソール用
2006.12.12配信開始/800ポイント
公式サイト

 ※ このレビューはWiiバーチャルコンソールにてリメイクされたものをプレイして書かれたものなので、オリジナルのスーパーファミコン版や、リメイクされたゲームボーイアドバンス版とは内容が異なっている可能性があります。

 Wiiのバーチャルコンソールのラインナップが発表された時、『マリオ』よりも『ゼルダ』よりもまずやってみたいと思ったのがこのゲームでした。スーファミ版が発売された94年当時、僕はゲームをやっていない時期だった上に、「外国の会社がドンキーコングのゲームを作っているらしいぞ」という評判は日本志向・島国根性全開の中学生の僕には耐えられないものだったからです。

 ただ・・・ゲームの歴史を振り返ればこの時期、セガサターンとプレイステーションという次世代機の台頭でゲームが3D化されていった年ですよね。後に任天堂自身も『マリオ64』で3Dゲームの礎を築くことになるんですけど、次世代機への対抗カードが2Dアクション(しかも、『ドンキーコング』の続編!)だったのは興味深い話です。というワケで、このソフトがまず最初にダウンロードしたバーチャルコンソールのソフトとなりました。



 ○ しかし、このソフト300万本も売れたのか・・・
 いやホント、上述した通りに僕はこの時期にゲームをやっていなかったんで知らなかったのですが、検索してみるとこのゲームは300万本も売り上げているらしいです。僕が小5の頃に一大ムーブメントを起こした『ストリートファイターII』とか、今でもストーリーを覚えている『FF5』『FF6』でも200万本台なのにですよ。マジかい・・・この辺は世代なんでしょうね、同い年の友達に訊いても知っている人は一人もいませんでしたもの(当時、中1だからアクションゲームどころじゃなかったのかも・・・)。


 では・・・このゲーム、300万本も売れたのが納得なほど面白かったかというと。
 う~ん。コメントしづらい(汗)。
 このゲームが売れた背景ってやっぱり時勢が影響しているというか、2Dアクションが渇望されていた時代だったからなんじゃないかと思うのです。『マリオワールド』が90年、その後のマリオはカートに乗ったりGBに行ったりリメイクだったりで、任天堂の完全オリジナル2Dジャンプアクションは永らく発売されていませんでした。そこで、この作品がドカンと「次世代機?あんなカクカクしたゲームの何が楽しいかね」と言わんばかりの美しい2Dグラフィックを引っさげて現れたからこそのヒットだったんじゃないかと。


 まぁ、300万本も売れたことすら今日知ったくらいなんで、全部推測なんですけどね。
 というワケで、バーチャルコンソールで遊ばれる現代では・・・グラフィックはもちろん今のゲームに見劣りするし、ジャンプアクションとしては『マリオ』の亜流といった感じだし、300万本という数字を聞くと「ホントかよ」と思っちゃうんですが・・・ゲームとしては非常によく出来た良作だと思いますよ。Wiiなら800円、中断機能付きで遊べるワケですしね。



 ○ マリオのようで、マリオにあらず
 実はこのドンキーコングは2代目で、初代『ドンキーコング』でマリオと戦ったあのドンキーはクランキーコングという老ゴリラとして登場しています。まぁ・・・そんな豆知識はどうでもいいんですが、歴代『マリオ』とか『ドンキーコング』を知らなくても楽しめるゲームですよってことです。開発会社も違いますしね(ただし、EDクレジットには“オリジナル『ドンキー』の作者として”宮本茂の名前が出てくる)。


 基本的にはジャンプして敵を踏んづけたり、穴を飛び越えたり、動く足場を利用したりな『マリオ』タイプのゲーム。『マリオ』でコインを100枚集めると1機増えるように、こちらもバナナを100本集めると1機増えます。単純にゴールを目指すだけじゃなく、ステージに隠されたボーナスステージを探して達成率を上げる辺りも『マリオワールド』を彷彿とさせるでしょう。
 『マリオ』と違うのは、ドンキーとディディーという二匹のコングを一緒に使えること。操作出来るのは1匹ですが、1匹やられると後ろに控えてるもう1匹が交代で操作出来るようになります。まぁ、ぶっちゃけてチビマリオとスーパーマリオのパワーアップを独自にアレンジしたようなカンジなんですが・・・二匹のコングは微妙に使い勝手が違うので、上手く使い分けると攻略がしやすくなるという工夫もあります。


 説明すれば説明するほど『マリオ』の亜流っぽく感じられるんですが・・・やっぱり多彩なステージと、美しい背景グラフィックが特徴でしょうね。さきほど「グラフィックはもちろん今のゲームに見劣りするし」と書きましたけど、スーファミの2Dグラフィックとしては最高峰のレベルですので、現在のDSソフトを遊んでいる層にとっては不満はないんじゃないかと思います。
 『マリオワールド』同様に、森やら海やら洞窟やらを舞台に走り回れるのも楽しいですし、雪山だったら吹雪とか洞窟だったら暗闇とか、それぞれのギミックが上手くステージに組み込まれているところも楽しいです。時間制限がないので景色に見惚れていてもミスにはなりませんし、ステージの隅々まで探索することでボーナスステージが見つかり、達成率も上がるという組み合わせも見事だと思います。





 ・・・・・・とは言え。
 『マリオ3』や『マリオワールド』と違ってパワーアップアイテムがないので、ステージが変わってもアクション自体は単調になりがちだったのが残念なポイントでしょうか。終盤はアクションというよりも、“覚えゲー”のようになってしまっていたのがなぁ・・・
 アクションに限らずゲームって「アドリブ」と「覚え(慣れ)」のバランスが大事だと思うんですが、このゲームの終盤は手探りで1箇所ごとに死んで覚えなきゃならなかったのが辛かったです。見えない敵にタル投げつけるとか、俺をエスパーだと思っているんじゃないかという箇所が終盤は続きましたしねぇ。




 ○ 総評
 というワケで、2D『マリオ』&2D『ゼルダ』好きの僕からすると「宮本茂の壁は高い」と感じさせるソフトでした。
 ―――と、ここまで辛辣な意見を書き続けてココで大逆転なこと書くんですけど、Wiiのバーチャルコンソールのおかげでムチャクチャ気軽に遊べられるゲームに化けて、1ヶ月間楽しく遊べました。セーブポイントが少ないのでスーファミ版だったら大変だろうなと感じましたが、Wiiならば「いつでも中断」「いつでも再開」が出来ますから、10分空いたら遊べるというのが大きかったです(逆に『ゼルダ トワプリ』は40分は空いてないとプレイ出来ないから積んでいる状態だし・・・)

 残機がなくなっちゃえばセーブポイントからやり直しですけど、裏技を使えば50機まで増やせますしね!(オイ)
 1日10分息抜きで遊ぶ2Dアクションが欲しいなぁと思った方には、是非オススメな作品ですよ。

| ゲーム紹介 | 17:11 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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