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『ガンダムVS.ガンダム』に対する期待と不安

 ちょっと時期遅れですが、語っておかないと気が済まない話題だったので今日はコレ。

 機動戦士ガンダムVS.シリーズ最新作はまるで学園祭のよう――その名も「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム」発表


 『ガンダムVS.』シリーズとは、2001年のアーケード作『連邦vs.ジオン』で始まったガンダムシリーズのアクションゲームです。
 3Dアクションではありますが、それまでのガンダムゲームに多かった“ミッションをこなすゲーム”というよりも“2対2の対戦”に特化したアクションで、感覚的には格闘ゲームのソレに近いかも。操作もシンプルで、様々なユニットを使った戦略性を楽しむという色が強いですかね。量産機のコストを上手くゲームに落とし込んだ作品でもあります。

 2003年にはZガンダムを題材にした『エゥーゴvs.ティターンズ』が稼動、2005年にはガンダムSEEDを題材にした『連合vs.Z.A.F.T.』、2006年にはガンダムSEED DESTINYを題材にした『連合vs.Z.A.F.T.II』が稼動し―――また、これらの作品は随時家庭用ゲーム機にも移植され、中には『ガンダムvs.Ζガンダム』のように家庭用のみで発売されたソフトもありました(参考:Wikipedia


 んでんで、続く作品が今度の『ガンダムVS.ガンダム』で2008年初春の稼動を予定しているとか。
 上述の記事を読んでもらえれば分かりますが、これまでのガンダムアニメが総結集するそうです。Wikipediaによると、これまでの開発担当だったカプコンが外れ、バンプレスト単独による作品ということで完全な別物になるんじゃないかと言われているみたいですね。確かに、色んな意味で今までの『ガンダムVS.』シリーズを越えた作品を目指している意気込みは伝わってきます。


 ………ただ、個人的なキモチを言わせてもらえば、「コッチの方向に来ちゃったかぁ」というのが正直な感想でした。


 もちろん、“ビジネスとしては”分かるんですよ。

 これまでの作品―――『連邦vs.ジオン』『エゥーゴvs.ティターンズ』という宇宙世紀モノと、『連合vs.Z.A.F.T.』というSEEDモノという二本の柱を見れば分かる通り。
 これだけ沢山のガンダム作品があっても、単独のゲームソフトでビジネスが成り立つのは初代『ガンダム』~『Zガンダム』という初期ガンダムと、『SEED』『SEED DESTINY』という最近のガンダム。この二つだけなんですよ。

 もちろん、その間のガンダム作品にだって個別のファンは沢山いるでしょう。でもやはり現在では『ターンエーガンダム』単独のゲームとか、『ガンダムX』単独のゲームとかは出しても売れない(と思われている)ワケです。これに関しては単純なファンの数というだけではなく、ファン層と3Dアクションゲームのユーザー層との兼ね合いも大事な要素になってきます。


 ……そう考えると、『ガンダムVS.ガンダム』というのは理には適っているんですよね。
 既にある二つの柱(初代『ガンダム』と『ガンダムSEED』)をそのままに、その間にあるガンダム作品それぞれのファンも取り込めるのですから。このゲームをきっかけに、今まで観たことがなかった作品に興味を持つ人も出るでしょうしね。


 加えて言うと……よく言われる“ファン層の違い”、まぁぶっちゃけて言うと初代『ガンダム』ファンと『ガンダムSEED』ファンの仲が悪いということなんですが。
 それぞれの作品のストーリーを追ってキャラ同士が絡み合う『スーパーロボット大戦』のようなゲームと違い、自分の好きな機体だけ使っていればイイ『ガンダムVS.』シリーズの場合は「あの作品が出ているからやりたくない」という人が出にくいというメリットもあります。『SEED』が嫌いなら『SEED』のキャラをボコボコにすればいいのだし、初代『ガンダム』が嫌いなら初代『ガンダム』のキャラをボコボコにすれば良いのです。

 ……まぁ、アーケードでの対人戦はギスギスしそうですが(笑)。


 と、こんなカンジに理解は出来るんです。
 ビジネスとしても、ファン層の拡大としても、この選択は悪くはないとは思います。


 でも、「じゃあオマエやってみたいか?」と訊かれると……正直テンション上がりません。

 『連邦vs.ジオン』を初めて観た時って、「ザクにはザクの良さがあるんだ!」と感動したじゃないですか。今まではガンダムに瞬殺されるだけだったザクも、コストの低さによって戦いようがあると………その他の機体も、色んな機体がいるからこそ色んな戦い方ができると思えたのですよ。

 でも、『ガンダムVS.ガンダム』で「ガンダム総出演!!」と謳われても、Gガンダムとデンドロビウムを除けば主人公機のガンダムってどれも似たようなもんじゃないですか。
 ビームライフルがあって、ビームサーベルがあって、あとなんかメインの武器が付いてる……くらいですよ。ヒゲのガンダムで叩かれるくらいですから、キャタピラのガンダムとか、背中にキャノン砲背負ってるガンダムとかは(少なくとも主人公機には)いなかったじゃないですか。

 何かさー、上手い選手ばかりを集めて「黄金のカルテットだ!」とか散々持ち上げておいて、結果的に中田英寿にセンターバックをやらせていたことに通じるものがある気がするんですよ。

 上手い選手ばかり集めてもサッカーでは勝てないように。
 主人公機だけ集めても、ゲームは面白くならないのですよ―――


 もちろん「ガンダム総出演!!」とは言いつつガンダムしか出ないワケではないでしょうし、ガンダム作品にはそれぞれ“変な機体”が出てくるのだから、そうした機体が集まって戦えるというのなら面白そうですよね。
 『Vガンダム』のバイク戦艦が出てくるとか、『ターンエー』のカプルと『ガンダムZZ』のカプールの共演が出来るとか、シローとアイナをGガンダムに乗せると石破ラブラブ拳が撃てるとか、『ガンダムX』の双子ガンダムにプル&プルツーを乗せられるとか、『Vガンダム』の水着で特攻してくるおねーちゃん部隊ももちろん出てくるとか、てゆうか『Vガンダム』のカオスっぷりが酷いな。


 とりあえず、僕としては「ガンダム総出演!!」よりも遊び心の方に期待をしています。
 そうなると、登場機体とか半端なくなるとは思いますけど……そんな覚悟もなく、とりあえず有名な機体とキャラだけ出して「どうだ!」と言われても僕は興味が出ません。期待しているからこそ、頑張ってもらいたいのです。

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| ゲーム雑記 | 13:34 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

シャッフル同盟に光を!

>主人公機だけ集めても
アーケードで出すなら、最初は主人公機メインで後から順次解禁ということも
考えられますし。期待して悪くはないんじゃないですかね。
個人的には、ビグザムやデストロイのような操作の分かりやすいMAばかりでなく、
ドッゴーラあたりが登場してくれれば嬉しいです。あとパトゥーリアとか。


脇役不足といえば、現在発売中の「ACE3」でも似たような不満が出てきているようです。
その分このゲームはドートレスが雑魚として大活躍らしいですが・・・。
リーオーでもデスアーミーでもなくドートレス!


| ∞ddd | 2007/09/27 09:26 | URL |

>∞dddさん

 なるほど。
 ということは、初期の頃にゲーセンで見かけてやってみて「うわ…主人公機ばっかだ」と思っても、その後面白くなる可能性もあるということですか。確かに過去作もそんなカンジだったそうですし。

 難しいのは家庭用に移植されたらですよね……『アイマス』みたいに追加機体をリアルマネーで買うようなシステムだったらどうしよう(笑)。

>個人的には、ビグザムやデストロイのような
 『エゥーゴvs.ティターンズ』でサイコガンダムを初めて動かした時は感動したんですが、デカいだけですぐに飽きるんですよね(汗)。ああいう機体も良いけど、遠隔攻撃とか変な武器を持っている機体に沢山出て欲しいです。ドッゴーラなんか良いですよね。

 『ガンダムX』で言えば、ビットとかは技術的に出来るのかな……

>現在発売中の「ACE3」でも似たような不満が
 登場作品がやたら多いからなぁ(笑)
 『スパロボ』とかだと、主人公機でもそれぞれ特徴あるから気にならないんですけど……アクションゲームだとそうはいかないんですかね。操作方法聞いただけで自分では絶対プレイできそうにないと拒否反応出てるくらいですから、手出しませんけど。

| やまなし | 2007/09/27 12:17 | URL | ≫ EDIT















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