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変わらない価値のあるもの

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ガンダムブランドはいつまでブランド力を持てるのか

 今日は面白かった「ゲーム話の記事」をきっかけに「ゲームとはあんまり関係のない話」をします。

 ゲームタイトルブランドは摩耗するか(ゲームミュージックなブログ・Ver.FC2さん)

 『マリオ○○』というゲームが多く発売されているが故に、『マリオギャラクシー』が正統続編だと思われなかったんじゃないかという切り口の記事です。なるほど、これは盲点でした。
 「流石にソレはライトユーザーを舐めすぎだよ」という意見もあるかも知れませんが、どっちにしろ多くのユーザーに「これは自分には無関係なゲームだな」と思われたことが『マリオギャラクシー』苦戦の要因だったのかなと思うのです。
 この記事で仰られているように『スーパーマリオWii』とか、『マリオワールドWii』とかのタイトルにするとか。CMにしたって『Newマリオ』の続編(Wii版)であることが分かるCMにするべきだったのは、結果論としては言えてしまうんですよね。


 1年くらい前まで……『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』が日本で思わぬ苦戦をした去年の年末商戦までは、任天堂のいわゆる“ゲームタイトルにナンバリングをつけない手法”は手放しで絶賛されていたと思います。
 確かに、スーファミの『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』や64の『ゼルダの伝説 時のオカリナ』が『ゼルダの伝説3』『ゼルダの伝説4』というタイトルだったとしたら、新規ユーザーが入りにくい作品だったと思います。そういう意味で、確かにこうした“タイトルにナンバリングを付けない”ことには実績がありました。

 でもやっぱ、『マリオ○○』に関してはタイトルを乱発させ過ぎた印象ですよね。
 スーファミ時代は間違いなく「マリオが付いてるゲームにハズレはないよ」という安心感がありましたけど、DS・Wiiに関しては会心のCMを打った『Newマリオ』以外はブランド力を感じさせる結果になっていないとも言えると思います(あ……『マリオカートDS』も売れたか。でも、あれは『マリオカート』という一つのブランドのような気もするしなぁ)。

 現に、「『ペーパーマリオ』がイマイチだったから『マリオギャラクシー』をスルーした」という意見も見かけましたしね。
 同じ『マリオ』の名を冠する作品であっても、片方は外部の作品、片方は任天堂のエースチームを集結した作品と、(こう言ってはインテリジェントシステムズに失礼ですけど)任天堂にとって優先順位は天と地との差がなければならない両作品だったにも関わらず、です。

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 ○ 『ガンダムOO』は何分の1?
 ゲームの話はここまで。

 奇しくもこの記事を読む直前に『ガンダムOO』のビデオを観ながら同じようなことを考えていました。
 僕自身は群像劇が大好きだし、女のコキャラも可愛いから『ガンダムOO』を楽しんでいますけど―――果たして、「ガンダムと言えば」と訊かれて真っ先に『ガンダムOO』を思い浮かべる人達というのは生まれるのかな?ということを考えてしまったんですよ。

 確か『ガンダムOO』は半年放送・半年休んで・半年放送というスケジュールだったはず。1つの作品を単に2分割するだけなのか、同じ世界観のストーリーを別方向から描くのかは分かりませんが……どっちにしろ半年後に続編が決まっていることを考えると、この1期目の『ガンダムOO』の価値って相対的に“半分”にしかならず、人々の記憶にもさほど残らないんじゃないかと思ってしまいました。

 それでなくても、アニメの放送スケジュールとしては『ガンダムSEED DESTNY』から2年、(テレビアニメじゃないけど)『ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』から1年というローテーションでガンダム作品が世に出てきているのですから、一つ一つの価値はどんどん薄まっているんじゃないかと思うのです。



 別に懐古主義でも何でもなく、純然たる事実として―――
 初代『ガンダム』の頃には「ガンダム」の名を持つ作品は『ガンダム』一本でした。中にはプラモでしか「ガンダム」を知らない人とか、テレビ版と劇場版どちらが好きかの論争とか、「え?オマエ小説派なのかよ、マニアックだな」という人もいたでしょうが……基本的には、「ガンダム」と言えばホワイトベースとジオン公国の話を誰もが思い浮かべました。

 そこに『Zガンダム』が入り、「ガンダム」という作品が『ガンダム』と『Zガンダム』の2分の1になって。『ガンダムZZ』が放送されて3分の1になり、『逆襲のシャア』と『0080』で一挙に5分の1になり……1作品1作品の価値というものはどんどん下がってしまったというのは間違いないと思います。

 もちろん作品が増えたことでゲーム化などのメディアミックスは盛り上がりましたし、作品を作り続けなければならないアニメ会社・玩具会社などにとっては仕方がないことだったのでしょうが……作品が増え続けた結果、僕ら世代の感覚としては『G』『W』『X』の頃には「へぇ、ガンダムってまだやっているんだ」くらいにしか思えなくなっていました。もちろん、当時の僕はあまりヲタ寄りではなかったというのもありますが。


 その後の『ターンエーガンダム』は、ガンダム作品としても富野作品としても最高傑作の部類に入る作品だったと思いますし、観た人の評価は凄く高いのですが……そもそもが“観た人”が非常に少なく(これはメカデザインの問題も大きいんですけど/笑)。
 旧作品のモビルスーツの登場やニュータイプ議論の脱却など、本来は初代『ガンダム』を好きだった世代に響く作品だったにも関わらず。そうした層にとってはむしろ「沢山あるガンダムの一つ」として見向きもされなかった点もあったよなぁ……と寂しく思い出したのです。


 この現象、『マリオ○○』を乱発させた結果『マリオギャラクシー』の価値が下がってしまったという冒頭の話に非常に近いように思えません?

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○ 『ガンダムOO』は「入り口」になりうるのか?
 そう考えると……『ガンダムX』で番組打ち切りまで経験して“落ちるとこまで落ちた”「ガンダム」ブランドを、再び商業的なキラーコンテンツの地位に戻した『ガンダムSEED』は(内容の是非を置いといても)ちゃんと評価されるべきなのかも知れませんね。

 しかし、その成功した『ガンダムSEED』以降も作品が出続け、再び過去の「ガンダム作品乱発」に似たような現象が起こるんじゃないかと不安にもなるのです。
 『ガンダムSEED』から「ガンダム」に入った人は『ガンダムOO』をどう観ているのでしょうか?
 『ガンダムOO』で初めて「ガンダム」を見始めた人は、この作品をどう思っているのでしょうか?


 どれだけ作品が出続けても、その度に新しいファンを取り込めればブランド力は維持出来ます。これは冒頭で紹介した記事で名前が上がっていた『ドラクエ』『FF』のようなスクエニのコンテンツもそうですし、言ってしまえば少年ジャンプが今でも少年に人気なのにも通じると思います。
 しかし……前述したように僕は凄く楽しんでいる『ガンダムOO』ですけど、「ガンダム」シリーズの入り口としてはどうなんだろうと思う要素も多いです。

・登場キャラクターが多い
・場面転換も多い
・登場キャラクターの陣営が多く、どのキャラがどの陣営に属しているか分かりにくい
・カタカナの専門用語が多い(他のガンダムに比べれば親切な方かな?)
・主人公(刹那)がさほど活躍とかしない
・第1話の時点で既にある程度の人間関係が出来ている
・分かりやすい正義も悪も出てこない

 これらパッと思いつく取っ付きにくい要素。裏返せば、僕が好きな要素でもあるんですけど……
 1シーン1シーンの意味をキッチリ理解出来る人って、かなり「アニメ視聴のスキルが高い」人に限られてくるんじゃないですかね。少なくとも、初めて観た(ヲタ寄り)アニメが『ガンダムOO』なんて人には付いて来れなさそう。

 あと、アメリカ、EU、中国を基にした三大勢力(であってるよね?)なんかを、子どもは理解出来ないでしょうね。初代『ガンダム』が地球が統一されて「地球連邦政府」なんざ出来ている(パッと見は)分かりやすい構図だったのに比べると、物凄く難しい話のように思えます。


 ……と、ここまで書いてから気になったので『ガンダムOO』の視聴率を調べてみました。
 大体、5%付近を推移しているみたいですね。無印『ガンダムSEED』の平均視聴率は6%くらいだったと思うので、そこからは若干落としているけれどアニメ作品としてはまずまずの数字ですかね?
 少なくとも現状では「ブランド力が低下している」ほどの結果ではないっぽい。もちろん作品が商業的に成功したかどうかは視聴率だけでなく、グッズやDVDなどの販売なんかも見なきゃならないのですけどね。


 僕が心配して長文を書いてきたのに、それを嘲笑うかのような結果は何だ(笑)。
 確かに……よくよく考えてみると、「陣営が多い」と僕は書きましたが「ソレスタルビーイング/それ以外」と見なせば二つの陣営しかありませんし、ソレスタルビーイング=ガンダムがいる方と見れば凄く分かりやすい構図に思えなくもありません。
 何かの事件に対して、作中のキャラが(そのスタンスから)解説をしてくれるというのも親切ですし……ひょっとしたら「入り口」としては、初心者に優しい作品なのかも?この辺は黒田さんの脚本の腕もあるのかなぁ。




 そう言えば……ついでなんで書いておきます。
 作品乱発で「ガンダム」ブランドの価値が相対的に下がる危険性を書いてきましたが、作品内でガンダムというモビルスーツが沢山出てくることにも疑問がありました。『SEED』では5機のガンダムが、『OO』では4機のガンダムが最初から出てきていて、こうしたパターンが好まれる理由をこれまで「ガンダムvsガンダムの方が燃える」とか「ガンダムと付いていた方がプラモが売れる」と説明されていましたが……これってどうなんでしょう?


 極端な話、ジムが「リーズナブルガンダム」みたいな名前だったとしても燃えないしプラモの売上げが上がるとは思えないんですけど。商業的な理由でガンダムを沢山出すことの効果って、ちゃんと実証されているんですかねー。
 『Vガンダム』の頃に富野監督が“ガンダム壊し”をしようと量産型&使い捨てのガンダムを出したり、受け継いだ今川監督が『Gガンダム』で全部のロボットをガンダムにしたりは、意図的に“ガンダムという機体の価値を下げる”狙いがあったと思うのですが……そう考えると、ガンダムという機体を沢山出すことってプラモの売上げ不振に繋がりかねませんかね?


 個人的にはフラッグみたいな量産機にロマンを感じる人間なので、余計にそう思います。

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 余談。
 今でも流行っているのかは分かりませんが……僕が漫画を読み漁っていた数年前は、“長期連載の漫画のタイトルを変えて1巻からやり直す”ことが流行っていました。アレも実際に効果があるとは思えないのですが……

 「入り口」を増やす意図だとしたら、「あ、これって1巻なんだ。ちょっと読んでみようかな」と手に取っても実際には続きモノの途中でしかないワケで。「途中からじゃワケわかんねーや」と思われかねませんかね?
 逆に、買い続けている人からすると「いい区切りだから、これを機に集めるのやーめよっ」というチャンスになると思うんですけど……これも、長期連載漫画を追いかけられない根性なしの僕だからなんですかね。うーん……

| アニメ雑記 | 19:29 | comments:20 | trackbacks:2 | TOP↑

COMMENT

>アレも実際に効果があるとは思えないのですが……
長期連載をいったん終わらせることによって
その初期作品をコンビニ文庫として「手軽に再生産」できるので
充分効果的だと思いますよ。
「バキ」や「キン肉マンⅡ世」はそうです。

| なあり | 2007/11/27 01:18 | URL | ≫ EDIT

作品の重み

 まず、Ⅹのファンとしてはちゃんと終わったXを打ち切りとは言ってほしくは
ないなぁ。
良い最終回ですよ。Xのは。2年やってもまともに終わらなかったSEED&SD
よりはるかに。

> そこに『Zガンダム』が入り、「ガンダム」という作品が『ガンダム』と『Zガンダム』の2分の1になって。
>『ガンダムZZ』が放送されて3分の1になり、『逆襲のシャア』と『0080』で一挙に5分の1になり……
>1作品1作品の価値というものはどんどん下がってしまったというのは間違いないと思います。

 そういう見方をする人間は、「ガンダム」という名に拘りすぎの人間だけじゃないかと思いますがね。
 特撮ではありますが、同じネタ?で延々と作られてきた戦隊シリーズ、ウルトラマン、仮面ライダーなんか、そしてアニメでは8シリーズも作られた勇者シリーズ、それぞれ、その中で多数の作品を見てきた人は作られるたびに価値が減る、みたいに思ってる人はあまりいないだろうし、「ガンダム」でも同じだと思うんですがね、「ガンダム」もそれだけの年月と作品数が作られてきているんで、その範疇で考えていた方が心安らかだろうと思いますけど。

 なんでガンダムも作品は個々で評価している人の方が多いんではないのかと思ってるんですよ。ワンオブゼムじゃなくてね。
 SEED&SDでの旧世代と新世代の対立?なんかは、「ガンダム」という名を
特別視したい人と作品単独で評価したい人のせめぎ合いでないかとも思ってもいるんですがね。
もちろん私としては、これからたくさん「ガンダム」が作られるようと個々の「ガンダム」の価値は減るなんて思ってもいません。

 ちなみに私は1stは劇場版だけ、Z、ZZ、W前半、X、∀、SEEDは時々、SD、そして今のOO、TV以外は最近のZリメイク以外は大体観ました。
 好印象はX、∀、今のOOかな、TV以外だとF91と「ポケットの中の戦争」

 今回のOOはSEEDほどではないにしろ、入ってきてくれる人はいるんではないかと思いますけどね、というか入ってきてほしいな。

長文失礼しました。

| わはは大王 | 2007/11/27 04:09 | URL |

特撮も似た流れかな?

>同じネタ?で延々と作られてきた戦隊シリーズ、ウルトラマン、仮面ライダー
>その中で多数の作品を見てきた人は作られるたびに価値が減る、みたいに思ってる人はあまりいないだろうし

勇者シリーズはよく知りませんが、少なくとも仮面ライダー、ウルトラマンに関してはシリーズを重ねるごとにブランド力の低下はありましたよ。だからこそ一旦シリーズが終わったわけですし。
初期段階でシリーズの世界観をつなげてしまう限りどうしてもマンネリ感は出ます。その点、基本的に世界観が一新され続ける戦隊モノとはファンの見方からして違うのです。
両作品とも一旦シリーズが終わってしばらく経ってから新しいコンセプトの作品を作って成功させたあたりも現状のガンダムと似てると言えなくもないかも。
平成に入ってからのライダーはどちらかというと戦隊モノに近づけることでシリーズの命脈を保とうとしている気がします。
結果的に旧作ファンと新作ファンの間に微妙な断裂が出来たように感じますが、その辺もガンダムっぽい流れかもしれませんね。

| ああああ | 2007/11/27 07:07 | URL | ≫ EDIT

ガンダムG、W、Xは私は好きですね・・・てか、上記の方も仰るとおり打ち切りじゃないですよ。
ガンダムもゼルダもマリオも、初代=神というわけじゃなく、「どれから見たか・プレイしたか」によって評価も変わってくるんじゃないでしょうか。
つまり、世代によるというか。
SFC世代の私にとっては、マリオといったらスーパーマリオブラザーズですし、ゼルダといったら神々のトライフォースですし、それをプレイした頃はブランドやシリーズ自体知らなかったですし・・・・やっぱりシリーズ物でも「自分が一番最初にプレイした」作品が今でも一番好きです。
ガンダムも、アメリカでは「ガンダムといったらガンダムW」なのだそうです。
(アメリカではWが一番最初に放映されたため、初代より断然知名度や人気は上です)
やっぱり誰もが、自分が一番最初に触れた作品に最も思い入れを抱くのではないでしょうか? だから、シリーズが出るごとに「今回はイマイチ」とか「初代が一番」とか思う人も多いのかも・・・もちろんそればかりではないと思いますが。

| あんど | 2007/11/27 07:18 | URL | ≫ EDIT

スーパーマリオブラザーズではなく、スーパーマリオワールドでしたwww
お目汚しすみません。

| あんど | 2007/11/27 07:19 | URL | ≫ EDIT

>ガンダムという機体を沢山出すことってプラモの売上げ不振に繋がりかねませんかね?

実際、種運命ではストライクフリーダムやディスティニーなどの主役御用達ガンダムのみが売れ、
奪取されたイロモノガンダム3機は不振だったそうですので、その懸念は当たっておられるのでは
ないかと。

>個人的にはフラッグみたいな量産機にロマンを感じる人間なので

量産機に萌えるには、視聴者ががある程度の「手練れ」であるか、提供者が若年層が最初に
触れるであろうSDガンダムGジェネ等のゲームでそれらの機体を優遇するか、どちらかを満た
さないと難しいかと思います。幼年層にとっては量産機=ザコ=ダサイでしょうし。近年の作品
にしてはプラモが売れたと言われるSEEDシリーズでもザフトMSや連合のダガー系は売れ行き
さっぱりだそうです。プラモ自体は出来が良いだけにもったいないことです。

| リーオー原理主義者 | 2007/11/27 10:40 | URL |

お邪魔します。
私は概ね管理人さんのご意見に賛同します。
『「ガンダム」と名づければ、第一話から確実に客が付く』。
かつてはこれが製作者のプレッシャーになったようですが、今では単に
最低限の収入を担保するものとしてしか認識されていない気がします。
そうでないなら、種以降の酷いシナリオは何でしょう
ま、「いいトシこいた大人が見るものじゃないはず」といわれれば、そうなんですけどね

| VIPPERな名無しさん | 2007/11/27 14:32 | URL | ≫ EDIT

>なありさん
>初期作品をコンビニ文庫として「手軽に再生産」できる
 なるほど!
 新しく1巻からカウントし直した新作の方を「入り口」としているのではなく、一応の完結まで進んだ旧作の方を「入り口」にするということですか。これは確かに理に適っていますね。スクエニのリメイク商法に近いかも(ゲームよりももっと速度が速いですが)。

 個人的にはコンビニ文庫は「端折られている」印象があってあまり好きではなかったのですが、売る側からすると「ダイジェスト版で構わないから手にとって欲しい」と思うでしょうしねー。納得です。御意見、ありがとうございました。


>わはは大王さん
 ちょっと僕の書き方がマズって誤解させてしまったかも知れませんが、僕は別に個々の作品の面白さを語りたかったワケではなく、「面白くても商業的に失敗して報われなかった作品ってあるよね」と書きたかったのです。

 「こんなに面白いのに『マリオギャラクシー』売れないのは何故だろう?」というところから始まっているので、むしろ『ガンダムX』が好きな人にとっては「こんなに面白いのに『ガンダムX』が打ち切りになっちゃったのは何故だろう?」と思って欲しくて―――
 また、そこから「面白くても『ガンダムOO』が打ち切りになっちゃったらイヤだなぁ」と繋げているつもりでした。打ち切りとまではいかなくても、視聴率が低ければ途中から路線変更などの可能性もありますからね。


 んで、『ガンダムX』が打ち切りだったかどうかですが―――
 放送局のお家騒動があったとは言え、「放送時間の変更」「放送話の大幅な短縮」「この作品以降はこの局ではガンダム作品が放送されていない」などなどの事情から考えれば「打ち切り」という言葉が間違っているとは思いませんが……
 高松監督も『銀魂』で「また放送時間変更かよ!」みたいなネタを入れていたそうですし、商業的に不遇の結果だったことは間違いないと思います。

 あーっと……そうか、ひょっとしたら「打ち切り」という言葉を「尻切れトンボで終わった駄作」みたいな意味で捉えられてしまったのかも知れませんね。だとしたらゴメンなさい。
 その言葉に作品の評価などを含めている気は全くなく、単純に「当初の予定よりも早期に終了させられた作品」という意味で使いました。誤解させてしまったなら申し訳ありません。

>なんでガンダムも作品は個々で評価している人の方が多いんではないのかと思ってるんですよ。
 もちろんその通りだと思います。
 ただ、「そもそも観ていない人がほとんど」という事態を作り出してしまった(『マリオギャラクシー』とか『ガンダムX』とか『ターンエーガンダム』など)ことには、ブランド力を磨耗させたという理由があるんじゃないかという一つの説を考えてみたのです。

 考えた結果、別に『ガンダムOO』の視聴率は低くないと杞憂だったのですが(笑)。
 昔のように“毎年ガンダムが始まる”事態になると、視聴率を保つのは大変じゃないかなーとそれでも僕は思います。クオリティの面もそうですし、観る側のモチベーションもそうですし。


> さん
 なるほど、僕は特撮に詳しくないので細かいことは分かりませんでしたが、構図としては現在のガンダムと似ているかも知れませんね。
 戦隊モノなんかは、常に“新しい視聴者層”を入れ替えてブランド力を保っている印象で……ターゲットと狙いがハッキリしている分、新規ファンと旧来ファンの両方をから叩かれないようにしなきゃならないガンダムシリーズよりも、割り切りが出来そうですね。アニメの場合はDVD売らないと採算取れないというのが全てのウィークポイントな気もしますが。

>あんどさん
 Xの打ち切りは上述したんで、そちらを読んでいただくとして……

 基本的には僕も同意見です。
 僕も『マリオワールド』や『神トラ』に愛着がありますし、それらは「初めてクリアしたマリオ」「初めてプレイしたゼルダ」だからであって、喩えば64からゲームに入った世代はそれが『マリオ64』や『時のオカリナ』になるのでしょう。(『マリオギャラクシー』も面白いですけどね。『マリオワールド』好き方には是非オススメ!)

 んで、僕なんかの世代では『ガンダム』と言えば宇宙世紀モノ(初代~『F91』くらい)だったので、平成ガンダムの頃には「まだガンダムってやってたんだ」という感覚だったのですよ。
 そこから思うのは、「『ガンダムOO』が初めて観たガンダムって層はどのくらいいるんだろう」「初めて観たガンダムが『ガンダムOO』という人はコレを楽しめるのかなー」という疑問で、この記事に繋がるのですが……

 よくよく考えてみると、作品ごとの期間を延ばしても新規視聴者が増えるワケじゃないんですよね。アニメというのは“追っかけて観る”ことが難しいメディアですし。現状の2年ぶりの「ガンダム」くらいが、「あ、新しいガンダム始まるんだ」と新規ファンを取り込める最良の期間かも知れませんね。


>リーオー原理主義者さん
 これは時代ですかねぇ……
 初代の頃のプラモはどちらかというと、ザクとかドムとかゲルググとかもしっかり人気があったと思うんですが。買う側の子どもが「量産機なんて個性がなくてダサいね」という風潮になってきたのか、あの頃のブームは「何でも売れた」だけなのか、ただ単にメカデザに魅力がなくなったのか……

 リーオー原理主義者さんに向かってこういうことを書くのもアレなんですけど(笑)、確かに『Z』以降の量産型モビルスーツで人気があるのって少なくなってしまいましたよね。いつまでも「ガンダム」と名の付くプラモしか売れないのは哀しいことです。
 『ポケモン』ですら、最近ではピカチュウからポッチャマに人気ポケモンが世代交代しつつあるそうなのに……


>VIPPERな名無しさんさん
 僕自身は『SEED』以降のガンダムも好きですよ(笑)。

 「優れている←→劣っている」とか「大人向け←→子ども向け」というよりは、狙っている層がズレているというのが大きいんじゃないかと思います。
 DVDを売るためにキャラ人気で惹きつけなきゃならなくなったのは、時代の流れとしてほとんどのアニメが抱えている問題ですし。そちらの層を狙いに行くのは分からなくもないです。

 どっちかというと『ガンダムOO』なんかは、ハイリスクハイリターンの作品なんじゃないかと思います。制作費を『銀魂』(また高松監督…)がネタにしていましたが(笑)、作品にかけた予算を商品で回収しなければならないために、ありとあらゆる手段を使っているという印象です。それが好きじゃないという人のキモチも分かりますけどね。

| やまなし(管理人) | 2007/11/27 20:17 | URL | ≫ EDIT

>やまなし(管理人)さま
>ザクとかドムとかゲルググとかもしっかり人気があった

当方の書き込みにコメントいただき、感謝の極み(ウォルター・C・ドルネーズ風に)
個人的見解ですが、1年戦争のMSって優遇されてると思うんです。
初代放送から現在にいたるまで、TV続編、OVA、SDガンダム、ゲームと(派生機や
過渡期リファインといった形も含めて)絶え間なくコンテンツとして活用され続けてきま
したから、ガンダムとセットでザク・グフ・ドム・ゲルググを連想させる素地が育てられ
ていると思うのです。
一方、G以降のガンダムは、基本的には1回こっきりの世界観ですので、その後、
Gジェネやスパロボで取り上げてもらえないと、そのまま歴史の闇に埋もれてしまう
ことになるでしょう。よって、私がいかにリーオーの素晴らしさを説いても、今の子供達
の魂を揺さぶらないのです、きっと(笑)。
今のところは、かつての1/144経験世代が成長してMGのような高価格帯商品を購入
していることもあり、プラモ市場もそこそこ賑わいを保っていますが、後の世代が今後の
ユーザー足り得るかは微妙なところです。恐らく番台にもそういう危機感があるでしょうし、
だからこそご指摘の通り「ありとあらゆる手段を使って」利益を追求しているのだと思いま
す。例えとっかかりがBL創作としても、その中の数%が道を踏み外してガノタになって
定期的にプラモ買うようになれば番台としてもめっけもんでしょうし(鬼)。
え?私ですか?
私には「MGターンXとMGリーオーが出るまで番台に貢ぐ」というギアスが罹っておりまして(マテ

| リーオー原理主義者 | 2007/11/27 23:10 | URL |

えと、はじめまして。
ちょっと通りがかったついでに気になったんで少し発言をさせていただきます。

まず「X」自体が駄目だったとは個人的には言いがたいと思います。もちろん当時はウケなかったというのは事実で商業的には失敗でしたが・・・。ただそれは「X」を放送した当時エヴァンゲリオンが流行っていたという側面があるのではないでしょうか?少なくとも自分の周りはみんなエヴァの方に眼が言っていたと思います。当時小学生でしたけど。。。
そういう意味では一時的な「ガンダム」のブランド力の低下というものはあると思います。それが平成ガンダムを乱発した結果かどうかはわかりません。ただ、毎年やってるとダレてマンネリになるとは思いますが。しかし、少なくとも00やSEEDを過剰に否定したり、逆に賛美しすぎるような傾向があるのは、今現在でも「ガンダム」という名前にブランド力がある証拠ではないでしょうか?もしブランドが崩れ去ったならSEEDはあそこまで良くも悪くも注目されなかったとは思います。
単純に世代間にまたがってファーストガンダム・Z/ZZという旧世代それ以外のV/G/W/Xという平成世代という昔の状況から、更にSEED・00というまた新しい世代が出てきて、それぞれの世代のファンが批判したり、賛美したりしているだけのように感じられます。

ただ、ガンプラを造っているバンダイが、どの年代層にターゲットを絞っているかという商業戦略の舵取りや今の子どもたちがプラモデルを作るのかという問題で、「ガンダム」の相対的なブランド力が落ちているのかもしれません。

駄文を連ねてスミマセンでした。打ち切りのファーストガンダム万歳www

| きょ~すけ | 2007/11/28 00:19 | URL |

私もはじめまして、です。
他の皆さんが仰ってる事とも重なるんですが、そもそもガンダムブランドは当初からずっと盛り上がっていたわけではありません。
1stの後のガンプラブームが最初の盛り上がり。そしてその流れを受け継いでのZ~ZZでいったん一区切り。逆襲のシャアやF91等の映画を挟んで、Vが作られたあたりではかなり「ブランド」は下落していました。
その流れを変えたのがいわゆる平成シリーズであるGとWですね(ちなみに、その後のXも決して商業的に不調というほどではなく、短縮されたのは当時のテレビ朝日のお家騒動によるものです)。
ですが、この平成シリーズとは別に1stと同じ世界観を共有する「UC(宇宙世紀)」路線の作品もOVAやゲーム等で地道に作られ続けていました。
そして90年代後半からプラモの「マスターグレード」「ハイグレードUC」シリーズの発売が始まったり「連邦vsジオン」や「ギレンの野望」といったゲームのヒットがあったり、一冊まるごとガンダムのマンガ専門誌が創刊されたりして、年々ガンダム関連の売り上げは上がりつつありました。

バンダイガンダム関連売上げ
96年 125億>X4月始動
97年  91億
98年 133億
99年 178億>∀4月始動
00年 160億
01年 200億
02年 272億>SEED10月始動
03年 320億
04年 251億>SEED DESTNY10月始動
05年 213億>Z劇場版公開

SEEDが始まったのは、この盛り上がりが頂点に達した時期でした。
その前の∀が「ガンダム的な記号」を否定した作品であり、ブランドを否定するように受けとめられた反省と反動からか、SEEDは「ガンダム的な記号」を寄せ集めて作ったような作品であり、そのおかげもあって商業的には成功しました。
ですがその記号だけに頼った作り方をしてしまい、内容がそれに見合ったものでなかったがためにブランドを失速させる結果にしかならなかったんですよね。実際、続編のDESTNYでは∀の時にも起こらなかった「放送が始まったばかりで発売されたばかりの主役機が投げ売りされる」という事態を引き起こし、大幅に売り上げを落としています。
上のデータを見てもわかるように、05年はZの映画がヒットしているにも関わらず数字の下落が止まっていません。バンダイの決算でも05~07年は計画を大幅に下回っています。

つまりこのSEED DESTNYの失敗(と言い切ってしまいますが)こそが、ガンダムブランドの浪費によってもたらされたものなんですよ。
「ガンダムってこんなもんだよね」という「お約束」を安易に取り入れただけで、それを魅力的に描く努力をしなかったがための現象でしょう。
さらにバンダイの商品展開も失敗の要因のひとつでした。売れそうな主役機ばかりに頼って商品展開をしすぎたせいで、その主役機の新鮮味がアッという間に失われてしまったわけです。
実際、SEED DESTNYが始まった04年末時点での主役機インパルスガンダムの玩具はスケール違いのプラモだけで6種類、他に合金玩具やアクションフィギュア等を多数展開していました。これだけ商品展開に耐えられるのはよっぽど魅力のあるキャラクターだけでしょうが、インパルスガンダムはそうではなく、結果として「インパルスガンダム=投げ売り」というイメージが定着してしまいました。
こういう状況になってしまうのは――もちろん一番の要因はキャラクターの魅力の無さですが――それだけガンダムビジネスが肥大化しすぎているせいでしょう。キャラクターの魅力はアッという間に消費しつくされ、新鮮味を失ってしまいます。
実はガンダム00も商品展開的にその轍を踏みそうなんですよね。
とりあえずアニメの内容としては(その出来映えについてはともかく)「ガンダムの記号」に頼った作り方をしていないため、SEED DESTNYほど悲惨な状況にはならないとは思いますが……。

ちなみに視聴率ですが、SEED DESTNYの後の番組「BLOOD+」「あやかし妖士」「地球へ……」が大幅に視聴率を下落させていますので、その後の00が苦戦するのはある程度当たり前な部分があります。
「地球へ……」では平均視聴率が2%台ですからねえ。

| カニ | 2007/11/28 01:26 | URL |

初期のガンダムシリーズはともかく
近年のガンダムシリーズを視聴率、関連商品の売り上げ等で
下支えしている層が、果して子供なのかどうか私には疑問です。
30前後のオタクがブツクサ文句を垂れながら
ガンダムだからという理由でだらだら見てるというイメージがあります。
”ウリ”の作り方もその辺の層を意識していると思います。

時代のとっくに過ぎたミュージシャンのライブに
直球世代のオジサマ方が集まってるのと同じ光景といいましょうか・・
とりあえずガンダムと言っておけば同じ層が何回でも見てくれるんです。
ガンダムブランドの価値の内実とはこのようなものではないでしょうか・・

| norino | 2007/11/28 02:28 | URL |

ここの書き込みをみるとガノタ=キモイってことがよくわかりますね^^

| ああああ | 2007/11/28 11:39 | URL |

>リーオー原理主義者さん
 なるほど。優遇というよりは、再利用されているからというのもありますね。
 僕はギラ・ドーガとかは結構好きなんですが、ザクがなかったらもちろんギラ・ドーガは生まれないワケですし(デザイン的にも、設定的にも)。良くも悪くも初代のメカが人気あり過ぎて、ソレに頼っているという構図は昔からだったのかも知れませんね。
 ZやZZの敵MSは、『スパロボ』とかでも頻繁に出てくると思うんですけど……別に人気あるワケじゃないですしねぇ。

 ということはアレですよ。
 フラッグから派生した新型機とかが出て、そいつがガンダム達を木端微塵にやっつけてしまえばフラッグの人気も出るということですよ。ザクだってシャア専用ザクがあったから人気だったのですし。ストーリー展開なぞ知らん(笑)。


 僕もきっかけはBLでも構わないと思いますよ。
 というか、百合好きな自分にBLを否定する権利なんかありませんし(笑)。


>きょ~すけさん
 逆に言うと、『ガンダムX』よりも『エヴァ』の方が「「ガンダム」の次のムーブメント」として受け止められたことが象徴的だったと思うんですよ。今の今まで僕は忘れていましたが(汗)、当時『エヴァ』を初代『ガンダム』と比較して語っている人も多かったですからね。

 えっ、俺たちが作っているのが本物の「ガンダム」の続編なんですけど!と、『ガンダムX』のスタッフが思っていてもおかしくないですよね……記事でも書いたように、僕が『X』観たのは随分後のことなんで、当時の空気は分かりませんが。

 現状では、この記事にこんなにコメントが頂けたということからも分かるように(笑)「ガンダムブランド」はまだまだ強いというのは言えると思います。思いますけど、何も考えずに作品乱発させてしまうと昔と同じことが起きるような気もするのです。


>カニさん
 『ガンダムX』が打ち切りだったかどうかですけど……
 (記事にも書いたように僕は当時はアニメをチェックしていなかったので、後から調べたことです。)放送局の騒動が原因なのは確かだと思いますが、しっかりと数字を残せていたなら放送枠を短縮させたり、その後のシリーズから手を退いたりはしなかったんじゃないですかね。
 そうした要素も踏まえた上で、「ガンダムをここで打ち切ってしまってはいけない」と思わせるだけのブランド力がその当時にはなかったというのは言えると思います。

>「ガンダム的な記号」
 なるほど、この視点は面白いですね。
 この「ガンダム的な記号」というのが必ずしも初代『ガンダム』ということではなく、それまで売れてきたガンダムシリーズの集大成という意味なのも深いです。ガンダムvsガンダムとか、ガンダム強奪とか、敵味方シャッフルとか。

 実を言うと僕は『SEED』よりも『DESTINY』の方が好きなんですけど、そんな僕でも『DESTINY』の主人公機の名前が分からなかったくらいで(笑)。序盤のシンの出番の少なさと、インパルスを売り込む商品展開にズレがあったことも要因の一つかも知れませんね。
 久々のガンダムだった『SEED』と違い(しかも原点回帰を目指した久々の作品)、続編ということで新鮮味も薄かったというのも仰るとおり商業的な苦戦の理由の一つなんでしょう。色んな意味で『DESTINY』も可哀想な作品です。

 そう考えると『OO』の視聴率は随分と健闘していますよね。
 実際に僕は『OO』は面白いと思っていますけど、コケてもおかしくない(面白い・面白くない以前に観ない人が多そうな)要因が揃っていた割には視聴率が低くないというのは驚きです。評判もまずますで、「DVD売るぞー」的なシナリオですからDVDも売れそうですし(笑)、後はプラモか……。


>norinoさん
 仰るとおり、『Z』『ZZ』の頃と違って「プラモデル売っておけばイイんだよおお!」という作りではなくなり。同じプラモでも高額なタイプのものや、DVDなど、子どものお小遣いでは買えないレベルの商品展開がメインになったのは間違いないでしょうね。

 ただ、これに関しては「ガンダム」だけの問題ではなく……多くのアニメ作品が抱えている問題でもあるとは思います。
 初代の『ガンダム』なんかを観れば分かりやすいですが、当時は絵を如何に使いまわせるかということに焦点が置かれていました。今同じことをやると物凄いバッシングを喰らうってことを、昔は普通にやっていたのです。(逆に彩色はコンピュータのおかげで楽にはなっているのでしょうが)
 なので、1話辺りにかかる費用も上がるのは当然ですし、それを回収するターゲットを“新しく入ってきた子ども達”よりも“昔から支えてくれた大人達”にするのはある程度仕方がないことなのかなーと思うのです。

 でも、新規ファンを無視すると後々しっぺ返しを喰らうんですけどね……

 『FF』シリーズが、ナンバリングの『FF13』は大量に資金を投入する代わりにゲーム市場が大きい海外向けに作られている一方で、国内を中心とした若年層に向けて『FFCC』などを作っているように―――上手く両立させられればイイんですけどね。


>貴様に名乗るHNなど~さん
 キモくたって、いーじゃない。

 みつを

| やまなし(管理人) | 2007/11/28 20:10 | URL | ≫ EDIT

OOが熟練者を意識して作られており、初心者が付いて来れないという心配は理解できます
しかし、その視点は半分杞憂なのではないかと


私は子どもの頃1stガンダムを見ていましたが、シナリオはほとんど分かっていませんでした
それでもガンダムが好きで何度も繰り返して見ていたんですよね
自分が成長するに連れてシナリオの理解度も増して益々ガンダムが好きになっていきました
初心者(子供の場合)はOOが初めてのガンダムだったとしてもファンになると思います


美形キャラ、毎回挿入されるガンダムの戦闘シーン、とシナリオが理解できなくても好きになる要素は充分あるのではないでしょうか
一方で、ある程度アニメに慣れており、確立させた自分の好みがOOと合わない人にはとことん受け入れてもらえないかなとも思っています
ここが杞憂にならない残り半分ですね



ガンダムのブランド力を測るのは大変ですね
Gガンダムなどは「これが一番のガンダムだ」という人から、「これはガンダムに入れてはいけない」という人まで極端にわかれたりします
1stガンダムのブランドを大事に守るという視点から見ればGガンは間違いなくブランドブレイカーですが、ガンダムの固定概念を破壊し、可能性を広げたという視点ならば間違いなくガンダムブランドをより強固なものにしたと論じれます
SEED系も同様に見得の素晴らしさと新規客層の開拓というプラスと、シナリオの酷さという品質の低下によるブランド失墜のマイナスの両方があります
この2作品を見ると連発によるブランドの磨耗というよりは、個別作品の質のみが影響してるのではないでしょうか



マリオギャラクシーにおいてもブランドの磨耗ではなく3Dだから売れなかったと思っています
2Dによる横ジャンプと3Dの奥行きジャンプって違うんですよ
2Dアクションと3Dアクションは別物ですから、Newが売れたからギャラクシーも売れるとは一概に言えません。私は64をプレーしましたが、3Dマリオはやらないでいいやと考えましたので

| とあるガノタ | 2007/11/29 08:31 | URL | ≫ EDIT

>とあるガノタさん

 確かにそれも言えるとは思います。
 若年層に受けるためには、シナリオよりもキャラクターが重要だというのにも同意ですが……『OO』はキャラが多すぎな上に、場面もコロコロとスピーディに変わるため、子どもにはどのキャラが主人公か分からないんじゃないかと心配になります。あの頃は複雑に思えたとは言え、初代の『ガンダム』とかは今見ると分かりやすいくらいに「アムロが主人公の物語」ですもの。

 でも、別に子どもはみんな主人公に肩入れするワケじゃないですしね。
 小さい頃の僕がガンキャノン派だったように、今の子どもも「デュナメス、かっけえー!」と思っているかも知れませんね。


>この2作品を見ると連発によるブランドの磨耗というよりは、個別作品の質のみが影響してるのではないでしょうか
 『G』と『SEED』に関して言えば、作品が乱発した時期での作品ではなく、むしろ“新しいガンダムが始まった”と新規ファン開拓がしやすい状況だったと言えると思います。(『V』のことは忘れよう)
 『G』→『W』→『X』と徐々にブランドに力がなくなったと見ることも出来ますし、『SEED』→『SEED DESTINY』とブランド力が落ちていたと考えられることも出来ます。

 そう考えると……焦点は、『OO』が「久々に始まる待望の新作ガンダム」と受け入れられているのか、「『SEED』シリーズの次のガンダム」と受け入れられているのか、なのかも知れませんね。
 

>マリオギャラクシーにおいてもブランドの磨耗ではなく3Dだから売れなかったと思っています
 「3Dマリオはやらないでいいや」というのが、まさにブランド力の低下だと思うんですけど(笑)。

 『マリオギャラクシー』のレビュー記事自体は来週にでも書くのでそちらを読んでもらえればありがたいのですが……
 実際にプレイしている身からすると2D時代の『マリオワールド』なんかに近いゲームという印象を受けているので、2Dで『マリオ』を楽しんだ層に「俺でも3Dアクションが出来るんだ」と思わせるCMを打っていればなあと思わずにはいられません。

 要は、そうしたCMなんかも含めて「マリオブランド」を使いこなせていない結果なんだと思うのですよ。昔は『マリオ○○』と付いていれば「初めて触る人でも楽しめる」安心があったのに、今ではゲーマー向けゲームの代表みたいなイメージになってしまっていて。
 『マリオカート』と『マリオパーティ』はまた別のブランドを築き上げていますが、他のマリオ作品は厳しいんじゃないかなーと思いますよ。『New』の続編は作られているそうなので、それをどのタイミングで投入するか次第ですかね。

| やまなし(管理人) | 2007/11/29 19:21 | URL | ≫ EDIT

今やってんのって金かけた二次創作なんじゃないの?

| ああああ | 2007/11/29 23:30 | URL |

>貴様に名乗るHNなど~さん

 二次創作の定義はまぁ置いておいて……
 続編が出る度に、そうした意見が出るのも分からんでもないです。『マリオギャラクシー』だって“『マリオ』を3Dに作り直した”という見方も出来ますからね(こちらは宮本さんや近藤さんのような初代スタッフが残っていますが)。

| やまなし(管理人) | 2007/11/30 20:58 | URL | ≫ EDIT

やまなし(管理人) さま
>続編が出る度に、そうした意見が出るのも分からんでもないです。

続編ものは、世界観や基本設定を継承できる点が利点ですが、生まれたときから
二番煎じの十字架背負ってますから、二次創作的にとられるのも仕方のない面も
ありますね。そういった批判を極力避けるために、ドラクエにしてもFFにしてもテイ
ルズにしても、シリーズ毎に新機軸を盛り込むわけですが、上手くいかないことも
往々にしてあるでしょうし、凝り過ぎたせいで新規ユーザーそっちのけということも
ないとは言い切れないところです。逆に変わらなさすぎると、無双シリーズのように
「ガワだけ違ってて、内容は前作そのまんま」と飽きられますし、難しいところですね。
それでも、「へぇ~、○○シリーズの新作なんだ」と興味を持ってもらえれることが
ブランド力健在の証でしょうし、そのブランドを生かすも殺すもそれぞれの作品の出来
次第であるのは自明の理でありましょう。

また、ガンダムについては「強烈な幼児体験を理想的な形で具現化させる」という志向も
あるように感じます。ゲームなんて、連ジDXすげぇなんて騒いでたと思ったら、戦場の絆
が出て心底ビビりました。この次はいったい何処へ行くんでしょう?

余談ですが、鉄拳6が稼働していたのでキャラ一覧を確認したのですが、吉光が更なる
異常進化を遂げていてバヤリース吹きました。彼も何処まで逝くんでしょう?w

| リーオー原理主義者 | 2007/12/01 01:46 | URL |

>リーオー原理主義者さん

 ゲームに関して言うと、“Touch!Generations”を除けば年間ベスト幾つのほとんどが続編モノ・シリーズモノ・版権モノだったりするワケで―――実際には出ている新規タイトルがちっとも売れていないというのは、今後のゲーム業界に不安を覚えるところではあります。

 実際、出来・不出来だけでブランド力が決まるとは僕は思わないんですよ。
 簡単に言うと……今回『マリオギャラクシー』の評判は(買った人の間では)凄く高いですけど、じゃあ次の3Dマリオが今回以上に売れるかというと、何もしなければ右肩下がりになると思います。
 触った人が少なければ、出来に満足した人も少なく(しかもどんなに頑張っても10割満足というのはありえません)、次にも繋がらない―――と、内容が抜群でも売れない作品はブランド力は衰えてしまうんじゃないかと思うのです。

 まー、売れた上で買った人全員が不満というのが、最もブランド力が落ちるケースだとは思いますが(笑)。

| やまなし(管理人) | 2007/12/01 18:07 | URL | ≫ EDIT















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| 隠れ蓑~penseur~ | 2007/11/27 17:06 |

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