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やまなしなひび−Diary SIDE−
貧乳を侮辱するヤツは俺達の敵だっ!
自分にとってのギャルゲーとは、カーブだらけのレースゲームみたいなものだ
 Wiiの『みんなのニンテンドーチャンネル』内にて、「DSのマリオ、Wiiのマリオ」という紹介映像が配信されています。Wii.comにはない映像なので、TVCMではなく『みんなのニンテンドーチャンネル』専用の映像なんですかね。
 500万本クラスの『Newマリオ』の恩恵を受けるためにも、今からでもTVCMとして使ってもイイと思うんですけど……


 しかし、そんな『マリオギャラクシー』も『忍之閻魔帳』さんによると週7万本と再点火しているそうで。「クリスマスプレゼントまで我慢」させられた子ども達が多かったということなんでしょうか。

 年末商戦の神通力はそれだけに留まらず、Wii版『マリオパーティ8』も再点火で『Wii Sports』『はじめてのWii』に続くWii用ソフトして3本目のミリオン達成は間違いなさそう。テンポの悪さと逆転要素の薄いボードゲームのバランスからか、mk2のランキングでは『縁日の達人』に続くワースト2位に位置している作品ですが……DS版の売上げも好調ですし、ブランド低下には至っていないみたいですね。


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 『マリオギャラクシー』に関しては、僕も以前にゲーム紹介を書いたので興味がある方はどうぞ。

 「目的」と「原因」を分かりやすく!『スーパーマリオギャラクシー』紹介


 そう言えば……数年前、レースゲームが大好きだという知り合いからレースゲームの魅力を語ってもらったことがありました。彼曰く「完璧な車で完璧な走りをするのが爽快なんだよ」とのこと。
 なるほど。ミスをしないことによる気持ち良さか。僕は性格上完璧プレイを目指すことが苦手なのでレースゲームも苦手ジャンルなんですが……RPGで最強装備を集めたりレベルMAXまで上げたりする人がいるように、「完璧」であることに美学を感じるゲーマーが多いというのは何となく分かります。レースゲームが世間で人気なのもそういうことなのかな、とその時は思いました。

 「ミスをしてはならないゲーム/ミスをしても挽回できるゲーム」「覚えゲー/アドリブゲーム」……色々な分類が出来るとは思うのですが、自分としては「ミスをしてはならない」「覚えゲー」はあまり好きなジャンルではないよなーという自己分析を当時はしていました。


 でも、ちょっと待てよ。
 僕が好きな『スーパーマリオブラザーズ』だって1ミスで死んでしまう「ミスをしてはならないゲーム」だし、比較的ライフに余裕があった『トワイライトプリンセス』は「ミスをしても挽回ができるゲーム」にも関わらず途中で挫折したじゃないですか。
 「覚えゲー」が苦手だという割には『闘え!応援団』は好きだったし、「アドリブゲーム」の代表のような『テトリス』はあまり好きじゃなかったりします。この自己分析、間違っていない?と気付き始めました。「自分に合わないゲーム」を買ってマトモにプレイ出来ずに落胆してしまう原因って、実はここにあるんじゃないかと思ったのです。



 で、『マリオギャラクシー』の登場。
 このゲームを通して僕は、長年求め続けていた答えに辿り着きました。

・自分が得意なのは「ミスした原因が明確なゲーム」&「ミスした箇所をすんなりやり直せるゲーム」
・自分が苦手なのは「どこをミスしたのか分からないゲーム」&「やり直すのが大変なゲーム」

 こういう分類ならば、自分の得手・不得手の説明が付くんですよ。



 『マリオギャラクシー』は即死ポイントが多い分だけ「何故死んでしまったのか」が分かりやすく、コンティニューポイントも頻繁にあったおかげで何度でもやり直すことが出来ました。その結果、不得意だと思っていた3Dアクションというジャンルのゲームでも、7年ぶりにエンディングまで辿り着けたのです。
 それまでの7年間3Dアクションをクリア出来なかった理由は、決して「3Dだから」というだけの理由ではなかったのですよね。「いつの間にか死んでる」ことが多かったことや、「やり直すためにまた何十分も同じところを進まなきゃならない」ことにあったのです。

 喩えばパズルゲーム。
 1ミスで全てが台無しになってしまう『ピクロス』が得意で、ミスを挽回できる分やられたポイントが分かりにくい『テトリス』や『ぷよぷよ』のような落ちモノパズルが苦手なのも納得できました。

 現在は『パンヤ2』にハマっている僕ですが……ゴルフゲームはミスしたポイントが分かりやすい(OBやパット失敗など)ジャンルのゲームなので、「タイミングを合わせてAボタン」さえ克服すれば自分がハマってもおかしくない下地は出来ていたのです。


 
 では、レースゲームは?
 レースゲームって「ミスをしてはいけないポイント」が頻繁にあるんですよね。恐らくは全てのカーブに於いて正しいラインだとか、アクセルとブレーキの使い方とか、完璧な理想形の走りというのがあるんでしょう……でも、僕にはそれが分からないのです。
 どんなレースゲームをしていても、「何故だか分からないけどいつの間にかビリになっている」のです。恐らく玄人の人から見れば「ライン取りが悪い」ということなんでしょうが、それが出来ていないことすら僕には認識出来ません。これはもうスーファミの『マリオカート』の頃からずっとそうなのです。

 シューティングゲームや格闘ゲームが複雑になりすぎて「何だか分からない内に死んでいる」状況になってしまったのと、僕がレースゲームを苦手な理由って一緒なんだと思います。ただ自機が爆発しないだけで。
 (むしろカーブを失敗した時点で爆発してくれた方が分かりやすいんだけどなー)


 もちろん、それは個々の“知識”とか“慣れ”の差もあるでしょう。
 喩えば『ウイニングイレブン』のようなサッカーゲームならば、昔サッカーサイトを開いていた僕ですから“失点の原因”は横から観ているだけで分かります。でも、サッカーに詳しくない人からすると、「何だか分かんない内に点取られてる!こんなんクソゲーだ!」と思えてしまうワケですよね。僕にとってレースゲームがまさにそんな感じなのです。



 まー、別に「レースゲームが苦手」ならばやらなければイイだけです。
 元々車に興味が1ミリもない人間ですしね。『マリオパーティ』でレース系のミニゲームが出てきたときに悲鳴をあげるとか、『マリオギャラクシー』のチャレンジサーフィンがクリア出来ないからスターコンプリートを早々に諦めたとか、人生の中では些少なことです。
 明日地球上からレースゲームが全て消滅したところで、僕は何も困りません。


 ですが、レースゲームとは違って「興味はある」けど、レースゲームと同様な理由で「不得意」なジャンルというのもあります。

 僕にとってそれがギャルゲーなのです。


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 『レイトン教授』シリーズと攻略サイトの一件について書いた「「ゲームの楽しみ方」は誰のものなのか?という議論」という記事のコメント欄にて、西園寺さんから興味深い意見を頂きました。


 以下、ちょっと抜き出して引用させてもらいます……

<引用>
 自分のなかでは、エロゲはゲームではなく(インタラクティブ性がないっていう意味で)CGつきの読み物という位置づけなんで、アレを自分で攻略する必要性ってのが見出せないです。
 だから、エロゲの選択肢はいつも攻略サイトまかせです。

 友人に100本以上のエロゲを所有してる、いわばエロゲ達人がいるんですけど、彼は攻略サイトを見ない派らしくて、Airを何十時間かけてクリアしたらしいです。
 なんでも、観鈴を攻略するには、他のキャラを攻略したあとでないとできないらしくて、それに気づくのに散々時間がかかったんだとか。
 エロゲを攻略する意味を見出せない自分としては、よく理解できない行為です。
</ここまで>



 エロゲとギャルゲーの違いはどうのこうのという議論は詳しくないので割愛させてもらいますが、いわゆる選択肢を選んでヒロインを攻略していくタイプのアドベンチャーゲームを僕が不得意な理由が何となく分かりました。
 昔っから僕のことを知っている人は「え?やまなし、エロゲ好きだったじゃん」と思うでしょうが、好きだけど不得意だったからやらなくなっちゃったんですよ。エロゲもギャルゲーも。

 ネタバレを過剰なまでに嫌がる僕ですから、西園寺さんの御友人と同じようにギャルゲーやエロゲも攻略サイトを観ないでプレイします。その場合、選択肢は「自分が思ったまま」に選んでいくことになりますよね。モテないことに関しては絶大な自信を持っている僕ですから、本能のままにゲームを進めると大抵は孤独エンドで終わるワケです。
 そして、なんで俺……ゲームの中でまでモテないんだろう……と途方に暮れるのです。それがイヤで、いつしかそうしたゲームはやらなくなってしまいました。いやまぁ、今年『どき魔女』はやりましたけどさ(当たり前のように孤独エンドでした)、あれは例外ということで。



 こういったゲームって、フラグ立てとかルートとか何周しないと攻略できないとか、意外にしっかりと攻略方法を練らないとならない油断できないジャンルで。
 達人の方々は、攻略サイトなんざに頼らなくても経験則に基づいて「コレは○○ルートに入るためのフラグだなっ!」と分かるのかも知れませんが、そもそもがマトモにギャルゲーを攻略できたことがない僕にはそれすらも分からないのです。

 これって、僕がレースゲームで直面している状況と一緒ですよね。玄人から見れば常識のライン取りとかドリフトとかの知識が僕にはないので、「普通に走っているだけなのにまたビリだ!」と敗因が分かっていないように―――
 玄人から見れば常識のフラグ立てとか攻略対象の順番などの知識が僕にはないので、「普通に会話しているだけなのにまた孤独エンドだ!」と敗因が分からないのです。


 これは別にギャルゲーやエロゲに限らず……『ギレンの野望』とか『サカつく』とかも「ガンダム大好き」だし「サッカー大好き」だからああいうジャンルのゲームも凄く好きなんだけど、実際にやるとボッコボコにやられてしまうのと一緒で。どうして自分が勝てないのかすら分からないのです。



 「じゃー攻略サイトに頼ればいいじゃん」と言われると思うんですが、そうなるとネタバレてしまったような気がして楽しめなくなっちゃうのです……ということで、僕にとってギャルゲーはレースゲームと双璧をなすくらい不得意なジャンルのゲームなのです。

 しかし、3Dアクションを苦手だと思っていた僕が『マリオギャラクシー』をクリア出来たように、僕のようなヘタレゲーマーでも楽しめるギャルゲーが出てくる可能性もありますよね。ということで、『マリオギャラクシー』などのゲームに学ぶ“初心者向けギャルゲー”の提案をしてみようと思います。



○ 3ライフ制のギャルゲー
 『マリオギャラクシー』がライフを8から3に減らしたことによって、逆に初心者ゲーマーに受け入れられた事例を考えると……ギャルゲーも「フラグ立てに失敗したら即死亡」くらいのゲームバランスにして欲しいです。
 現実でだって大体3回くらい地雷を踏んだら、そのコは攻略出来ないワケで―――攻略出来ないと決まったのなら、その場でゲームオーバー→コンティニュー画面に移って欲しいです。ナニオマエ、半端に希望持たせたままエンディングまで俺に見せてんの?と思うワケですよ。その結果、何度も孤独エンドを見せられるこっちの身にもなって下さい。


○ セーブポイントが限られているギャルゲー
 多くのギャルゲーは「どこでもセーブ可能」「いつでもロード可能」という機能が付いていると思います。僕みたいなヘタレからすると、アレがまずマズい。「どこでもセーブ可能」機能なんて付いてたら、2分に1回くらいセーブしちゃいますもの。その上で「どこからやり直せば修正できるんだろう」というのが分からない。これはダメですね。

 バカにしている人も多いかも知れませんが、『ファイナルファンタジー』シリーズが売れている理由はこういう面の親切さだと思うんですよ。セーブポイントはボス戦の前、最もゲームオーバーになりやすい場面の前に置いているのです。伊達に何百万本も売るゲームじゃないです。
 ギャルゲーでも「ボス戦前のセーブポイント」くらいの親切さが欲しいですね。


○ チュートリアルがあるギャルゲー
 「練習モード」でも可。
 “Touch!Generations”が何故一時代を築いたのか、『ドラゴンクエスト』が何故国民的ゲームと呼ばれるのか―――それは作内チュートリアルの力が大きいのです。
 「ぶきをかったら そうびしなきゃだめだよ」なんてことはゲーマーなら誰もが知っていることですが、それでも教えてくれるのが『ドラクエ』。ゲーマーじゃなくても楽しめる、これこそがキングオブゲーム。

 しかし、ギャルゲーやエロゲはそうではありません。
 こちとら産道通ってこの世に産まれ出た瞬間からモテない人生を歩んでいるのだから、どうやれば女のコに振り向いてくれるかなんて分かりやしないのです。選択肢を選ぶだけの三択問題であっても、事前にテスト勉強をしなければ散々であることは皆が経験しているはずじゃないですか。

 なのでまず、最初の30分で「このゲームのルール」を叩き込んで欲しいです。そうでなければ、「パンツの色を訊く」みたいな選択肢を選んでしまっても仕方ないじゃないですか。だって俺、パンツの色知りたいもん。ここもギャルゲー・エロゲーが不親切な点ですね。


○ 大逆転要素があるギャルゲー
 レースゲームが苦手な僕でも、『マリオカート』はそこそこ楽しめます。
 ドリフトとかは出来ないし、ライン取りとか超テキトーだから遅いのは遅いんですが……あのゲームはアイテムの“引き”さえ良ければそこそこに戦えますからね。DS版の『マリカ』なんて順位が低い方が強力なアイテムが出やすいので、そのおかげで大逆転できたことも何度もあります。

 ということで、フラグとかルートとか全部吹っ飛ばして、一気に大逆転してヒロインとくっ付くようなアイテムや必殺技があれば良いんじゃないでしょうか。よくフィクションの中では「大嫌いが転じて好きになる」ということもあるのですから、こういうギャルゲがあってもイイじゃないですか。
 もちろんそうなるとストーリーとかムチャクチャになっちゃうんですが、そんなことは僕に言われても困ります。


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 かつてゲームは恥ずかしいものだと思われてました。
 しかし、初代PSの時だって、DSの時だって、メーカーの努力によってそうした意識は変えられてきましたよね。今、ギャルゲーやエロゲに対して抱かれている世間一般の偏見だって、どうして変えることが出来ないと言い切れるでしょうか。

 それはまず「存在自体が恥ずかしいから」ではなく、ギャルゲーもエロゲも「そのジャンルのファンだけに向けて作られているから」だと思うのです。いつしか老若男女が楽しめるギャルゲーやエロゲが出てきた時、そうした偏見も打ち破れるんじゃないでしょうか。


 エロゲはムリか(笑)。
 ということで、皆で楽しめるギャルゲーとして『どきどき魔女神判』のWii版を期待したいです。家族みんなでWiiリモコンを持って女体をまさぐる……あぁ、本当に発売されたらどうしよう。

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