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「あんなのはゲームじゃない」が貶し言葉になる不思議なゲーム業界

 荒れそうですが、今日はこの話題。

 『戦場のヴァルキュリア』の西野陽氏いわく『Wii Fit』はゲームじゃない。
 (情報元:まさかてさん)


 最初に僕の意見を言っておきますが……僕は「色んな考えの人間がいるべき」だと思っている人間なので、僕自身は『Wii Fit』をゲームだと思っているけれど、「こういう考えもありだよなー」と思います。

1.「『Wii Fit』はゲームじゃない」と思っていて、『Wii Fit』を楽しめる人
2.「『Wii Fit』はゲームだ」と思っていて、『Wii Fit』を楽しめる人
3.「『Wii Fit』はゲームだ」と思っていて、『Wii Fit』を楽しめない人
4.「『Wii Fit』はゲームじゃない」と思っていて、『Wii Fit』を楽しめない人


 1~4のどれもが、いて当然。
 僕自身は『Wii Fit』で今でも毎日体重を量っていますし(トレーニングはサボる日もある)、運動貯金は30時間弱くらいで『トワプリ』『蒼炎の軌跡』『マリオギャラクシー』のプレイ時間を超えましたし、女性トレーナーに「犬のポーズ」をさせて後ろからガン見するみたいなこともしているんですが……こういう楽しみ方を全ての人が出来るワケじゃないですからね。

 「自分が楽しいものは全ての人が楽しめる」と思ってはいけません。だからこそ、ゲーム話は面白いんです。
 『Newマリオ』が500万本売れても、DS本体が2000万台売れているんですから、DSユーザーの4分の3は『Newマリオ』を遊んでいないんです―――この多様性はゲーム業界の何よりの強みだと僕は考えています。


 そういう意味で言えば……“自分の作りたいタイプのゲーム”とは違う方向性のゲームがトップを獲っているのを見て、「俺の方向性は変えない」「でも、俺は俺の方法でトップを獲ってやる!」というこのプロデューサーの発言はカッコイイとさえ思いました。




 まぁ……敢えてツッコミをさせて頂きますと。
 170万本も売れた(そして今も売れ続けている)『Wii Fit』に「ああいったタイプのソフトがトップセールスになることに複雑な気持ちはあります。」とか言っちゃうのって、その170万人、中でも上の分類で言う「2.「『Wii Fit』はゲームだ」と思っていて、『Wii Fit』を楽しめる人」を切り捨てる発言とも受け取れますから―――
 この発言が原因で売上げが落ちるかも知れない可能性とか全く考えないんだ……とは思いました。

 4の「「『Wii Fit』はゲームじゃない」と思っていて、『Wii Fit』を楽しめない人」を取り込む意図があったとしても、それって単なるネガティブキャンペーンですしねぇ。


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 しかし、ゲーム業界ほど「その定義(この場合はゲームの定義)」に固執する業界はないんじゃないかと思いますよね……

 喩えば、10年くらい前に『ファイナルファンタジー8』などのムービーゲームが全盛だった頃は「ゲームを超えた」「これはもはや映画の領域だ」という文言が誉め言葉として使われて。そこに対するアンチテーゼとして、「俺はその“たかがゲーム”が好きなんだ」「ストーリーを追うだけなら映画を観るよ」という意見が出てきました。

 これと……現在の『脳トレ』や『Wii Fit』などのソフトに対する「今までのゲームの常識を覆す全く新しいゲームだ!」「ゲームを遊んでこなかった人でも楽しめる」という誉め言葉と、ソレに対するアンチテーゼとしての「俺は今までのゲームが好きなんだ」「誰でも遊べるゲームなんてヌルい!」という意見が出てくる背景ってほとんど一緒なんですよね。



 ちなみに僕は『FF8』が発売された頃はプレステを持っていなかったので、やったこともないのに「あんなのはゲームじゃねえよ」と言っていました(笑)。なので、『Wii Fit』をやったこともないのに批判している人の気持ちも分かるんですよ。
 2000年になって友達から3000円でプレステ本体を買ってから、その友達に「やったこともないくせに批判するな」と『FF8』を押し付けられて、プレイしてみたらフツーにゲームとして面白かったんですけどね。




 にしても……「これはもはやゲームを超えている」という誉め言葉も、「あんなのはゲームじゃない」という貶し言葉も、他の業界で考えると不思議な表現だよなと思いますよね。

 喩えば、「ゲーム」に対応する言葉って「小説」じゃなくて「本」だと思うんですよ。「映画」じゃなくて「映像作品(ビデオとかDVDの方が分かりやすいかな)」だと思うんですよ。
 「ゲーム屋さん」「本屋さん」はあるけど、「小説屋さん」って滅多にないじゃないですか。少なくとも僕の家の近所にはありません。ゲームというのはメディア(媒体?)の名称なんですよね。


 そう考えると、「あんなのはゲームじゃない」という言葉は不思議。
 「あんなのは小説じゃない」という表現はたまに見かけますけど、「あんなのは本じゃない!」と本に向かって言っている人はいませんよね。漫画だって本ですし、雑誌だって本ですし、飛び出す絵本だって本ですよね。


 
 「ゲームの定義とは何だ?」以前に、「“ゲーム”という言葉の定義とは何だ?」がまず個々人によってズレているんです。
 ある人は「本」という意味で「ゲーム」という言葉を使っているのだけど、中には「小説」という意味で「ゲーム」という言葉を使っている人もいますし、「ミステリー」とか「純文学」という意味で「ゲーム」という言葉を使っている人もいるのでしょう。


 いっそのこと、「本」という意味を「ゲームソフト」に固定して、「ゲーム」という言葉は冒頭の記事で西野さんが仰っていたような「ゲームらしいゲーム」にのみ使った方がイイのかもなーとも思うのですが。そうなると、『Wii Fit』をゲームとして楽しんでいる僕のような人間はどうすればイイんだろうという問題が出てきてしまうのです。


 そもそも「ゲームらしいゲーム」って何かってところが片付いていないのか……
 『テトリス』とかはどっち?『FF8』は?『太鼓の達人』とかは?アーケードのカードゲーム系は?クイズゲームは?『ウイイレ』なんか「ゲームというよりもサッカーシミュレーターだ」とか言っている人いるけどどっち?『ギレンの野望』ですら「これはもはや壮大な歴史ロマンである」とか言っている人いるよ?

 キリねえなぁ……


 「ゲームらしいゲーム」の話はまたの機会に譲るとして………
 「“ゲーム”という言葉の定義」が人によって違うのに、自分が使っている言葉の定義でみんなが使っていると勘違いしていることが混乱の原因なんでしょうね。
 まさか西野さんは「『Wii Fit』はゲーム屋さんに行っても(品切れで)売っていなかった!ゲーム屋さんに売っていないなんて、もはやアレはゲームじゃない!」という意味で仰ってはいないと思うんですが、受け手からするとそう捉えることすら出来るんですよ。イジワルな言い方ですけど。


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| ゲーム雑記 | 18:04 | comments:26 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT

戯言のおもしろいMADがあったので紹介します。確かお好きだといわれていた記憶があったので。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2907768

| とわ | 2008/04/08 01:36 | URL | ≫ EDIT

料理の世界だとあんなのはフランス料理じゃないだのなんだのとよく目にします。
小説に関してもラノベなんか小説でないとか、
あるいはもっと範囲を狭めてスペースオペラはSFではないとか…

ゲーム以外でも意外と言われている気はしますよ

| ああああ | 2008/04/08 15:30 | URL |

なんかもうね

僕も以前「BLACK CAT」に対して果たしてアレは漫画か?」みたいなことを
言ってしまいましたが、それに対して今現在答えるとすれば「いや,漫画は漫画だろ」
としか返しようがありません。
気に入らないからといって「長所でも短所でもない、ただの事実」を否定してしまうのは、
もはやアンチですらない・・・つまりは、貶し言葉に「ならない」んじゃないかと。

>とわ さん
横レス失礼。
まず第一に、やまなしさんはおそらくそのサイトのアカウントを持っていません。
そして第二に、その動画には「ネコソギラジカル」以降の内容が含まれています。
つまり、ネタバレです。
まずはブログ内キーワード「西尾維新」をクリックしてみて下さい。

| ∞ddd | 2008/04/08 19:43 | URL | ≫ EDIT

>『Wii Fit』はゲームじゃない。

リンク先を読むと
これだけの言葉だけじゃ、誤解を取られそう。
>今後のゲーム業界について
に対して
>ゲームハードがどうなるかという問題
の言葉があると受け取り方が、変わりますよ。
Fitのスキージャンプとかは、ゲームかな、と思いますが、
フィットネスなんて、ゲームじゃないし.
Fitが売れているから、ゲームハードの中心となる可能性に対し
アレは、ゲームじゃない。健康器具、作品じゃない。
でも、ゲームに興味無い人が、健康目的でFitを買ったのなら、
それだけじゃなく、TVゲームらしい(ヴァルキみたいな)のもやってほしい。

って言ってるんでしょ。
同じくDSで小説がたくさん入ってるのもあるけど、
あれも小説でゲームじゃないと思うし。

| かめのこ | 2008/04/08 20:04 | URL | ≫ EDIT

>とわさん
 どうも。
 ∞dddさんに先に仰られてしまいましたが(笑)、僕はニコ動のアカウントを持っていないんですよ。まぁ……最近は動画共有サイトも著作権に対する整備をし始めているので、そろそろ態度を軟化させた方がイイのかなーとは思いつつ。面倒なので先送りにしているという……なので、その動画は観られません。ごめんなさい。

 あ、あと。戯言シリーズ大好きなんですけど、好きすぎてまだ『ヒトクイマジカル』までしか読んでいないんです。恐らく大半の人には理解されないでしょうが、僕は好きすぎるものを取っておく人間なんです。


>ああああさん
 えっと……僕としては、この記事で「最も伝えたかったこと」が伝わらなかったことに衝撃を覚えています。そんなに分かりづらい文章だったかなー。誤解されないように細心の注意を払ったつもりだったんですけどねー。

 僕としては「ゲーム」という言葉は、「小説」や「漫画」ではなく「本」にあたる言葉だと思っているんです。仰られている例で言えば、「フランス料理」ではなく「食べ物」、「SF」じゃなく「映像作品(?)」というか。

 でも、現実には「ゲーム」という言葉を「ゲームというメディア(媒体)」として使っている人と、「ゲームという娯楽のジャンル」として使っている人の両方がいて、そこからしてズレていることが問題だと思うんです。


>∞dddさん
 まぁ、「あんなのは漫画として許せない!」とか「あんなのはゲームとして許せない!」という表現をしたくなる時もあるんですけどね(笑)。でも、やっぱり「○○は○○でない」が貶し言葉になると思われているところが妙というか……

 何だろう。サッカー漫画に向かって「アレは野球漫画じゃないからクソだ!」と言っているような感覚というか。「え?何、その野球漫画至上主義?」みたいな。

 例えを出したら余計に分かりにくくなりました。

| やまなし(管理人) | 2008/04/08 20:30 | URL | ≫ EDIT

>かめのこさん

 あー、確かにこの記事タイトルの「貶し言葉」という表現は「西野さんが『Wii Fit』を貶した」みたいに受け取れる表現だったかも知れません。誤解を招く表現で申し訳ございませんでした。

 僕としては西野さんの発言は「『Wii Fit』のようなゲームが売れても自分のスタイルは曲げない」というニュアンスで捉えていて、「カッコイイとすら思える」と書き……
 それとは別に「Wii Fitはゲームじゃねえよ」を貶し言葉として使っている人に対しての問題提起(「ゲームという言葉の定義がズレていない?」という)のつもりだったのですが―――ここは確かに論理が変でしたしね。貶し言葉として使っている人の一例を挙げるべきでした。

 他の方のコメントや、この記事を紹介して下さったニュースサイトさんなんかを見る限り。どうにも今回の記事は、僕の伝えたいことが伝えられなかったみたいで反省しています。時間が取れれば、今回の補足記事を書きたいと思います。

>フィットネスなんて、ゲームじゃないし.
>あれも小説でゲームじゃないと思うし。
 今回の記事で僕が取り上げたかったことはここで。
 ここで仰られている「ゲーム」という言葉は「ゲームという娯楽のジャンル」という意味であって、「ゲーム」という言葉を「ゲームというメディア(媒体)」として使っている人とは噛み合わないよねという話がしたかったんです。

 「『Wii Fit』も『DS文学全集』もゲーム会社が作っていて、ゲーム屋さんに売っていて、ゲーム機に入れて使うものなのに、どうしてゲームじゃないの?」という質問をかめのこさんにしても、そもそも「ゲーム」という言葉が示しているものが違うから会話にすらならないんですよ。


>ゲームに興味無い人が、健康目的でFitを買ったのなら、それだけじゃなく、TVゲームらしい(ヴァルキみたいな)のもやってほしい。
 もし西野さんがそういう意味で仰っていたのなら、反論します。
 『Wii Fit』を目当てでWiiを買ったような人に、いきなり『ヴァルキュリア』はムリです。絶対に。(PS3を持っていないという話を除けても)Wiiを買った人の中には十字キーもアナログスティックもマトモに使えない人が沢山いるのに、いきなり3Dアクション(+シミュレーション)なんて遊べるワケがないです。

 僕は西野さんがそういう意味で仰ったのだとは思いませんが、もしそういう意味だったのだとした……『脳トレ』や『ドラクエ』が何百万本も売れる理由を考えたこともないのかなーと、ガッカリしてしまいます。

| やまなし(管理人) | 2008/04/08 21:14 | URL | ≫ EDIT

お返事、ありがとうございます。

>「ゲームという娯楽のジャンル」という意味であって、「ゲーム」という言葉を「ゲームというメディア(媒体)」として使っている人とは噛み合わないよね

麻雀、トランプもゲーム。しかし、ここ(リンク先)では、
TV(携帯)ゲームを指してると言えるでしょう。
「ゲームというメディア(媒体)」だけでゲーム扱いされたら、
レシピ、小説、DVDの映画だってPS2で見たら、ゲームになってしまいます。

そのソフトの本質がゲームじゃない・遊び感覚が無いんですね。

携帯小説しかり、DSしかり、紙が電子になっただけで、
中身は一緒、小説は小説。
今の時代、そのメディアだけでゲームと決め付けてるのは、無理かと。

>『Wii Fit』を目当てでWiiを買ったような人に、いきなり『ヴァルキュリア』はムリです。絶対に。

はい。私も思います。
>やっぱり最後は『戦場の~
”やっぱり最後は”と書いてあるから、西野陽氏も分かってると思いますよ。
すぐにやってもらえない事を(^^;

それでは、長文失礼しました。

| かめのこ | 2008/04/08 23:15 | URL | ≫ EDIT

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2008/04/08 23:28 | |

>かめのこさん

 うーん……「言葉の定義がズレていると話が噛み合わない」ことの証明のようになってしまいましたね(汗)。

 このケースで言えば、ぼくはかめのこさんが「ゲーム」を「ゲームという娯楽のジャンル」という意味で使っていることが分かるんですけど。現実的には「ゲームというメディア(媒体)」として使う人(マスコミ)もありますよね。
 端的な例を挙げるなら、新聞なんかで「2007年度のゲーム業界の売上げは微増!」みたいに取り上げられる際には『お料理ナビ』も『DS文学全集』の売上げも入るワケです。内部のことは分かりませんけど、『お天気チャンネル』や『ニュースチャンネル』も制作費としての支出は「ゲーム」扱いかも知れません……という話。

 どっちの言葉の定義が正しいかじゃなくて、ズレている可能性があるよということです。


>麻雀、トランプもゲーム。
 これは次に「ゲームらしさとは何か?」を記事にして書く際に触れようと思いますが、「ゲームという娯楽のジャンル」も「ゲームというメディア(媒体)」も人の数ほど定義があるんでしょう。

 僕は『Wii Fit』は「ゲームという娯楽のジャンル」だと思っていますが(これはまたの機会で書きますんで…)、『Wii Fit』を「あんなのはゲームじゃない」と批判する人が間違っているとは思いません。
 人によって「ゲームか/ゲームじゃないか」の線引きは違いますからね。「俺が思っていることはみんなが思っているはずだ!」と割り切れるほど、僕は自分の考えに自信を持っていません。

>そのソフトの本質がゲームじゃない・遊び感覚が無いんですね。
 まぁ、言わんとすることは分かります。
 僕は『Wii Fit』のヨガ・筋トレに遊び感覚を味わえますけど(笑)。遊び感覚=ゲームらしさというのは同意します。「遊び感覚」の部分を言語化するとすげー長くなるので、これも次の機会に。


>”やっぱり最後は”と書いてあるから、西野陽氏も分かってると思いますよ。
 うーん……だとしたら、「セガらしいなぁ」というのが率直な気持ちです。
 『Wii Fit』と『ヴァルキュリア』の橋渡しになる(一番大事な部分の)ゲームは、他人任せというか。

 「セガはいつだって10年早い」というのを誉め言葉として受け取っている辺りが、そもそもビジネスとしてどうかと思うんですけどねー。それって結局マーケティングとか現在の需要を無視しているだけですから。

| やまなし(管理人) | 2008/04/09 19:49 | URL | ≫ EDIT

ええと、言いたいことには概ね同意ですが、ちょっと重箱の隅を。

家庭用ゲームというプラットフォームの上で動いているので、すべてゲーム屋さんで販売されていますし、ゲームと定義していますが、原則的にあれらはアプリケーション、或いはソフトウエアの一ジャンルとしてゲームがあると考えるのが妥当では無いでしょうか?
ゲーム機といえどもコンピュータな訳ですし、実際、非ゲームアプリケーションという意味で言えば、ファミコンの頃から株トレードソフトとかありましたしね。

あと、ゲームの定義がブレ易いのは遊具とルールの分離が為されずに語られているからだと思います。
たとえば、地図帳は特定の地名をさがすというルールを与えることでゲームに活用することが出来ますが遊具と分類する人はいないでしょう?
DSやwiiのソフトの定義付けが曖昧に成りやすいのは、遊具的な側面以外を持っているアプリケーションにだからでは無いでしょうか?

ともあれ、売れている商品が全て傑作とは思いませんが、そういう売れている「作品」の優れた面を評価されないのはちょっと残念な話ではありますね。

| 祈月 | 2008/04/09 20:45 | URL | ≫ EDIT

>祈月さん

 この記事を紹介して下さったニュースサイトさんの中に、「PCだって実用ソフトとゲームが同じ売り場で売っているのだから、ゲーム機用ソフトだって実用ソフトとゲームを分類してもイイと思う」と仰っている人がいてナルホドーと思いました。

 ただまぁ、任天堂自体は「『脳トレ』のようなゲーム(実用ソフト)とゲームを分けたくはない」「『脳トレ』のようなゲーム(実用ソフト)のためにゲーム機を買った人達にゲームを遊ばせるための橋渡しになるソフトが大事(DS『ゼルダ』やWii『マリオ』など)」という方針なので……
 自らそれを区分するとは思えませんし、「どっちもゲーム」という方針は変えないでしょうね。

 そうなると小売店とか、マスコミなんかが勝手に区分するべきなのかも知れませんが……そうなると、『Wii Fit』のように「あんなのはゲームじゃない」「いや、ゲームだ」と論争になるソフトは判断が難しそうですね。


>ゲームの定義がブレ易いのは遊具とルールの分離が為されずに語られているからだと思います。
 僕が思う「ゲームという娯楽のジャンル」は明日記事にして書きます。多分、寝ちゃわなければ。眠いけど。
 万人が納得する定義ではないと思いますが、自分としては一定の基準で線引きが出来ているので「あー、この人はそこで線を引くのか」と思ってもらえる一例になればイイなと思います。


>「作品」の優れた面
 そう言えば……上でコメントして下さった人の中にも「実用ソフトは作品ではない」という意見があったんですけど、宮本さんなんかは「僕はゲームソフトのことを作品ではなく商品と呼ぶことにしている」と仰っているんですよ。

 これこそ「作品」と「商品」の言葉の定義の問題だと思うんですが……「商業的な価値があるもの」=「お客さんがお金を出して買いたいと思うもの」=「お客さんが欲しているもの」ということならば、全てのゲームソフトは「商品」と呼ばないと失礼なのかなと思ったりしました。僕も「作品」と表現しちゃうことが多いですけど……それって「商業的な価値があるかはさておき」みたいな話ですからね。反省。

| やまなし(管理人) | 2008/04/10 19:44 | URL | ≫ EDIT

次元の低い書き込みをするのも気が引けるのですが、ゲーム的要素(スコアアタックとか)が僅かでも含まれていればゲームでいいじゃん、と個人的には思ってます。乱暴ですが。
「ゲームをゲームたらしめているもの」を定義しなきゃ話は進まないわけですし、何よりWii Fitにいい点数を出すスコアアタック要素があって、そのスコアを塗り替えるために血道をあげるのは正にゲームに対する姿勢そのものではないでしょうか。

| (^ω^) | 2008/04/10 21:57 | URL | ≫ EDIT

>『お料理ナビ』も『DS文学全集』の売上げも入るワケです。内部のことは分かりませんけど、『お天気チャンネル』や『ニュースチャンネル』も制作費としての支出は「ゲーム」扱いかも知れません

そうですね。その扱いで
「ゲームじゃない」文からすると、ゲームだろ?何言ってるんだ?となるんですが、
すべての文を読むと、なんで”ゲームじゃない”と言ってる理由が分かるんですよ。

”生む機会”みたいに、一部だけだと、受け取り方が違って、
怒りを招く事態に、、。

>ゲーム機用ソフトだって実用ソフトとゲームを分類してもイイと思う

私も同意しますね。
お店が売り場を分ける営業努力すれば、良いんですが、、。
DSで老人ユーザーが増えてるから、チャンスと思うんですけど、


ちなみに
脳トレ、Fitが売れたのは、ゲームっぽくない。実用的だから。
なんじゃないかと思うんですが。
私は、常識トレーニング等買っていますが、あえてゲームっぽくなく
役に立つから良い。と評価してるのですが。

>「作品」と「商品」の言葉の定義の問題

まぁ作り手が、ユーザーが希望するように作るか、
製作者が自分好みに作るか、の違いですね。

どちらも良いと思いますよ。
怒首領蜂とか、まったく大ヒットさせるつもり無いとゆうか、
メーカーからユーザーへの挑戦状に受け取れるような(^^;

| かめのこ | 2008/04/10 22:12 | URL | ≫ EDIT

> (^ω^)さん
 いえいえ、全然次元が低い書き込みじゃないですよ。
 というか、僕も今日の記事で似たようなことを書いていますし(笑)。

 要は、「スコアアタック」一つを取っても「ゲームらしい」と思う人と「別に…」と思う人がいるということなのかなと思います。僕は『脳トレ』のスコアアタックには熱くなりましたが、基本的にはスコアを上げていくことに燃えられない人間なんで、『脳トレ』や『Wii Fit』のスコアアタックを「あんなのはゲームじゃねえよ」と言う人の気持ちも分からんでもないです。

 でも、同じことをレースゲームファンに向かって「単に速く走るだけなんてゲームじゃない」と僕が言ったら、多分怒られるんでしょうね(笑)。


>かめのこさん
>お店が売り場を分ける営業努力すれば、良いんですが、、。
 個人的には、売り場を分けるのはデメリットの方が多いかなーと思います。境界線が曖昧ですからね。

 喩えば、『Wii Fit』を買った人に“次にオススメ”すべきは『ファミリースキー』のようなゲームであって、(同じようにゲームらしくないゲームと呼ばれそうな)『常識力テレビ』じゃないんですよ。
 ちょっとムリありそうですが、『はじめてのWii』で射撃を楽しんでいる人には『ゴーストスカッド』が向いているとか……「ゲームらしいゲーム」と「ゲームらしくないゲーム」で分けるのはお店としてはあまりイイことではないのかなぁと。

 営業努力ということで言えば、「売れるゲーム」「その次に手にとって欲しいゲーム」を分かりやすくするべきじゃないですか。
 というか……今「ゲームらしいゲーム」と「ゲームらしくないゲーム」の売り場を分けるとしたら、前面に出てくるのは「ゲームらしくないゲーム」で、「ゲームらしいゲーム」は隅っこに追いやられてしまうような気がします……それはゲーム業界全体としても、嬉しくないことです(ますますタチジェネしか売れない業界になっちゃうというか)。


>作り手が、ユーザーが希望するように作るか、製作者が自分好みに作るか
 うーん……ホントはここは二つに分かれることではないと思うんですけどね。
 「自分が面白いと思うものを作る」「ユーザーも満足させる」というか。いずれにせよユーザー目線は大事だと思いますし、シューティングゲームの根強い(一部かも知れないけど)人気はその一部の希望を分かっているからじゃないかと。

 でも、現実的には「コレ、自分たちで楽しいと思って作ってる?」という商品もありますし、「ユーザーの立場で作ってる?」という作品もあって、僕はそのどちらもあんまり好きになれません。売上げとはまた別の話でしょうけど。

| やまなし(管理人) | 2008/04/11 19:39 | URL | ≫ EDIT

西野氏の発言は、任天堂の社長がちょっと前に
もう複雑なゲームは売れないとかいう
それこそゲームの多様性を切り捨てる発言をしていたので、
それに対するカウンターじゃないんですか。
あの社長の発言のほうがよっぽどネガティブキャンペーンに思えるんだけどな。

| mage | 2008/04/12 17:20 | URL |

>mageさん

>任天堂の社長がちょっと前に もう複雑なゲームは売れないとかいうそれこそゲームの多様性を切り捨てる発言をしていたので、
 マジっすか?
 僕は相当片っ端から岩田社長のインタビュー、講演を読み聴きしていますけど、そういう発言は聞いたことがないんで。出来れば、どこで仰っていたか分かりませんかね。

 「複雑なゲームは売れない(から売れる努力をしなければならない)」か
 「複雑なゲームは売れない(から、今後は出さないようにしよう)」かは、その文脈の中でしか分からないと思うので是非教えてください。


 つーか、任天堂としては自社で『トワプリ』みたいなゲームも作っているし(Wii用にも『ゼルダ』作成中)、他社との共同開発ですが『ファイアーエムブレム』も『メトロイドプライム』も作っていたし、『スマブラ』だって相当複雑なゲームですし。
 DSの『ASH』『ソーマブリンガー』『ヘラクレスの栄光』という“他社との共同開発”3連発や、Wiiでは『ディザスター』『零』を他社と共同で作っていますし、『モンハン』も誘致したし……こんな状況で「複雑なゲームは売れないからもう出さない」と言っているとは到底思えないんですが。

| やまなし(管理人) | 2008/04/12 21:35 | URL | ≫ EDIT

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1075715.html

『ASH』『ソーマブリンガー』『ヘラクレスの栄光』、『ディザスター』『零』『モンハン]
どれも複雑すぎたり相手を殺すゲームだったり恐怖表現だったり
「勉強の邪魔になる」「犯罪の原因になる」ゲームですな。
開発陣は相当なテンションダウンだったでしょう。

こちらのネガティブキャンペーンも批判してください。

| mage | 2008/04/13 01:45 | URL |

売れないとはどこにも書いてないと思うんですが…。
このままでは新しいプレイヤーは現れない、とは言ってますがね。
つまり今までのプレイヤーには複雑なままでも問題なく売れるんですよ。

新規プレイヤーが増えない市場はゆっくりと縮小し、最終的には廃れていきます。
難易度のインフレで新しくプレイする人がいなくなった音ゲーや格ゲーを
知っている人には分かるんじゃないかと。
それが嫌だからDSやWiiを作った。そして新規プレイヤーを開拓した。
私にはそういう記事に読めますがね。

そもそも、既存のゲームをただ嫌っているなら企画段階で弾かれます。
通称任天堂チェックなるものがあるそうですから。

| ↑ | 2008/04/13 06:55 | URL | ≫ EDIT

いやあまったくそのとおりなんですけどね。
売れないという言葉は使っていませんね。

ただ、西野氏の発言がそうであったように。
たったの最後の数行、wiifitのことを書いただけで、
個人のインタビューがまるで他社批判のようにとられてしまったり、あまつさえ
「この発言が原因で売上げが落ちるかも知れない可能性」というネガキャンにまで
発展して曲解されてしまったり・・ということがありえるわけです。

人口が拡大しない=拡大しないゲームは売れない=ウチ以外は全滅だぜッ!!
という風に捕らえられてしまう可能性もあるわけですね。
実際そのようなコメントレスもありましたしね。

| mage | 2008/04/13 12:56 | URL |

>mageさん

>「この発言が原因で売上げが落ちるかも知れない可能性」というネガキャンにまで 発展して
 あーなるほど。「ネガティブキャンペーン」というのは僕の記事のことでしたか。
 この記事が『戦場のヴァルキュリア』のネガティブキャンペーン(不買運動促進)だと思われたのなら申し訳ございません。そんな意図はちっともありませんでした。
 僕は西野さんが『Wii Fit』を批判したとは思っていませんし(何となくな気持ちで発言しただけだと思っています)、仮に批判したとしてもそれが悪いことだとは思っていません。「『Wii Fit』なんかに負けて溜まるか!」という姿勢だったのなら、立派にカッコイイと思います。

 そうした僕の気持ちが伝わらなかったとしたら、それは僕の文章力の問題なので大いに反省したいと思います。ご指摘、ありがとうございます。


>「この発言が原因で売上げが落ちるかも知れない可能性」
 ただ、ここは反論します。
 これは別に“してもいない発言をでっち上げて叩いている”ワケでもなくて、現実的に170万本売れているソフトに対して「ああいうソフトが業界で一番売れるというのは複雑な気持ちになりますよ」と発言をすることが、『Wii Fit』を買った170万人にどう影響を与えるのかということを考えもしないのか、と言いたいのです。

 西野さんは「『Wii Fit』を買っているような人は『ヴァルキュリア』には興味がないんだろうな」と思っているのかも知れませんが、そんなことは全然ないですよ。『Wii Fit』もPS3も持っている人というのはネットを回ればそこら中にいますし、それこそこの記事のコメント欄で指摘されているような「『Wii Fit』から『ヴァルキュリア』に興味を持つ人」だっているかも知れません。
(僕は、その間に繋ぎのソフトが必要だとは思っていますが)

 そうした影響を考えずに発言していることを疑問に思うのですよ。


>こちらのネガティブキャンペーンも批判してください。
 まぁ……何だろうね。
 マジメに答えますけど「高精細なグラフィックや壮大なストーリーを目指すという選択肢もあったが、それではゲーム人口は増えない。」の部分は、賛否両論あって当然だと思います。
 僕自身は岩田さんの発言に同意しますけど……喩えば『マリオギャラクシー』や『メトロイドプライム3』のCMに対して「進化したグラフィックを前面に押し出していればもっと売れたはずだ!」という意見が出てくるべきだと思いますし、Wii本体に関しても(発売が遅れて価格は上がるだろうけど)「HD対応にすればもっと売れたんじゃないか」という議論は起こって当然です。

 一つの発言に、「その通りだ!」という意見も「いや、それはどうなんだよ」という意見も出てくるのが普通のことです(なので、僕は『Wii Fit』への批判もあって当然だと思っています)。
 それこそ「グラフィックの進化ではゲーム人口は拡大しない」という岩田さんの姿勢と、PS3ならではの映像手法でアピールする『戦場のヴァルキュリア』の対比という切り口は凄く面白いと思うんですよ。

 でも、それを「もう複雑なゲームは売れない」「ゲームの多様性を切り捨てる」という(してもいない)発言に置き換えてしまったら何にもならないですよ。「言った」「言ってない」という議論にしかなりません。せっかく面白い切り口だったのに、本当に勿体ないです。


>↑さん
>新規プレイヤーが増えない市場はゆっくりと縮小し、最終的には廃れていきます。
 全面的に同意です。
 でも、多分僕らのような人間がそう受け取れるのは、普段から同様の話を聞いていたり考えたりしているからであって。人によっては「グラフィックはどうでもいいというのか!」「俺達を切り捨てるというのか!」と受け止められてしまうのは仕方がないことなのかなーとも思います。

 実際、「グラフィック」に関しては賛否両論の「否」の意見も分からんでもないですしね。
 僕自身も「グラフィックの進化“だけ”ではゲーム人口は拡大しない」とは思っていますけど、現場ではWii・DSの性能の中でより良いグラフィックを目指しているワケですから「グラフィックも頑張っているって言ってくれ!」と思っている人もいるんじゃないかと思います。


 全てのものがそうであるように、“ゲーム人口拡大プロジェクト”にも良い面・悪い面があって当然ですからね。信者とアンチの罵り合いになっては意味がないですが、議論が起こるのは悪いことではないと思います。

| やまなし(管理人) | 2008/04/13 21:05 | URL | ≫ EDIT

>自分が面白いと思うものを作る」「ユーザーも満足させる」というか。いずれにせよユーザー目線は大事だと思います

私も大事だと思いますが、商品で3ある以上、製作側の考えより、
売り上げを1番に考えなくては、いけないとゆう事と
1部の人のために作る(利益がでない)のでは、商業的に失敗なんですよ。

それでも作るか、利益がでないので売れるジャンルで作るか。
企業としては、後者の方が良いと思われますが、ユーザーにとっては、
どちらが良いか千差万別ですよね。

>「ゲームらしいゲーム」は隅っこに追いやられてしまうような気がします

この辺は、大丈夫と思います。
FF,ドラクエ、スマッシュ、、ゲームらしいのが売れ続ければ、
他の物も、、、と手に取られると思いますよ。

しかし、発売されなかったら、、、、一部のマニアの物になりますね。
でも、昔のゲーム業界も、そうだったような、、、(^^;

| かめのこ | 2008/04/16 19:38 | URL | ≫ EDIT

>かめのこさん

>企業としては、後者の方が良いと思われますが、ユーザーにとっては、どちらが良いか千差万別ですよね。
 そうですね。
 「切羽詰っている」会社はともかく、現実的には1本1本のソフトの利益(売上げ)よりも「ユーザーに喜ばれる」ことの方が重要なケースは多いはずなんですよね。『アイマス』とかファンディスクとかの商法は分かりやすいですが、その他にもコアなファンに支えられているメーカーだとか、ハードメーカー(&ハードメーカーから援助が出ているソフト)の場合はハードを買ってもらうために採算を度外視することもあります。

 要は、「ユーザーによって価値観が違う」ことをどう利益に繋げるかということで……それは必ずしも「売れそうなソフトを出す」だけじゃないよなーと思いました。


>ゲームらしいのが売れ続ければ、他の物も、、、
 個人的には、やっぱり「ゲームらしいもの」「ゲームらしくないもの」を分けていくのは抵抗ありますね。
 ゲームランキングとかなら別に好き勝手やればイイと思いますけど、売り場を分けてしまうと「あっちは得体の知れないもの」「こっちは安心できるもの」みたいに思っちゃう人もいると思いますし。その両側を近付けていくことこそが営業努力だと思うのです。

| やまなし(管理人) | 2008/04/16 20:19 | URL | ≫ EDIT

"ゲームという言葉への個々人間の認識のズレ"については,任天堂のいわゆる非ゲームの謗りを受ける一群の商品が妙なところでゲームらしいエッセンスを発揮してるからのような気がする。
ゲームは黎明期から無意識的に発達課題をクリアさせていく構造であって,「楽しみながら発達させる」ことに一番上手く成功していた。近年はこういったゲームの方法が技術習得の場で注目を浴びている。それをDSやWii Fitでは一足早く,さらに一足飛びに楽しい形で実現してしまっていて,実際にこれをやった人であれば,これと実用ソフトが同一のジャンル分けで正解なのか疑問がわくように思う。
あんまりゲームの定義に意固地になっても特に利益も無く損なだけなんじゃないかな。

| け糸 | 2008/04/17 15:28 | URL | ≫ EDIT

>け糸さん

>ゲームは黎明期から無意識的に発達課題をクリアさせていく構造であって
 その通りだと思います。
 『脳トレ』にしても、『Wii Fit』にしても、構造的には『スーパーマリオ』のそれとほとんど一緒なんですよね。それの難易度が人によって違いますし、「ピーチ姫を助ける」ほどに「脳を鍛える」という目標は(ゲームをする人の中の)万人に共通ではないというだけで。

 後追い……というと響きは悪いし、そのほとんどのソフトをやっていない僕が言える筋合いではないのですが。それに続いた実用ソフトは『脳トレ』の「実用をゲーム風味にアレンジ」の“実用”の部分だけを追ってしまったという印象があります。
 それは任天堂発売(開発は別会社ですけど)の『常識力』とか『文学全集』もそうですね。

 ただまぁ……そうした『常識力』とか『文学全集』も、それはそれで面白いから区別をするのが難しいのですが。

>あんまりゲームの定義に意固地になっても特に利益も無く損なだけなんじゃないかな。
 これは物凄く真実を貫いているような……(汗)
 極論してしまうと、「楽しければイイ」「楽しんでくれる人がいればイイ」んですよね。

 ただ、やっぱりその分野を自分の趣味にしているような人(僕含む)にとっては、定義論という「どうでもいいこと」が楽しいのも確か。サッカーファンが語る「理想のツートップ」論みたいな話で。

| やまなし(管理人) | 2008/04/17 20:53 | URL | ≫ EDIT

遅レスですが、

過去にシューティングばかり作っていて、潰れた会社がありました。
スト2により、格ゲーブームによって、潰れたんですね。
まぁ格ゲーが悪いとは、いいませんが、ブームにより、
店に格ゲーばかり、他は脱衣麻雀とテトリス、ぷよぷよ、ってな店ばかり。

売り上げが少ないシューティングは、置かれなくなったんですね。

そりゃインカムが少ないより、多い格ゲーを選ぶ店も当然。
売れる格ゲーを作るメーカーも、当然。
そこで、ユーザーがシューティングをやろうとしても
店にも置かれない。店にも置かれないから、新規のユーザーが増えない
と悪循環。

とまぁ、ブームは新規ユーザーを増やすけども、ブームがさったら、
市場を殺す事も、あるのです。
かならず、ミドル・ヘビーユーザーにならないんですね。
ただ、やめるだけ。

さて、Fitや脳トレがメチャメチャ売れました。
極端な事を言えば、メーカーが、低コストで利益が出る脳トレやFitみたいなゲームだけ
発売してたら、どうなるか?

それでも満足な人も居るだろうけど、
やはり、個人的に昔ながらのゲームも出てほしいんですよ。

あくまでも予想ですが、
Fitや脳トレ等のソフトは、無くなっていき、
過去のようなソフトが売れていくと思いますが、
それまで弱小メーカーが耐えられるかが心配です。

それと、ちょっと気になったので、

>け糸さん
>ゲームは黎明期から無意識的に発達課題をクリアさせていく構造であって
 その通りだと思います。 『脳トレ』にしても、『Wii Fit』にしても、構造的には『スーパーマリオ』のそれとほとんど一緒なんですよね。それの難易度が人によって違いますし
、「ピーチ姫を助ける」ほどに「脳を鍛える」という目標は(ゲームをする人の中の)万人に共通ではないというだけで。

私は、
脳を鍛えるために、”脳トレ”やってるのであって、”ゲーム”って意識ないんですよ。
遊びって意識じゃなく、脳の回転をよくするために。

目的意識の違いがあるから、ズレがあるのかなぁ。

| かめのこ | 2008/04/27 02:57 | URL | ≫ EDIT

>かめのこさん

>やはり、個人的に昔ながらのゲームも出てほしいんですよ。
 同意です。
 何をもって「昔ながらのゲーム」なのかの境界線は人によるんですけど(喩えば『Wii Sports』とか『ボウガントレーニング』はどっちになるのか)、自分が好きなゲームのジャンルが消えていくのは辛いですからね。
 僕はゲームが2D→3Dになった時期に一度ゲームを辞めているので、その気持ちは凄く分かります。レースゲームも音ゲーも好きじゃないし苦手でほとんどやらなかったので、それと似たものを『脳トレ』や『Wii Fit』に感じると考えれば凄くよく分かります。


 でも、こういうことを書くと「レースゲームはゲームだけど『脳トレ』はゲームじゃないじゃないか!」と堂々巡りになるという(笑)。

>かならず、ミドル・ヘビーユーザーにならないんですね。
 でも、コレ……2006年の頃から「『脳トレ』ブームの後にはユーザーが残らないからゲーム業界はダメになる!」って言われていましたよね。で、『脳トレ』ハマった人が2008年に『Wii Fit』を買うと「『Wii Fit』を買ったユーザーは他のゲームを買わないからゲーム業界はダメになる!」と言われるという。

 まぁ……次に繋げることが大事だとは僕も思うんですけど、それを言うと全てのジャンルのゲームがそうだったと思うんですけどねぇ。どっちにしろ今年の年末に繋げられるかが鍵ですかね。『Wii Music』じゃ弱いと思いますし。


>メーカーが、低コストで利益が出る脳トレやFitみたいなゲームだけ発売してたら
 これはもう、「『脳トレ』の二番煎じは売れない」というのが共通の認識だと思います。
 ユーザーインターフェースと宣伝力(資金)に優れている任天堂の作品と、十年単位で草の根運動を続けていたロケットカンパニーの『漢検』くらいしかヒット作は出なかったと思います。

 低コストだから試してみたけど、結局はダメだったから撤退したのがほとんどじゃないですかね。
 現に『Wii Fit』の後発作品は、去年のE3の発表から10ヶ月近く経っていますけど1作品も出てきていません。ロケットカンパニーがフィットネスソフトを発売予定にしているくらい。みんな『脳トレ』ブームの時に学んでいるんですよ。(『Wii Sports』の亜流も数があまり出なかったし)。
 当然ですけど、バランスWiiボードを持っている家庭は『Wii Fit』を持ってますから、ダイエットソフトを出すよりは『ファミリースキー』のような形の方がユーザー受けはするんですよね。

 「Fitや脳トレ等のソフトは、無くなっていき、」の部分が何を指すのかにも依りますが。単純に「トレーニングソフト」として考えれば僕も減っていくと思います。トレーニングソフトは題材が限られていますからね。
 ただ、ユーザー拡大型のソフトは出てくると思いますし、出し続けるべきです。任天堂だけじゃなく他のメーカーも。でなければ、それこそいつかはパイが縮小してなくなってしまいますから。


>目的意識の違いがあるから、ズレがあるのかなぁ。
 これはこっちの記事(http://yamanashirei.blog86.fc2.com/blog-entry-637.html)に書きました。僕は『脳トレ』や『Wii Fit』が役に立つとは思っていないので、娯楽として楽しめるんです。この考え方は少数派でしょうけどね。

 「『脳トレ』が役に立つと思ってプレイしている人」もいれば、「『脳トレ』がゲームにしては役に立つなと思ってプレイしている人」もいて、僕のように「『脳トレ』は役に立たない娯楽ゲームだと思ってプレイしている人」もいるということです。

| やまなし(管理人) | 2008/04/27 20:57 | URL | ≫ EDIT















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