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5月4日に学校へ行ったことがある人は30歳以上

 Wiiの『みんなで投票チャンネル』にて、「4月29日が昭和の日だって知っていた?」という御題が出ました。そんな日の存在すら知らなかった僕、名前だけは聞いたことがある母、バッチリ知っていた父……と、やまなし家では見事に票が分かれて「世の中には知らんことがあるんだなー」と驚いたのですが。それ以上に驚いたジェネレーションギャップがありました。


 4月29日が昭和の日になったのは2007年の祝日法改正からなんですが……それまでの4月29日は「みどりの日」でした。世代によってはそれ以前を知らない人もいるでしょうから解説すると、それ以前(昭和天皇がご存命だった頃)は「天皇誕生日」だったのです。

 まとめると……こんなカンジ。

【4月29日の祝日としての名称】
 戦後(1949年)~1988年:天皇誕生日
 1989年~2006年:みどりの日
 2007年~:昭和の日


 ちなみに、2007年以降4月29日ではなくなってしまった「みどりの日」は5月4日に割り当てられることになったのですが……この5月4日こそ、親子で意見が分かれたところでした。
 僕は5月4日は(2006年までは)「国民の休日」という祝日だと認識していたんですが……母曰く、「5月4日は別に休みじゃなかったじゃん」とのこと。

 「じゃん」と言われても……あんたが学生の頃の昔話をされてもなぁと僕が言うと、「いやいや、5月4日が休みになったのはつい最近のことだ」「お前も小学校の頃は5月4日に学校へ行ってたじゃないか」と。
 はて……そんな記憶はないぞ。

 父に訊いてみると、今度は更に新説「4月29日がみどりの日になった時に5月4日が祝日になったんじゃなかったっけ?」とのこと。つまり1989年以降は5月4日が祝日になったという説ですね。はて……これも僕の記憶と一致しません。
 僕は1981年生まれなので、1989年の時点で8歳(小学2年生)なんです。父の説があっていると、小学1年生の時には5月4日に学校へ行っているということになります。そもそも、その2年前(1986年)から幼稚園に通っていましたし。


 家族全員の証言がすれ違う、まさに真相は『藪の中』――――――



 とはなりません。
 今の時代、困った時はインターネットです。

 Wikipedia先生に訊いてみましょう。

 5月4日が「国民の休日」となったのは、1985年12月27日の祝日法改正以降だそうです。
 ただし、この「国民の休日」は「日曜日」や「振り替え休日」のように“元から休みの日の場合”は適用されなかったので、5月4日が日曜日だった1986年、月曜日で振り替え休日だった1987年は適用されず、初めて適用されたのが1988年とのことでした。


 なるほど!
 幼い頃の僕の記憶は正しかった!

 僕が小学校に通い始めた1988年はもちろん、幼稚園に通い始めた1986年の時点で5月4日は「休みの日」だったんですね。納得。


 そう考えると……5月4日に学校へ通ったことがあるという人は、遅くとも1985年に小学校へ入学した人ということになります。1985年に満7歳になる人(早生まれの人は満6歳)というのは、1978年生まれということですよね。

 つまり……今年(2008年)30歳になるという人が、ギリギリ「5月4日に学校へ行ったことがある」人となるのです。


 母の証言がアレだった理由も何となく分かりました。僕の兄貴は1977年生まれなので、兄貴は5月4日に学校へ行ったことがあるんですよ。「お前も小学校の頃は5月4日に学校へ行ってたじゃないか」という勘違いは、兄貴と僕を混同したということですね。



 「だから何だ」と若い人は思うことでしょうが……
 実を言うと、この1978年生まれ付近というのは文化的に大きな意味を持っていたりするのです。ギリ団塊ジュニア世代というか、ポスト団塊ジュニア世代と言いますか(Wikipedia参照)。
 とにかく人口が多かった世代なんですよね。地域にもよるんですが、ウチの小学校なんかは上の世代と僕の世代と下の世代で露骨にクラス数が違いましたもの。1学年5クラス・4クラス・3クラスと、学年が幼くなるほどクラス数が減っていました。


 「それがどうした」と思うことなかれ。
 子どもの人口が多いというコトは、そこにかけられる消費も多く、子ども世代に向けたヒット作が爆発的なビジネスチャンスになるということです。
 分かりやすい例を挙げると……少年ジャンプの超黄金期とか、ファミコンブームが当てはまりますね。今でもこの世代(30代前半くらい)の人口は変わらず多いワケで、これらの世代に向けてその時代のリバイバル商品が出続けるというのもそういう理由なんでしょう。

 ちなみに、偶然もあるんですが……少年ジャンプの発行部数が少年マガジンに抜かれた時期(1997年11月)と、任天堂がプレイステーション陣営にシェア争いで敗れた時期(1996~1997年頃?)がほぼ同じ時期というのが興味深いですね。

 まぁ、97年に『ONE PIECE』開始して世代交代を上手く行った少年ジャンプと(2002年に首位奪還)、2005年に新規ユーザーを大量獲得するまで苦しみ続けた任天堂では歩んだ道が違いますが……
 この辺は漫画とゲームの違いがありますからね。こないだの話題で出てきたコストの面もありますし、「ジャンプとマガジンを両方読む」人は少なくないけど「プレステと64の両方を買う」人は少数派というか。




 話が逸れまくりました。
 要は、現在の30代前半の層(5月4日に学校行ったことがある人達)をどう獲得するかがマーケティングの鍵になるということです。手軽に遊べるDSやWiiが売れたのだって、そういう理由が大きかったでしょうしね(DVD目当てにPS2が売れた理由も当てはまるかも)。

 なるほど……団塊世代がムチャクチャ人口多くて、その子ども世代の団塊ジュニア&ポスト団塊ジュニア世代の人口も多くてそこに向けた商品がヒットするということは……“団塊ジュニア&ポスト団塊ジュニア”の子ども世代である団塊ジュニアジュニアやポスト団塊ジュニアジュニアを狙った商品も狙い目というコトか!!
 ……とはならず、実際にはこの世代は「子どもを作らない」「結婚しない」人が多いから、政治家の人達が少子化を何とかしなくちゃならん!と息巻いているんでしょうね。そうすれば経済も一気に活性化するだろうと。




 結局のところ、祝日の話はあんま関係なかったですね……

 最後に蛇足ながら、今回一番驚いたのは「国民の休日」とは5月4日のことではなくて、祝日と祝日にはさまれた日が休みになるという制度なので―――来年2009年の9月22日も「国民の休日」になるだろうってことでした(Wikipedia参照)。

 スゲー!こんなこと、俺とWikipedia先生しか知らないんじゃないか!と思ってググってみたら、大量にページが出てきました(笑)。何だ……割かし、みんなフツーに知っていることだったのか。


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