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結構有名な話ですが、「寄生獣」の英語版では、左右反転のために
「ミギー」が「ヒダリー(lefty)」になってるんですよね。
それどころか普通の登場人物の名前まで海外風に変えられたりしてました。
(「田村玲子」が「タマラ・ロックフォード」になってるとか何とか…。)
英訳版「寄生獣」が出たのはもう10年くらい前なんですが、
この10年でずいぶん漫画文化が世に浸透したんだなぁと、ちょっと感動。
世界中の漫画スキーが日本語を覚えてくれる日もそう遠く無いかもですね。
ところで、これは何も漫画に限ったことでは無いんですが、
日本語のタイトルも英訳するとだいぶ雰囲気が変わってしまいますね。(逆もまたしかりでしょうけど。)
上で挙げた「寄生獣」なんかも、英語版では「parasite」になってて味もそっけも無いです。
「ちのしあわせ家族」は英訳したらどうなるのか、ちょっと気になってしまいました(笑
【2008/05/29 22:52】
URL | ああああ #gIYQI5Sw [ 編集]
>ああああさん あぁ!確かにその話、聞いたことがあります!
ミギーがヒダリーになっているのは可愛いと思うのですが、日本人の名前が変えられてしまうのは辛いですね。作者としても、一生懸命悩んで考えた結果その名前にしたのでしょうし。背景は日本のままなのに名前が外国風というのも謎ですし。
これは漫画文化というよりは「海外の文化の取り入れ方」みたいな話で、グローバル化によって海外文化をなるべくそのまま取り入れる方向にシフトしていったということなのかも知れませんね……
この辺りの「漫画の海外展開におけるローカライズの移り変わり」とかは、普通に論文にして発表しても面白そうですね(笑)
>「寄生獣」なんかも、英語版では「parasite」になってて
ホントだ、なんだこりゃ(笑)。
映画も昔は「日本語に直した独特のタイトル」になっていて、アレは味があって良かったんですが……最近のハリウッド映画なんかはそのまんまのタイトルでどれがどれだか分からないことがほとんどです。
Xbox360の洋ゲーなんかもそのまんまの英語タイトルで区別つかないんで、「日本語に直して売ればイイのに」と僕なんかは常々思っていたんですが……
僕らが『寄生獣』を『parasite』にされるとイヤなように、現地の人は「日本語になんか直さないでくれ!」と思うのかも知れませんね。
逆に言うと……『NARUTO』みたいに意味も何もない主人公の名前のタイトルって、世界共通で『NARUTO』なんですよね。まさかそれを狙ってのことではないでしょうが、結果としては上手いなあと思いました。
>「ちのしあわせ家族」は英訳したらどうなるのか、ちょっと気になってしまいました(笑
エキサイト翻訳さんに頼んだら『Happy family with blood』というタイトルにしてくれました(笑)。blood付くだけで、もうイメージが全然違う……
【2008/05/30 22:04】
URL | やまなし(管理人) #KBwqQFSI [ 編集]
ちょっと申し訳ないのですが、例に挙げてくださったページ、
自分の場合は縦書きのままでも3コマ目と4コマ目のフキダシを読む順番を間違えました。
もともと、画面やコマ全体を一気に受信しているので、視線は絵のあちこちにも飛びますし
ほとんど瞬時に「あ、文脈からするとこっちのフキダシが先か」と理解して
また視線が行きつ戻りつしている感じです。
書き文字でざわめきが表現されているような場合、絵の一部として面で読んでたりしませんか?
普通に読んでいても前のコマに戻って読み返すことも多いですし
気に入ったコマなんて舐めるように隅々までw
少女漫画など、読む順番が分からないという中高年男性は日本人でもいらっしゃるようです。
あと英単語などは、ネイティブの方はいちいちアルファベットを左から右へ視線でなぞったりせず
我々が漢字を読むように、単語ひとかたまりで意味と読みを認識するそうです。
長いセリフのフキダシは縦長になりますし、そうすると英訳は1単語か2単語で改行です。
意外に、視線はZ型にジグザグせず、太い↓型に移動しているかもしれません。
【2008/05/31 15:09】
URL | *** #- [ 編集]
>***さん うーん。そうですか、肝に銘じておきます。
もちろんこの手の話は個人差があるので、何となくの「目安」でしかありませんね。
浦沢先生が「漫画を読む才能」について語ったのを聴いてナルホドと思ったことがあるのですが……この辺の演出を上手く自分で調節して、(ひょっとしたら作者の想定以上に)“最高の間で漫画を読める”技術というものがあるそうです。メディアミックスされたものを見て「漫画の方が面白かった!」と思うのは、そういう人に多いとかうんたらかんだら。
……なんか、話がズレちゃったような気がする。
>我々が漢字を読むように、単語ひとかたまりで意味と読みを認識するそうです。
この辺は突き詰めていくと、言語学とか認知学とかの領域なのかな。
英単語の話は僕には分かりませんが、日本語の台詞でも「1行」の中身によって様々だったりしますね。
「田中
くん!」
とまぁ、こんなカンジにフキダシ内で2行の場合でも「一単語」として認識されやすいものはジグザグしないとかなんとか。この辺は意識して出来るというよりは結果論になっちゃうんですけど、意識してやれば「ここは上手く“間”が合わないなー」というのも直せるのかも知れませんね。
ただ……実際には「絵にかぶさるかどうか」の方が大切なので、“演出”とか“読みやすさ”を犠牲にすることの方が多いというのも現実だったり。“何か目を引く絵”がないと読んでもらいすらしませんから……あんまり考えすぎると鬱になりそうなんで、この辺で。
【2008/05/31 20:07】
URL | やまなし(管理人) #KBwqQFSI [ 編集]
海外に訳されたものの例 なかなか興味深い記事なのでコメントさせていただきます。
自分のブログで幾つか紹介してるのですが、アルファベット圏でも90年代中盤以降に発行されている日本産「MANGA」はそのままで出版される場合が多いようです。
ttp://d.hatena.ne.jp/soorce/archive?word=%2a%5b%b3%a4%b3%b0%cc%a1%b2%e8%5d
これはイタリアで出版された「STEEL BALL RUN」の巻末に書かれていたものですが、こういう順番で読むものだよ、という解説がちゃんとついてました。
ttp://photozou.jp/photo/show/8814/2000168
ttp://photozou.jp/photo/show/8814/2000171
ttp://photozou.jp/photo/show/8814/2000175
また、これは鋼の錬金術師の日本語版とフランス語版の比較ですが、もともとの状態でも縦書き・擬音・横書きが混在してるのがこんな感じで置き換えられています。
ttp://photozou.jp/photo/show/8814/4636737
ttp://photozou.jp/photo/show/8814/4636740
ただ、フォントサイズと文字数の兼ね合いとかで、もとの迫力を伝え切れないようになってる場合も。
ttp://photozou.jp/photo/show/8814/4636773
ttp://photozou.jp/photo/show/8814/4636775
こんな感じで、吹き出しにおさめるのはやはり形状と文字数的に苦労してそうですが。
あと、視線誘導の話になると、日本語でも擬音では横に書かれてる(たとえばONE PIECEの「ド ン!」とか)んで、必ずしも文字を追って視線が動いてるとは思えないんですね。
なのでそれはまた別の話になるんじゃないかと。(その全体が目に入った時点で認識は完了していて、いちいち読んでない?)
あと、日本の漫画家が初めから逆開きで描いてる漫画はやまなしさんが例に挙げていたファミ通連載漫画の殆ど全て(現在なら「たかまれ!タカマル」とか「いい電子」)はたしかにそうですし、
現在HXLで連載されている「火星のココロ」( http://comics.yahoo.co.jp/magazine/hxl/kaseinok01_0001.html)
なんかもともと逆ですね。
まあ、海外漫画に関しては実物を見てみるのが一番早いと思いますよ。東京の丸善とかで結構売ってました。
(ただ、かなり良いお値段になってましたが。1巻1500円くらいとか)
すいません、URLが多すぎるとはじかれたんで一部h抜きです。
【2008/06/01 09:21】
URL | soorce #mQop/nM. [ 編集]
>soorceさん なるほど、コレは参考になりますね。
『スティール・ボール・ラン』の見本ですと、僕が例に出したような「縦にならんだフキダシ」は相当グレーゾーンではあるんですが……元々、あれは“悪い例”だった気もしますしね(笑)。むしろ、これくらいシンプルなルールの中で描けという教訓なのかもと思いました。
>もともとの状態でも縦書き・擬音・横書きが混在してるのが
こういうのを知ると、日本が如何に“漫画に向いた文化”の国だったのかと思いますね。
和洋折衷ごちゃ混ぜなところとか、黒髪黄色人種が圧倒的に多いとことか。
縦書きには縦書きの用途、横書きには横書きの用途があるので、片方しかない国だったら漫画の表現がここまで多様化しなかったかも知れませんね。
>日本語でも擬音では横に書かれてる
擬音はケースバイケースかなぁ……
「背景に溶け込まして迫力を増す」ケースや、「視線誘導を助ける」ケースや、「1コのフキダシと同じように扱う」ケースがあると思います。多分、描いている側の意識よりもずっと、読んでいる側はさほど目に留めていないんじゃないかと思う最近。
あとはまぁ、2文字の擬音は1文字と同じニュアンスだったり(この辺表現が難しいですね……)、同じ音が繰り返されている場合は“かたまり”として捉えられるとか、ありそうです。ちょっと研究し始めるとキリがなさそうな……
【2008/06/01 20:44】
URL | やまなし(管理人) #KBwqQFSI [ 編集]
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