やまなしなひび-Diary SIDE-

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携帯電話用ゲームの『勇者死す。』がスゲー面白そう

 ゲーム業界も夏商戦が近づきつつあって、僕も「どのソフトを買おうかなー」と迷っていたのですが……ここに来てデカい球が発表されてしまったので、これまでの予定を全部すっ飛ばすことにしました。


 DS版『クイズマジックアカデミー』の発売は9月になりそうだとか。

 今週発売のファミ通早売り情報ですかね。
 クイズゲームを遊びたい熱が高まりつつも、このゲームが出るからとこれまで他のクイズゲームを我慢してきた僕としては、他の何を犠牲にしてでもコレを買わなくては。アーケード→DSへの移植ということでどうなるかは分かりませんが、僕はアーケード版をプレイしたことがないんで情報を入れずに楽しみに待とうと思っています。

 しかし……超楽しみなのは楽しみなんですけど、「ワイヤレスプレイ対応」ではあるものの「ダウンロードプレイ対応」ではないっぽいんですよ(対戦時には人数分ソフトが必要ということ)。
 メインはオンライン対戦なのかも知れませんが……パーティゲームのような使い方をしたかった自分としては残念かも。


 とにかくコレで、7月末の『どき魔女2』→9月『QMA』とDSソフト2連発になって。
 Wiiはバーチャルコンソール専用機になりそうです(笑)。まぁ、WiiはWiiで今『パンヤ2』を再開してハマっているから新作ソフトを買っても遊ぶ時間はないんですけどね。とりあえずアリンに絶対領域完備させて太ももにハァハァしています。


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 今日の本題はここから。
 僕の携帯電話は5年前に700円で買ったものなので残念ながらこのゲームは遊べないのですが、非常に面白そうな携帯電話用ゲームソフトがレビューされていたのでご紹介。

 モバイルゲームレビュー「勇者死す。」

 公式サイトはこちら
 簡単に説明させてもらうと―――勇者が魔王を倒したところから始まるRPGです。勇者は魔王を倒すのと引き換えに自らの命を落としてしまうのですが、神の導きによって5日間だけ生き返ることを許されます。なので、魔王を倒した後の世界を5日間だけ体験出来るゲームということでしょう。

 「5日間」という限られた時間の中では全てのイベントを起こすことが出来ず、大体3~5周はしないと全てのイベントを見ることは出来ないとか。「5日間」の中で「休憩」や「移動」をするのにも時間を費やしてしまうし、時間の配分が重要なゲームになりそうです。
 レビューではパズルゲームに近いと書かれていますが、これだけの情報を読んだカンジでは僕は『ときめきメモリアル』のような恋愛アドベンチャーゲームを連想しました。


 主人公である勇者は徐々に死に向かっているので―――ゲームスタート時は“魔王を倒した最高レベル”の状態ですが、徐々に力が衰えていき、一つ一つ魔法や装備が使えなくなっていくとか。
 これを「何それ、全然RPGじゃないじゃん!」と思うか、「そうそう!現実ってそういうもんだよね」と感情移入してしまうかは年齢に依りそうですよね(笑)。


 んで、ゲーム内で5日間が経過すると主人公は死亡。
 エンディングは必ず“主人公の葬式シーン”になり、その5日間の行動によって墓前に現れるキャラが変わるマルチエンディングだそうです。


 これを読んで「スゲー面白そう!」と思うか、「そんなとこゲームで描かなくてもイイじゃん」と思うかは人それぞれでしょうけど、恐ろしいほどにモロタイプな設定のゲームで僕は鳥肌が立ちました。
 「主人公が死ぬところから始まる」という設定なんか、僕が描いた『Re:Survival』という漫画と一緒ですしね(笑)。こういう話が大好きなんですよ、僕。




 また……「限られた時間を使って自由に動き回るRPG」ということで、僕が好きだったフリーゲーム『シルフェイド幻想譚』っぽくもありますよね。あれは「15日後に世界が滅ぶので何とかして下さい」というRPGで、時間に絡めたイベントと取捨選択が非常に秀逸でした。
 公式サイトはこちらで、3年前に僕が書いた感想はこちら。無料のゲームで1周6~8時間くらいで終わるので、興味がある方は是非!(出来れば1周目はネタバレ情報入れずにプレイして欲しい)


 『勇者死す。』の話に戻します―――
 『勇者死す。』は、『リンダキューブ』や『俺の屍を越えてゆけ』で有名な桝田省治さんが暖めまくった作品だそうです。僕はプレイしたことがない作品ですけど、この2作品とも「従来のRPGとは違う」独自色の強いRPGとして有名ですよね。
 この『勇者死す。』も非常にアクの強いRPGという印象を受けましたし、『リンダキューブ』や『俺の屍を越えてゆけ』の作者のゲームと聞いて物凄く「ナルホド」と思いました。


 「勇者死す。」で検索してみたところ、『Runner's High!』さんの記事が出てきました。2005年の企画書公開の段階からこのゲームをチェックしていたそうですね。流石、『大奥記』を2年も追い続けてきた人です。『勇者死す。』を『大奥記』と一緒にはして欲しくないでしょうけど(笑)。

 『勇者死す。』が遂にゲーム化! (ただし携帯アプリで)

 記事内で整理されている関連リンクも驚きの内容。10年前に考えられたという企画書まであり、企画書段階では「主人公の寿命は5日間」ではなく「主人公の寿命は10日間」だったことが分かります。携帯電話向けソフトにしたことで、かなりの要素を削ったのかな?(企画書とはそうやって詰め込むものという気はしますが)

 というのも……桝田さんはこの企画書を各ゲーム会社に売り込んだものの、「面白そうだとは思うけど売れなさそう」と突っぱねられ続けたそうなんですよ。
 確かに僕も『シルフェイド幻想譚』の感想を書いた際に「(商業ゲームではなく)フリーゲームだからこそ許される独特のゲーム」と評しましたし、『シルフェイド幻想譚』以上に『勇者死す。』は楽しめる人を選んでしまうゲームだと思います。


 でも、このアイディアを「売れなくてもイイから作ってみようよ!」と言えなかったのがここ10年のゲーム業界なのかーと、ちょっと唖然としてしまいました。もちろん桝田さんがどこか大きな会社の人だったら話は変わったかも知れませんが、結果として10年も陽の目を見なかったワケですからね。




 冒頭にも書いたように僕はこのゲームが動く携帯電話を持っていませんし、新しい携帯電話を買う予定もないので―――是非、家庭用に移植してもらいたいです。
 DSとか、Wiiウェアとかでも面白そうじゃないですか。ベタ移植で、DSの片方一画面は真っ黒とかでも良いですから!(流石にそれでフルプライス5040円とかなら腹立つだろうけど)

 つーか……Gモードは携帯電話向けのソフトをWiiウェアに移植させているので、Wiiウェアがビジネスとして軌道に乗ってきたら可能性はあるんじゃないかと期待をしています。
 Wiiウェアに必要なのはこういうゲームなんですよ!「面白そうだけど売れなさそう」なソフトの可能性を広げるのがダウンロード販売だと岩田さんも仰っていたじゃないですか。頼む~、頼む~。




 ところで……僕が今回のゲームレビューを読んで一番興奮したのはココでした。

<以下引用>
 しかも彼女たち5人のヒロインとは、エンディングにもかかわる重要なイベントがある。あるアイテムを仲間のキャラクタにプレゼントし、宿屋に宿泊するとイベントが開始される。ヒロインは勇者が生きた証を私の中に残してほしい、残りわずかな命を受け継ぎたい、と申し出てくるのだ。
</ここまで>

 孕ませゲームだったのか!!
 しかも、ヒロインの中にはロリなボクっこがいるんですが……それで良いのか。けしからんから是非とも家庭用に移植して下さい。出来れば王女様とも子作りしたいので、移植の際には追加要素として希望!

 まぁ、『俺の屍を越えてゆけ』も子作りを延々と続けるゲームだそうなんですが……
 この辺の感覚も、僕が惹かれる理由なのかも知れませんね。うーむ……マジで家庭用に移植してくれませんかねぇ。新作RPGが売れない現在だからこそ、こういうソフトが脚光を浴びるチャンスだと思うんですよ。


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| ゲーム雑記 | 18:01 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

レビューを読みましたが、これはとても面白そうだと思いました。
「限られた時間内で何を残すか」…5日間という制限時間、時間経過による能力低下、生前の行動によって左右されるマルチエンディング…搭載されているゲームシステムが作品のテーマに直結していると言えば良いのでしょうか。 (語弊があるかも知れませんが)携帯アプリだとは思えないくらいに良く出来ていますね。
恋愛要素が詰め込まれているのも個人的には好印象です(笑)

…丁度自分の携帯はDOCOMOなので…やってみようかな?w

| じぇふ茶 | 2008/06/12 23:42 | URL | ≫ EDIT

はじめまして。最近よく拝見させて頂いております。
僕もこのゲームに大変興味があるのですが、携帯がauなので
対応してないんですよね…ぜひとも家庭用移植を希望しているところです。

ところで、記事中に何度か「面白そうだけど売れなさそう」という意見が
かかれていますね。
僕も同じ印象を持ってはいるのですが、しかし具体的に「売れなさそう」なポイントが
思いつかないのです。
もし良ければ、やまなしさんがどういったところを「売れなさそう」と感じたのか
お聞きしたいです。

| maenou | 2008/06/13 00:59 | URL | ≫ EDIT

私も桝田省治さんのゲームは結構好きで、何作かプレイしています。
桝田さんのゲームって、最初の世界観とかシステムとかも「こうきたか!」と思わず膝を叩いてしまい、そらにストーリーも「うわ、こうきちゃうの!?」と唖然とさせてくれるものが多いんですよね。
ただこういうゲームって、ある程度王道のゲームをプレイしてきた人が手に取って遊ぶイメージがあります。
素人には扱いが難しい玄人好みのゲームとでもいいましょうか。
その辺が、「(僕から見たら)面白そうだけど(一般には)売れなさそう」という感想になるのではないでしょうか。

桝田さんのゲームの中では、「ネクストキング」が一番好きです。
ボードゲーム風で、12人の女の子から一番多く支持された人が勝ちというゲームでした。
週の前半で女の子のところにいき、後半で王様から出された課題の地まで一緒に行く、という感じで進んでいきます。
ライバルがいるので、熱い戦いになります。狙ってる女の子のところに、先にライバルが着いたときの悔しさったらもうね……。

ラストには、支持してくれた女の子の中から一人選んで求婚することができます。
次期王様には成れても、女の子には振られる……なんてこともあるのです。
もちろん逆に、王様には成れなくても女の子と結ばれることもあります。
(そういえば、このゲームにもロリなボクっこがいたような……)

ギャルゲーとして見たら斬新なシステムで面白いのですが、ボードゲームとしたら一発逆転可能なキングボンビーみたいなシステムがないのが弱点でしたかね。
その辺を強化して、ぜひリメイクなり続編を出していただきたいものです。

| メルト | 2008/06/13 13:02 | URL |

>じぇふ茶さん
 おぉ!プレイなさったら、是非感想かプレイ日記かをお願いします!
 このゲームも配信から半年が経っているくらいなんで、世間から注目されるのは「プレイした人の評判」しかないと思うんですよ。そういうところから注目されて家庭用への移植になるかも知れないし、そうしたら僕も儲けもんです(笑)。

 携帯電話のゲームをちょっと侮っていたなぁと反省しました……
 個人的には携帯電話でゲームをするのには抵抗あるんですけど、そういうところから面白い商品が出てくる時代になるのかも知れませんね。電話機能のない携帯電話がないもんかなぁ。


>maenouさん
 ムムッ、鋭い指摘ですね。初めまして。

 個人的な憶測になってしまいますし、記事もダラダラとまとまりがない文章になりそうだったので割愛したんですけど……僕自身はこのゲームを「売れなさそう」とは思っていないんですよ。なので、その指摘を受けた時はドキッとしました(笑)。
 記事内で「売れなさそう」と書いたのは、「各ゲーム会社には売れなさそうと突っぱねられ続けた」のと「Wiiウェアに必要なのはこういう売れなさそう(とゲーム会社が判断した)ソフトだろう」の2箇所だけだったと思います。こういうゲームこそが口コミで数を伸ばして偉い人が思った以上に売れるだろうから、Wiiウェアで出してくれ!と思っています。

 もちろん何十万本も売るのは難しいとは思いますけど、「今更3DダンジョンRPG?」と言われた『世界樹の迷宮』も商業的には成功したので、宣伝次第では採算が取れる程度には売れると思います。
 元々、「このゲームを楽しむユーザーはグラフィックを重要視しないだろうから開発費もかからないんじゃないか」という企画書だったみたいですし。採算分岐点は低く抑えられるでしょう。
 DSかPSPが第一候補でしょうが、パッケージの必要がないWiiウェアなら更に採算が取れそうですね(ただ、Wiiウェアの場合はまだ商業的な認知度が薄いのが問題ですけど)。

 ……更に、桝田省治さんのネームバリューもありますからね。
 あまりゲームはやらないけど『俺の屍を越えてゆけ』はサブカル系の雑誌に取り上げられていたので遊んだという人も多いでしょうし、その作者の新作でこの内容なんだからと宣伝すれば興味を持つ人も多いんじゃないかと思います。

 問題は、『リンダキューブ』や『俺の屍を越えてゆけ』を遊んだ人が今どのゲーム機を持っているのか分かりづらいからどれだけ売れるかの予測が立たないということですかねぇ……企画が通りにくい条件が揃ってしまっているというか。


>メルトさん
>ただこういうゲームって、ある程度王道のゲームをプレイしてきた人が手に取って遊ぶイメージがあります。
 そうなんですよね。これが一番の問題かも。
 ただでさえ今はRPGに元気がない時代なので……王道RPGのアンチテーゼ的なソフトがどれだけ受け入れられるのかとは思います。企画が出てきたのが初代PS時代らしいので仕方ないんですけど。

 『ネクストキング』の説明を読むと、やっぱり「面白そうだけど人を選ぶよなぁ」と思いますね(笑)。誉め言葉として天邪鬼なゲームを作るというか。それでいて、人間の本質みたいなところに切り込んでいるから根強いファンがいるのか……ますます個人的には好みな人です。
 ウチ、初代PSはあるので(多分動くと思う)どっかで氏の作品を探してプレイしてみようかなと思いました。あでも、PS3あればアーカイブスで購入&アプコンでプレイできるのか……結局、その前にHDTVが欲しいという結論に(笑)。

| やまなし(管理人) | 2008/06/13 20:30 | URL | ≫ EDIT

こんにちは

「勇者死す。」ですか
私、勇者って入っている名前けっこう好きなのですが・・・
あくまでも、名前はですが・・・
まったくですよ!
まあ、携帯ゲームだそうなのでいいです

| りこ | 2008/06/18 01:03 | URL |

>りこさん

 僕も携帯電話ゲームは(実質ほとんど)出来ないので、家庭用に移植されることを期待しています。携帯電話で出来るのならば、Wiiウェアなんか余裕だと思うんですけどね。

| やまなし(管理人) | 2008/06/18 20:59 | URL | ≫ EDIT















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