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「彼女はいません」が恥ずかしくない社会へ

 「人間が差別することを大好きだってことを知ってる人は他人なんて信用しないんだよ」

 ―――西尾維新『クビシメロマンチスト』より

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 「彼女はいません」―――

 “日本一モテない男”を自称しているほどの僕ですから、何十回・何百回と繰り返してきた言葉です。
 言っちゃナンだけど、僕はこのブログを読んでいる誰よりもモテない自信がありますし、今後も死ぬまで独り身で生きていくんだろうなとは思っています。諦めというよりは、覚悟。だからこそ僕は生きているのだし、何ら恥じることはない、そんな自分を誇らしいとすら思います。

 ただ……「彼女はいません」と発した後、その言葉を受け取った人が“それだけで僕という人間を判断し終わった”顔をするのには苦しくなります。友達も、家族も、ネット上を介した関係であっても、「彼女がいない」という一点だけで僕という人間を「可哀想なヤツだ」「人間的に問題があるのでは」「キモイ」「将来どうするんだろうコイツ」と判断してくる―――


 もちろんこの話を聞いて「いやいや、そんなことは思いませんよ」と言う人もいるでしょうし、そういう人が増えていけば(&声を出していけば)もっとみんなが生きやすい世の中になるのになぁと思います。
 でも、現状ではイイ年齢こいて「彼女がいない」は恥ずかしいこととみなす風潮があるのです。哀しいかな、それが現実。


 ……でも、不思議な話ですよね。
 恋愛至上主義の人達だって、とっくに気付いているんじゃないですか?

 「恋愛」なんて人生において1ミリの得もないことを。



 さっき僕は「彼女がいない」を恥ずかしいと思う人が沢山いると書きましたが、僕自身は何ら恥ずかしいことではないと思っています。
 人には向き・不向きがあります。中村俊輔は恐らくホームランを打てないでしょう(数ヶ月間特訓すれば話は別ですけど)。あれだけサッカーに打ち込んでいる人は、鍛えられた筋肉とは裏腹に、サッカーではないスポーツ・サッカーとは違う筋肉を使うスポーツを練習したことはないでしょうからね(多分…)。
 でも、もちろん彼はそれを恥だとは思っていません。サッカーにおいては日本一のフリーキックを持っているワケですから、野球のホームランが打てないことなんて彼にとってはどうでもイイことなんです。


 同じように。「恋愛」が苦手な人だって、いて当然なんです。



 僕はそうは思っていませんが……人間は生物である以上、自分の遺伝子を残さねければならないという考えの人がいます。
 経済的な理由・身体的な理由・モテ度的な理由でどうしたって子どもを作れない人間はいるのに、そうした人達には生きる価値がないのか―――と僕なんかは憤ってしまうのですが、人間の本能に性欲がある以上は一理あるかなとも思うのです。そこはまぁ譲りましょう。


 でも、「子どもを作る」と「恋愛」って全然別のものですよ。
 婚前のセックスは避妊をするという人が多数でしょうし、「恋愛関係を維持する」ことと「子どもを作り、育て、家族関係を維持する」ことでは求められている能力が全く異なります。
 「結婚したらあの人は変わった」ってのは、僕から言わせれば中村俊輔が「もう俺サッカー極めたから、次は野球で大リーグにチャレンジしようかな」と言い出したような感覚です。

 「子どもを作り、育てる」ことに必要なのは、「恋愛」ではありません。
 もちろん「恋愛」から「夫婦」になり「家族」として成功していく例も沢山あるでしょうが、成功しない例だって沢山あります。「子どもを作り、育てる」ことに必要なのは、「家族」だったり「親戚関係」だったり「コミュニティ」だったりの協力関係だというのに―――どうしてか「個人の恋愛が一番大事だよね」という方向に進んでしまっている気がします。





 うん……まぁ、こういうことを書いても「モテない男が何かほざいてる。ププーッ」としか思われないから誰も口にしないんでしょうし、僕ですら今まで書かないようにしてきたのですが。恋愛は無意味、恋愛を美化するのをやめようと思っている人は沢山いると思いますよ。

 「恋愛」はお金がかかるし、時間もかかるし、人間関係を崩壊させる恐れもある―――
 セックスは病気を蔓延させる原因にもなりますしね。

 「結婚」をするのなら「お見合い」の文化に再注目すればイイのですし、「心を満たす」のならば「趣味」に注力すればイイのですし、「性欲」を満たしたいのなら一人用のグッズだって沢山あります。
 正直なところ、「恋愛」のメリットって「他人から後ろ指をさされない」以外にないとすら僕は思っています。



 僕も昔はモテない自分が嫌でしたし、「この先、生きていてもイイことなんてないんだろうなぁ…」と思っていましたが。「恋愛」をしない方が、お金も時間も自分に投資が出来るということに気付いてからは、モテない自分もそんなに悪くはないなと思うようになりました。

 僕が23~24歳から「よし!年齢的にラストチャンスだろうから漫画を描いてみよう」と描き始めたのは、「彼女がいない」おかげで絵を練習する時間が十分に取れたからだと思っています。まぁ、それでこの絵かと言われるとグゥの音も出ませんが、一応お話を作れる程度にはなったんで良かったと思います。

 「彼女がいない」おかげで今の自分がある―――
 モテない体に産んでくれてありがとう、お母さん。


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 もちろん、恋愛をしたい人に「恋愛禁止!」と言うつもりはありませんよ。
 「恋愛をする人」も「恋愛をしない人」もいる、それで良いじゃないですか。
 片方の価値観を全ての人間に押し付ける必要なんてどこにあるのだと言いたいのです。


 恋愛至上主義だけでなく―――
 一つの価値観だけで世界を切り取ろうとしてしまえば、そこに適合出来ない人は必ず現れます。それは宗教だって政治だって贔屓のスポーツチームだってそう。100人が100人全員その価値観に当てはまるなんてことは、(民主主義の世界では)ありえないのです。

 だからこそ、そこに差別が生まれるのだし、差別を生むために一つの価値観を押し付けてくる……ということが言えてしまうのかも知れませんが。それでも僕は、「みんながそれぞれの価値観の中で幸せになればイイ」と思っている人が沢山いることを信じたいのです。



 秋葉原での通り魔殺人事件の加害者については、一切の同情の余地もありませんし、僕だって腸が煮えくり返るほど怒りを覚えます。「彼女がいないせいで俺の人生は崩壊した」だなんて、責任転嫁もいいところだと思います。

 この国では年間3万人以上の自殺者が出ています。
 その大半は50代・60代以降の高齢者で、病気や経済的な理由が大半です。「彼女がいないから自殺した」なんてケースはそれほどの数ではないでしょう。

 恋愛至上主義がなくなっただけで、これらの問題が解決するとは僕は思いません。
 でも、一つの価値観を押し付け続けていけば、幸せになれない人が出続けるのは間違いないのです。


 だから……
 だから、僕は勇気を持って、胸を張って、ここに記さねばならない。

 やるべきことは、自分に出来ること。そして自分にしか出来ないこと。



 僕には彼女がいません。
 そして、今後も出来ることはないでしょう。

 でも、僕はそれを恥だとは思いません。
 「彼女がいない」ことで得たものが沢山あります。僕はそれに感謝をしています。

 僕がすべきことは「彼女を作ること」ではなく、「彼女がいなくても楽しい人生が送れる社会にすること」なんです。
 戦わねばならない、責任は重大です。だって、こんなことを書いた一週間後に「やっぱ俺、自殺します」とかなっちゃったら、「ほらやっぱり彼女いないヤツは不幸せになるんじゃないか!」と言われてしまいますからね。

 しかし、だからと言って目を背け続けるのにももう疲れました。
 同じ疲れるのならば、戦って疲れたい。覚悟は既に出来てます。

 まずは堂々と「彼女はいません」と宣言するところから始めます―――
 銃はない。ナイフもない。僕に与えられた武器は、意志と、言葉と、無限の世界を作り上げるGペンだけです。たった一人でも戦い続けますが、立ち上がる同志がいるのならば共に戦おうじゃないですか。

 「彼女はいません」が恥ずかしくない社会に―――
 この身が朽ち果てるまで僕は戦い続けようと思います。


(参考:モテない人こそが「モテる人はエライ」という社会通念を作っているのではないか

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| 彼女はいません | 18:46 | comments:19 | trackbacks:2 | TOP↑

COMMENT

>「子どもを作り、育てる」ことに必要なのは、「家族」だったり「親戚関係」だったり「コミュニティ」だったりの協力関係だ
と言うことですが、そこでまず必要なのは、一番身近な両親の関係ではないですか? やまなしさん自ら「「恋愛」から「夫婦」になり「家族」として成功していく例」も挙げられてますし、「親戚関係」や「コミュニティ」も、子どもにとっては「両親」を介してのことでしょう。その時、恋愛によって結び付けられることに「1ミリの得もない」とは言い切れないと思うのですが。
お金や時間がかかったり、人間関係を崩壊させたり、病気が蔓延する可能性があったりするのは、「恋愛」のみならず様々な人間関係全てにあるのではないでしょうか?
ここで語られている「恋愛の無意味さ」と言うのは、「他者との関係性の無意味さ」と置き換えても良いと感じました。恋愛云々ではなく、あなたはあなた自身が好きで、愛している、それだけの話ではないでしょうか? 自分至上主義と言うか。

| ユカリ | 2008/06/14 03:06 | URL | ≫ EDIT

>ユカリさん

 うーん……僕の文章もちょっと誤解を招くものだったかなぁと反省しています。

 僕は別に「全ての人間よ、恋愛をするな」と言っているワケではなく、「全ての人間が必ずしも恋愛をする必要はない」と言いたかったのです。
 仰る通り、恋愛から夫婦になって家族になるケースもありますし、恋愛によって生活を充実させる人もいるとは思います。でも、そうでないケースの人もいて良いと思うのです。そういう人にとっては「1ミリの得もない」と言いたかったのです。恋愛に向いていない人・苦手な人が恋愛をしないからと言って、それが悪いとは僕は思いませんし、その分のパワーは他のことに向けた方がイイと思うのです。

※ 全ての人に「恋愛が必要ない」と読めてしまったのならゴメンなさい。次はこういう誤解を招かないよう努力をします。

 ホームランの例えは、その能力を欲しがっている人/別に必要ない人がいるということを分かりやすく伝えたかったのですが……そもそも中村俊輔が本当にホームランを打てないのかも分からなかったので、微妙でしたね(笑)。

>お金や時間がかかったり、人間関係を崩壊させたり、病気が蔓延する可能性があったりするのは、「恋愛」のみならず様々な人間関係全てにあるのではないでしょうか?
 その通りです。
 だからこそ、「恋愛」関係だけを特別視する考えに反対なのです。

 彼女がいなくても友達がいればイイじゃないか―――端的に言えばそういうことです。
 自分で自分の記事を解説することほど恥ずかしいことはありませんが、記事の最後に「同志よ」と書いたのはそういう意図があったからです。

 まぁ、僕は別に友達もいませんけど。

| やまなし(管理人) | 2008/06/14 19:19 | URL | ≫ EDIT

おっしゃりたい事は何となく分かりますが、
> 「恋愛」のメリットって「他人から後ろ指をさされない」以外にないとすら
こういう表現をした上で、「でも恋愛好きな人にするなとは言っていない、人それぞれだから」などと言っても誤解されるだけというか、確実にそういう人々への配慮に欠けた表現だとは思います。
要するに、「へえ、あなたはそれ好きなんですか。私は大ッッ嫌いですけどね!!」と言っているのと同じ事だと思うので……。
これでは、例え「人それぞれと言いたかった」のだとしても、伝わりませんよね?十中八九、相手をムカつかせてしまうのではないでしょうか。

やまなしさんが、いつも「人それぞれ」「だから、こういう考えの自分の言い分も聞いてみて」と言われているのは理解しているつもりですが、言葉のチョイスのせいで損をしているなあ~と時々思います。
相手が本当はどう思っているのか、なんて、ほとんどの人にとっては関係ありません。特に、ネット上のブログを読むだけの関係においては。言葉遣いがどうだったか、その表現の結果どう受け止めたか、それがほとんど全てだと思います。
そういう意味では、「自分は彼女がいない事を恥ずかしいと思ってはいない」と主張されたかったのであろう記事が、人を好きになることによって幸せを感じる人や、それが自分を成長させてくれたと思っている人への批判と取られる様な表現になっていることが、とても残念というか、損をしているな……と思いました。

そういうつもりではなかった、というのも理解はできます。しかし、とりあえず「恋愛が大切な人もいるだろうけど」と思っておられるのなら、
> 恋愛至上主義の人達だって、とっくに気付いているんじゃないですか?
> 「恋愛」なんて人生において1ミリの得もないことを
この文章が問題である、という事に気付いておられた方がいいのではないでしょうか。
お前らもそう思っているんだろう?という決め付けの呼びかけは、「色んな人もいる」というやまなしさんの持論を、初っ端からブチ壊しにしていますので。

| ああああ | 2008/06/15 00:27 | URL | ≫ EDIT

初めまして。30代男性のYUKIです。
率直な感想を述べさせてもらうと、非常に面白い考察だと思いました。
文章の書き方という点に否定があるようですが、管理人さんが何を言いたいか?という点を考えれば済むことで、そこはさほど重要な問題ではないと思います。(私はプロの文章家なので、そういった点を考慮して読むことに慣れているからかもしれませんが…)

自慢するわけではなく、私自身は今まで人一倍モテた人生を歩んできました。大げさではなく、学生の頃は毎日のようにラブレターをもらい、ファンクラブもありましたし、社会人になってからもよく告白されます。(ただ現在は婚約者とも別れ、独り身です)そんな私ですが管理人さの言葉には、非常にうなずける点が多々あると感じました。「恋愛と結婚は違う」「彼女がいないことでつぎ込めることがある」などは、その通りだと思います。とくに日本人は「すぐに他人の真似をしたがる人種」ですから、他人と同じ価値観や格好をしていないとおかしいと思うような風潮があります。もちろんいきすぎて他人に迷惑をかけるようではいけませんが、そうでなければもっとそれぞれの価値観や考えを尊重しても良いと思います。

私は恋愛は大好きですし、今後もしていきたいです。しかし、そうでない人がいるのも確かです。そしてそういう考えの人を否定したり非難するつもりもありません。単に周りに流されるのではなく、もっと広い視野で柔軟な考えをしたいです。ただ唯一の反論点は、「恋愛のメリットって他人から後ろ指をさされない以外にないとすら…(略)」の部分です。メリットは色々ありますよ。精神的安定はもちろん、多くの点で人生の助けになることもあります。(このへんは長くなるので述べません)

文章の書き方で損をしている部分がまったくないこともないですが、そこはこの論題の本質ではありませんし、それよりも管理人さんが何を言いたいのか?を読み取ることが大切だと思っています。また「恋愛なんて人生において1ミリの得もないことを」という文に反応する方が多いようですが、プロの文章書きはあえてこういったインパクトのある文で、注目させます。そういう意味ではプロの作家である私としては、常套手段であり、別に不快感はありませんね。(笑) 長くなりましたが、私個人としては冷静に様々な観点からみている今回の題は非常に考えさせられる良いものでした。管理人さんの「他人に強制する意思はない」という点を考慮して読めれば、素直に読める文章だと思いますよ。

| YUKI | 2008/06/15 19:19 | URL |

>ああああさん
 何の反論の余地もないくらい、仰る通りです。
 感情と勢いに任せて書き過ぎたせいで、「自分の考え」と「提案したい考え」がゴッチャになってしまい、「自分の考えを押し付けている」文章になってしまったと反省しています。

 「自分の考え」と「提案したい考え」をキッチリ分けて書けばもうちょっと違ったんじゃないかと結果論では思いますし、出来ることならば3日前の自分をボコボコにブン殴っておきたいと今は激しく後悔をしている最中ですが……書いてしまったものは仕方がないので、今後に活かしたいと思います。
 こういう人それぞれの価値観を書く記事は時間かけてジックリと推敲して書かないとダメですね。気をつけます。批判を下さってありがとうございます。批判されるよりも、ひっそりと読まれなくなるのが一番キツイです。


>YUKIさん
 ありがとうございます。
 非常に読みにくい文章になっちゃったなぁと自分でも反省をしているのですが、そこから僕の書きたいことを読み取ってもらえたのなら救いになります。

 考え方の構造としては、「自分はメタルギアソリッドのようなゲームは苦手だし欲しいとは思わないけれど、あれだけみんなが期待しているソフトだから面白いものであって欲しい」という主張と変わらないつもりで書き始めたのですが―――
 どうにも「メタルギアソリッドを欲しいとは思わない」以上に「恋愛をしない生き方があってもイイ」という主張は受け入れられないんじゃないか(自分しか共感出来ないんじゃないか)と不安になったせいで、勢いに任せただけの文章になってしまったと自分でも思います。

 上の方が指摘して下さったように、本来ならば内容に同感してくれたかも知れない人を不快にさせてしまったことは僕にとっても不本意ですし反省したいです。

>ただ唯一の反論点は、「恋愛のメリットって他人から後ろ指をさされない以外にないとすら…(略)」の部分です。
 ここもちょっと「自分の考え」と「提案したい考え」がごっちゃになってしまった部分なんですが……これは「僕はこう思って生きている」という部分なので、全ての人に当てはまるとは思っていません。

 それを踏まえた上で、僕の「メリットはないと思う」という意見にYUKIさんの「メリットは色々とありますよ」というような反論をいただけたのなら、「恋愛をするメリットって何だろう?」ということが見えてくるかなと考えたのですけど……(本音を言うと、こういう議論を次の記事の材料にしたかったのですが)
 「自分の考え」と「提案したい考え」がごっちゃになってしまったせいで分かりにくくなってしまいましたね。反省しています。

 これは「恋愛なんて人生において1ミリの得もないことを気付いているのでは?」と疑問文にしたとこもそうでした。元々は「恋愛を美化するのをやめようと思っている人も少なくないんじゃないでしょうか?」だったのですが、インパクトを優先して言い回しを尖らせた結果こういうことに(汗)。


 まぁ、気落ちしているだけでは仕方がないので、これを活かして次の記事に繋げたいと思います。僕自身もこの「彼女はいません」カテゴリーを書いていくことによって、「本当に恋愛にメリットはないのか」「恋愛には1ミリの得もないのか」を考えていけたらイイなと期待しています。

| やまなし(管理人) | 2008/06/15 20:35 | URL | ≫ EDIT

ご返信ありがとうございます。そして度々の書き込み申し訳ありません。
まず誤解のないようにいいますと、「反論点」という部分もあくまで私の個人的意見なので、管理人さんが「恋愛は意味がない」という考えを否定する気はありません。そういった考えもあって当然だと思っていますので。
ただ私の経験上、恋愛のメリットは沢山あると思っています。例えば、異性に対する接し方の勉強です。以前、私の我侭が原因で恋愛に失敗したことがあります。そういった経験があったからこそ「人に対する接し方をもっと考えなければ!」と自分の行動を見つめなおすことができたこともあります。(「それは友人でも可能だ」と思うかもしれませんが、やはり同姓と異性では相手の考え方も違いますから、同じようにはいきません)もちろん、逆にデメリットもあります。お金を使うし、喧嘩もするし、自由な時間もなくなります。多くの人はそのデメリットを差し引いてもメリットの多いと思う(ただの欲求も絡んできますが)から恋愛をするのでしょうが、中にはデメリットの方が多いと感じる人だっていて当然です。
人生には体験してみなければ分からないことも少なくありません。実際に恋愛をすることで見えてくるメリット、デメリットもあります。ですから、実際に恋愛をした後で「恋愛は意味はある」「いや、やはり恋愛は必要ない」と自分で選択できるのが理想だとは思います。最近はキャリアウーマンを目指し、結婚願望のない女性も増えていますし、それはその人の人生ですから、それを自由に選べることは良いことだと思いますし。

ただ管理人さんのいうように「恋愛したくてもできない」という人もいます。本人が恋愛をするための努力をしているのも関わらず否定するのであれば、それは否定する人間が未熟であり、そういった社会も未熟なのでしょう。(あくまで本人が努力している場合に限ります)これは趣味の世界にも当てはまります。私はPCやゲームが好きですが、昔はそれを言っただけでイメージダウンになったものです。今でこそそれはあまり無くなりましたが、本人がきちんとした自分の考えをもって行動していることに対して、周りと違うからと安易に否定するのはちょっと違うと思います。別に管理人さんのフォローをするつもりではありませんが、仮に管理人さんの文章がきちんとしたものであったとしても、今回の題材は否定されやすいものであるため、現時点では一般的にはあまり受け入れられないと思います。しかし、自分のポリシーを持って「自分はそれがいい!」と思っているならば堂々としていて良いと思います。自分の人生ですからね。もちろん、卑屈になって他人の意見を安易に排除したり、迷惑をかけるような行為をするような人ではいけませんが、文章を読む限り管理人さんはそういった人ではないと感じましたので、私なりの意見を素直にぶつけてみました。

| YUKI | 2008/06/16 01:54 | URL |

既に色々言われている様ですし、内容を考えればデリケートな話題なので、強いリアクションがあるのは自然なことだとは思います。それこそ、色々な考えの方がいる訳ですし。
が、ネットは顔が見えないし、ブログを読み始めた時期も様々なので、やまなしさんが本当はどう思っているのかとか、どういう考えの方なのかなどはよく分からない人のほうが多いのも事実だと思います。
かくいう自分もそうなので、「たとえ言葉のチョイスが少々悪くても冷静に読めばそんなつもりじゃないのは分かるはずだ」、というのはちょっと過剰なフォローになってしまうなと思い、自分としてはそこまでは言えません。

ただ、恋人がいないというだけで相手をバカにする人がいるのも、事実です。自分としては、それは恋愛至上主義うんぬん以前に、自分ができることを相手ができないという事で、手軽に優越感を感じたがる人間の行動の一つとして、ほめられるべきものではないと思っています。
しかし、この記事に対して何か反感を持った人たちも、何も全員がやまなしさんの意見に反対だと思っている訳ではないのではないでしょうか。ただ、そんな言い方する事はないのでは?と思った人も多いと思います。

自分も色々な考えの人がいていいじゃないか、と思います。恋愛していないから何なのだ?恋愛だけが人の価値を決めるのか?という点については、その通りだと思います。そして、始めて数ヶ月ではありますが、やまなしさんの記事を読ませて頂いています。
それだけに、せっかくのやまなしさんの主張が、きちんと伝わり辛いものになっている気がして、もったいなく思いました。
これが批判と取られるならば申し訳ありません。けれども、せっかく一つの良い意見としての記事が、「この人は本当に色んな人がいていいと思っているのか?」「自分至上主義の文ではないか?」という感想を抱かせるような文章になっている部分がある、それが残念だと思ったのです。

言いたいことを分かってやれよ、察してやれよと言うのは簡単です。しかし本当はそういうつもりではないだろう言葉が、全くちがう受け取り方をされてしまう事がおきているのは事実だし、自分自身、何だか微妙な気分になりました。それはこのブログの一読者として何だか悲しいです。
ですので、頑張ってください、とお伝えしたいです。できれば、やまなしさんの思いがきちんと伝わりますように、頑張って下さいと。
このままでは何だか悔しい、だからあえて「その言葉では伝わらない」と、あまり優しくないコメントで申し訳ありませんが、伝えさせて下さい。
そしてもし、この記事が批判や反発を期待して意図的に書かれたものなのだとすれば、変に真面目に受け取ってしまい申し訳ありません。

| ああああ | 2008/06/16 02:50 | URL | ≫ EDIT

タイトルからして恋愛に否定的な話であるのは分かるのに、勝手に読んで人に配慮した文章を書けとかなんかネットって怖いところですね。別に社会的には何の影響もない文章なのに。
ちなみに文章の受け取り方も受け手によって多々ありますので、意見を言うのは結構ですが文章を直せってのはどうでしょう。
私は
> 恋愛至上主義の人達だって、とっくに気付いているんじゃないですか?
> 「恋愛」なんて人生において1ミリの得もないことを
これの何が問題か分かりません。
だって人生に1ミリも得もない事って大好きですもの。ゲームとかサブカルチャーの勝手な推論とかプチプチ潰すのとか。褒め言葉にしか聞こえません。

| 通りすがりの萌え考察家 | 2008/06/16 19:06 | URL | ≫ EDIT

>YUKIさん
 なるほど、この辺りはやはり個人の経験の差がありますね。
 僕なんかは女友達との関係でそうしたものを学んだ経験が大きいのですが、それこそ「男女間の友情は存在しない」という考え方の人もいますし。その個人差は、むしろ面白いなぁと思いました。
 ちなみに僕は男女間の友情もあると思いますし、男男間の恋愛も女女間の恋愛もあると思っています。

 ここでも難しいと感じるのは、「あると思う」というのが「世間にはあると思う」なのか「自分もそういうところがある」なのかが文章では伝えにくいことです。さっきのは「自分もそういうところがある」という意味でした。

>本人がきちんとした自分の考えをもって行動していることに対して、周りと違うからと安易に否定するのはちょっと違うと思います。
 本当にその通りだと思います。
 今回の記事を書く際にも「一般的な価値観と違うことを書く」のには勇気が必要でしたし、そのために妙なところに力が入って読んだ人を不快にさせてしまったところはありますが……それって僕自身でも「周りと違う意見を書くのは怖い」と思っていたからなんですよね。

 このブログでも僕は何度も「色々な人がいるから世界は面白い」と書いてきたのですが、心の隅では「人と違うことを怯えている」のかなぁと思いました。
 完全に考えがまとまっているワケではないですし、自分自身迷うところも多いのですが、記事を書いていくことで自分の中のモヤモヤを少しでも可視化していけたらなぁと思います。


>ああああさん
 反論を期待したところはありますが、それは「恋愛にメリットなんかないよ」という僕の意見に対して「いやいや、恋愛にメリットはありますよ」という意見を期待していたようなことなので―――こうした形で、文章の矛盾点や分かりにくさばかりが話題になってしまったのは、マズったなぁというのが正直な感想です。

 批判や反論が一切なくて、「アナタの意見は全部正しい!」と思ってくれる人に向けただけの文章を書いていても僕自身は楽しくないので……今回、批判された部分は前向きに捉えたいと思っています。(“批判”という言葉に悪い印象があるのなら、“指摘”と置き換えて読んでください)

 今回の記事はこの記事単体ということではなく今後も続けていくつもりですし、自分の漫画描きとしてのテーマの一つでもあると思っているので―――この失敗を今後に活かすことで返せたらと思います。


>通りすがりの萌え考察家さん
 うーん……でも、やっぱり言葉足らずだったと自分でも思いますよ。
 喩えば、「「恋愛」なんて人生において1ミリの得もないことを」の部分に、「だって人生に1ミリも得もない事って大好きですもの。」の一文を加えておけば、納得してくれる人も増えたでしょうしね。
 というか、その一文を読んだときに「あーしまった!この表現があったかあ」と思いましたもの。この記事を取り上げて下さったニュースサ
イトさんに、「恋愛も趣味のジャンルの一つ」と表現している人がいらして、「あぁ!この一文が思いつかなかった」と悔しかったです。

 文章を書くのって難しいですね。
 日々、勉強です。

| やまなし(管理人) | 2008/06/16 21:09 | URL | ≫ EDIT

やまなしさんが求めてる反応とは全然関係なくて申し訳ないのですが、やまなしさんがここでブログを書いたり漫画を描いている以上、そして世の中には色々な考えの人がいる以上、やまなしさんがどれだけ日本一モテないを自称していてもそんなやまなしさんだから好きだという人が出てくる可能性もあるかもしれません。特に作品を作っている方などは特にファンが生まれますし、ファンとそれは違うとしてもファン100人に囲まれながら「おれモテないよ、友達いないよ」はどこか違和感あって言いづらくなりそうだなあ、というか。

つまりなんていうか…上手く言えないのですけど、こういう内容を読むと、もしもやまなしさんの状況が変わったら(やまなしさんやその周りは)どうなっちゃうんだろうみたいな事を考えて勝手にハラハラしてしまうという感想…です(笑)。

なぜここまでハラハラしているかというと。やまなしさんの友達がいないという発言を見るとまえに友だちが家に来てゲームやったとか旅行行ったとか書いてなかったっけか、と思って友達いるのにそんな事書いて大丈夫かなとか、ガチで友達0人の人が見てたらどう思うんだろうと勝手に想像しては物凄いドキドキしていたのがあって。こういう自虐的な語りやギャグは共感を呼んだりする一方で諸刃の剣になりかねないんじゃと思ったりもするんです。

| ギグス | 2008/06/19 01:22 | URL |

>ギグスさん

 いえいえ、面白い指摘だと思いますよ。
 なるほど、こういう受け止め方をする人がいるのかーと新鮮な驚きがありますし。

>ファン100人に囲まれながら「おれモテないよ、友達いないよ」はどこか違和感あって
 スーパーマーケットがどれだけ繁盛していても、その店員がモテているワケではないと思うんですが(笑)。

 ただ……僕としては「人の考えは変わるもの」だと思っているので、喩えば今日の時点では「やまなしの言うとおりだ!恋愛なんかしなくてもイイじゃないか」と思っている人が1週間後に「いや!やっぱり恋愛は素晴らしいので全員がすべき!」と変わるかも知れませんし、その逆だってあってイイと思うのです。二つの国に分かれて戦争しているワケじゃありませんからね。考えは日々変わって当然です。
 僕個人としても、彼女が出来る可能性とかは置いといても―――こういう記事を書いたりそれに対する反応をもらったり、恋愛漫画を自分で描いたりしていく中で、「やっぱ恋愛って素晴らしいな」と考えが変わることだってあると思います。その逆も然り。

 明日は別のことを考えるかも知れないから、今日わざわざこんな記事を書いているんだろうなあと自分では考えています。


>やまなしさんの友達がいないという発言を見ると
 実を言うと、自分でもこれは表現に悩んでいるところだったりします。
 「友達がいない」も「友達が遊びに来たのでWiiをした」も、自分にとっては他に言い換えられる言葉がないので「友達」という単語を使っているのですが……この辺を説明しようとすると、非常にパーソナルな部分に踏み込んでウザったい話になってしまうので難しいというか。

 『クビシメロマンチスト』におけるいーちゃんとクラスメイトの関係、と説明すると非常に分かりやすいんですが……「『クビシメロマンチスト』におけるいーちゃんとクラスメイトの関係の人達が遊びに来たのでWiiをした」と書くと長い(笑)上に、読んだことがない人には伝わらないという。

| やまなし(管理人) | 2008/06/19 20:14 | URL | ≫ EDIT

はじめまして。
花道のフラレ考察からとんできたんですが、こちらも興味深く読ませてもらいました。
でも、この題材ってそんなに批判を受けやすいんでしょうか??
私はけっこう共感しちゃったんですが・・(^^;

私も管理人さんほど力強くはないですけど、同意見です。
恋愛に不向きな人間も居るんだからほっといてー、というかんじ。

とくにクリスマスが近づくとつらいですよね~。あの雰囲気は独り身には応えます。
でも、管理人さんの文章にあるとおり、恋愛=お金がかかる=商売になる、ですからねー。
メディアやお店が人々に恋愛を求める時代はまだまだ続きそうです。

| 通りすがり | 2008/06/27 00:05 | URL | ≫ EDIT

>通りすがりさん

 はじめましてー。

>でも、この題材ってそんなに批判を受けやすいんでしょうか??
 そう仰っていただけるのはありがたいですが、やっぱり書いた本人としても「書き方を間違えたなぁ」と思っています。
 「色んな考えがあって当然」という主張をしたかったのに、「恋愛は無意味」だと一つの考えを否定しかねない書き方をしたワケですからね。色ん人方がフォローして下さったように、「恋愛も趣味の一つ」「恋愛は無意味だからこそ楽しい」という表現が最初に出来ていればなぁと反省しています。

>とくにクリスマスが近づくとつらいですよね~。
 僕なんかはもう12月は「僻みっぽいことを言って、独り身同士が団結する」月だと思っています(笑)。でも、恐らく大多数の独り身は「クリスマスに独りなんて寂しいことだ」と思い込んでそれを言わなくなってしまっているだけで、そういう人は実は沢山いるんだと思いますよ。

 逆に言うと、そういう人達に向けてビジネスを打つということも出来るはずなんですけどね……
 よく言われる例ですけど、同性愛者が差別されていない国ではそうした層を取り込もうと獲得合戦になっているそうですし。日本での「彼女がいない」「彼氏がいない」層もバカに出来ないと思っています。

| やまなし(管理人) | 2008/06/27 21:21 | URL | ≫ EDIT

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| | 2013/05/17 23:20 | |

なにから始めていいのかわからないほど言いたいことがありますが、sexした時点で自分は一人前だと思っている人ほどめでたくて、幼稚で、未熟な人はいないと思います。数時間前までは生きてる価値もないほどに蔑まれる存在だったのに、次の瞬間にはいっぱしに童貞の人間をバカにしている。そもそもsex自体は変態性欲をみたしたい人たちがやることなのはいちいち言うまでもないことでしょうが、それを美化している人達に憤りを禁じ得ません。そりゃ一人で一生過ごすのは寂しい時もあるけど、その分禁欲できて心身ともに健康的に見えたり、頭が冴えたり、集中力が研ぎ澄まされたり、真面目な性格になったりといいことはいっぱいあるのです。sexに溺れてしまっている人にはそれは永遠に実感し得ないことだと思います。

| Sherlock Holmes | 2016/01/05 16:26 | URL |

書き忘れましたが、私はプラトニックな恋愛は美しいと思います。一緒に映画をみに行ったり、外食したり、旅行に行ったり、冗談を言いあったり、とても素敵です。しかしこれまた、sexに溺れてしまっている人にはわからないことでしょう。

| Sherlock Holmes | 2016/01/05 16:32 | URL |

変態性欲をみたすのが常識と思っている人には、良識を持ちつつ常識を疑い、新たな究極の価値観を作り出すことはできないと思う。

| Mr.Holmes | 2016/01/05 18:36 | URL |

欲と戦い、誰のことも蔑まず真面目に生きている人間が差別され、疎外感を感じさせられ、逆に欲望と悪意のままに本能だから許されると詭弁を使い何不自由ない生活と運と才能を持ちながらsexのことばかり考えている連中が「お前童貞なのかよ」と差別し優越感に浸っているこの理不尽な世の中には辟易だ。もっと理知的に生きてみろと言いたい。

| Mr.Holmes | 2016/01/05 18:46 | URL |

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| | 2016/01/12 11:14 | |















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[喪男][非モテ]「草食系男子の恋愛学」を読んで~劣等感と自己嫌悪の解消のためには

〔中略〕……なるほど。しかし、俺にはお前の左足を踏んでいるのは、お前自身の右足に見えてしかたがないんだよな。  はっきりいおう。「被差別者の痛み」をなりたたせているもっと

| だんぺんぶこみっく | 2008/10/13 00:00 |

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