やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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ブランクがあっても大丈夫なゲームor厳しいゲーム

 次の火曜日にはとうとうバーチャルコンソールで『熱血高校ドッジボール部』が配信開始されるのですが、現在の僕はそれどころじゃなくWiiの『パンヤ2』にハマリ中です。プレイ時間34時間でようやく全ての仲間が揃いました。コースも対戦相手も徐々に手ごわくなってきた印象……。果たしてクリア出来るのだろうか。


 このゲームを一旦中断したのは『スマブラX』発売前の1月下旬、再開したのは5月下旬なので4ヶ月間のブランクがあったことになります。再開する前は「4ヶ月も経っているのだからマトモにプレイできないんじゃないか」と不安だったのですけど……蓋を開けてみると。

 12月~1月の2ヶ月間では1度も出せなかったアルバトロス(パーが5打のホールを2打で上がる)を、この半月の間に3回出した程です。前より上手くなっている……??

 まぁ……種明かしをしますと、4ヶ月前にクラブを改造しまくっていたので飛距離が伸びていたことや、『パンヤ』はリアルなゴルフゲームというよりはアイテムや必殺技のある『マリオカート』的なゴルフゲームなので―――慣れさえあれば狙えるものだったんですけどね。


 しかし、「前より上手くなっている」ことはなくても、「前より格段に下手になっている」こともありませんでした。
 これはWiiリモコンの操作ゆえなのか、複雑な操作を必要としないゴルフゲームだからこそなのか。“タイミングを合わせてAボタン”が下手すぎてWiiリモコンを使わないゴルフゲームはマトモにプレイ出来ない僕なので(パー4打のところを9打で上がるのが常識)、ちょっと自信がないのですが……多分、後者なのかな。



 流石にパターの感覚が戻ってくるのには時間がかかりましたが……4ヶ月前と同じ感覚でプレイ出来たこと、ようやっとアリンが仲間になったのでエロイ太ももにハァハァ出来ることなどで、買ったばかりの頃のようにハマりまくってしまいました。おかげで投稿用漫画が……ゴニョゴニョ。


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 さてさて。
 こんな風に「4ヶ月間のブランクがあっても大丈夫なゲーム」ってどれくらいあるんでしょう?

 実を言うと、ちょうど1年前の同じくらいの時期の話……
 プレイ時間20時間辺りで挫折していた『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』を、数ヶ月ぶりに起動したことがあったんですよ。このまま挫折したままでいいのか、俺!と奮起して。起動した5分後には道に迷っていました。
 地図には「次に行くダンジョン」の場所が示されているのですが……地図では繋がっているように見える道が通れなかったり、そもそも3Dだと自分がどっちに向かっているのかも分からなかったり、その上で「温泉水を冷めない内に届けてね」なんてサブイベントを申し込まれたり。

 あー!もう、やってらんねえ!!と再び封印してしまいました。


 『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』は面クリア型のSRPGなので道に迷うことはありませんでしたが、3ヶ月ぶりに起動した時は味方の特性をすっかり忘れていてバシバシ殺されてしまい、10回くらいリセットを押しました。


 プレイヤー自身がどんどん上達していくアクションゲームなんかは更に厳しく、少しのブランクでどんどん衰えていってしまうものです。
 『ウイニングイレブン』なんかも、数ヶ月ぶりにプレイしたら全然勝てなくなっていて唖然とすることがありました。なので、1年ごとに新作を出してイチから始めさせるあの方法って、実はライトユーザーにとってはありがたいことなのかも知れませんね。


 RPGとかでも、魔法やアイテムの名前を忘れちゃうことはあるか……
 『ドラクエ』『FF』『ポケモン』と言ったように、限られたシリーズのRPGしか売れない今の時代って、そういう「魔法やアイテムの名前に馴染みがある」という原因があるからなのかも知れませんね。もういっそのこと全部のRPGがホイミでイイんじゃね?



 Wii発売前、宮本茂さんはインタビューで「『Wii Sports』は一旦飽きてしまっても、たまーに週末に遊びたくなるんですよ」と仰っていましたっけ(ニンドリのインタビューより)。
 確かに、我が家でも突発的に「久々にやる?」という話になるし、兄貴宅に遊びに行った親父が「テニスで勝負してきた!」と話したりしていたもんなぁ。ひょっとしたら『Wii Sports』も他のゲーム同様に前よりは下手になっているところはあるのかも知れないんだけど、それを自分の体で微調整して「そうそう!この感覚!」と思い出していくのも楽しいというか。


 ただ、じゃあ“Touch!Generations”のソフトが全部そうかと言われるとそうでもなくて……『脳トレ』や『Wii Fit』のように「毎日続けて下さいね!」というソフトって、暫くやっていないと小言を言われたりするので、一旦やめてしまうと再開しにくいところがあります。『どうぶつの森』でゴキブリが出てくるのとかもそうか。
 また……『脳トレ』や『Wii Fit』みたいに「脳を鍛えるぞ!」「体重落とすぞ!」と気合入れてプレイしていたものにブランクが出来ると、脳年齢や体重が鍛える以前の状態に戻っていたりして普通のゲーム以上にショックだったりするんですよね。


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 こういう“ブランクがあっても大丈夫かどうか”って、一人用ゲームよりも多人数プレイ推奨ゲームの方が重要なのかも知れませんね。一人用のゲームは一気にダーッとプレイしてブランクが開く前にクリアしちゃえば良いのだけど、対戦ツールとして使うゲームってみんながみんな毎日やっているワケじゃないですからね。

 「久々に遊んだけどそれなりにプレイできた」というのが、多人数プレイ推奨ゲームにとって一番大事なことなのかもって思いました。


 さっきの話と思いっきし矛盾しちゃうんですが(汗)、『ウイニングイレブン』が対戦ツールとして人気なのってこういうことだと思うんですよ。細かい変更点はあるけれど、大まかな操作方法は初代プレステのころからずっと一緒。なので、『6』までしかプレイしていない僕と、最新の『2008』をプレイしている人とが『2008』で対決したとしても、それなりに勝負になってしまう。
 1本1本の売上げ以上に、シリーズ全体に蓄積されているプレイ人口の数が多いから「『ウイニングイレブン』でも勝負する?」と言いやすい。

 ファミコン時代のくにお君シリーズとかもそうで、『ドッジボール部』『熱血物語』『熱血行進曲』『時代劇』あたりはルールは全然違うんだけどダッシュやジャンプの操作感覚が一緒だったというのが大きかったのかもと今更ながらに思いました。スーファミに移って勢いが落ちてしまったのも、その辺のファン層を引き継げなかったということなのかな。


 そう考えると……操作方法を一新したWiiの『ウイイレ』が売れなかったのって、「Wiiだからゲームらしいゲームは売れない」とか「ウイイレには保守的なファンが多かった」とかだけでなく、これまでに積み上げてきたファン数の財産を失ってしまったことにあるのかもと思いました。
 「Wiiの『ウイイレ』買ったから対戦しようぜ!」と、Wiiの『ウイイレ』持っていない人には誘いづらいというか。だからこそ、1作品で終わらせずにシリーズを新たに積み上げて欲しいんですけど、海外でもそんなに売れなかったそうですし。厳しいのかなー。




 こないだ「一人用ゲームが売れなくなっているんじゃないか」という記事を書いた後に思ったことなんですけど……

 喩えば、『Wii Sports』が300万本売れていて、『トワイライトプリンセス』が40万本くらいしか売れなかったのって―――新品で買った人の数であって、プレイした人の数ではないんですよね。一人用ゲームの場合は中古で買った人、友達から借りた人というのも多いでしょうし。
 逆に『Wii Sports』なんかは突発的に遊びたくなるから、中古に売られる数もあまり多くないんじゃないでしょうか?(まぁ、「飽きたからすぐ売った」という人もいるでしょうから数では判断出来ないんでしょうけど)。


 あまりイイ目安の数字ではないんですが……一応、『みんなのニンテンドーチャンネル』の数字を見てみますと。


○ 『Wii Sports』(2006年12月2日発売)
 総プレイ時間:12925806時間/平均プレイ時間:29時間57分=431579人
 総プレイ回数:12250066回/平均プレイ回数:28.39回=431492人

○ 『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』(2006年12月2日発売)
 総プレイ時間:8929633時間/平均プレイ時間:50時間8分=178129人
 総プレイ回数:3802590回/平均プレイ回数:21.34回=178190人


 『Wii Sports』の300万本に対しては約6.95倍、『トワイライトプリンセス』の40万本に対しては約2.24倍という売上げとの差が出ています。これを僕は……

・『トワイライトプリンセス』を遊んだ人の方がコアなゲーマーが多いので、(インターネットにつないで)『みんなのニンテンドーチャンネル』も使っている人も多い
・『Wii Sports』は最近でも売れているため『みんなのニンテンドーチャンネル』の数字に反映されていない

と解釈していたんですが―――『トワイライトプリンセス』の方が新品で購入したという人が少ないという仮説も立つよなと思ったのです。中古ゲーム市場を全否定するワケにはいかないんですが(僕もお世話になっていますし)、一人用ゲームにとって中古ゲーム市場は厄介な存在なのかも知れませんね。
 『メタルギアソリッド4』ですらも「クリアまでが短いので中古への戻りが不安」みたいな意見がありましたし。『ドラゴンクエスト』も『8』では中古への戻りが多かったために、『9』では多人数プレイ推奨ゲームに移行したなんて説もありますし。「『ドラクエ9』買ったら一緒にプレイしようぜ!」と友達に言われていると、なかなか売りに行けないでしょうしね。



 えぇっと……何の話か自分でも分からなくなってきたのでまとめてみます。

○ ブランクがあってもプレイできるゲームと、ブランクがあるとプレイできなくなるゲームってあるよね
○ 多人数プレイ推奨ゲームは、「ブランクが開いてもプレイできるゲーム」じゃないとキツイ
○ 逆に「ブランクが開いてもプレイできる」多人数プレイ推奨ゲームは、中古ゲームに売りにくいんじゃないだろうか?という仮説

 オンラインプレイは微妙か……
 これは性格的な問題なのかも知れませんが、見ず知らずの人との対戦は“ちょっとでも自分の腕が落ちている時には”したくないと僕は思っちゃいます。でも、友達とのオンラインプレイならば(ボイスチャットがあれば尚更)、その辺も楽しめそうな気が。

 ただまぁ、日本ではそもそもオンラインプレイ自体にそれほどウェイトが置かれていないのが現状だと思うので……考察対象としてはサンプルが少なすぎるか。



 個人的には……一人用ゲームでも多人数プレイ推奨ゲームでも、ブランクがあっても大丈夫なように気を使って欲しいですね。社会人なら“忙しくなってゲームをやる暇がない時期”が定期的にやってきますし、学生でもテスト前や部活の大事な時期などはブランクになってしまうでしょうし。
 ストーリーメインのゲームならば「次にすべきこと」が明示されるとか(仲間に話しかけると「早く○○に行きましょう!」と言ってくれるみたいな)、アクションゲームならばどのタイミングでもチュートリアルモードが出来るとか、スコアアタック系のゲームならハイスコアが並ぶだけじゃなく前回の記録と比べられるとか。

 それも立派に「ユーザーの目線に立って作られている」ことであって、もっと注目されるべきポイントだと思うのです。

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| ゲーム雑記 | 22:22 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

大きく3つに分けられているので、分けてコメントを、、

>ブランクがあってもプレイできるゲームと、ブランクがあるとプレイできなくなるゲームってあるよね

出来なくなるとゆうか、以前より衰えている、ってのは、ありますね。
でも、”昔取った杵柄”初めてやった時よりも、なれるのが早く、
ブランクあっても、出来るゲームも多数。
前者は、シューティング・アクション
後者は、パズル・ボードゲーが、個人的にに多いです。

>多人数プレイ推奨ゲームは、「ブランクが開いてもプレイできるゲーム」じゃないとキツイ

ゲームそのもの、じゃなく、個人のゲームブランクもあると思いますね。
例えば、現在スト2を数年やってなくても、他の格ゲーやってれば、対戦でも結構やれる!みたいな。

>逆に「ブランクが開いてもプレイできる」多人数プレイ推奨ゲームは、中古ゲームに売りにくいんじゃないだろうか?という仮説

多人数プレイのゲームって、ほとんどボードゲームですから、
「誰かと出来る」と思って、あまり売られないと思います。
また、買う人もボードゲーム好きだから、売らない事で、中古市場でも、
良作だと価格が落ちない傾向があります。

最後に
>ストーリーメインのゲームならば「次にすべきこと」が明示されるとか(仲間に話しかけると「早く○○に行きましょう!」と言ってくれるみたいな)、


これは、どれだけヌルイのか?
(自分にも経験が、あるから気持ちは、分かりますが)
三国志を読んでいて、途中でブランクがあっても、それまでのあらすじを教えてくれるのか?
映画を途中で観るのを止めて、ブランクがあったら、あらすじを教えてくれるのか?

あえて言おう
忘れてしまってたのなら、それまでのストーリーは、面白くなかった物だと!!


え~~~、家にある数々のRPGが、クリア寸前の所で止まってます(^^;
休みの日を考えて、RPGは、一気にやらないと駄目ですね。

| かめのこ | 2008/06/18 00:20 | URL | ≫ EDIT

>かめのこさん

>”昔取った杵柄”
 これって昔のゲームの方がシンプルな分、体に染み付いているかなーと思います。
 『スーパーマリオ』とか『くにおくん』シリーズとかは今でもそれなりにプレイできますし、逆に出来ることが沢山増えた最近のゲームの方が衰えが早いような気も。この辺も突き詰めていくと面白そうですね(『Wii Sports』は出来ることが少ないからのヒットだったのですし)。

 2Dアクションと3Dアクションの最大の違いって「選択肢の数」だと思うんですよ。『スーパーマリオ』は右だけ押していれば良いんですけど、3Dのゲームは全方向に進まなきゃならない。この差は大きいと思います。あんまり注目されていないポイントですけど。

>例えば、現在スト2を数年やってなくても、他の格ゲーやってれば、対戦でも結構やれる
 あぁ!これも突き詰めていくと面白そうですね。
 この記事を取り上げてくれた『ゴルゴ31』さんは「格闘ゲームはやっていないと必殺技が出せなくなる」と仰っていて、一見するとかめのこさんと正反対の意見みたいなんですが、僕としては同じ事だと思うんですよ。

 格ゲーブームの頃は、キャラを置き換えただけだとか、独自のルール(HPが減ると超必殺技が撃てるとか)を加えただけのものとかも多かったので―――1本やっていると、他のゲームもそれなりに出来たんですけど。
 徐々にそれぞれの作品の独自性が出てきたことによって、それぞれの格ゲーの共通部分が減っていってしまった。なので、ブランクがあると出来ないゲームになってしまった―――とか。

 もちろん「初心者が入りにくい」というのが格ゲー衰退の最大の原因でしょうが、上のような仮説も面白そうだなと思いました。


>これは、どれだけヌルイのか?
 『三国志』は前の部分を読み返せるじゃないですか(笑)。
 個人的には、「あらすじ」は言わなくても「次の目的」くらいは何らかの手段で教えて欲しいと思います。中ボスをやっとの思いで倒した後って、Aボタンを無心で押して次に行く場所を読んでなかったことってあるじゃないですか。そういう時に「さぁ!次は○○ね!早く行きましょう!」と教えてくれるとありがたいなーって。

 ただ……こういうプレイをしていると、クリアしたけどストーリーを覚えていないゲームが沢山出てくるんですよね。うーむ。

| やまなし(管理人) | 2008/06/18 20:52 | URL | ≫ EDIT















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