やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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「パンツだけで興奮できる人は変態だ」とか言うけどさぁ……

 「パンツだけで色々想像して興奮できる人っていうのは「宝の地図を宝だ」と思える人」

 軍曹改め、王改め、ワンダー乱土さんが24時間耐久更新中に仰っていたことで、元を辿れば『アニスパ』(@文化放送)で有名な鷲崎健さんの発言らしいです。

 この喩えのスマートさと美しさは流石に鷲崎さんだなと感心したのは間違いないですし、喩え下手な自分としては心底敬服いたしましたが……これが正確に事象を表現しているかどうかと考えると、若干主観的だなと思う部分もあります。すなわち、これは「パンツだけで色々想像して興奮できる人なんて信じられねえ」という前提があっての発言ではないかと思うのです。


 宝と宝の地図の間には、直接の繋がりがあるという保証はありません。
 しかし、新品ではない女性用パンツ(パンティ)の場合、女性の股に穿かれていた可能性は非常に高いのです。たまーに、男が穿いたケースとかもありますが……それは考えないことにします。



 別に難しい話でも何でもありません。

 例えば、旅行に出かけた際―――
 歴史的な建造物や遺跡を見て、人は「何百年も前にこんなものを建てたのか!」とか「昔の人はこんな生活をしていたのか」と思いを馳せるものです。
 かつての偉人が歩いた地や、何かの歴史的な出来事が起こった地に立つと……「何百年という時を隔てて自分が同じ場所に立っているなんて不思議だね」なんて言ってしまうものです。

 もっと身近な例を挙げれば―――
 「2002年のサッカーW杯決勝で使われたボールです」とか、「王貞治が756号ホームランを打った際のバットです」とか。

 もっともっと身近な例を挙げれば―――
 有名人のサインとか、有名人と一緒に撮った写真とかですらも。



 それらは全て「過去のもの」です。
 現在という時間軸だけで見てしまうと、遺跡は単なる観光地ですし、場所はただの場所ですし、ボールもバットも古びれた道具でしかありませんし、サインは単なる記号ですし、写真は作ろうと思えばすぐに作れてしまう程度の画像ファイルです。

 しかし、それらの「過去」は「現在」と繋がっているのです。
 その間が何ヶ月なのか何年なのか何百年なのかはそれぞれ違いますが、果てしない時間を飛び越えて、過去のその時間を連想させるからこそ価値がある(と人が考える)のです。


 パンツも一緒です。
 「現在は穿かれていない単体のパンツ」が、かつては「女性の股に穿かれていた」過去を連想させることも、そこに思いを馳せることによって興奮することも―――歴史的な建造物から何百年も昔を想像することと何ら変わりはありませんし、何ら異常な思考ではないのです。


 「夏草や 兵どもが 夢の跡」


 もちろん「過去なんか関係ないぜ!重要なのは今さ!」と考えている人もいるでしょうし、上で例に出したような歴史的なものや記念アイテム的なものに価値を見出さない人も沢山いることでしょう。それはそれで一つの考えなので、僕が否定することではありません。

 しかし、一方で「これは○○が使っていた××だ!プレミアものだ!」と“過去との繋がり”に価値を見出している人が、もう一方で「パンツだけで興奮できるヤツなんて変態だ」と“過去との繋がり”を否定しているのを見かけると―――それってダブル・スタンダードなんじゃねえの?と言いたくなってしまうのです。



 芭蕉の句を挙げるまでもなく、現在から過去を連想することは何らおかしいことではありません。
 それは人が本来持っているはずの想像力なのです。





 まぁ……僕のように「三次元の女性には興味がない」けれど「三次元の女性が穿いていたパンツは好きだ」という人は、有名人には興味がないけど有名人のサインを欲しがる人みたいで、行き着くところまで行き着いてしまっているとは思いますけどね。

 よし!誰かパンティーをおくれ。


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