やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

考察:妹キャラは誰の妹?

 「そういやオマエ、妹キャラに萌えないよな」

 確かコレ、『げんしけん』で笹原に妹がいることが発覚した際に斑目が言った台詞だったと思います。
 『げんしけん』1期目のアニメを観ていた当時、ヲタクになるかならないかくらいのところにいた自分にとっては、かなり驚いた一文だったんですよ。現実に妹がいる男は、妹キャラには決して萌えない―――そういうもんなのかと。


 それから数年。僕のサイト&ブログに来て反応を残してくれた人というのは何故だか“妹がいる男”率が高く、こういった発言をよく頂きました。「やまなしさん、妹って実際にいるとそんなにイイもんじゃないですよ」とか、「やまなしさん、現実の妹は悲しいもんですよ」とか。

 なるほど、斑目センセーの仰っていたことは正しかったんだなと感心しました。




 妹キャラに萌えられるのは、実際には妹がいないヤツだけ。

 しかしなぁ……確かに統計的にはそういうことになるんでしょうが……
 僕が妹キャラを好きな理由を考えると、どうにもこの辺の心理が合致しないんですよ。以前、「ヒロインは誰のもの?」という記事「僕が知っている渚は岡崎朋也のことが好きで、それは渚というキャラから切り離すことが出来なくて、僕は岡崎朋也ではないんですよ。」と書いたことがありましたが、妹キャラについても同じようなことを思うのです。

 僕がどんなに“ユカリ”を好きでいても、それは“皆人”の妹の“ユカリ”が好きなんであって、自分を“皆人”に当てはめて“ユカリ”を自分の妹として見ているワケではない―――
 ※注:“”の中はそれぞれお好きな兄妹キャラ名をお入れ下さいな

 どっちかというと、友達の家の妹みたいな感覚で見ているんですよ。
 「隣の芝生は青い」とでも言うべきか。別に僕は自分が「お兄ちゃん」と呼ばれたいワケではなくて、「お兄ちゃん」と呼んでいる女のコを眺めるのが好きというか。僕が呼ばれたいのは「ご主人様」ですよ、当然


 イチャイチャ姉妹が好きというのも実は同じような感覚で。別に僕は自分がお姉ちゃんになりたいのではなく、イチャイチャしている姉妹を第三者視点で眺めていたいのです。シスコンなヒロインとか、ブラコンなヒロインが大好きなのです。


 なので……あくまで僕自身の感覚で言うと、お兄さん視点から「やまなしさん、妹って実際にいるとそんなにイイもんじゃないですよ」と言われても「俺は別にそのポジションに行こうなんて思っていないんだけど……」としか答えようがないんですよ。
 むしろ、「やまなしさん、俺には可愛い妹がいて毎日イチャイチャしていますよ」なんて言われたら「世界なんて滅べばいいのに」と思うだけです。世のお兄ちゃんどもは、妹に蔑ろにされてナンボだろ!


 もちろん、上述した「ヒロインは誰のもの?」という記事でも書いたように……主人公を自分と同一視して楽しむ人は沢山いますし、「お兄ちゃん」のポジションに自分を当てはめて妹に萌えている人も沢山いるでしょう。いや、数だったらそっちの方が断然多いんじゃないかとさえ思います。
 「楽しみ方は人それぞれ」、なのでそうした人達を否定するつもりはありません。

 ただ、僕にとっては、主人公はあくまでキャラの一人だから……「自分に妹がいるかどうか」は妹キャラに萌えられるかどうかとは関係がないと思っているのですよ。
※ もっと端的な例で言うと、主人公の妹というキャラも、サブキャラクターの妹というキャラも、僕の中ではあまり変わりません。どっちも「友達の妹」みたいな感覚で見ています。



 まぁ、それとは別に「女きょうだいのいない家庭で育った男はヘンタイになる」説の方が突き詰めていくと面白そうではあるんですけどね。これはまた別の機会で……


B0016HINSC妹にまとわりつかれて眠れないCD
釘宮理恵

EDGE RECORDS 2008-05-28
売り上げランキング : 270

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| ヒンヌー | 18:49 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

妹2人いる身でも、普通に妹キャラ好きですけどね
二次って時点でリアル妹と比較したりもしませんし
(必ずしも歴史好きが荒唐無稽だからって「無双」を楽しめない訳じゃないですよね)

恋愛ものだと、結ばれない相手を想い続けるというのがツボです
不可能を不可能と判っていても・・・という所に美学を感じるので
この場合は「妹自身からの目線」で萌えているのかも

あとシスプリが自分ですら忘れてたような妹との些細な思い出を
思い出させてくれたりもしたので、そういう点で妹、兄妹モノが好きだったりもします
(日常の思い出であって別にギャルゲ的な事があった訳じゃないですよw)
美術部やってた人がひだまりスケッチとかを見て学生時代思い出すような感覚・・・かと

| ななし | 2008/08/05 18:19 | URL |

>ななしさん

 どうも。
 初めて「リアル妹いるけど、妹キャラも好き」という人の意見を頂いたので、ナルホドこういう見方なのかと驚きました。「二次とリアルでは違う」という感覚は、妹いない男が妹キャラに萌えているのとほとんど差がないのかもしれませんね。

>妹との些細な思い出を思い出させてくれたりもしたので
 特に衝撃的だったのはこの一文。
 妹モノの作品というのはよく「荒唐無稽」「ファンタジーだ」「現実ではありえない」といわれがちで、『シスプリ』なんかはそういうネタにされやすいと思うんですけど(僕は『シスプリ』観たことないです)―――

 そういう作品の中にもしっかりと「ノスタルジックになる部分」が描かれていて、リアルに妹がいる人の共感を得ていたというのは驚きでした。言うなれば、サッカー選手が『キャプテン翼』を読んで「あるある!こういうこと」と共感するようなものというか。
 これってつまり、「荒唐無稽」な部分と「共感を得る」部分のバランスがしっかりしているということなのかなと非常に興味深い御意見でした。

 でも、確かに……僕も『どき魔女』やってて「これって何気に真っ当な青春モノだよなー」と思ったりするので、実はイロモノだと思われている作品こそそういった部分に気を使っているのかも知れないなーと思いました。

| やまなし(管理人) | 2008/08/05 20:38 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamanashirei.blog86.fc2.com/tb.php/745-8a5956f6

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT