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母親が『Newスーパーマリオブラザーズ』を始めた

 半月ほど前に知り合いからDSソフト『Newスーパーマリオブラザーズ』を借りました。日本国内だけで500万本以上のセールスを記録した化け物ソフトです。

 僕自身は2Dマリオ世代なだけあって、1週間でクリア。
 このソフトは砦や城を初クリアした時にしかセーブできない(と僕は勘違いをしていた)ので、寄り道ややり込みを一切無視して突き進んでいたら何故か隠しルートに入ったらしくワープゾーンで一気に8Wへ。そのまますんなりクリア出来ました。


 「すんなり」と書くと批判のように読めちゃうかも知れませんが、「クリアだけなら簡単、やり込みをしようとすると難しい」というのが『スーパーマリオワールド』以降のマリオシリーズなんでしょうし。これくらいの難易度が丁度イイんじゃないかなーと思いましたよ。

 『スーパーマリオワールド』と比べると、「スピンジャンプ」「マントマリオ」「ヨッシー」などの要素がなくなっていて……「スピンジャンプ」でトゲトゲの敵に乗っかって緊急回避、「マントマリオ」でゆっくり降下、イザという時は「ヨッシー」切り離して二段ジャンプ、という“楽な逃げ道”がなくなったので緊張感がありましたし。
 何度クリアしてもセーブできる「お化け屋敷」のようなスポットも、一度クリアした面に戻ってドーピング→ステージ脱出も出来なくなったし(そのステージをクリアしなければダメ)、言われているほど楽なゲームではないとは思うんですけどね。


 個人的には凄く楽しんだのですが、やり込み要素を埋めるためには「他のステージでマメマリオになっておかなければならない」みたいな箇所があるのがゲンナリ。そのステージで手に入るアイテムだけで何とか出来るように配慮して欲しかったんですけどねー。


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 さて、そんな『Newマリオ』。
 発売した頃に松嶋菜々子さんのCMが流れていたのを母も覚えていたらしく、「借りたけどやってみる?」と聞いたら「やってみたい」と意外な反応が返ってきました。ウチの母に『マリオ』が遊べるのか??

【やまなし母のゲーム遍歴】
 ファミコン『テトリス』→スーファミ『ヨッシーのクッキー』→DS『脳トレ』『常識力』→Wii『Wii Sports』、他Wiiチャンネル→DS『どうぶつの森』→Wii『Wii Fit』→Wii『みんなでパズループ』


 母はこれまで「敵が出てくるゲーム」をやったことがないんですよ(『パズループ』は敵みたいなのが出てくるところで辞めました)
 それでも『どうぶつの森』を通じて十字キーを使うことには慣れましたし、パズルゲームが好きだったくらいなので反射神経はあるはず。「敵が出てくるゲーム」の1発目として『マリオ』という選択肢は悪くないだろうし、そのままやらせてみることにしました。


 『Newマリオ』を買った500万人の中には、松嶋さんのCMを見て『脳トレ』の次の1本として買った人も多かったことでしょうし。“それまで「敵が出てくるゲーム」をやったことがない人”がどれだけ『Newマリオ』をプレイ出来るのかの一例になるかなーという期待もありました。



 貸してくれた知り合いが説明書を持ってくるのを忘れたので、とりあえず口頭で説明することに。
 使うボタンは2つだけだし、細かいテクニックは後でちょっとずつ教えていけばイイだろうと思っていたのですが……まぁ、まずビックリですよ。


 Bダッシュジャンプが出来ない

 いやいや、初心者だから「敵に当たっちゃう」とか「穴に落ちちゃう」とかは当然のことです。
 しかし、概念としてまず「Bボタンを押しながら走ってAボタンを押す」が出来ないんですよ。


 数日経った後に「ダッシュジャンプが出来るようになった」と言っていたので放置しておいたのですが、1週間後に見ても「Bボタンを押しながら走ってAボタンを押す」が出来ていませんでした。「Bボタンを押しながら走って、Bボタンを離してからAボタンを押す」という手順で操作しているのです。

 2Dマリオに慣れている人なら「逆に難しくね?」という操作を母はやっていたのですが……
 言われてみれば納得。「Bボタンを押しながらAボタンを押したり離したり」なんて操作は、2D『マリオ』とその系統のゲームくらいでしか使わないんですよね。普通は片方ずつ押すか、同時押しかで。同時押しもスーファミ以後は激減したので、「ボタンは1コずつ押すものだ」と思っているのは母だけじゃないはず。

 僕の場合、ダッシュに使うBボタンは親指の先で押しっぱなしにして、ジャンプのAボタンは親指の関節辺りを浮かせたり沈めたりで調整して操作しているのですが………言われてみると、コレって凄く器用な動きですよね。今まで全く意識していませんでした。




 とは言え……そんな母でもそれなりにプレイ出来てしまうのが『Newマリオ』。
 ちなみに1Wのマップ構成はこんなカンジ。

 1-1(地上面)→1-2(地下面)→1-3(空中面)→1-砦(城内面)
→1-4(地上面)→1-5(空中面)or1-A(水中面)→1-城(城内面)

 このゲームのセーブシステムは
1.砦か城を初めてクリアした時
2.スターコインを5枚消費して、新しい道を拓いた時
3.エンディング後はどこでもセーブ可能

 多分こんなカンジ。攻略サイトとかは見ないようにプレイしているので間違っていたらゴメンなさい。
 母にとって3は無関係なので、とりあえず当面の目標は1-砦のクリアとなります。ここまで到達しなければ、いつまで経ってもセーブファイルが「はじめから」だという(笑)。

 最初の3日間くらいはずっと1-2で足止めを喰らっていたみたい。
 飛び飛びのドカンの上をジャンプしていかなければならない場面があって、そこでどうしても落ちてしまうんだとか。言われてみれば、僕も子どもの頃は『スーパーマリオブラザーズ』の1-2がクリア出来なかったっけ。あの地下の雰囲気が怖かったんですよ……

 そんな母も独力で「着地の際に逆方向を押すとマリオが止まる」ことに気付いたらしく、約1週間で1-砦をクリアすることが出来ました。よくも1週間も1-1から始めることに耐えられたなとは思うのですが、よくよく考えてみたらファミコンの頃は常に1-1から始まっていたんですよね。
 母にとって初めての『マリオ』の1-1ということで、カメを踏んづけると甲羅になり、それに触れるとマリオが蹴っ飛ばして他の敵も倒していく―――みたいなことでも新鮮に思えたらしいです。なので「1-1は何度やっても楽しい」とのこと。



 なるほど……
 ウチの母もそうですし、『Newマリオ』で初めて「敵が出てくるゲーム」を遊んだ多くの人もそうなんですけど。これまでは「自分にはムリそう」とブレーキをかけていただけで、ひょっとしたら心のどこかで「自分もやってみたいなぁ」と思っていたのかも知れませんね。そんな人達の背中を押したのが、松嶋さんのあのCMだった……と。


 と、ここで終わらせておけば美談になるんですけど。
 1-砦をクリアした後の母は、1-4を難なくクリアするも1-5で大苦戦。シーソー状のリフトが大の苦手らしくそこで1週間を費やしました。運悪く操作ミスでスターコイン5枚を消費してしまっていたので(砦攻略直後に使ってしまった…)、あと5枚を何とか取って1-4をクリアしたところでセーブしたのですが……
 そうすると、今度は何とかクリアした1-5の後に更に難しい1-城を連戦しなければならず。「精神的に耐えられない」と、昨日から『よつばと!』を1巻から読み返して現実逃避しています(笑)。


 しかし、操作ミスさえなければ1-城の前でセーブすることも出来たワケですし……かなり計算されたステージ配置になっているのかもなと思いました。徐々に色々なテクニックを身に付けさせ、それいてバリエーションに富んだアクションをさせるというか。


 もちろんウチの母がこのゲームをエンディングまで進められるとは思っていません。
 500万本以上売れたこのゲーム、どれだけの人がエンディングまで進められたんだろうとは思います。ですが、エンディングまで行かなかったとしても残るものがあると思うんですよ。僕だってファミコン時代の『マリオ』は自力でクリア出来なかったですもの(スーファミの『マリオコレクション』でリベンジしたくらいで)。

 そう考えると、『Newマリオ』が500万本売れたことってそのソフトのセールスだけじゃなく、その後の色んなこと(それこそWiiのヒットとか)に繋がっていたのかもなぁと思いました。そして、それは5年後、10年後のゲーム業界にも繋がっていくことなのかも―――なんて任天堂信者らしい文章で締めくくってみる。

 よし!じゃあ、次は2D『ゼルダ』でも勧めてみるか!(無茶だろうか)


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| ゲームプレイ日記 | 18:09 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ロックマンゼクスを勧めたらDSが宙を舞いそうですね。
ダッシュジャンプにカベ蹴り溜め撃ち武器チェンジ…多彩なアクションがウリですが、それだけに狭き門になってしまったりもするんでしょうなぁ。
しかし逆に考えれば、マリオは はしる ジャンプ の2動作だけでアクションゲームとして十分成り立っているゲームなんですよね。ファイアボールとかマントとか、DSではカベ蹴りやらと色々追加アクションは増えてきましたが基本2動作のみでエンディングまで迎えられるゲームというのは珍しいんじゃないかなと思います。

| asd | 2008/09/02 20:04 | URL |

>asdさん

 最近の『ロックマン』ってそんなことなっているのですか。
 僕はファミコン版の『3』までしかやっていないので、僕でもそれは戸惑うかもですねー。そもそも初代『ロックマン』から「こんなに武器があっても覚えられない!」と思っていたくらいですし(笑)。

 にしても、『マリオ』の「徐々にアクションを覚えていく」バランス感覚って凄いですよね。壁ジャンプが出来なくても(クリアだけなら)中盤くらいまでは支障がありませんし、面を進めることで覚えていく自然さがあるんですよね。
 「チュートリアルモード」とかでいきなりゲームの全部を覚えさせられるソフトとかもあるんですけど、あれだと頭がパンクしてしまって結局詰んでしまうという……

| やまなし(管理人) | 2008/09/03 20:30 | URL | ≫ EDIT















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