紹介するタイミングを逸してしまって早くも2週間前の記事になってしまったのですが、物凄い名考察だと思うので未読の方は是非一読して欲しい記事です。
苺ましまろの千佳の生の魅力を真剣に考えてみるんだぜ。(情報元:サイオンジ探偵社さん)
僕自身は小学生はストライクゾーン外なのですけど(やまなしのストライクゾーンは14〜16歳である)、『苺ましまろ』のキャラで言えば千佳が一番好きなので非常に共感できる話でした。千佳が14歳になったら是非嫁にしたいです。
「属性:普通」の魅力。
美羽やアナ・コッポラちゃんは『苺ましまろ』の象徴的なキャラですし、お見合いの席で「『苺ましまろ』のキャラでは誰が好きですか?」という会話になったら無難にこの二人のどっちかを挙げておけばOKだと思うんですが――― 自分個人の趣味で言うと、美羽やアナ・コッポラちゃんは「色んな要素が詰め込まれ過ぎている……」感が強いんですよね。二人は確かに観ていて楽しいし癒されますし“キャラ”としてはとても好きなのだけど、特別な存在過ぎるというかね。
作品を象徴する「特別な二人」に対しての、「普通な千佳」の生々しさ。
思えば「貧乳が好きだからって、おっぱいで女性を判断したりしないですよ」という記事で僕が好きだと列挙したキャラって、『Fate』の桜にしても、『ガンダムOO』のクリスティナにしても、『かんなぎ』のつぐみにしても、「属性:普通」というか「比較的どこにでもいそう」なキャラが多かったです(『パンヤ』のアリンは微妙か)。
「桜のどこが普通なんだよ」とツッコまれそうですけど、セイバーとか凛に比べればまだ「普通にいそう」なレベルという意味です。
喩えば、クラスの男子で集まって「クラスの女子で誰が可愛いと思う?」「美人なのは誰だと思う?」って話をしたとしたら―――クラスでの一番人気は『苺ましまろ』ではアナ・コッポラちゃんとか、『Fate』なら凛とか、『かんなぎ』ならナギ様になるんだと思うのですよ。
それは、言ってしまえば「詰め込まれた美」の集大成。 個人の好き嫌いなど超越して、全ての男子が惹き込まれて「美しい」と思ってしまう(という設定の)存在なのです。僕だって、そうしたキャラ達を「美しい」と思います。
でも、自分が人間的に惹かれるのは「クラスで一番人気のコ」ではなく、「五番手」「六番手」くらいのコだったりするのです。うーん……ちょっと上手い表現が出来ないので女性を敵に回している気もしますが、今更そんなこと気にしても仕方ありませんね。続けます。
「誰からもチヤホヤされてきたワケでもない」「適度に自信とコンプレックスを内包していて」「どこにでもいそうで」「それでも間違いなく“可愛い”くて」、「その“可愛さ”は今のところ俺が一番気付いているんじゃないか」感というか……
多分、「まだそんなに売れていないバンドを応援したくなる気持ち」に近いんじゃないかと思います。これも一種の中二くささってヤツでしょうか? なので、バンドが売れた途端に冷めてしまう感覚と同じように、「あれ?私って可愛いんじゃない?」と自覚されちゃうと途端に萎えてしまったりするのです。
自分が告白してフラれた後、そのコが「あれ?私ってモテるんじゃね?」と自覚してそういう方向に舵を取り始めてゲンナリしたケースを幾つも思い出しました。「俺に告白されたくらいで自惚れんじゃねえよ」「オマエ、俺の中では一番だったけど、世間では五番手だったんだぞ」というか。フラれている分際で好き勝手言うのもどうかと思いますが。
こういうバランスって思春期特有のものだと思うんですよ。 僕がストライクゾーンだと書いた14〜16歳がギリギリのライン。“自分”という存在が“周囲”でどういう評価なのか、まだ固まっていないギリギリの年齢なんだと思うのです。そのバランスの危うさと儚さこそが、人々を惹きつけるんじゃないでしょうか(それはロリコン的な意味だけでなく、創作物の対象として描かれ続けるという意味でも)。
(関連記事:美少女は少女でなければならない(前編)) (関連記事:美少女は少女でなければならない(後編))
……と、こんな風に僕は『苺ましまろ』の千佳に対して「地味。だけど、俺だけは千佳の良さを分かっているんだぜ!」みたいに思っていたのですが……いつぞやの電撃大王で『苺ましまろ』キャラ人気投票をやったら、物の見事に千佳が1位になってズッコけたことがありました。何だよ、千佳を好きだったのは自分だけじゃなかったんだ、と。
結論:『苺ましまろ』のファンは流石である
[記事URL]
|