やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

唯憂姉妹なら、ぶっちゃけ口移しくらい余裕だよね!

※ この記事はアニメ版『けいおん!』全編及び、原作漫画版『けいおん!』第2巻までのネタバレを含みます。閲覧にはご注意下さい。



 アニメ版の第12話で、唯が風邪で寝込んでしまった状況でのやり取り。
憂「私が代わってあげられたら良いのになあ。風邪移してもらって」
梓「移すってどうやって?」
憂「それは……口移しとか!」
梓(大胆な子…!)

 唯憂姉妹を語るには欠かせないシーンですよね。
 憂は唯のためなら口移しだってしますと、宣言をしているワケで―――いや、そもそも唯の性格と行動から考えてみると。


1.憂は唯との口移しを拒まない
2.唯は大切な人に対しては積極的にスキンシップを取る
3.唯は第8話で憂に抱きついている
4.唯はこの後のシーンで梓にチューをしようとした(拒絶されたけど)


 この姉妹ならば、普段からチューくらい余裕でしていそうじゃないか!と。
 実際、仲良し姉妹の体験談みたいなものを聞くと、小さい頃はチューくらい余裕でした(小学校高学年辺りで分別が付くようになった)という話はよく聞きます。唯憂は小さい頃から仲良しだったという描写があるし、唯は今でも小学校低学年みたいな思考なので、それくらいしていそうだ!と。妄想したってイイじゃないか!!


 いや、待てよ……
 時系列順に並べて考え直してみると―――

・唯が風邪をひく
→憂が口移しで治す宣言
→唯の風邪が治る
→唯は梓にチューをしようとする

 まさかっ!



 …というのは、冗談なんですけど(笑)。
 こうやって“妄想する余地”を残している辺りが『けいおん!』アニメの魅力の一つじゃないかと思うのです。ガチな百合のように妄想することも出来れば、純粋な友情や姉妹愛のようにも思えると言いますか―――



 実は、この「口移し宣言」のやり取りは原作漫画版だとまたちょっと違うんですよね。
 自分はアニメ→原作漫画という順に観たので、「なんと!元はこうだったのか」と驚きました。

梓「学祭まであと少ししか日にちないから心配だなぁ…」
憂「うう…私が風邪代わってあげられたらいいのになぁ…
 風邪うつるにはやっぱり…!(キ…キスとか…///)」

梓「?どーした?」


 もちろん「アニメ」と「4コマ漫画」というメディアの違いもあるんですが。
 唯憂姉妹の関係性はアニメと原作漫画で随分違うんですよ。

 アニメは憂→唯も唯→憂もしっかり描写されていて、互いに仲良しなイチャイチャ姉妹というカンジ。
 原作漫画は唯→憂の描写はほとんどなく(そもそも姉妹のシーンの半分くらいがアニメオリジナル)、その分、憂→唯の描写はガチな片想いっぽく描かれているのです。


 アニメ版の「口移し」宣言は、「病気を治すため」という純粋な気持ちだと分かるのですが。
 原作漫画版の「キスとか…///」は、明らかにやましい気持ちが頭をよぎっています。ガチっぽい原作漫画版だと、逆に「この二人は普段からチューとかしていないんだな」と分かるというのも面白い話ですよね。



 イチャイチャ姉妹のアニメ版と、ガチな片想い姉妹っぽい原作漫画版。
 どっちが好きかと問われれば、「どっちも好きだ!」とワガママな返答をするしかないのですが(笑)。
 まー、でもイチャイチャ姉妹がここまで脚光を浴びるようになったのは、アニメ版の方向性のおかげとも言えますし。そういう意味ではアニメ版スタッフが「イチャイチャ姉妹でいこう!」としてくれたのには、心の底から感謝をしています。

 姉妹萌えな人間でなければ描けない描写が本当に多くて、「これだよ!これこそが俺の求めていたイチャイチャ姉妹だよ!」と毎週毎週ヒャッホイ!でした。


TVアニメ「けいおん!」キャラクターイメージCDシリーズ 「けいおん!」イメージソング 平沢唯TVアニメ「けいおん!」キャラクターイメージCDシリーズ 「けいおん!」イメージソング 平沢唯
平沢唯(豊崎愛生)

ポニーキャニオン 2009-06-17
売り上げランキング : 262

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
TVアニメ「けいおん!」イメージソング 平沢憂TVアニメ「けいおん!」イメージソング 平沢憂
平沢憂(米澤円)

ポニーキャニオン 2009-10-21
売り上げランキング : 47

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

● 性のにおいがしない世界
 『けいおん!』からの流れもあって、自分は今季は『かなめも』を視聴しているんですけど。
 同じまんがタイムきららの4コマ漫画であっても、『けいおん!』アニメと『かなめも』アニメでは随分と毛色が違いますし。それぞれ両極端だなーと思うことが多々あります。どっちがイイかって話じゃなくて、両極端だなーと思うのです。


 喩えば、同じような「セクハラお姉さん」のポジションであっても。
 『かなめも』のはるかさんは、押し倒したり舐め回したり胸を揉みまくったり「どんなパンツ履いているの」と言ったり、通報すれば逮捕できるレベルのセクハラをしているのに対して。
 『けいおん!』のさわちゃん先生は、基本的には可愛いコに可愛い服を着せてニヤニヤ眺めているだけなんですよ。澪に対してはちょっと酷いこともしているけれど、基本的には健全なセクハラしかしないというか。健全なセクハラって何ですか。



 『けいおん!』アニメには、「まだ大人になっていない女のコ達の一瞬のきらめき」を描く意図があったようで。12話の唯のモノローグ「このまま大人になっちゃうのかなぁと思っていた…」なんかもそうだし、ミニアルバム『放課後ティータイム』の曲はどの曲も「せいいっぱい背伸びをしようとしている」歌詞だし―――

 「大人になっていない女のコ達」の物語だから極力「性的な描写」を避けて描いていて、そちらはあくまで視聴者の妄想力に委ねていたんじゃないかと思いました。



 「性のにおいがしない作品」だから、安心して観られるって人も。
 「性のにおいがしない作品」だから、敢えてエロ同人を描くぞって人も。
 その両方の楽しみ方が出来るからこそ、この作品は多くの人に愛されていたのだろうなと思うワケです。


(関連記事:「エロイと思うキャラ」と「エロ同人誌を描きたいキャラ」は別



 ……と、この書き方だと『けいおん!』は素晴らしくて『かなめも』はダメだみたいに受け取られかねないけど、そうではなくて。『かなめも』で、はるかさんのセクハラを泣きながら耐えているかなも凄く好きです。7話の「バリアーバリアー」は可愛かったのぅ。

 泣きながらセクハラに耐えるみたいな描写は、『かなめも』だとアリだけど『けいおん!』ではナシだよね、という話です。澪はいつも泣いていた気もするけど(笑)、でもさわちゃん先生の目的としては「脱がすこと」ではなくその後の「着せること」に重点があるというか。



 唯憂姉妹の描写も、一緒にスーパーに買い物に行ったり、手つないで「あったかあったかー」とほんわかしたり、「口移しとか!」と宣言したりというのがイイのであって―――作中で本当に口移しをやられちゃったら、それはもう『けいおん!』じゃないんだろうと思うのです。

 ということで、そこから先は二次創作の領域だよね!と締めくくっておきます。


けいおん! 2 (初回限定生産) [Blu-ray]けいおん! 2 (初回限定生産) [Blu-ray]

ポニーキャニオン 2009-08-19
売り上げランキング : 2

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| アニメ雑記 | 17:53 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

けいおん記事もっと

| ああああ | 2017/03/23 23:43 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamanashirei.blog86.fc2.com/tb.php/990-42ab0386

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT