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『けものフレンズ』アニメのキャスティングの巧妙さに唸る

※ この記事はテレビアニメ版『けものフレンズ』第9話 「ゆきやまちほー」までのネタバレを含みます。閲覧にはご注意下さい。

 今日の話は、考察勢にとっては「何をいまさら」って話でしょうし。
 遅くても先週の記事で書いておけば良かった!と後悔しているのですが、先週の時点ではまだ確信が持てなかったので書けませんでした。だから今週、また改めて書こうと思います。


 既存ファンを切り捨てるアニメ化。

 『けものフレンズ』アニメ放送直前に、はてな匿名ダイアリーに投下された記事です。
 スマホアプリ版からのファンがアニメ放送開始にまったく期待を持てないことを嘆いていて、「まともなアニメ作ったこともない会社だったり」とヤオヨロズのことを評していて、『てさぐれ!部活もの』の大ファンである私としては「ヤオヨロズを批判したな!た、確かに……『てさぐれ』はまともなアニメではなかったな……うん、アナタの言うことも尤もだね」と納得したのですが(笑)。

 私はこの記事を、『けものフレンズ』のアニメが話題になって、でもまだ自分では観ていなくてという恐らく第3~4話が放送されたくらいの時期に読んで、それからずーーーっと引っかかっていることがあったのです。それは「声優がまるまる変更されたり」の部分です。



 最近はそういう反発を警戒してか、メディアミックスのプロジェクトが大きくなったからか、昔ほど多くはないと思うのですが……10年くらい前は、「人気ゲームのアニメ化」の際に声優さんが総入れ替えになって原作ゲームのファンの怒りを買うことが結構あったと思います。
 いつまでその話を蒸し返すんだよって言われるかもですが、有名どころでは『アイドルマスター』初のアニメ化だった『アイドルマスター XENOGLOSSIA』は声優陣が総入れ替えでゲームのファンからは放送開始前から「黒歴史確定」みたいに批判されていました。どのくらいの反発だったかというと、私がブログに「アイドルマスター XENOGLOSSIAのラジオが始まるんだね。小清水さんがやるなら聴こうかな」と書いただけで「二度とその作品の名前を出すな」とクレームのメールが届いたほどです。



 どうして「人気ゲームのアニメ化の際に声優さんが総入れ替えになるのか」というと、冒頭の記事で言われている「キャスト変更で新規のアニオタ引き寄せるために人気どころにする」というのもあるでしょう。それこそ『アイドルマスター XENOGLOSSIA』は、『舞-HiME』『舞-乙HiME』と同じプロデューサーの作品で、声優さんもそちらの作品から引き継いだ方が多かったですね。
 その他の理由としては、「ゲームとアニメの声優には必要な技術がちがうので、アニメを作っている人たちはゲームに出ている声優さんを信用していない」みたいな話も聞いたことがあります。一説としては分からなくはないです。最近はアニメで人気の声優さんをゲームに起用することが多いですけど、昔はアニメではほとんど見かけない人がゲームに起用されていたりしましたし。

 後はまぁ、「ゲームは一人ずつ収録するのに対して、アニメは基本的に決まった曜日の決まった時間帯に全員で集まって収録するためにスケジュールが合わない人が出てくる」という理由もありそうです。出番の少ないキャラなら別の日に録るのも手ですが、出ずっぱりのメインキャラはそうはいかないでしょうしね。

 冒頭の記事で「多少は声優知ってるつもりだったけど、ほぼ全員聞いたこともないような新人。」と書かれているのも分からなくもなく、キャラクター欄で紹介されているメインキャラの声優さんで私が聞いたことあるのも内田彩さんだけでした。Wikipediaを見てもキャリア2~3年目の人が多くて、「スマホ版からキャストを変えてコレかよ」とスマホ版からのファンが怒っているのも無理はなかったかなと思いました。



 そんなカンジで、私が自分で『けものフレンズ』のアニメを観る前は「スマホ版とは声優さんが変わっている」ことを「新人が多く起用されている」「スマホ版からのファンが怒っている」くらいに捉えていました。自分はスマホ版を知らないから特に大した問題でもないだろうと気にしていなかったのですが……

 GyaOの一挙配信で第1話を観てビックリしました。
 照井春佳さんが出てるんだ……と。

 照井春佳さんは『未確認で進行形』や『結城友奈は勇者である』で主役を務めたバリバリの売れっ子声優さんで、何よりスマホ版『けものフレンズ』に出ていた人です。私はスマホ版はプレイしていませんが、Wikipediaによると「キュウビノキツネ」「アカカンガルー」「インドゾウ」「マーゲイ」「トキ」「ヘラジカ」「アードウルフ」「カルフォルニアラッコ」と8つのキャラを担当していたそうです。

 あれ……?と思いますよね。
 照井さんがアニメ版で担当されている「カバ」は、スマホ版では照井さんではないのです。スマホ版の「カバ」は藤井ゆきよさんが担当されていました。


 じゃあ、藤井ゆきよさんのスケジュールが合わなくて照井さんが「カバ」を担当することになったのかなーなんて思って観ていたら、アニメ3話で藤井さんも「アルパカ・スリ」の役で登場しました。スマホ版での「アルパカ・スリ」は前田綾香さんです。



 どどどどどどういうことなんだ?と、よく分からない人のためにアニメ版に登場したメインキャラ以外のフレンズたちの声優さんを「スマホ版のときの声優さん」と一緒に表記しようと思います。

○ カバ
 スマホ版:藤井ゆきよさん→ アニメ版:照井春佳さん

○ コツメカワウソ
 スマホ版:大和田仁美さん→ アニメ版:近藤玲奈さん

○ ジャガー
 スマホ版:長妻樹里さん→ アニメ版:津田美波さん

○ トキ
 スマホ版:照井春佳さん→ アニメ版:金田朋子さん

○ アルパカ・スリ
 スマホ版:前田綾香さん→ アニメ版:藤井ゆきよさん

○ スナネコ
 スマホ版:斉藤佑圭さん→ アニメ版:みゆはんさん

○ ツチノコ
 スマホ版:浅野真澄さん→ アニメ版:小林ゆうさん

○ アメリカビーバー
 スマホ版:白石涼子さん→ アニメ版:下地紫野さん

○ オグロプレーリードッグ
 スマホ版:宇和川恵美さん→ アニメ版:大空直美さん

○ ライオン
 スマホ版:浅野真澄さん→ アニメ版:本多真梨子さん

○ ヘラジカ
 スマホ版:照井春佳さん→ アニメ版:國府田マリ子さん

○ アフリカオオコノハズク
 スマホ版:斉藤佑圭さん→ アニメ版:三上枝織さん

○ ワシミミズク
 スマホ版:大和田仁美さん→ アニメ版:上原あかりさん

○ マーゲイ
 スマホ版:照井春佳さん→ アニメ版:山下まみさん

○ ギンギツネ
 スマホ版:白石涼子さん→ アニメ版:相坂優歌さん

○ キタキツネ
 スマホ版:斉藤佑圭さん→ アニメ版:三森すずこさん


 見ての通り、誰一人として「スマホ版とアニメ版で同じ声優さんのキャラ」はいないのです。
 しかし、先に述べた照井さんや藤井さんだけでなく、津田美波さん、下地紫野さん、大空直美さん、國府田マリ子さん、三上枝織さん、山下まみさんはスマホ版にも出演なさっていました。ただし、役はそれぞれ別のキャラです。ちなみに今挙げた全員が青二プロダクション所属の声優さんなんですが、これはアニメの音響制作を青二プロダクションが請け負っているからだと思われます。


 要するに……アニメ版『けものフレンズ』のキャスティングは、スマホ版と同じ声優さんを使う場合でも“敢えて”別のキャラにあてているのです。誰一人、同じキャラを同じ声優さんが担当しないように徹底しているのです。



 先週の記事で私は、スマホ版や漫画版はジャパリパークがまだヒトの手によって管理されていた時代を舞台にしていて、アニメ版はジャパリパークからヒトがいなくなった未来を舞台にしているため、スマホ版や漫画版がアニメ開始前や開始直後に終了していたのは既定路線だったのではないかと書きました。
 んで、それを裏付ける根拠の一つとして「声優さんを敢えて別のキャラにあてている」ことを書くか迷いました。つまり、スマホ版のフレンズとアニメ版のフレンズは、例えば同じ「カバ」というキャラであっても時代のちがう「カバ」であって、別人であることを表現するために敢えて別の声優さんをあてているのではないか?と。


 ただ、私はスマホ版をプレイしていませんし、スマホ版からのファンにとっては「スマホ版とアニメ版のキャラは別」と言われるのはカンジワルイことかも知れませんし、何より確信が持てなかったので迷った末に書きませんでした。





 んで、9話を観て「書いておけば良かった――――!」と後悔したのです(笑)。

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<画像はアニメ版『けものフレンズ』第9話「ゆきやまちほー」より引用>

 第9話で「温泉」にたどり着いたかばんちゃんとサーバルちゃんは、ラッキーさんに収録されている(?)音声を聞きます。そこで喋っていた女性の名前は「ミライ」さん。スマホ版のナビゲーターをしていたキャラで、声優さんはかばんちゃんと同じ内田彩さんです。
 かばんちゃんとミライさんの関係性は、アニメが始まった当初から話題になっていましたね。帽子の形が一緒で、声が一緒なので……と考察勢が早くからその可能性を指摘していました。第9話のラストでマーゲイさん達が言っていた話を考えるに、まあそういうことなんだと思います。


 私が驚いたのはミライさんに話しかけていた「もう一人のキャラ」です。
 EDクレジットではキャラ名も声優さんも「??????」となっていましたが、声優ソムリエである私の耳によると……というまでもなく、分かりやすい特徴的な声なので威張ることでもないのですが。あれは恐らく「野中藍」さんの声です。

 野中藍さんはスマホ版のサーバルちゃんを担当されていて、スマホ版のサーバルちゃんはゲーム開始時に自動的に仲間になるキャラだそうです。ラッキーさんから流れたあの声がサーバルちゃんだとはまだ明言されていませんが、アニメ版のサーバルちゃんと同じように温泉を海だと勘違いしている様子がわざわざ描かれているので、「あの声はサーバルちゃん」「ただし、アニメのサーバルちゃんとは別人」だと表しているんじゃないかと思うのです。


 スマホ版とアニメ版で敢えて別の声優さんをあてているのは、スマホ版のフレンズとアニメ版のフレンズは別人であると表現するため―――というのは、ここでスマホ版のサーバルちゃん(CV.野中藍さん)とアニメ版のサーバルちゃん(CV.尾崎由香さん)が交差したことでほぼ確実だろうと思われます。アニメ版のサーバルちゃんは、スマホ版のサーバルちゃんの声を知っていたみたいですしね。

 思えば、第8話でPPPが三代目なことが明らかになって、「初代や二代目とはメンバーがちがう」ことがどーのこーのという話だったのは、フレンズは永遠に生き続けるワケではなくて代替わりしているのだ、と視聴者に世界観を見せておくためだったのだと分かります。
 サーバルちゃんも、CV.野中さんのサーバルちゃんからCV.尾崎さんのサーバルちゃんに代替わりしていて……どちらもCV.内田彩さんの「ヒト」と行動しているという。




 しかし、こう考えるとますます「スマホ版や漫画版がアニメ開始前に終了していたのは既定路線だったのではないか」という可能性が高くなりますし、もし既定路線だったら今までにない斬新なメディアミックス手法ですよね……

 普通「ゲームとアニメの同時プロジェクト」だったら、ゲーム機用のゲームならアニメ放送中にゲームを発売するとか、ソーシャルゲームでもアニメと連動したイベントを行うとかして収益を上げると思うんですが。
 ゲームの世界のうんと未来がアニメの世界だから、アニメ放送前にゲームを終了させて二度とプレイできないって……基本無料(最後の数か月は完全無料だった)のソーシャルゲームだから実現できた手ですし。思いついたとしても、「利益にならないからやめよう」って普通はやめると思うんですよ(笑)。

 仮にもし既定路線じゃなくて、たまたまアニメ放送直前にゲームが終わってしまったというのなら、それはそれで奇跡のようなタイミングだったと思いますし。


 いずれにせよ、「ゲームとアニメのメディアミックス作品」の究極の形としてしばらく語り継がれるんじゃないですかね。今となってはアニメ放送開始前のスマホ版のファンの嘆きすら、貴重な資料になっているという。

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| アニメ雑記 | 17:57 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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ゲームが下手ながらニコ生で『スーパーマリオメーカー』の実況を行っていました【跡地】

この記事は、ニコニコ生放送で行った『スーパーマリオメーカー』で応募してもらったコースの挑戦の跡地です。


<告知時の文章>
 こういう企画は1年くらい前にやっていれば盛り上がったような気もするけど!
 来週末にNintendo Switchの発売を控えた今、Wii Uを振り返る意味でも今週末(2月25日を予定)に『スーパーマリオメーカー』を実況プレイしようと思います。テストとして、生放送後のログをYouTubeにも投稿しようと考えています。


 プレイするコースは今から募集します!
 応募してもらったコースを初見で次々とプレイしていくのは、福袋の開封に近いものがあると思いますしね。自薦でも他選でも構いませんし。初期に作ったコースでも、最近作ったコースでも構いません。簡単なコースでも、難しいコースでも、アイディア満載のコースでも構いません……が、あまりに難しいコースだとズルをする可能性があるとだけ言っておきます(笑)。

 ただし、一つだけ条件が合って。
 「1-1」~「8-4」に当てはめて通してプレイするつもりなので、そのコースが「1-1」から「8-4」の32コースの中でどこに当てはまるのか指定して応募してください。このコースが実際にゲームの中に入ったらどういう役割のコースになるか考えてみるのも面白いと思うので。

WiiU_screenshot_GamePad_018DB_20170220201550ba9.jpg


<応募要項>
・私にプレイさせたい『スーパーマリオメーカー』(Wii U版)のコースを、「1-1」~「8-4」までの32コースのどこがイイのかを指定してオススメしてください
・「1-1」~「8-4」までの32コースは“早いもの順”なので、空いているところを指定してください
・応募するコースの知らせ方は、コースIDか、スーパーマリオメーカー ブックマークのURLをコメント欄に書き込んでください

・自分で作ったコースでも、他の人が作って遊んでみたら面白かったコースでも構いません
・初期に作ったコースでも、最近作ったコースでも構いません
・難易度も自由ですが、「1-1」~「8-4」までの32コースのどこに当てはまるのかは考えてください
応募は1人につき3コースまで、でお願いします

・応募締め切りは2月25日の正午とします
 ※終了しました


・正直、この時期に募集しても32コース全部は埋まらないと思うので、スカスカになったとしてもそれはそれで通してプレイします
・応募が全くなかったり、あっさり終わっちゃったりした場合、予定を変更して「兄貴から譲り受けたWiiに入っていたダウンロードソフトを遊ぶ配信」になります(笑)
・「1-1」から「8-4」まで(クリアはともかく)プレイする時間が足りなかった場合、後日ロスタイム配信をするかも知れませんし、しないかも知れません……





 動画のログは、どうやらブログを開いた際にかなり重くなってしまう原因になっているみたいなのでリストへのリンクを貼っておくことにしました。



 各ステージの紹介記事は必ず書きますが、動画をたくさん載せている『1-2-Switch』の紹介記事が恐ろしく重くて、同様に動画をたくさん載せる予定の各ステージの紹介記事も恐ろしく重くなりそうなので……その2つの記事を同時に読み込まないように、少し間をあけて書こうと思います。

| ゲーム実況 | 20:00 | comments:20 | trackbacks:0 | TOP↑

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『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』全28ゲームを動画付きレビュー!

【三つのオススメポイント】
・『脳トレ』の河本Pによる「どう遊ばれるか」が考えられたゲーム
・28種目のミニゲームは一つ一つが尖りまくり!
・これは、ジョイコンという新しい“おもちゃ”の説明書なんだ


『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』
 Nintendo Switch用/パーティ
 任天堂
 2017年03月03日発売
 4980円(税別)
 公式サイト(※ 音が鳴ります)

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◇ 『脳トレ』の河本Pによる「どう遊ばれるか」が考えられたゲーム
 いよいよ発売された任天堂の新しいゲーム機:Nintendo Switch!
 Nintendo Switchの名称や形やコンセプトなどは昨年10月に発表されましたが、その時にはまだ「HD振動」などの機能は伏せられていて、映像に出てきたソフトも『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』や『Splatoon2』などの既存の人気シリーズでした。

 今年の1月13日にネット中継されたプレゼンテーションにて、ジョイコンには「HD振動」や「モーションIRカメラ」が搭載されていることが発表されて、そしてそうしたジョイコンの機能を活かした「誰もが遊べる」新作ゲームとしてこの『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』が発表されたのです。
 言ってしまえば、Wiiリモコンを活かしたゲームだった『Wii Sports』や『はじめてのWii』や、Wii Uゲームパッドを活かしたゲームだった『ニンテンドーランド』のような、新しいゲーム機の新しいコントローラを活かしたゲームなんですね。


 この『1-2-Switch』のプロデューサーは河本浩一さん。
 コアなゲームファンの方々には馴染みのない名前かも知れませんが、ニンテンドーDSの『脳トレ』シリーズのディレクター、Wiiの『写真チャンネル』『お天気チャンネル』『ニュースチャンネル』のディレクター、3DSの『すれちがいMii広場』『ARゲームズ』のディレクター、同じく3DSの『バッジとれ~るセンター』や『Miitopia』のプロデューサーをされてきた人といえば何となく立ち位置がわかるんじゃないかなと思います。

 しかし、私にとってはなんと言ってもDSiウェアの傑作『フォトファイターX』のゲームコンセプトを提案した人なのです。『脳トレ』や『写真チャンネル』の人と聞くと「マジメなゲームばっかり作ってきた人なのかー」と思われるかもしれませんが、それは結果的に『脳トレ』が大ヒットしたからそう思えるだけで、基本的にはこの人のゲームは「ゲーム機の機能を活かした変なゲーム」が多いんです。『脳トレ』だって作っているときは全く手堅いゲームではなくタッチペンとマイクを活かした変なゲームという認識で、「2万本くらいは売れて欲しい」って思って作っていたらしいですからね。

(関連記事:超お手軽な格ゲーツクール『写真で格闘!フォトファイターX』紹介





 また、これはもう当時から散々書いてきたことではあるのですが……
 『脳トレ』をバカにする人は、何故あのゲームが大ヒットしたのかが分からずに「ただTVCMを大量投入したから売れただけだろ」なんて言っていたりします。しかしですよ、ただ単にTVCMで見かけたからと言ってそれまでゲームを遊んだこともないような中高年が1万5000円もする本体と一緒にゲームソフトを買いますかって話です。



 『脳トレ』の真髄は、「お手軽版」なのですよ!

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<画像はWii Uバーチャルコンソール版『脳を鍛える大人のDSトレーニング』より引用>

 『脳トレ』というゲームは「自分のセーブデータ」に毎日スコアを記録して、折れ線グラフでその傾向を眺めることで「脳が鍛えられている」感覚を視覚化するゲームでした。だから、「自分のセーブデータ」を他人にプレイさせるワケにはいかないんですね。

 その代わりにあるのが、「お手軽版」です。
 この「お手軽版」はセーブデータも残りませんし、1種目のゲームをするだけで脳年齢を簡易的に測れるものです。当然「自分のセーブデータ」を記録している人には必要のない機能なのですが、なんでこんな機能があるのかというと「ちょっとやってみなよ」と人にやらせるためにあるんです。

 私は当時、この「お手軽版」を試しに母にやらせてみて、父にやらせてみて、後日遊びに来た兄にやらせてみて……と、家族に遊ばせて「脳年齢いくつだった?」とワイワイ楽しみました。当時はまだ母も父もゲームをほぼ遊んだことがなくて、兄もゲームをやっていない時期でしたが、「お手軽版」があったから「ちょっとやってみてよ」と言えたのです。

 こういうことが当時全国的にあって、初代『脳トレ』は2005年5月に発売されたのですが、同年のお盆の時期にどうも親戚の集まりで遊ばれたことをきっかけにソフトとDS本体が売れていることに気づいた当時の岩田社長が『もっと脳トレ』の開発を指示して、2005年12月に発売された『もっと脳トレ』は『マリオカートDS』や『おいでよ どうぶつの森』との三本柱として年末商戦に大暴れしてDS大ブームが起こったのでした。


 つまり、『脳トレ』というゲームは「ちょっとやってみてよ」と普段ゲームを遊ばない家族や親戚に遊ばせたくなるだろうと考えて、それが出来る機能を入れたが故に口コミで広がっていったのです。TVCMがその後に大爆発を起こしたのは間違いありませんが、最初の火を起こしたのは口コミだったと私は思います。

 任天堂のゲームは比較的そういう傾向があるかと思いますが、河本さんのゲームは特に「このゲームがどう遊ばれるのか」が考えられた上で設計されていると私は思っています。Wiiの『写真チャンネル』は「家族みんなで写真を眺める」ことが考えられていましたし、DSiウェアの『フォトファイターX』は「友達とバカ騒ぎしながら写真を撮り合う」ことが考えられていました。



 『1-2-Switch』もそうです。
 開発の最初のとっかかりは「おすそ分けプレイが出来るNintendo Switchの特徴を活かした2人用のゲーム」だったみたいですが、そこでイメージされていたのは海外でのホームパーティや日本での親戚の集まりなどにNintendo Switchを持っていって「普段はゲームで遊ばない人とも気軽に楽しめる」姿だったそうです。

 【Nintendo Switch 5週連続インタビュー(4)】「1-2-Switch」編。一緒に遊ぶことで,仲良くなれるゲームを目指して4gamer.netさん)

<以下、引用>
4Gamer「収録されている一つ一つのゲームが,アイデア重視の瞬発力勝負だという印象を受けました。そうなると,どれを採用してどれをボツにするかの判断基準が難しいのではないかと思うのですが,そのあたりはいかがでしょう。」

河本氏「分かりやすさを重視しています。というのも,海外ではホームパーティー,日本ではお盆やお正月の帰省のときなどに,普段はゲームで遊ばない人とも気軽に楽しめるものを目指しているんです。
 Wiiの頃も,同じように実家に持って帰って遊んでくれた方が大勢いらっしゃったんですが,Wiiを持って帰るとなると……。」

4Gamer「どうしても荷物が増えてしまいますよね。センサーバーも持って行かないといけないですし。」

河本氏「その点,Nintendo Switchなら簡単に持ち運びできますので,帰省のときなんかにも適していると思うんです。
 で,親戚が集まる場などで,Joy-Conを渡してさっと遊べるようなゲーム。シンプルだったり,ちょっと笑えたりするものを中心に選びました。

4Gamer「なるほど。どのゲームもテンポの良さが印象的です。」

河本氏「そこも重視しています。基本的に2人で遊ぶゲームなんですが,3人以上がいる場で,「面白そうだから僕にもやらせてよ」みたいな声が出たとき,すぐ入れ替われるようにしたかったんです。
 分かりやすく面白ければ,見ている人もやりたくなるでしょうし,そういうときにすっと入れ替われたらいいな,と。」

</ここまで>
※ 強調など、一部引用者が手を加えました

12s-1.jpg
<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 例えばこのゲーム、プレイヤーは「左プレイヤー」「右プレイヤー」と呼ばれるんです。Miiを選んだり、プレイヤー名を入力したりもしないんです。だから、途中で「面白そうだから僕にもやらせてよ」とプレイヤーが入れ替わっても構いません。



12s-2.jpg
<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 すごく興味深かったのは「チームバトル」の仕様です。
 普通こういうパーティゲームを作るとしたら、「遊ぶのは何人?」「みんなの名前を入力してね」「誰誰さんと誰誰さんはこっちチーム、誰誰さんと誰誰さんはそっちチームです」「次のミニゲームで対戦するのは誰誰さんと誰誰さんです!」みたいにしてしまいがちなんですが……

 『1-2-Switch』の「チームバトル」は、「右チームと左チームに分かれてくださーい」「次のミニゲームはこちらでーす」「各チームの誰かがプレイしてくださーい」と、プレイヤーの情報を入力する必要もなければ、誰がどっちのチームに行くかもミニゲームを誰がプレイするかも私達任せなんです。
 パーティゲームで「プレイヤーの名前などを入力している時間」って、ものすごーーーーくみんなつまんなさそうですからね。Wiiですら『Wii Sports』で遊ぶときはものすごく盛り上がるのだけど、その前に『似顔絵チャンネル』でMiiを作っている時間は「早く始めようよ」と言われましたもんねぇ。

 更に、最初に「誰誰さんと誰誰さんはこっちチーム」みたいに厳密に決めないので、途中から「面白そうだから僕にもやらせてよ」とプレイヤーが増えても構いませんし、逆に途中で人が抜けても大丈夫ですし。
 「次のミニゲームで対戦するのは誰誰さんと誰誰さんです!」みたいに強制されないので、「ダンス」のゲームはそういうのが好きな人に任せるとか、ただただ応援するだけの人がチームにいてもイイとか。

 「ホームパーティや親戚の集まり」などの大人数でプレイするには、絶対にこっちの方がイイという仕様になっているのです!




12s-3.jpg
<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 「チームバトル」は右チームと左チームに分かれてのスゴロク形式のバトルです。収録されている全28種目の内の24種目を使って、ミニゲームに勝った方がルーレットを回せる→ 止まったマスのミニゲームで対戦→ ミニゲームに勝った方がルーレットを回せる→ 止まったマスのミニゲームで対戦→ を繰り返してゴールまで先に着いた方が勝ちです。

 一度やったミニゲームはマスにカウントされないので、後から追いかける方が追いつきやすい仕様になっているのが「らしい」ですね。ミニゲームの配置も、「序盤はテンションが高くなくても遊べるもの」「後半は高いテンションが必要なもの」になるように配置されています。

 ただ、どうもマスの配置が毎回同じみたいなので毎回同じマスだと繰り返し同じメンバーで遊ぶには飽きやすいんじゃないかなーというのはちょっと不安かも。





◇ 28種目のミニゲームは一つ一つが尖りまくり!
 さて、このゲームは簡単に言ってしまえば「Nintendo Switchのコントローラ“ジョイコン”を活かしたミニゲームが28種目入っているゲーム」です。Miiなどを入力しなくてイイとか、横で観ている人が「面白そうだから僕にもやらせてよ」と言いやすいとかの仕様であっても、ミニゲーム集で一番重要なのはミニゲーム自体の面白さです。料理となるミニゲームが面白くなかったら、その盛り付け方がどんなにキレイでも食事としては褒められませんからね。


 なので、ここからは28種目すべてを一挙にレビューしようと思います!
 まずは任天堂公式Twitterで公開された各ゲームの説明となるムービー(これはゲーム内でもミニゲームを始める前に観ることができます)を載せます。
 次に「各ゲームに設定されている唐辛子の数」を載せます。これは「遊ぶ人に必要なテンションの高さ」で、例えば唐辛子1つの『電話番』は場があまり盛り上がっていない状況でも遊べますが、唐辛子5つの『コピーダンス』は相当に場が盛り上がってテンション高い状況じゃないとなかなか出来ないという目安です(ゲーム内で獲得できる何かを消費するみたいなことではありません)。
 その次に、個人的な「私のお気に入り度」を5点満点で書いておきます。こういうミニゲームは好みがそれぞれ分かれるものですが、まあ「こんなにたくさんあると何を遊べばイイか分からない!」という時の参考になればイイかなと思います。

 そして、いよいよレビュー本文

 最後に、ニコニコ生放送で実況プレイした動画をミニゲームごとに分割して載せておきます。すべて初見プレイなので、初めてこれらのミニゲームをプレイする人がこういうリアクションをしているという参考になればうれしいです。


1.電話番

必要テンション:
お気に入り度:★★★★

 ジョイコンを机に置き、手は膝の上に構えて、呼び出し音が鳴った途端にジョイコンを取って「はい!もしもし!」と言う速さを競う種目です。シンプルイズベスト。静から動に切り替わるゲームなので、場がまだ盛り上がっていなくても遊べるのがお気に入りです。

 何回か続けると「呼び出し音」が変わり、「正しい呼び出し音」じゃない時に電話に出るとお手付きという別ゲーに変わります。相手に話しかけて「正しい呼び出し音」を忘れさせるのも手段の一つで、駆け引きも重要になるのが面白いです。





2.カウントボール

必要テンション:
お気に入り度:★★

 ジョイコンの「HD振動」を体感させるゲームとして、体験会などでもよく取り上げられていましたね。私もこのゲームを遊びたくてビッグサイトまで行って、『みんなでスペランカー』を遊んで帰ってきました。泣ける。

 アクション的な動きも必要なく、手軽に「HD振動すげー」と思わせられるので、「Nintendo Switchというゲーム機のすごさ」をみんなに知ってもらうには最適なゲームだとは思うんですが。ゲーム的な駆け引きみたいなものはほぼないので、私のお気に入り度は低めです。
 ただ、公式のTipsや「チームバトル」時の説明などによると、「分からなかったら周りの人に渡してみんなで考えよう」と、普通のゲームだったらズルみたいなことが推奨されているんですね(笑)。そのため時間制限もありませんし、大人数で集まった時の「チームバトル」では盛り上がりそうですよね。





3.禅

必要テンション:
お気に入り度:★★★★★

 Wiiの『Wii Fit』や『Wii Fit Plus』には「バランスWiiボードの上にただじっと座る」という『座禅』がありましたが、こちらはヨガ的なポーズを取った状態でじっとするゲームになっています。

 「動いたら即負け」ではなくて、「動いたら線香的なライフゲージが減っていって(ただし見えない)、それが尽きると負け」で、終了後に経過が確認できるのが盛り上がります。ポーズが毎回ルーレットで指定されるので連続でプレイしても飽きませんし、相手を如何に動揺させるかという駆け引きもあって私は結構お気に入り。





4.トレジャーボックス

必要テンション:
お気に入り度:★★★★

 『1-2-Switch』のコンセプトは「画面を見ないで、お互いの目を見て遊ぶゲーム」ですが、この『トレジャーボックス』は「画面を見て遊ぶゲーム」です。ジョイコンを宝箱に見立てて、グルグルに巻かれている鎖をほどくためにジョイコンを回転させる速さを競うのです。だから、これは画面を見ないとマトモに遊べません。

 ジョイコンのジャイロセンサーを使ったゲームなので、「ジャイロセンサーなんて今までのコントローラにも付いていたんだからNintendo Switchならではのゲームじゃないんじゃ?」と思う人もいるかも知れませんが……これはジョイコンという恐ろしく小さいコントローラだからこそグルグル回せるのであって、同じことを3DS本体とかWii Uゲームパッドでやるのはしんどいです。そういう意味では、これも立派に「ジョイコンならではのゲーム」と言ってイイでしょう。

 グルグル巻きの鎖も「ほどける緑」と「絡まっている赤」で色分けされていたり、ほどいている時と絡まっている時では音が変わったり、実は結構親切ですし。相手の宝箱も見えるので競争としても盛り上がります。これもなかなかお気に入り。






5.ミルク

必要テンション:
お気に入り度:★★

 前代未聞の体感乳しぼりゲー。
 ジョイコンを縦に持って、牛の乳を搾るように「ジョイコンを下げながら」「LRボタンを上から下の順にタイミング良く押す」のがポイントです。ストラップを付けないとキツイです。HD振動で液体が手の中を通っていく感覚がすさまじいのだけど、握力をめっさ使うので漫画描きとしてはしんどい(笑)。ちょっとした労働感。

 コツをつかむとドバっとミルクが出るのが気持ちいいのですが、まあ基本的には一発ネタのゲームだと思いますです。






6.金庫破り

必要テンション:
お気に入り度:★★★★★

 個人的には、収録されている全28種目の中でもトップクラスに好きなゲームです。
 ジョイコンを金庫のダイヤルに見立てて回すと「普通の振動」の中に「違和感のある振動」がHD振動で表現されていて、360度の中からその違和感の場所に合わせることでロックが解除されます。それを先に3回解除した方が勝ち。

 HD振動をうまくゲームに落とし込んでいて「ジョイコンならではのゲーム」になっているだけでなく、画面で相手の進行具合が見えることによって競争に焦るのもまた面白いですし。更に、何より「違和感のある振動」を見つけた時のハマった感が最高に気持ち良いのです。






7.ガンマン

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 恐らく『1-2-Switch』に収録されている全28種目の中でも最も分かりやすいゲームなので、プレゼンテーションやPV、また初回起動時などにこのゲームから始まったんだと思います。
 ゲーム内容は恐ろしくシンプルです。ジョイコンを下に向けておいて、「ファイア!」の掛け声が鳴ったら相手の心臓を狙ってジョイコンを起こしてZRボタン(ZLボタン)で引き金を引く―――駆け引きも何もなく、ただそれだけの反射神経勝負のゲームです。ただし、ジョイコンを起こしきらないタイミングでボタンを押してしまうと、地面を撃った扱いで負けとなってしまいます。

 こういうシンプルなゲームは、つかみとしてはアリでしょう。





8.真剣白羽取り

必要テンション:
お気に入り度:★★★★

 後でまとめますが、この『1-2-Switch』には「2人で向き合って相手とタイミングを見計らって遊ぶゲーム」が幾つか収録されています。その中では私はこの『真剣白羽取り』が一番好きです。相手との駆け引きをするのなら、これくらいシンプルで、これくらい分かりやすいゲームがイイだろうと。

 ゲームは先攻と後攻に分かれ、「剣を振り下ろす人」と「それを白羽取りで受け止める人」を交代でやって先に剣を当てた方が勝ちです。ゲームとしてはシンプル極まりないですが、だからこそ「タイミングを外す」ことにポイントがあって、様々なフェイントが生まれるという。

 また、技術的にも「白羽取りをする側はちゃんと手を合わせなくてはいけない」ようになっていて……つまり、ジョイコンは「ただ振って自分の力で止めた」のか「振った後にもう片方の手にぶつかって止まった」のかを区別できるってことなんですね。Wiiリモコンではこれは出来なかったので(モーションプラスでもこれを活かしたゲームはなかったような気がします)、センサーの進化を地味に実感できるところです。





9.ライアーダイス

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 これがちょっと評価の難しいというか……シンプルなゲームが集まっているこのゲームの中では異色で「ちょっとややこしいゲーム」なんですね。

 「サイコロ2つの目の合計を競う」のだけど、「自分の目の合計は分からずに、分かるのは相手の目の合計だけ」。それで先に2回勝った方が勝ち―――そのため、相手にうまくハッタリを聞かせて、相手の合計が大きいときには嘘をついて振りなおさせたりするのがポイントとなっています。振りなおしは3回まで。
 また、ゾロ目が出た場合はポイントが「2倍」になる上に、1のゾロ目は「99」になります。「相手の合計は2か……ヨユー!」って思ってると99ポイントを食らうってことですね。

 うーん……ややこしい。
 一人でためしに「右手vs.左手」でプレイして「左手に勝たせよう」と思っても右手を勝たせてしまったりするくらいに、ややこしいゲームです。ただ、一つくらいこういうゲームがあってもイイと思いますし、「相手とのコミュニケーション」が生まれるゲームではあると思います。






10.旗上げ

必要テンション:
お気に入り度:★★

 ジョイコンを旗に見立てて、「女性の声には指示通りに」「男性の声には指示とは反対に」旗を振るゲームです。後に出てくる『ボクシングジム』とはちがって「早い者勝ち」ではなくて「正解数」を競うゲームみたいですね。咄嗟に判断するのが難しくて、なかなかに難しいです。

 ジャイロセンサーのあるモーションプラス以降のコントローラなら出来たゲームではあるんで、「ジョイコンならでは」という気はしませんが、上下左右に旗を振るのは結構楽しいです。






11.ソーダ

必要テンション:
お気に入り度:★★★★

 これこそが『1-2-Switch』の真骨頂だと思いますわ……
 片方のジョイコンをソーダ瓶に見立てて、振って、隣の人に渡して、振って、隣の人に渡して……を繰り返すゲーム。ゲーム……なのか、これ?

 ハッキリ言って、ゲームとしては成り立っていません。
 振れば振るほど爆発のリスクは高まるのだけど、これと言って得なことはありません。爆発させたくなければちょっとしか振らずに次の人に渡せばイイのです。リスクとリターンが同等じゃないんですね。

 でも、このゲームはそれでイイのです。誰が勝ったとか負けたとかではなく、その場にいるみんなで笑えればイイ。そのためにこのゲーム、ソーダが爆発しても「負け」みたいな表示は出ないんですね。

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<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 むしろ、「カンパーイ!」と祝福してくれるのです。HD振動の感触も素晴らしい。
 「ゲームは勝ち負けを決めるもの」という固定概念を吹き飛ばすゲームと言ってイイでしょう!






12.ひげそり

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 ジョイコンを電気シェーバーに見立ててひげを剃るゲーム。
 このゲームは「HD振動を実感する」のに一番最適じゃないかと思います。電気シェーバーの振動とひげを剃ったときのジョリジョリ感が溜まりません!

 ゲームとしては、どうも「ゲーム側が想定している顔の大きさ」と「実際の自分の顔の大きさ」に差があるためか本来の顔より大回りする必要があったり目のあたりまでひげが生えていたりしてどうかなと思ったのですが……何度も一人プレイをして気づいたことに、このゲームの本質は「どこに生えているか分からないひげをHD振動を頼りに剃る」ことにあると思いました。というのも、ひげの生え方が毎回変わっているっぽいんですね。

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<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 ひげの生えている位置も向きも毎回変わっているみたいですし……
 条件はちょっとよく分かりませんが(高得点を出した次の回?)、何回かやっていると「次は丸刈りにチャレンジだ!」と頭を刈ることも出来ます。

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<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 だから、厳密に自分の顔に当ててリアルに剃ろうとするよりも、「HD振動を活かしたゲーム」くらいに捉えるのがイイのかなと思います。電気シェーバーを使い慣れている父にプレイさせたところ一発で100%を取ったので、ジョイコンの角度なんかは本物に忠実なのかも知れませんが。
 4人以上で遊ぶ場合は誰かの頭を借りての丸刈りの方が盛り上がりそうなので、「ひげそり」と「丸刈り」を任意で選べればイイのにとは思いました。





13.ジョイコン回し

必要テンション:
お気に入り度:★★★★

 ジョイコンを揺らさないようにゆっくりと持ち上げ、ちょっとずつ回し、限界が来たら置く―――これを交代交代に3回繰り返すことで、合計の回転角度を競うゲームです。揺れが判定されたらその回は0度になってしまいます。

 私は当初このルールがよく分からなかったのですが、基本は椅子かなんかに座って机の上に置いたジョイコンを“同じ位置から”回転させるのが決まりみたいですね。そうすることによって、「次の自分の番に持ちやすい角度にしよう」といった3回通しての作戦が生まれるのですし。
 また、大人数で遊ぶ場合は「3人vs.3人」で遊ぶのも面白そうですし、テーブルゲームとして非常に優秀だと思います。ジャイロ付きのジョイコンでこういう遊ばせ方をするのが任天堂らしいですし、私は結構お気に入りです。


 唯一の注意点は「ストラップを外す必要がある」ということ。
 『1-2-Switch』のゲームは基本的にストラップをつけっぱなしでも遊べて、「ストラップを外してください」というゲームからの指示があっても手首に巻いている紐を抜くだけで問題なく遊べるのですが……この「ジョイコン回し」はストラップをつけたままだと安定しないので外さないとマトモに遊べません。

 慣れれば問題ないんですが、Nintendo Switchを買ったばかりの頃はストラップの着脱に手間取るでしょうし、これと『赤ちゃん』はちょっと注意が必要です。






14.ピンポン

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 Wiiリモコンが最初に世に出た時、同時発売のソフトは『Wii Sports』でしたし、任天堂はその中でも「テニス」をプッシュしていました。ボタンを使わずにリモコンを振るだけで遊べるゲームが出たという衝撃は今でも鮮明に覚えています。
 そのバージョンアップとなるジャイロセンサー搭載のWiiモーションプラスと同時発売のソフトは『Wii Sports Resort』で、任天堂はその中でも「ピンポン」を推していたと思います。Wiiリモコンだけでは検出できなかった細かい動きを反映したゲームになっていて、前作からの進化を感じました。

 ただ、私は『Wii Sports Resort』への進化は残念でした。
 誰にでも遊べる『Wii Sports』はゲームを遊ばない両親でも楽しめて、それが後にゲームにハマるきっかけになったのですが、『Wii Sports Resort』は難しくなって両親にはマトモに遊べませんでした。後に当時幼稚園児だった甥っ子が遊びに来た時に遊ばせても、ほとんど打ち返すことが出来ませんでした。

(関連記事:『Wii Sports Resort』の憂鬱


 誰にでも遊べるゲームも進化するとどんどん複雑になっていく……
 そういう中で『1-2-Switch』にも「ピンポン」が入っているのでどうなっちゃうのだろうと思ったら、まさかの「エア卓球」ですよ!球は見えません!だからフォアもバックも関係ありません!重要なのはタイミング!搭載されているジャイロセンサーなんか知るかってスタンスが最高です。

 普通に打てば普通のタイミングですが、L(R)ボタンで打ち上げ、ZL(ZR)ボタンでスマッシュでタイミングをずらせます。球が見えないからこそ駆け引きが引き立つ――――『1-2-Switch』開発のきっかけとなったゲームらしいのですが、それも納得です。






15.赤ちゃん

必要テンション:
お気に入り度:

 『1-2-Switch』に収録されているゲームの中で唯一「テレビモードでは遊べない」種目です。本体にジョイコン二つを装着して、画面に映っている赤ちゃんを泣き止ませるために優しく揺らし、寝入ったらベッドに寝かせるまでの時間を測ります。なので、対戦では遊べません。一人ずつプレイして時間を競いましょう。

 一発ネタとしては面白いし、両親にやらせたら大受けだったんですけど……これ別にジョイコンじゃなくて、Wii Uゲームパッドとかでも出来るんじゃないかとも思うので私のお気に入りとしては低めです。判定がよく分からないのは、それが赤ちゃんらしいと言えばらしいのですが……







16.帰ってきたガンマン

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 7の『ガンマン』と似ているようで別ゲーです。
 「ファイア!」という合図で銃を撃ちあうのは一緒なのですが、Fから始まる様々な単語をフェイントで言ってくるので正確に聞き取らなくてはなりません。「ファイル」と「ファイア」の聞き分けがむっずかしくて笑える……

 「ファイア」以外の単語が出た時は画面にやたら楽しげな写真が映っていて、それが非常におかしいのですが……画面を見ちゃうと「耳でファイアという単語を聞き分けるゲーム」というよりかは「目で画面を見るゲーム」になってしまうので、始める前にお互いに「画面を見ないこと」を確認してから始めるのが良いでしょう。







17.ベースボール

必要テンション:
お気に入り度:★★

 これも基本的には「エア卓球」と同じで、『Wii Sports』にもあった「ベースボール」をむしろもっと簡素化したものです。投手はZL(ZR)ボタンを押しながらジョイコンを振ると速球、L(R)ボタンを押しながらジョイコンを振るとスローボールが投げられて、打者はタイミングを合わせて打つだけです。ボール球はなし、打つ以外の作戦もありません。それで最終回の1回を戦うのです。

 「エア卓球」と同様に嫌いじゃないんですけど、『ピンポン』以上に「もうちょっと相手との距離が開けないとタイミングがつかめない」ところがありました。狭い部屋だとやっぱり卓球くらいの距離感がタイミングを合わせやすいんですね。







18.大食いコンテスト

必要テンション:
お気に入り度:★★

 これも「赤ちゃん」同様に1人用専用でスコアを競うゲームです。
 右のアイコンについている「モーションIRカメラ」を使って、口をパクパクさせることで食べたホットドッグの数を競うのですが……「モーションIRカメラ」を使うゲームで、どうしたらこんな発想が出てくるのか考えた人に聞いてみたいわ!

 これも一発ネタと言えば一発ネタなのですが、試しに「口」以外の部分でも出来ないか「指」とかでもプレイしたところ、「口」が一番速くて「人間って口が一番速く動かせるのか!」と感動しました。だからなんだ。

 1人用専用ではありますが、プレイしている人を見つめるのが楽しく、また笑わせて妨害したりなんかも楽しそうなので、むしろ大人数で遊ぶのが面白そうなゲームです。






19.ビーチフラッグ

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 『ガンマン』に匹敵するくらいにシンプルなゲーム。
 ジョイコンを手に持って、合図が鳴ったら全力ダッシュ!フラッグまでたどり着いたらジョイコンが振動するので腕を振り上げる!これが速かった方が勝ちというゲームです。ものっそいシンプルで、駆け引きも何もありませんが、こういうゲームが入っていてもイイと思います。

 決着後は「2人がどれくらいのスピードで走ったのか」の仮想リプレイが表示されるのも私の好きなところです。






20.魔法使い

必要テンション:
お気に入り度:

 これは正直よく分かりませんでした……
 基本的には『ピンポン』や『ベースボール』同様に「2人で向き合って相手とタイミングを見計らって遊ぶゲーム」なんだと思いますし、説明を読んでも「相手が杖を突きだしたタイミングでカウンターを放て!」というカンジなのですが、相手を見るよりも画面を見て相手のゲージが押してきたタイミングでカウンターを撃った方がいいみたいで。相手を見るメリットがあまりないように思えました。

 終了後にリプレイが流れるところはイイと思うんですけどね。






21.ソードファイト

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 「2人で向き合って相手とタイミングを見計らって遊ぶゲーム」の究極です。

 「エアチャンバラ」で、普通に振ると攻撃、ZL(ZR)ボタンを押して構えると防御です。
 向きと振りを検出するジャイロセンサーならではで、Wiiモーションプラスを使ったゲームでもこういうものがありましたが、それを画面を使わずに行っているというカンジですね。もうちょっと広い部屋で遊びたかったとは思いますが、これくらい振り切れているのも私は好きです。5ポイント先取で勝ち。

 これが出るということは、Nintendo Switchでもチャンバラゲーを出せるということなんですよね。
 いよいよ『ドラゴンクエストソード2』を出す時ですね!







22.ボクシングジム

必要テンション:
お気に入り度:★★★★

 『電話番』『ガンマン』『旗上げ』と同様に、音声指示に従って素早く動くゲームです。
 「ストレート」「フック」「アッパー」の3種類のパンチを指示に従って撃ち分けて、最後はスタープラチナのようにパンチ連打して終了です。パンチは「早い者勝ち」で、全部のパンチが終わった後に1回1回のパンチでどちらが早かったのかの判定が出るのが非常に面白くてお気に入りです。

 めっちゃ疲れるけどな!







23.皿まわし

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 ジョイコンをぐるぐる回して皿回しをするだけのゲームなのですが、「2人で対戦する」専用のゲームにしたことで「相手にちょっかいを出して妨害する」ことが目的のゲームになっているのが面白い。一応「いつまで落とさずにいられるか」みたいな楽しみ方も出来るのだとは思いますが、それだと多分そんなに面白くなくて相手へのちょっかいがあってこそのゲームかなーと思います。

 あと、皿の安定具合をHD振動で感じさせているのだけど、このゲームは画面を見た方が分かりやすいです(笑)。







24.コピーダンス

必要テンション:
お気に入り度:★★★★★

 ここからはリズムゲームのターンだ!
 正直『1-2-Switch』のリズムゲームはどれも似たようなもので、「リズムに合わせてジョイコンを振る」「指示に合わせて止まる」といったカンジなのですが……このゲームは「相手のポーズをコピーする」という要素が入っているため、「相手に恥ずかしいポーズを取らせる」「そのために自分も恥ずかしいポーズを取る」というゲームの勝ち負けを超えた駆け引きが生まれるのが最高です。

 長年の付き合いである男友達とやるよりかは、ちょっと距離のある親戚とかクラスメイトくらいの関係で遊んだ方が盛り上がりそうです。こういうゲームを男女でやれたら楽しそうですねとか言うんじゃない!そんなのはフィクションの中の世界の話ですよ!関係ないけど、どうしてフィクションの中の世界ではツイスターゲームが異様な普及率なんですか!あんなの持っている人、見たことないぞ!






25.モデルウォーク

必要テンション:
お気に入り度:

 モデルになりきって腰を振りながら歩いて、ターンして歩いて、最後は2人で観客に向かってポーズを取って終了。ゲーム性がよく分からないのだけど、高得点を狙うなら「ウォーキングの際に腰をすごく振る」「ポージングの際にジョイコンを大きく動かして止まる」のがポイントですかねぇ。

 正直よく分からなかったのですが、例えば5~6人で『1-2-Switch』を遊んでいる状況なら「観客に向かってポーズを取る」のが盛り上がりそうな気はします。2人で遊んでいる状況だと、ちょっと微妙かなー。






26.エアギター

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 リズムに合わせてジョイコンを振ってエアギターだ!
 とにかくテンションを上げて!激しい動きで観客にパフォーマンスだ!

 ゲームとしてはよく分からん!何だかんだ「しっかりとリズムをとる」のが大事みたいですが、マジメに勝ち負けを考えるのもバカらしいぜ!!!そんなのを気にするのはロックじゃねえぜええ!!








27.フリーダンス

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 『1-2-Switch』に収録されているゲームは全部で28種目で、「チームバトル」で出てくるのは24種目―――外れたのは1本のジョイコンを使ってプレイするので対戦にならない『ソーダ』『大食いコンテスト』、本体を使う『赤ちゃん』と、そしてこの『フリーダンス』みたいです。このゲームは2つのジョイコンを使って2人同時プレイが出来るのに、何故。

 まぁ、勝ち負けを決めづらいゲームってことなのかも知れません。
 ひたすらリズムに合わせて踊りまくって、ストップの合図でピタッと止まる。プレイヤーは突然ピタッと止まらなければならないので、変なポーズで止まりかねないのが面白いところです。個人的には嫌いではないゲームです。






28.ゴリラ

必要テンション:
お気に入り度:ゴリラ

 ちょっと人類には早すぎたゲームじゃないですかね……
 茂みに隠れたメスゴリラを誘うために、メスゴリラのウホウホを真似してドラミング(のフリ)をするゲームです。ゲームとしては「お手本と同じリズムを刻むリズムゲーム」なんですけど、ちょっと判定がよく分からないのと、結局は最後のアピールタイム次第じゃねえのかという気も(笑)。

 面白いのは「本当に胸をたたく」とケガをしかねないためか、「胸をたたくフリ」をしなくてはならず、「本当に胸をたたく」と怒られるところでした。つまり、ジョイコンのセンサーは「振って止めた動き」と「振って何かに当たって止まった動き」のどちらなのかを判別できるってことなんですね。これは多分、『真剣白羽取り』もそうなんじゃないかと思います。





◇ これは、ジョイコンという新しい“おもちゃ”の説明書なんだ
 言うまでもない話ですが、任天堂は元々“玩具”のメーカーです。
 1889年から『花札』を作り、1902年から『トランプ』を作り、1953年にはプラスチック製の『トランプ』を作り、1960年代からは横井軍平さんによる『ウルトラハンド』『ウルトラマシン』『光線銃』といった大ヒット玩具を次々と発売していきました。


 こうした玩具は、いろいろな遊び方で遊べるものです。
 『花札』には「こいこい」「花合わせ」「おいちょかぶ」といった遊び方がありますし。
 『トランプ』には「ポーカー」「ババ抜き」「神経衰弱」「大貧民(大富豪)」などなどの遊び方がありますよね。

 横井軍平さんが『ウルトラハンド』を発売する際、当時の社長だった山内さんから「ゲームにしろ」と指示されたという話が『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代』という本に書かれていました。『ウルトラハンド』なんて玩具は子どもが自由に遊べればいいものだと思いがちだけど、説明書に「ウルトラハンドを使ったゲーム」を遊び方の一例として載せる必要があると山内さんは考えられたそうなんですね。

任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)
任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)

 この方針は、任天堂から発売されるトランプに一応の説明書がついていて「遊び方の一例」が書かれているという話からつながっています。子どもはそんなの無視して自分の遊びたいように遊ぶし、自由に遊べるのが玩具なのだけど、「遊び方の一例」をちゃんと記す―――というのは、コンピューターゲームに参入した後の任天堂にも通じるように思います。
 新作『ゼルダ』はオープンエアーのゲームで自由に遊べるのだけど、でも道沿いに進めばしっかり武器が手に入るようになっているみたいな。



 さて、『1-2-Switch』です。
 このゲーム……任天堂が新しく出したNintendo Switchの、ジョイコンという「新しいおもちゃ」の遊び方の一例を示している説明書だと思うんですね。

 『トランプ』があればこういう遊び方が出来るよと説明書に書かれているみたいに、
 『ウルトラハンド』はこういうゲームで遊べるよと説明書に書かれていたみたいに、
 ジョイコンがあればこんなにたくさんの遊び方が出来るんだよと教えてくれる説明書だと思うんですね。


 28種目のミニゲームは、大別すればこんなカンジになると思います。


【音声指示に従って素早く動くゲーム】
・ガンマン
 …合図に素早く反応する
・ボクシングジム
 …指示されたパンチを相手より早く撃ち込む
・帰ってきたガンマン
 …引っかけの合図に反応せずに「ファイア!」に反応する
・電話番
 …素早く呼び出し音に反応する。後に、引っかけの呼び出し音も鳴るように
・旗上げ
 …女の声には指示通り、男の声には指示とは逆に反応する

【2人で向き合って相手とタイミングを見計らって遊ぶゲーム】
・真剣白羽取り
 …相手の振り下ろす刀を白羽取りでタイミングよく受け止める
・魔法使い
 …相手が押し込むタイミングでこっちも押し込んでカウンターにする
・ベースボール
 …速球、スローボールの2種類にタイミングを合わせる
・ピンポン
 …ストレート、ロブ、スマッシュの3種類にタイミングを合わせる
・ソードファイト
 …相手の動きに合わせて、ガードと攻撃をする

【ジョイコンを活かしたなりきりプレイ】
・ビーチフラッグ
 …ジョイコンを握ってダッシュ!振動したら腕を振り上げる!
・ソーダ
 …ジョイコンを振ってソーダを開けよう!
・禅
 …指定されたポーズで動かないようにする
・皿まわし
 …ただジョイコンをぐるぐる回すだけ…を妨害する
・大食いコンテスト
 …ひたすら口をパクパクさせる
・赤ちゃん
 …ジョイコンを本体に装着して優しく寝かしつける
・ミルク
 …ジョイコンを乳に見立てて搾る
・ひげそり
 …ジョイコンを電気シェーバーに見立ててキレイにひげを剃る
・金庫破り
 …HD振動を頼りにポイントを探る

【ジョイコンの機能を活かしたテーブルゲーム】
・カウントボール
 …HD振動で中に入っているボールの数を想像する
・トレジャーボックス
 …ジョイコンをぐるぐる回して宝箱をほどく
・ジョイコン回し
 …ジョイコンを揺らさずにグルグル回す
・ライアーダイス
 …振動で分かる相手の合計から推理して引っかけて、ダイスの合計を競う

【リズムゲーム】
・エアギター
 …リズムに合わせてギターを弾け!激しくだ!!
・モデルウォーク
 …リズムに合わせて歩く、そしてポーズを取る
・フリーダンス
 …リズムに合わせて踊る、そして止まる
・コピーダンス
 …リズムに合わせて踊るだけじゃなくて、相手と同じポーズを取る
・ゴリラ
 …メスゴリラと同じリズムを刻む



 『ゼルダ』とか、他のゲームをプレイしているときは別にそうは思わないんですけど……『1-2-Switch』をプレイしていると、「ジョイコンってのは新しいおもちゃだなぁ」と実感します。ジャイロセンサー、HD振動、モーションIRカメラ、そしておすそ分けプレイ……それらの機能を活かした「遊びの一例」が提示されて、画面の中ではなく「自分」と「対戦相手」の間にフィールドが生まれている感覚があるのは「ゲーム」というより「おもちゃ」を遊んでいる時のそれに近いと思うのです。

 これは、ゲームの中ではなくて、「何を撮ってキャラクターにするのか」を考えるゲームの外に遊びがあった『フォトファイターX』に通じますし、ファミコンのロボットを作ったり壁に向かってダックハントさせたりした横井軍平さんにも通じると思います。



 正直なところ……このゲームを楽しめるかどうかは、多くの玩具がそうであるように「誰と遊ぶか」「どう遊ぶか」次第なんですね。「ちょっと遊んでみない?」と言える相手がいる人ならば是非オススメですが、1人で遊んで面白いゲームではないと思いますし、家族で毎日遊んで飽きないゲームでもないと思います。
 このゲームを「1人プレイが充実していない!」って言うのは、『トランプ』を「買ったけど1人じゃババ抜きも神経衰弱も楽しくないぞ!」と怒っているようなものというかなんというか……




 ただ、「HD振動とかを確かめたくて『1-2-Switch』を買ったけど1人じゃ全然楽しめない!」という人がいるのも確かです。『トランプ』だって使いようによっては「ソリティア」みたいな1人遊びが出来るワケですから、『1-2-Switch』も1人遊びが出来るようにと「ハイスコアアタックゲームとして遊ぶ」ことを提案します!

 『ピンポン』とか『真剣白羽取り』みたいな「相手ありきのゲーム」はムリですが、このゲームに収録されている少なくないゲームでは「タイム」や「スコア」が出ます。1人で遊んでそれを競い合うゲームにすれば、1人用のゲームとして成立すると思うのです!

 そう考えると、Nintendo SwitchがMiiverse非対応だというのがものすごく痛いんですけどね……



 ということで、Twitterに「#一人で遊ぶワンツースイッチ」というハッシュタグを作りました。1種目ずつ10回プレイして(途中から時間なくて5回に減らしましたが)、その最高記録を残すという遊びです。このページにも自分のハイスコアを載せるんで……まずは私の記録を抜いてください!
 そして、そのスクショをどこかにアップして、またそれを超える記録を目指す人が現れて、そのスクショがどこかにアップされて……と競いあえればイイですね。いや、ホントMiiverseがあればなぁ……


1telephone.jpg
 電話番(引っかけあり):0.91秒

4treasurebox.jpg
 トレジャーボックス:17.31秒

5milk.jpg
 ミルク:12本

6safecracker.jpg
 金庫破り:0分25秒20

7quickdraw.jpg
 ガンマン:0.426秒

12.jpg
 ひげそり:31.48秒

13.jpg
 ジョイコン回し:646°

15baby.jpg
 赤ちゃん:43秒

16fakedraw.jpg
 帰ってきたガンマン:0.487秒

18eating.jpg
 大食いコンテスト:10と1/4個

19beach.jpg
 ビーチフラッグ:5.00秒

25runway.jpg
 モデルウォーク:594pt

26airguitar.jpg
 エアギター:6061Pts

27freedance.jpg
 フリーダンス:9590Pts

28gorilla.jpg
 ゴリラ:3182Pts


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≫ EDIT

3月3日・4日に20時頃~ニコ生でNintendo Switchの実況プレイを配信しました!

 Nintendo Switchの発売日、3月3日(金曜日)は20時頃~ニコニコ生放送で『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を最初からプレイしました。

 1枠目ー。
 2枠目ー。
 3枠目ー。

 私はこれまで「昔に発売したゲームを最初から最後までクリアを目指してプレイする」様を生配信してきましたけど、今後は最新のゲームも生配信していこうかと考えています。
 『ゼルダ』くらい大メジャーなゲームはアレなんですけど、もっとマイナーなダウンロード専用ゲームとかは「実際に遊んでいる生の声」を届けるのが大事かなと思いますし。例えば『どうぶつの森』みたいにプレイヤーごとにちがった遊びが出来るゲームは、1週間ごとに「今こんなカンジに遊んでいます」と経過を配信するのも面白いかなと思いますし。


 翌日、3月4日(土曜日)は20時頃~ニコニコ生放送で『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』の初見プレイを配信しました。

 1枠目!不具合があったらゴメンナサイ!
 2枠目
 3枠目
 4枠目ー。

 出来れば、収録されている全28種類のゲームをすべて1回ずつだけでも遊びたい。
 どういう配信にするかは現在相談中です。



 ぶっちゃけた話「ゲーム実況の生放送を観る人」も「いやいや、俺もNintendo Switch買うから生放送なんて観ている暇ないよ」って2日間でしょうし、私以外にもNintendo Switchからの生配信をする人はもうそれはもうそれはもうたくさんたくさんいらっしゃると思うので、正直そんなたくさんの人が見に来るワケではないでしょうけど……

 新ハード発売のワクワク感を生放送で共有できる機会は数年に一度しかないので、お付き合いいただけたら嬉しいです。


↓ ログは格納しておきます

≫ 「続きを読む」

| ゲーム実況 | 20:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

何故に『けものフレンズ』のアニメはこうまで楽しいのか

※ この記事はテレビアニメ版『けものフレンズ』第8話 「ぺぱぷらいぶ」までのネタバレを含みます。閲覧にはご注意下さい。

 以前に『けものフレンズ』の感想を聞きたいというコメントをいただいていて、先週末のGyaO!の一挙配信のおかげで全話観ることが出来たので感想を書いておこうと思います!


 記事タイトルに「楽しい」と書いたのでバレバレですが、私は大好きです!
 それぞれの「動物」によって得意なことがちがうのを決してダメなこととせず、「ヒト」であるかばんちゃんの知恵によって、「動物」たちがそれぞれ得意なことを活かして苦手なことを補い合って一人ではできないことをみんなで成し遂げる―――とまぁ、非常に私が大好きな構造の話である上に。

 舞台が、廃墟となった巨大施設というところもワクワクしますし。
 ロードムービーで、基本的に「1話完結」で毎回出てくるゲストキャラがちがうので気楽に観られるのもイイところですね。



 しかし、やっぱり自分がこの作品の「魅力の根本」にあるのはコレだと思うんですね。
 元ネタが「動物園」だということ。

 
 「艦艇」の擬人化である『艦隊これくしょん』や「刀」の擬人化である『刀剣乱舞』なんかが超有名ですが、たくさんのキャラを登場させなければいけないソーシャルゲームは「何かを元ネタに擬人化した作品」はそれはもうたくさんたくさんあります。城、車、駅、家電、競走馬、きのこ、寿司、深海魚、大腸菌……ありとあらゆるものが今の時代は擬人化されています。元ネタがあると、新作ゲームの全く知らないキャラでも「とうとう○○が出たー」と思えますからね。

 擬人化の文化自体はソーシャルゲーム以前よりもあって、それこそ『アンパンマン』なんかはパンの擬人化ですし、美少女化・美少年化の流れも『びんちょうタン』(2003年~)や『ヘタリア』(2006年~)などゼロ年代の中盤あたりにブームがあったんですね。私の大好きな『P.S.すりーさん』も2006年からですし。


 そういう状況ですから、「動物の擬人化」なんてメジャーもメジャー過ぎてこすり尽くされているようなネタだと思うんですね。例えば『つるのおんがえし』なんて鶴の擬人化ですし、犬や猫が人になる漫画やアニメなんて数え切れないほどあることでしょう。実際「動物を擬人化したソーシャルゲーム」は『けものフレンズ』以外にもたくさんあるみたいですしね。



 ですが、『けものフレンズ』は「動物の擬人化」というよりかは「動物園を擬人化した世界で再現している」んです。
 出てくる動物は「犬」や「猫」ではなく、「サーバルキャット」や「コツメカワウソ」といった「名前は聞いたことがあるような気もするけどどういう動物なのかはよく知らないなぁ……」という動物たちばかりです。私達の身の回りにいる動物たちというよりかは、動物園に行って見られる動物たちなんですね。

 『けものフレンズ』のアニメを観ていると、例えば「ジャガーは泳げる」とか「プレーリードッグは挨拶にキスをする」とか知らなかった動物の特性を知ることができるし、逆に「カバは力持ち」「ライオンは普段はダラダラしている」といった自分が知っている特性が描かれるとニヤリとできるし……この感覚は、まさに私達が動物園に行って動物を見ているときの感覚なんですね。

 元ネタとなる「動物」の特徴がみな「キャラが立っている」から、『けものフレンズ』に出てくるキャラもみな「キャラが立っている」ため、サーバルちゃん以外の動物はほぼ1話しか出ていないにも関わらずどのキャラも人気で、Twitterのタイムラインでも連日いろんなキャラのイラストが投稿されているのを見かけます。
 そうしたイラストを見て『けものフレンズ』を知って、「今季のアニメはこれが話題なんだー」とアニメも観るようになった―――というか私もそうなんですが、そういう人は「あれだけたくさんイラスト描かれているからメインキャラかと思ったら1話で出番が終わりなのか!」と驚いたり(笑)。


 でも、こうして順繰りに進むことで「いろんなエリア」を回って「いろんな動物」を見ていくのも、非常に動物園っぽいですよね。「ここは○○のエリアだー」「ライオンが出てくるのはまだかなー」「その前に象がいたぞ!」みたいな。
 動物園をぐるぐるまわっていろんな動物を見て楽しむ休日の一日を、1クールのアニメに落とし込むとこうなるというカンジですよね。「かばんちゃんの謎」や「ジャパリパークの謎」といったストーリーを引っ張るフックも用意してありますが、この作品の根本にあるのはあくまで「動物園って楽しいよね!」ってことだと思うんですね。




 この作品を象徴する「わーい」「すごーい」「たのしー」といった“全肯定”感や、「君は○○が得意なフレンズなんだね!」という相手の長所を褒めて短所を責めない作風や、第1話の冒頭で「食べないよ!」と動物同士で捕食したりされたりの関係にならない世界観だと提示していたことって……『けいおん!』とか『ごちうさ』のような日常アニメの「現実を超越した優しい世界」のように一見は思えるのですが。

 でも、「動物園」って元々そういうところですよね。
 「わーい」「すごーい」「たのしー」で溢れていて、動物たちは個性を尊重されて「そのままでイイ」とされていますよね。「この動物は泳げないのが短所だから無理やりにでも泳げるように教育しよう」なんてしません。それぞれがちがってイイのが「動物園」なんです。
 しかし、本当に野放しにすると肉食動物がほかの動物を食べてしまったりもするだろうから、しっかりと管理された“餌”を与える―――というのは、『けものフレンズ』の中ではジャパリまんで表現されています。

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<画像はアニメ『けものフレンズ』第7話「じゃぱりとしょかん」より引用>

 7話で博士がジャパリまんについて「各個体向けで、栄養バッチリで、お腹も満たされますが…」と言っています。動物によってちがうジャパリまんが与えられているというのは、動物園での“餌”が動物によってちがうことにも通じますよね。


 『けものフレンズ』の、それぞれがそれぞれを褒めあって、食事の心配もなく、殺しあうこともない理想的な世界って―――決して「フィクションの中だけの夢物語」なんかではなく、「動物園」という確かに実在している場所にあるし、それを作ったのは他でもない「ヒト」なんですね。


 そろそろまとめます。
 記事タイトルの「何故に『けものフレンズ』のアニメはこうまで楽しいのか」という疑問文の答えを一行で説明するのなら、「動物園が楽しいから」だと思います。

 異種族の共存という点では『亜人ちゃん』や『メイドラゴン』に近い作品なようにも思えるのですが、あちらが「人間の世界が“異なるもの”を受け入れられるのか」という社会的なテーマを描いているのに対して、『けものフレンズ』の舞台は「いろんな動物たちが共生できる動物園」なのでアプローチの方向はちょっとちがうかなと思います。

(関連記事:シリアスな社会的テーマを、ファンタジーというクッションをはさんで描くこと


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◇ 余談
 ここからは最新話(8話)のネタバレもガッツリ含みます。







 8話を観て「今週はかばんちゃんあまり活躍しなかったなー」と思ったのだけど、なるほどそういうことか。
 『けものフレンズ』が描いているものが「動物園」で、管理者となる「ヒト」がいなくなった「動物園」で、たまたま現れた「ヒト」であるかばんちゃんが動物たちの悩みを解決してきたこの作品ですが――――かばんちゃんが介入している部分って実はちょっとずつ減っているようにも思うんですね。

・1話:サーバルとセルリアンとの戦いに直接介入
・2話:動物たちに指示を出して浮き橋を完成させる
・3話:カフェを訪れるフレンズが増えるように目印を作る
・4話:非常口を見つける
・5話:家を作るために二人が協力すればイイのではと提案する
・6話:両陣営がケガをせずに勝負できるルールを提案する
・7話:図書館の本を読んでカレーを作る
・8話:ほぼ何もしていない

 7話のカレーは例外ですが、例えば6話は「ルールを提案」と「それぞれの特徴を活かした戦い方を提案」しているけどかばんちゃん自身は戦わずにライオンとヘラジカの戦いを見ていただけなんですね。5話もビーバーとプレーリードッグが協力することを提案した後は、あまりやれることがありませんでした。

 アルパカのカフェ、ビーバーのログハウス、ハカセたちの料理、ペンギンたちのライブは図書館に遺された情報を元に再現されたもので……言ってしまえば、「動物」たちが「ヒトのいなくなった動物園」で「ヒトの文化を蘇らせている」ってことなんですね。そして、カレーを除けばかばんちゃんはそこに介入せず、あくまで動物たちの手で蘇らせているという。

 そう考えると、この作品のラストは――――





 『けものフレンズ』というプロジェクトは2015年3月からソーシャルゲームが始まり、同年の月刊少年エース7月号から漫画連載が始まり、そして今年の1月からアニメが始まって、始まる順番はバラバラでしたがそれらが同時進行で企画されていたそうです。
 しかし、ソーシャルゲームはアニメが始まる直前の2016年12月で終了、漫画版も2017年1月に発売された号で終了して最終巻が2月に発売されました。アニメが人気になることを予測できず、ゲームや漫画が打ち切られた後にアニメが大人気になった―――と言われているのですが。

 ただ、正直……「それは本当なのか?」という気がするんですね。
 例えば漫画原作のアニメだって、アニメ化によってその作品を知った人が原作を買うことで「原作が一気に売れる」ということがあります。ソーシャルゲームだって、アニメ化のタイミングでその作品を知った人が始めることで「ダウンロード数が一気に増える」ということが想像できます。もっと早く終了していたならともかく、1年9か月も続けていたのなら「来月アニメが始まるんだからそれまで粘れ」って考えるんじゃないですかね。

 そもそもソーシャルゲーム版は、アニメ化(映像化)の発表の際に完全無料化しているので「収益がどうこう」という話でもないと思いますし……



 ソーシャルゲーム版も漫画版も、ジャパリパーク内に「ヒト」がいて、「ヒト」が「動物たち」を管理していた―――と考えると、ジャパリパークから「ヒト」がいなくなったアニメ版はそこからうんと未来の話と想像できるので、ソーシャルゲーム版や漫画版の終了後にアニメ版が始まるのは「収まりが良すぎる」とも思うんですね。
 最初からすべてが計算されていたワケではないにしても、「ソーシャルゲーム版の完全無料化」のタイミング(2016年3月)で終わるタイミングは「アニメ版が始まる前」と考えられていたんじゃないですかねぇ……そもそもどうして完全無料化したのかというと、「お金を払ったのに突然終わるなんてヒドイ!」という文句を減らすためと考えれば合点がいきますし。


 ネクソンの決算説明会でソーシャルゲーム版の再開の可能性は否定的だったという話が出ていましたが、アニメ版の最終回で「動物たちが自分たちの力でジャパリパークを復活させる」→ そのタイミングで「ソーシャルゲーム版も復活」という流れになったら、これ以上ないメディアミックスの美しい完結になると思うんですけど……

 それはそれで「すべては計算通りだった!」というオチに反発もありそうですね(笑)。


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2017年2月の活動報告

 2014年からテレビにつなげっぱなしのハードディスクが、時々「オマエが接続を外したから録画停止させといたぜ」みたいなメッセージで録画してくれていないことがあって(もちろん接続は外していない)。
 そろそろ寿命なのかなー、3月末の改編期に合わせて新しいハードディスクに替えようかなー、そうだ次に録画失敗したら替えよう、と思った途端に録画失敗しなくなるのです。そして、恐らく改編期後も使い続けた5月くらいに録画失敗するパターンだコレ!

 みんな、録画用のハードディスクってどのくらいの周期で取り換えているのでしょうか?


<2017年2月の購入金額>
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 今年から「積み本・積みゲーを無闇に増やさないようにしよう」と消費を抑制していて、これでもセールになっていたゲームなども買わずに我慢したのですが……何故かこのタイミングで電子書籍の大型セール(ポイント還元キャンペーン)が行われて、またたくさん本を買ってしまっているという。
 これでもまだ「すぐに読まない本はセールだからと言っても今買わなくてもイイはずだ!」と我慢したんですけどね。



<2017年2月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):19冊
 紙の本:2冊
 電子書籍:16冊
 電子書籍(無料の本):1冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):1本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):0本
 ダウンロード専売のゲーム:0本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

 ということで、購入本数もほぼ大半が電子書籍という。
 ゲームは……来月どかっと使う予定なので自制しました。ゲーム機本体を買いますからねー、とか言いつつiPad Proの価格に比べれば3分の1くらいの値段ですけど。


<2017年2月の読了数>
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◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):24冊(再読4冊)
 紙の本:0冊(再読0冊)
 自炊した本:4冊(再読0冊)
 電子書籍:20冊(再読4冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):8本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):1本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):3本
 ダウンロード専売のゲーム:2本
 スマートデバイス用ゲーム:2本

<積み電子書籍:漫画225冊、小説23冊、その他6冊
 → 積み電子書籍の合計は現在254冊です>
<積みゲー:Wii U&Wiiが23本+6本、3DS&DSが20本+3本、PSが9本、PCが11本、アプリが4本→ 積みゲーの合計は現在76本です>


 今月はかなり読了数が多めで「さぞかし積み数も減ったことだろう」とワクワクして数えてみたところ……積み電子書籍は先月の253冊から1冊増えて254冊、積みゲーは先月の74本から2本増えて76本と、ともに微増していました。な、なんで!?

 カラクリを説明すると、「電子書籍」の方はこの記事に書いたとおりに「新刊が出ても1巻から読み返す」ために再読が多くなって、再読では積み本は減らないのでその分だけ微増。
 「ゲーム」の方は、今までカウントし忘れていたゲームがあることに気付いたり、バレンタインのプレゼントでもらったり、兄貴から譲り受けたWiiからWii Uに移したりした結果―――数えてみたら先月より微増していたというオチです。まぁ、バレンタインでいただいた『俺屍』なんかは特に「いつかはやりたい」と思っていたゲームですし、よくよく考えれば本来の「積みゲー」の数を正確にカウントしただけとも言えます。前向き!


【今月のピックアップ】
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 今月のピックアップは、バレンタインのプレゼントでいただいた映画『レゴムービー』です。「プレゼントでもらったから気を遣って」とかではなくて、自分が今までに観たCGアニメ映画の中で一番好きな作品だと言えます!

 この作品の何がイイって、主人公が「没個性の平凡なキャラ」というのが、レゴの世界だから本当に「大量生産されている何の変哲もないキャラ」として説得力を持っているところです。これといった特徴もない、ただの作業員で、こういうキャラはごまんといる――――


↑ これが映画の主人公のエメット。


↑ これが普通に売っている「名もなき清掃作業員」

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<画像はWii U用ソフト『レゴ®シティ アンダーカバー』より引用>
↑ これがチェイス・マケインが「現場作業員」に変装したところ


 ディティールはちょっとちがうところもあるけれど、パッと見ではエメットは「どこにでもいるモブみたいなキャラ」なんですね。実際すっごく冴えないし、主人公らしいところが何もありません。この作品に出てくるキャラはレゴだからこそ共演が実現できた超豪華なキャラクター達という中で、敢えてコイツが主人公というのが熱いのです。


 アメリカのCGアニメ映画って、「主人公が序盤はイヤなやつ」→ 「事件に巻き込まれつつ、“誰か”と出会って徐々に考え方が変わる」→ 「最後は人間的にも成長して事件も解決してハッピーハッピー」というストーリーが多いし、それはまあ王道ではあると思うのですが。
 自分はこの「主人公が序盤はイヤなやつ」というのがあまり好きじゃなくて、その後に改心したといっても第一印象が悪いから「それって不良が子犬を助けたからイイやつと勘違いしちゃうのと一緒じゃねえの?」とイマイチ応援する気になれなくて。

 そこを考えると、エメットは「どうしようもないやつ」だけど「イヤなやつ」ではないし、やっぱりどこか「どこにでもいる」「俺らみたいなやつ」に思えて最初から憎めないんですね。だから応援したくなるし、このキャラが主人公で良かったと思います。


 この映画に出会えて本当に良かったですし、プレゼントをくださった方には感謝です。


<2017年2月のゲームプレイ時間>
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 積みゲーを崩しまくれた今月は、ゲームのプレイ時間もかなり多めになりました。まぁ、Wii Uは『Wii Fit U』と『Amazonビデオ』が結構な時間だったりはしますが……ここにカウントしていないWiiモードの『ドラクエIII』と『サイレントデバッガーズ』が加わると、かなりの時間になりそうです。

 Nintendo Switchにはこういう「プレイ時間ランキング」みたいな機能はあるんですかね?『Nintendo みまもり Switch』で自分の記録を管理するというのも手ですが……





<2017年2月のブログ>
【漫画】
『三ツ星カラーズ』1~3巻が面白い!/クソガキ女子小学生ってやっぱりかわいくて面白い!
【アンケート】漫画の新刊が発売されたら、すぐにその巻から読めますか?

【アニメ】
シリアスな社会的テーマを、ファンタジーというクッションをはさんで描くこと
「好きな作品」と「好きなキャラがいる作品」はビミョーに違う
初心者のための“深夜アニメの追いかけ方”講座

【ゲーム】
アナタがオンライン対応で遊びたいファミコン・スーファミのソフトは何ですか?
Miiverseとは何だったのか
Wii Uが完全には成しえなかった「TV画面を使わなくても遊べる据置機」を実現したNintendo Switch

【ゲーム実況】
ゲーム下手ながら実況プレイで『サイレントデバッガーズ』をクリアしました!【跡地】
『スーパーマリオメーカー』告知用の記事

【その他】
Amazonの「ほしい物リスト」を公開する際&公開している人に贈る際に気を付けたいこと
Amazonの「ほしい物リスト」を通じていただいた「バレンタインデーのプレゼント」を開封する配信を行いました!

 ↑の記事に書いた通り、アクセス数至上主義から脱却するために毎月書いていた「今月のアクセス数トップは~~」はもう辞めようかなと思っているのですが。そうすると何を基準に「自分の書いた記事」を評価して良いものか判断が難しいんですね。ちなみに今月のアクセス数トップはMiiverseの記事でした(笑)。

 付いたコメント数とかはてなブックマークの数で判断すると、「炎上した記事」の方が圧倒的に付くのでアクセス数で判断するのと変わりませんし。例えば「死ね」「糞」「ゴミ」みたいに書かれたコメントを数えて、「今月一番評判良かった記事はこれだー!」って言うのも違う気がしますしね。
 そこまで極端ではないにしても、コメントは「面白かったです」とは書き込まれにくくて、「ここ間違っていますよ」みたいな指摘の方が多くなりやすいですし。はてブとかは「自分も意見を語りたい」記事に付きやすいですし。これらも記事が評価されている基準として考えるのには向いていないと思います。


 「読んだ人の満足度の指標」としては、TwitterのRT数がそれに近いかなーとは思ったものの。Twitterをやっていない人の満足度は測れませんし。RT以外の方法で広めてくれている人もいますし。全体をカバーすることは出来ていないようにも思えます。「この記事をTwitterで言及している人が何人います」と表示された頃なら良かったんですけどね……

 ちなみに「RT数1位」もMiiverseの記事でした(笑)。


 コメント数1位は、『スーパーマリオメーカー』のコース募集の記事
 はてなブックマーク数1位は、Wii Uの「TV OFF-PLAY」の記事でした。


 こんな風に複数の基準での1位を見ていくってのが、まずは現実的ですかねぇ。




<2017年2月の創作活動報告> 
・電子書籍用新作漫画4話の下描きは16ページまで終了
・電子書籍用新作漫画4話のペン入れは16ページまで終了
・2月のカラー絵練習は『三ツ星カラーズ』の絵を描きましたー

 2月は日数が少ないこともありますが、カラー絵に時間が喰われて漫画の方があまり進みませんでした……「短い時間で仕上げる」ことも大事にしなきゃいけませんね。基本的に「漫画」じゃない「イラスト」を描くのって苦手なんですよねぇ、精神的に。漫画は話で勝負するという言い訳ができるけど、イラストは「絵が下手なくせに何イラストなんか描いてんの?思いあがってんの?」という声が聞こえてくるようで。

縮小2

 まぁ、ここにも載せるんですけどね。
 この1年間のカラー絵練習のテーマは「背景も描く」「トレースは使わない」です。背景付きのカラー絵を描けるようになるために1年間ガンバルつもりなのですが、この絵は早速「キャラはそれなりに描けたけど背景がイマイチ」という自己評価になりました。思ったよりも地味……な背景になってしまったのですが。

 怪我の功名というか、何というか、
 私、この絵を描いてようやく「自分が何故カラー絵が苦手なのか」が分かった気がします。


 普段白黒の漫画を描いているせいで、その延長線にカラー絵を考えているところがあったんですね。

2017-2-5.jpg

 私は漫画もイラストも、実際に描き始める前に必ず同じサイズの紙にコンテを描きます。ここで「どういうアングルで」「どういう構図で」「どういう大きさで」「どういう表情で」みたいなことを試行錯誤して、何度も描き直して、最終的に「これだー!」と思ったものが出来てから原稿用紙に描き始めます。

 しかし、このコンテでは「どういう色で」出来上がるのかが考えられていないんですね。
 白黒の漫画ならばそれで問題がないのだけど、カラーのイラストでは「全部塗り終わったけど思ったより地味だな……」となってしまうのです。ちゃんと描き始める前に、完成形の色が見えるコンテを描くことが自分には大事なのかなと思いました。3月はそれを踏まえて、iPad Proで色付きのコンテを描こうかと思います。


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初心者のための“深夜アニメの追いかけ方”講座

 この記事が公開される予定の日曜日夕方には既に終わってしまっていると思うのですが、2月24日の正午から今季話題のアニメである『けものフレンズ』1~6話の48時間限定無料配信がGyaO!で行われていました。
 「なんだよ、ヤマナシ!もっとはやくいってくれよ!まったくつかえないやつだな!」と、『サイレントデバッガーズ』のレオンみたいなことを言う人は、ニコニコ生放送で3月3日の夜から1~8話一挙配信があるのでそちらをチェックするとイイと思います。あと、レオンは自分で戦ってください。



 超初心者のための“深夜アニメの楽しみ方”講座
 超初心者のための“深夜アニメの選び方”講座
 超初心者のための“深夜アニメの切り方”講座

 今から5年前の2012年にこんな記事を書いていました。
 2012年の夏アニメ『TARI TARI』に感動して、でもTwitterのタイムラインを見てもあまり観ている人がいなくて、アニメを観る人がもっと増えたらイイのにと思って「初心者のためのアニメ講座」を始めたのでした。こういった記事は2015年までは書いていたのですが、まあ色々あって書くのを辞めていました。その傷は未だに癒えていないし、この記事もまた色々言われるのかも知れませんが。



 Twitterなどで話題になっている今季のアニメと言えば、なんといっても『けものフレンズ』です。

 自分がTwitterでフォローしている普段アニメを観ない人が、「話題になっているから」とニコニコ動画の有料動画で配信されている回を全部観てハマっていたのを見て衝撃を受けましたし、率直な気持ちを言えば「悔しい」と思いました。
 というのも、私は毎季アニメが始まる前に「注目のアニメ」を7本選んで紹介しているのですが、『けものフレンズ』は完全にノーチェックだったんですね。「なにをやってるんだ、ヤマナシ!オマエがえらんだ7ほんのなかにはけものフレンズがはいっていなかったぞ!まったくつかえないやつだな!」とレオンに思われているにちがいありません。レオン、オマエこそジャンプユニットとオートチャージャーを早くよこせ。

 自分が期待している2017年の冬アニメラインナップ


 ですが、何十本とある新アニメの中から放送前に「話題になるアニメ」を予想するのは本当に難しいんです。『けものフレンズ』だけでなく、この5年間の間に逃してきた話題作は数え切れません。
 自分が観ていないアニメが世間で話題になっている時、川向うのお祭りが盛り上がっているのをただただ眺めているような寂しさがあって……そこで「途中からでも祭りに参加するぜー!」と川を泳いで向こう岸に行くみたいに、「5話からでも構わないから観るぜー!」という人もいるのですが。私は漫画の新刊が出るたびに1巻から読み返す人なので、それも出来ず。そもそも毎季「注目の作品」と紹介している身としては、話題の作品を紹介できていなかったことがただただ申し訳なくて。


 だからこそ今、「深夜アニメを後からでも追いかける方法」を語ろうじゃないかと思いました。
 『けものフレンズ』の例のように、普段アニメを観ていない人も「話題になっているから」と観たくなるケースがあるのだと思いますし。そういう時に「1話から観ていないしな……」「ヤマナシが7さくひんのなかにえらばなかったからな……」と諦めるのではなく、話題になってからでも追いかける方法を書きます!





1.「一挙配信」をやってくれるのを待つ
 今回の私のケースはこれ。
 この記事を書き始めている木曜日夜の段階ではまだ観られていませんが、GyaO!の金曜日正午~日曜日正午までの期間限定無料配信で私は『けものフレンズ』の1~6話を観終わって、この記事は日曜日夕方に公開されていると思います。この無料配信があることが分かっていたので、7話はテレビ放送を録画しておきました。

 話題性だったり資本力だったりスポンサーだったりによって「作品による」のですが、深夜アニメにはこんな風に「見逃していた人が後からでも追いかけられるための期間限定の一挙無料配信」を行う作品が結構あります。ニコ生が多くて、GyaO!はたまに、最近はAbamaTVでもあるってカンジですかね。


 「なにをいってるんだ、ヤマナシ!そんなきかんげんていのはいしんなんて、きづかないままおわっていたりするぞ!まったくつかえないやつだな!」というレオンの言うことも尤もで、例えばGyaO!のこの『けものフレンズ』の配信も知らないまま終わってしまったという人もいると思うんですね。

 どうやってそういう期間限定配信を知るのかというと……作品の公式Twitterとか、作品の公式サイトの「お知らせ」欄を小まめにチェックするのが一番確実です。


 『けものフレンズ』は2月15日の時点で、2月24日の6話までの無料配信と、3月3日の8話までの一挙配信を告知していました。公式Twitterを見ていれば分かるんですね。








 自分が観ている作品はどうなのかなーとチェックしたところ、『小林さんちのメイドラゴン』は3話終了時点でニコ生で、5話終了時点でAbemaTVで一挙配信をしていたみたいですね。「4~7話上映会」というのは、後から追いかける用途にはちょっとアレかと思いますが。

 また、これはいつから始まったのか公式Twitterを見てもよく分からなかったのですが、GyaO!なら2月28日まで全話無料配信中みたいですね。まだ、まだ何とか今からでも追いかけられますよ!!


 ただ、個人的な話をすると「ニコ生の一挙配信」ってあまり得意じゃないんですね、私。何時間もモニターを観ていると目が疲れちゃうし、生で観ていると途中トイレとかにも行けないし、セリフがよく聞き取れなくても巻き戻してもう一度聞いたり出来ないし。なので、1番に紹介しておきながらあんまり使ったことがなかったりします(笑)。



2.「有料会員は見放題」で観る
 こちらは私にもなじみの方法。

 こちらも対象になるのかは「作品による」のだけど、観たい作品が対象ならば(生放送とちがって)時間に縛られることなく気楽に観ることができます。色々なサイトでやっていると思いますが、私が過去にブログで紹介したことのあるバンダイチャンネルとdアニメストア、そこから急激に勢力を伸ばしてきているAmazonプライムビデオの3つを紹介します。

 「見放題」対象の作品は、有料会員になっていれば全話好きなだけ観ることが出来ます。
 これらのサービスは「過去の名作」が全話見放題だけでなく、「現在放送中の作品」も配信された回までは全話見放題になったりするんです。対象の作品は限られていますし、「テレビ放送」よりかはちょっと遅れての配信になることが多いですけどね。


Amazonプライムビデオ(年会費:3900円)
亜人ちゃんは語りたい
昭和元禄落語心中(2期)
青の祓魔師 京都不浄王篇
クズの本懐
この素晴らしい世界に祝福を!2
政宗くんのリベンジ
鬼平
ガヴリールドロップアウト
セイレン
南鎌倉高校女子自転車部
CHAOS;CHILD
AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-
霊剣山 叡智への資格
ハンドシェイカー
BanG Dream!
ピアシェ~私のイタリアン~

 今季の作品で言えば、全部で16作品。
 Amazonのプライム会員は「他の用途で有料会員になっている」人も多いでしょうから、感覚的には「無料でこれらの作品が見放題」と言えるかも知れませんね。『亜人ちゃん』なんかもそうですが、最近は「ネット配信はAmazonプライムビデオ独占」という作品も出てきているので、気付けばAmazonプライムがないと生きていけない体になっていそう。

(関連記事:黒船に飲み込まれるアニメのインターネット配信サイトとサムライたち



バンダイチャンネル(月額:1080円)
あいまいみー~Surgical Friends~
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 第2期
エルドライブ 【ēlDLIVE】
ACCA13区監察課
政宗くんのリベンジ
南鎌倉高校女子自転車部
アイドル事変
AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-
けものフレンズ
セイレン
ガヴリールドロップアウト
TVアニメ「Rewrite」2nd シーズン
ちるらん にぶんの壱
ピアシェ~私のイタリアン~
うらら迷路帖
ハンドシェイカー
One Room
BanG Dream!

 今季の作品で言えば、全部で18作品。
 アニメ見放題サービスの中では月額1080円というのは高額なのですが、「ここでしか見放題になっていない作品」があるのが魅力のサービスですね。というか、『けものフレンズ』見放題対象なのかよ!!

 みんなが「けものフレンズのためにニコ動に課金した」「けものフレンズのニコ動での再生数が○○を越えた」みたいなことを言っていたので見放題はどこででもやっていないのだと勘違いしていました。まぁ、バンダイチャンネルに月額1080円払うよりニコ動に1話216円払った方が、ある段階まではお得ではあるんですけどね(この辺は後述します)。

 1080円はちょっと高く思えるかもですが、例えば「3月だけ有料会員になって3月の間に全話観ちゃう」と考えるとレンタルDVDなどが出るのを待つよりも早いし安いです。注意としては、バンダイチャンネルの有料会員は「カレンダーの月ごと」なので月が替わったばかりの3月1日とかに有料会員になることをオススメしますが。

(関連記事:初心者のための“アニメ見放題”講座(バンダイチャンネル編)



dアニメストア(月額:432円)
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SPIRITPACT スピリットパクト
TVアニメ「Rewrite」2nd シーズン
アイドル事変
この素晴らしい世界に祝福を!2
SUPER LOVERS 2
風夏
うらら迷路帖
ちるらん にぶんの壱
セイレン
あいまいみー~Surgical Friends~
ナンバカ
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 第2期
にゃんこデイズ
エルドライブ
ハンドシェイカー
けものフレンズ
ACCA13区監察課
One Room
MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang
ピアシェ~私のイタリアン~
AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-
南鎌倉高校女子自転車部
霊剣山 叡智への資格
CHAOS;CHILD
スクールガールストライカーズ Animation Channel
BanG Dream!


 今季の作品で言えば、全部で28作品。
 『小林さんちのメイドラゴン』のような「各話期間限定の配信」の作品は除きました。

 というか、『けものフレンズ』はこっちでも見放題対象じゃないですか!
 バンダイチャンネルは価格の差があるとしても、dアニメストアは「2話分」観れば元が取れるのにどうしてみんなニコ動で観るのだろう……コメントがあるからなのだろうか(自分はアニメ観る時はコメント消しちゃいます)。お気に入り数を見ても、『けものフレンズ』は他と比べても特にすごいというワケでもないんですね。『けものフレンズ』ブームの層と、dアニメストアの会員の層はあまりマッチしていないということか。

 それはそうと、今季のアニメに限って言えば「バンダイチャンネルの完全な上位互換」じゃないですか……「ここでしか見放題になっていない作品」なんかバンダイチャンネルにはなくて、バンダイチャンネルで見放題な作品はdアニメストアでもすべて見放題で、更に作品が多くて、価格が半額以下。どうしたんだバンダイチャンネル、もっと頑張れよ!dアニメストアはもっと話題になれよ!

(関連記事:初心者のための“アニメ見放題”講座(dアニメストア編)



3.1話ごとに課金して観る
 「一挙配信」も「見放題」もやってくれない作品を観たい時や、例えば1話だけ見逃しちゃったんだけど……という時は、1話ごとに課金して観るという手もあります。
 記事の序盤に書いた『けものフレンズ』を後から追いかけるためにニコニコの有料動画で観たという人は、これにあたります。ニコニコ以外でも1話ずつの有料配信はやっていますが、ここではニコニコを例に出して紹介しますね。

 けものフレンズ [第1話無料] - ニコニコチャンネル:アニメ

 『けものフレンズ』は第1話は無料。
 第2話以降はニコ生で観れば無料ですが、今日の記事で話題にしている「過去回を観たい」場合は1話ごとに216円ですね(未来永劫見られるわけではなくて視聴期間は2日間)。話数が進むと、2~6話の5話で864円(14日間)というお得パックも出ていますね。

 バンダイチャンネルは月額1080円、dアニメストアは月額432円ですから……例えば7話まで配信されている今から『けものフレンズ』全話観ようとしたら「見放題」で観た方が得なのですが、まだ3話放送前とかなら「1話は無料配信で観て、2話は216円払って観て、3話はニコ生で観よう」とした方が得ではあるんですね。

 つまり、話数が少ない段階で追いかけたい時ならば、「見放題」よりも安く追いつけるんです。




4.いっそのこと、最初から全部録画しておく
 これは今季のアニメには今からでは使えない手です。実行するなら来季から。

 アニメファンの中には、リアルタイムに追いかけるのではなくて、始まるアニメは片っ端からハードディスクに全部毎週録画にして保存しておいて、話題になっているもの・評判のいいものだけを後から追いかけて観るという楽しみ方をしている人もいます。
 これならば「今季は『けものフレンズ』が話題だからコレ観るかー」と追いかけることが出来ますし、評判のいい作品だけを観るので時間の無駄にならないという考え方も出来ますね。

 ハードディスクの容量をものすごい使うので、生半可な覚悟では出来ない究極の手段とも言えます。


 私は1回これをやろうとしたんですけど、私は「ハードディスクに未視聴の番組が恐ろしい勢いで溜まっていく」のが性格的に耐えられなくて1回でやめました(笑)。「観ないで消す」のももったいない気がして、結局ほとんどの作品の第1話を観てクタクタになりましたしね……そのおかげで『ごちうさ』のような普段だったら観ないようなアニメに出会えた恩恵はありましたが。


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1.「一挙配信」をやってくれるのを待つ
 メリット:無料で視聴できる
 デメリット:視聴できる時間・タイミングが限られている、やってくれる作品も一部

2.「有料会員は見放題」で観る
 メリット:観たい話数が多い場合はお得、時間に縛られずに観られる
 デメリット:少額とは言え有料、全ての作品が「見放題」になっているワケではないし、配信されるサイトもバラバラ

3.1話ごとに課金して観る
 メリット:1話観るだけならリーズナブル、多くの作品が対応
 デメリット:話数が多くなるとお得ではなくなる、最近は「見放題独占」で1話ごとに配信しない作品も増えている

4.いっそのこと、最初から全部録画しておく
 メリット:放送されている全作品を網羅できる、時間にも縛られない、機器が揃っていれば無料で出来る
 デメリット:アニメが放送されない地域ではキツイ、ハードディスクの容量を圧迫するし、ハードディスクの不調で録画できていないこともなくもない


 メリット・デメリットを考えて、それぞれの「性格」と「資金力」と「観たい作品」と「話数」とを考えて手段を選ぶとイイと思います。あと、自分で自分に反対意見を言いたいときはレオンに「なにいってるんだ、ヤマナシ!」と言わせるとイイということを学びました。これは便利だ。

(関連記事:ゲーム下手ながら実況プレイで『サイレントデバッガーズ』をクリアしました!【跡地】

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